ライブレポート

2020.1.26
DIAURA@TSUTAYA O-EAST
DIAURA単独公演2019-2020「REBELLIONS PARADE」TOUR FINAL「DIAURA 9th Anniversary Live -Rebirth Again-」

昨年8月より、レーベル「N.D.G」の設立をはじめ様々な環境を変え、10月にDIAURA新章の第1弾作品としてシングル『FINALE-Last Rebellion-』をリリース、その最新作を引っさげ11月から行われた全22公演に渡る全国ツアー『DIAURA単独公演2019-2020「REBELLIONS PARADE」』のファイナル兼9周年記念公演「DIAURA 9th Anniversary Live -Rebirth Again-」が、1月26日、TSUTAYA O-EASTで開催された。

「体制が変わって、『FINALE-Last Rebellion-』をリリースして、生まれ変わるような気持ちで俺たちの意思を示していこうと回ってきたツアーです」とyo-ka(Vo)が語ったように、8月からの一連の流れの終着地であり、一つの区切りとなるこの日。ステージは今ツアーの軸である「FINALE」で幕を開けた。ごく一般的に言う“リリースに伴うツアー”という言葉は彼らには相応しくなく、今現在の4人の意思を伝えるための作品でありツアーなのだということを実感させてくれる。だからこそ、1本1本のライブの重み、その積み重ねであるツアーでしっかりと足跡を残しながら、強固なバンドへと進化していく。今ツアーは先に記した状況下ゆえ、より大きな意味を持つものになったことは間違いない。

序盤の「シャングリラ」では、〈僕は君を愛したい〉の一節を〈僕は愚民(※ファンの呼称)を愛してる〉と変え、〈叶えたい夢がある〉と歌うと、yo-kaはマイクを胸に打ち付けた。「10周年に向けて、ここからスタートを切るんだ。最高に狂った夜にしようぜ」(yo-ka)という言葉から、翔也(B)のOiコールが不可欠な「FAKE[s]」へ。そして、ハードなサウンドとサビで一気に開ける展開が印象的なミディアムナンバー「SIRIUS」、最新作収録のDIAURA流ダークファンタジー「Mind Mirror」、キャッチーなメロに乗せた〈ただ変わり続ける世界に変わらないものを探していた〉という歌詞がまっすぐに響く「Noah」、イントロのyo-kaの振りや佳衣(G)のギターフレーズが懐かしさを感じる「Virgin Mary」など新旧様々な楽曲を展開。

さらにダンサブルなシャッフル曲「嘘とワルツを」を楽しんだ後、「crack pain」を皮切りに激しさを増し、達也(Dr)が大きく腕を振り下ろす力強いドラミングに目を奪われる「is DEAD」、ライブ向けのアッパーチューンでありながら「FINALE」と同じメッセージを持ち、新たな幕開けを歌う「SIGNAL」が続き、4人の全身全霊のパフォーマンスに場内の熱量は天井知らずに上昇していったのだった。「「REBELLIONS PARADE」ツアー、共に駆け抜けてくれてありがとう! これからも俺たちの道は続く! まだまだ一緒に闘おうぜ!」(yo-ka)と、ひとたび4人がステージを後にすると、場内は大きな拍手に包まれ、すぐさまアンコールを求める声が鳴り響いた。

再び4人が姿を現わし、「お前らと熱をぶつけ合っているこの瞬間が最高です。独裁の庭から愛を込めて」(yo-ka)と「GARDEN」、そして「赤い虚像」の連投に、愚民たちは特大のOiコールで応えてみせた。すると、「ツアーを通して、この4人カッコいいなと改めて思って。DIAURAで良かったなと。そして、愚民たちも最高にカッコよかった。ありがとう」とyo-ka。愚民たちの一体感、声の大きさ、ヘドバンの美しさは、現在のシーンの中でも随一と言えるだろう。そんな彼ら彼女らはDIAURAにとって誇れる存在であり、それを象徴するように「DIAURAと愚民で一つの世界ができると思っている。ツアーが終わるのは名残惜しいけど、これからもっとすごい世界を創れると思う」とyo-kaから最大級の愛ある言葉が投げ掛けられたのだった。

また、達也は「もっと見せたい、見てもらいたい景色がある」と言い、翔也は「ここ(ステージ)にいる時だけは、自分のことをカッコいいなと思う。9周年でそれを感じられたのがすごく良かったなと思って。もっとイイ男になるので、よろしくお願いします」と。そして佳衣は「常々、皆に与える側でありたいと思っているけど、今回は皆からもらうものが多かったツアーで、感謝しています。今日は次に向かうためのファイナルで、良いものになりました。DIAURAの音楽で結ばれて、同じ景色を9年見られたことはすごく良かったなと。皆が支えてくれたお陰です」と話した。

9周年を迎えたことは、すなわち10年目に突入したことになるわけだが、yo-kaは「10年の壁ってやっぱりあって。でも、DIAURAは常に更新していけるバンドだと思う。どんどん進化できるという希望と可能性、自信を超えた確信があって。次はもっと良いものになると確信を持って言えます。これからも皆の期待、想像を超える音楽を届けます」と述べ、「未来に進んでいく俺たちの思いを歌にしてきました。次の舞台に一緒に進んでいきましょう」と、最後に未発表の新曲「BLESS」を届けたのだった。それはDIAURAの歴史上かつてないほどにキャッチーな楽曲で、そこから聴き取ることができた一節には〈僕がここで歌っているこの瞬間が真実だから〉という印象的なフレーズも。

この日、幾度も愚民への愛を発していたyo-kaだったが、ここで改めて「ツアーファイナル、9周年をメンバー、愚民たちと過ごせたこと、心から幸せに思います。ありがとう。これからもお前たち愚民を全力で愛しています」と告げると、場内にはハートが舞い降り、果てしなく温かな愛情と多幸感に満ちたラストシーンを迎えたのだった。そしてさらに「これからも、この4人で全力で命を注いで音楽を届けていきますから、全力で愛してください」とも。それでも溢れる思いを抑えきれずに、「愚民ども!と叫ぶことが本当に好きなんだ。この環境、場所を守れるように、これからも全力で行くぞ! 愛してるよ、バイバイ」というyo-kaの言葉をもって、この特別な夜は幕を下ろしたのだった。

愛するもの、守るべきものがあると、人は強くなる。今のDIAURAの強さの根底にはそれがあるのだと思えてならない。そんな彼らは3月に『ENVY』、4月に『Hydra』というシングル2ヵ月連続リリース、そして3月に東名阪でのFC限定ライブ、4月からはマイナビBLITZ赤坂公演を含む全国ツアーの開催が決定している。9周年記念公演を終え、既に進み出している“10年目”のDIAURAの快進撃に期待したい。

◆セットリスト◆
01. FINALE
02. to ENEMY
03. 新世界
04. シャングリラ
05. FAKE[s]
06. blind message
07. SIRIUS
08. Mind Mirror
楽器セッション
09. レゾナンス
10. Noah
11. Virgin Mary
12. UNCONTROL BIAS
13. 嘘とワルツを
14. crack pain
15. is DEAD
16. SIGNAL

En
01. GARDEN
02. 赤い虚像
03. BLESS

(文・金多賀歩美)


【リリース情報】
●New Single『ENVY』
2020年3月4日(水)発売
(発売元:株式会社フォーラム/販売元:ダイキサウンド株式会社)

[初回限定盤A Type](CD+DVD)NDG-007 ¥2,000+税

[CD]
01. ENVY
02. DRAIN DRAIN
[DVD]
01. ENVY(MV)

[初回限定盤B Type](CD+DVD)NDG-008 ¥2,000+税

[CD]
01. ENVY
02. DRAIN DRAIN
[DVD]
01.「2019.12.24 恵比寿LIQUIDROOM Dictatorial X’mas」(6曲収録)ライブ映像

[通常盤C Type](CD)NDG-009 ¥1,500+税

[CD]
01. ENVY
02. DRAIN DRAIN
03. inner core

●New Single『Hydra』
2020年4月1日(水)発売
(発売元:株式会社フォーラム/販売元:ダイキサウンド株式会社)

[初回限定盤A Type](CD+DVD)NDG-010 ¥2,000+税

[CD]
01. Hydra
02. ポワゾ
[DVD]
01. Hydra(MV)

[初回限定盤B Type](CD+DVD)NDG-011 ¥2,000+税

[CD]
01. Hydra
02. ポワゾ
[DVD]
01.「2019.12.24 恵比寿LIQUIDROOM Dictatorial X’mas」(6曲収録)ライブ映像

[通常盤C Type](CD)NDG-012 ¥1,500+税

[CD]
01. Hydra
02. ポワゾ
03. Promised Land

【ライブ情報】
●「SECRET GARDEN PARTY#1」※ファンクラブ「愚民党」限定ライブ
3月7日(土)名古屋ell.size
OPEN / START 17:00 / 17:30
3月8日(日)梅田シャングリラ
OPEN / START 17:00 / 17:30
3月14日(土)青山RizM
OPEN / START 17:00 / 17:30
3月15日(日)青山RizM
OPEN / START 17:00 / 17:30

チケット料金:ADV ¥4,500(D代別)
※愚民党(FC)受付終了

●DIAURA単独公演2020「BRILLIANT MONOCHROME」
4月18日(土)F.A.D YOKOHAMA
OPEN / START 17:30/18:00
4月25日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
OPEN / START 17:00/17:30
5月5日(火・祝)渋谷WWW X
OPEN / START 17:15/18:00
5月6日(水・祝)渋谷WWW X
OPEN / START 16:45/17:30
5月9日(土)柏PALOOZA
OPEN / START 17:00/17:30
5月14日(木)広島SECOND CRUTCH
OPEN / START 18:00/18:30
5月15日(金)福岡DRUM Be-1
OPEN / START 18:00/18:30
5月17日(日)岡山IMAGE
OPEN / START 17:00/17:30
5月19日(火)静岡sunash
OPEN / START 18:00/18:30
5月26日(火)水戸LIGHT HOUSE
OPEN / START 18:00/18:30
5月28日(木)仙台MACANA
OPEN / START 18:00/18:30
5月30日(土)札幌Crazy Monky
OPEN / START 17:30/18:00
5月31日(日)札幌Crazy Monky
OPEN / START 17:00/17:30
6月6日(土)大阪MUSE
OPEN / START 17:30/18:00
6月7日(日)大阪MUSE
OPEN / START 17:00/17:30
6月13日(土)名古屋ell.Fits All
OPEN / START 17:30/18:00
6月14日(日)名古屋ell.Fits All
OPEN / START 17:00/17:30
6月28日(日)マイナビBLITZ赤坂
OPEN / START 16:45/17:30

チケット料金:ADV ¥4,500 / DAY ¥5,000(D代別)
一般発売:2020年3月14日(土)10:00~
入場順:FC(Aチケット)→プレオーダー(Bチケット)→一般(Bチケット)

<愚民党(FC)先行>
受付期間:2020年1月27日(月)12:00~2020年2月16日(日)23:59
入金期間:2020年2月18日(火)13:00~2020年2月25日(火)21:00
※購入制限・お一人様1IDにつき2枚まで

<e+プレオーダー>
受付期間:2020年2月21日(金)12:00~2020年2月27日(木)23:59
入金期間:2020年2月29日(土)13:00~2020年3月8日(日)21:00
受付URL:https://eplus.jp/diaura/
※購入制限・お一人様1IDにつき4枚まで

DIAURA オフィシャルサイト https://diaura.net/

DIAURAのその他の記事を読む