ギタリスト編 〜kazuya × SHUN. × MASATO〜

THE MICRO HEAD 4N’S × defspiral カップリングツアー「9BALL GAMES」スペシャル企画:ギタリスト編 〜kazuya × SHUN. × MASATO〜

5年ぶりに開催されるTHE MICRO HEAD 4N’Sとdefspiralによるカップリングツアー「9BALL GAMES」、パート別対談のギタリスト編。2015年に行われた一度目の「9BALL GAMES」を機に急激に仲が深まったというマイフォのギター隊とdefspiral。2022年に新体制となったお互いのバンドのこと、今ツアーが決まった経緯を聞いていく中で、2バンドの特別な関係性と「9BALL GAMES」への思いが伝わってきた。


この3人の組み合わせでの取材は、ありそうで意外とないですか?

SHUN.:「9BALL GAMES」で以前あったかな?

MASATO:1回目の「9BALL GAMES」のパンフでやりましたね。

ということは2015年、もう8年前ですね。

MASATO:ですね(笑)。

kazuya:嫌だ〜(笑)。

kazuya(THE MICRO HEAD 4N’S)

まず、それぞれの第一印象と今の印象の違いを伺いたいなと。kazuyaさんから見たMASATOさんはいかがですか?

kazuya:MASATO君は第一印象のままかな。うちで言うZERO君みたいな感じというか、ずっとクールで淡々としている真面目なイメージです。我々みたいに凹凸がすごくないというか(笑)。MASATO君ってハイとローのピークの差が激しくない感じなんですよね。僕は羨ましいです。そういう人になりたいなと日頃から思っているんですけど、ついワーッとなってしまいますね(笑)。

MASATO:(笑)

SHUN.さんから見たMASATOさんは?

SHUN.:僕は最初に見たのが多分TRANSTIC NERVEの名古屋HeartLand公演だったので、ステージ上のMASATO君が第一印象で。その時カッコいいと思いましたし、基本的に僕は知らないバンドマンは怖いので、多分怖い人なんだろうなと。お前に言われたくないって話だと思うんですけど(笑)。で、後にちゃんと喋ったのっていつなんだろう? 「9BALL GAMES」より前ってあるのかな?

MASATO:いつでしょうね? ちょっと記憶が…。

SHUN.:挨拶くらいはそれより前にもあったかもしれないけど、ちゃんと喋るようになったのは「9BALL GAMES」からだとは思うので、そこからはkazuya君が言ったようにやっぱりクールな印象があって、それは今も変わらずですね。本当に羨ましいんですよ。

kazuya:僕ら、凹凸がすごいじゃん?

SHUN.:そう。僕らももっと物静かにクールになりたいんですよ(笑)。でも、できないんですよ。

kazuya:諦めてください(笑)。

では、MASATOさんから見たkazuyaさんとSHUN.さんは?

MASATO:そうですね…まず僕は凹凸がある人間が羨ましいです(笑)。

kazuya、SHUN.:(笑)

MASATO:ロックミュージシャンたるや、それくらいじゃないとダメですよー(笑)。僕、FANATIC◇CRISISのインディーズ時代めちゃくちゃ好きだったんですよね。言ってしまえばファンだったんです。ただ曲はずっと聴いていたけど、生でライブとかは観たことがなかったので、人間性まではわからなかったですが、知り合ってからどんどんわかるようになっていきました。kazuyaさんはクールで物静かなタイプかと思っていたんですけど、リーダーとしての存在感があって、ステージ上でのファンへの言葉なんかは、さすがだなと思いましたね。本当に尊敬しています。

kazuya:ありがとうございます!

MASATO:SHUN.さんは…最初はやっぱり怖いイメージでしたよね。どう見ても(笑)。

kazuya、SHUN.:(笑)

SHUN.:怖くないよ?

MASATO:実はすごくお母さん的というか、めちゃくちゃバンドの面倒見がよくて、いろんな業務を担っているのがすごいなと思いましたね。僕の印象ですけど、面倒くさいことも全部引き受けてやっているというイメージです。

SHUN.(THE MICRO HEAD 4N’S)

今回、両バンド新体制になって初の「9BALL GAMES」となりますが、お互い現在の体制でのライブを観てどのように感じていますか?

kazuya:僕は移動中に配信でちょっと観たくらいかな。ほんの少ししか観ていないのでちゃんとはわからないですけど、安定+フレッシュさは感じましたね。「ドラムの子、上手だよね」と皆で話していましたよ。車の中で話したよね?

SHUN.:そう。皆で配信を観ていて、確かにドラムが代わって新しいというか令和版defspiralみたいな感じだなと。やっぱりフレッシュさがあるなというのは話していましたね。

MASATO:僕はKEKE君が入って最初のライブ(2022年11月開催@新宿BLAZE)を配信で観て、マイフォが築き上げてきたイメージを崩さず、すごく自信を持ってステージに立っているKEKE君の印象が強かったですね。もちろんメンバーさん一人ひとり喋っていらっしゃったのも聞いて、皆素晴らしいなと思いました。全員からものすごい意気込みを感じましたね。

「9BALL GAMES」は両バンドにとって通常のツーマンとは少し違う特別なものになっていると思うのですが、皆さんにとって「9BALL GAMES」にはどんな思いがありますか?

kazuya:僕らが「9BALL GAMES」を始めて以降、こういうバンドが増えてきた気がするんですけど、元々ギネスに載るようなバンドを作りたいなと思っていて。めちゃくちゃ人数がいるバンドみたいな(笑)。だから僕の理想は9人でイベントに出たいんですよね。9人バンドって面白いなと。しかもオリジナル曲も作っちゃうという。始めた当時は、これは普通じゃないことでしたね。

そうですよね。

kazuya:この企画を僕が出した時、最初は多分皆さん面倒くさいと思ったと思うんですけど、結果的に一個のバンドができて面白いなと思ったし、それを通して僕は人間的なところで勝手にデフのことを兄弟みたいに思っていて。今このシーンで同期くらいでそこまで思えるバンドって僕はデフくらいだと思うから、そういう意味で良い関係が作れて楽しいなと思います。セッションをやってきた中でデフの曲も覚えているので、車中でデフの配信を観た時も「Masquerade」が始まると皆で盛り上がるみたいな。

SHUN.、MASATO:(笑)

kazuya:そんなバンド、同期でなかなかいないんですよ。色々言いましたけど、一緒にやらせてもらって良かったなと思っています。

SHUN.:マイフォって、個人個人では仲の良いバンドマンもいると思うんですけど、バンドぐるみで仲が良いバンドってそんなにいなくて。というか唯一デフくらいだと思うんです。お互い同じ時期にスタートして切磋琢磨してやってきたという中で、良きライバルであり、良き…『北斗の拳』的に言うと「強敵」と書いて「とも」です。本当に家族に近い感じがしていますね。だから他のバンドより一歩踏み込んだところで話ができる、普通だったら遠慮してできないような話とかでも、デフだったら言えちゃうというか。それくらいの距離感だと僕は勝手に思っています。

MASATO:僕もそうだし、デフの他のメンバーも同じように思っていると思います。本当にマイフォのことを家族と言っていいなら言いたいし、お互い歴の長いバンドではありながらも、マイフォに学ばせてもらっている部分ってすごくあるんです。そういうバンドと一緒にできて嬉しいし、9BALL GAMESという9人のバンドとなって一緒にできるのは今でも楽しいですね。

MASATO(defspiral)

改めて、今回の「9BALL GAMES」が決まった経緯を教えてください。

kazuya:OFIAMとdefspiralが出たLuv PARADE主催「DEVIL’S PARTY 2022」@Spotify O-EAST(2022年6月開催)の時に、RYO君が超笑顔で「おはよー」って楽屋に入ってきたんですよ。それで「『9BALL GAMES』やりたいっす」と言ってきたので、秒速で「本当に?」って確認したんです。そしたら「マジっす!」って言ったから、その1〜2分後には制作の人に電話して「9箇所やるから箱押さえて」と言って。

MASATO:早い(笑)。kazuyaさんがすごいのって、そういうところなんですよね。決めたら早い。すぐにスケジュールも出てくるし。

kazuya:でも、これを秒で決めたのには理由があって。コロナ禍というのもあったし、見えない壁みたいなものがあって鬱陶しいなと思っていて、それを突き破りたいなというのと、お互いが現体制になって新しいバージョンになっているから、今のバージョンでもう1回切磋琢磨したいという、その2点があってOKしましたね。ぶっちゃけ、僕らもやりたいって言っていたもんね?

SHUN.:うん。自然発生みたいな感じだったんですよね。ちょうど本当に同じようなタイミングでそれぞれ新メンバーが加入して、その時点でもう5人と4人揃って9人揃ったから、できるんじゃね?みたいな感じが、口に出さなくても皆の中にあったと思うので。

MASATO:まさにそうですよね。

マイフォ第四期1stライブの日に発表したツアー情報の「9箇所」というのは匂わせだったわけですよね?

kazuya:はい、匂わせです(笑)。僕らはわかりやすく9箇所やるよという告知を出したんですけど、あまり気づかれていなかったみたいで(笑)。

新体制初のツアーなので、純粋にワンマンツアーと受け止めた方が多かったのかもしれないですね。では、過去三度の「9BALL GAMES」で特に印象に残っていることを教えてください。

MASATO:それ聞かれるかなと思っていて考えていたんですけど、何だろうなぁ。結構小箱のライブハウスで9人並ぶとギュウギュウになるんですけど、その印象がすごく残っているなと(笑)。あと、ちょこちょこ皆で一緒にご飯を食べて楽しい夜があったなという。

SHUN.:あんまり覚えてないでしょ?

MASATO:いやいや、そんなことないっすよ(笑)。

今回、新体制になったことで打ち上げがめちゃくちゃ盛り上がりそうですよね。

kazuya:それはうちのうるさいのがいるからですよね(笑)?

SHUN.、MASATO:(笑)

※この対談の続きが読める完全版(Vif掲載分の倍のボリューム!)は「9BALL GAMES -4th-」各会場で販売される公式パンフレットに掲載!

(文・金多賀歩美)

ライブ情報

●THE MICRO HEAD 4N’S & defspiral Coupling Tour 2023 9BALL GAMES -4th-

7月22日(土)川崎Serbian Night
7月23日(日)柏PALOOZA(GUEST:DaizyStripper)
7月30日(日)仙台ROCKATERIA
8月4日(金)名古屋ell.FITS ALL(GUEST:SPLENDID GOD GIRAFFE)
8月6日(日)岐阜柳ヶ瀬ants
8月11日(金・祝)姫路BETA
8月12日(土)大阪RUIDO(GUEST:FEST VAINQUEUR)
8月19日(土)札幌SPiCE
8月20日(日)札幌SPiCE
8月26日(土)新宿BLAZE(O.A:SPLENDID GOD GIRAFFE/GUEST:H.U.G)

9BALL GAMES 特設サイト