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THE MICRO HEAD 4N’Sのギタリスト、kazuya×SHUN.による対談!

ex.FANATIC◇CRISISのギタリストkazuya、SHUN.、ex.D’espairsRayのベーシストZERO、ドラマーTSUKASA、ex.A(エース)のNimoによるロックバンド、THE MICRO HEAD 4N’S。前ヴォーカリストの脱退により2代目ヴォーカリストであるNimoが加入し新章をスタートさせてから、今年10月で満2年を迎える彼ら。現メンバー初となるフルアルバム『百億の未来とたった1つの今 ~INFINITE ∞ FUTURE~』のリリースにあたり、先立って公開したメンバー全員でのインタビューに引き続き、2組に分けてのメンバー対談を実施。今回はkazuya×SHUN.の対談をお届けする。

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kazuya

――お二人の出会いは?

kazuya:出会ったのは26~7年くらい前で、約25年一緒に活動しています。

SHUN.:最初に別のバンドをやっていて、FANATIC◇CRISISの努(Vo)、和也(G)、RYUちゃん(RYUJI/B)の3人が一緒にやっていたところに僕が入ったので、実は僕は途中加入なんです。そこから数えても24~5年にはなるので、長いですね。

kazuya:当時は僕がギターで変なことをしていることが多かったので、音楽的なところをサポートしてくれるメンバーとしてお願いしたのは覚えています。

SHUN.:FANATIC◇CRISISが4人の時に観に行って、和音がないなという印象でした(笑)。kazuyaが効果音系というか変わった感じのギタリストなので、僕は和音系とかコード担当みたいな感じかな。その頃はお互い何も知らなくて、感覚のみでやっていました。それが若い時の感性だし、カッコいいんですけどね。逆に今そういう感覚が欲しいなと思うけど難しいですね。

――音楽活動の中で失ったもの、得たものはありますか?

kazuya:失ったものは少なくて、得たものの方が断然多いです。なぜこうやって続けられるかというと、勉強すればするほど深さがあって面白くなってくるんですよ。FANATIC◇CRISISが解散して作曲家として活動している時に、クラシックの理論から勉強し始めて、どんどんハマっていって。僕が昔やっていた若気の至りみたいな転調についてちゃんと調べ直したら、結局自分が好きな転調パターンだったんだと気づいたり。ただ単に若気の至りのみではなかったのかなと。ライブに関しても、昔は例えば5対1,000や10,000の縮図だったんですけど、今は1対1、一人ひとりに向けようと、改めてファンの人たちに感謝しています。皆いろんな思いで来てくれているんだろうなと。そういうことを考えるようになってから変わってきたというか、物事に取り組む姿勢が昔より真面目ですね(笑)。

SHUN.:僕、音楽に対する情熱がすぐ冷めるんですけど(笑)。

kazuya:ちょっとぉ! やめてよ(笑)。

SHUN.:FANATIC◇CRISISを辞めた後は、もう情熱はなかったです。

kazuya:燃え尽きたからね。

SHUN.:燃え尽きて音楽をする気分でもなかった。その後一つのきっかけがあって、またちょっとずつ音楽をやろうと思って、また消えて…またやりたいなっていう繰り返しなんです。でも真剣にやっているが故にそういう気持ちが出てくると思うんです。もちろん音楽をやっている最中は情熱はあるんですけど、大人になるにつれて、考えなきゃいけないことが色々と出てきて、音楽だけに集中できなくなったというか。昔は本当にがむしゃらに音楽だけを突き詰めてやっていた気がします。もちろん今も楽曲制作やライブは集中してやるんですけど、それ以外の日は、他にもできることがあるんじゃないのかなと。

kazuya:遊べばいいじゃない。

SHUN.:本当にそうなんですよね。遊ぶことを忘れちゃったのもいけないなと思って。

kazuya:SHUN.さんは、それが失ったものだね。

SHUN.:前向きに音楽に取り組むためにも、音楽以外のことで遊ぶということもやらなきゃいけないなと思っています。変な話ですけど、無理矢理遊ぼうって感じなんですよ。現代病というか、ワーカホリックみたいな感じだと思います。だからもうちょっと自分にゆとりがほしいです。

――一緒にやろうと思える強い気持ちがないとバンドはできないと思うのですが、THE MICRO HEAD 4N’Sを結成するにあたり、決め手になったのはどんな部分だったんですか?

kazuya:夢や向上心を持ったバンドは僕はこれが最後だと思っているので、例えばメジャーデビューを経験していたり、レベル的に近い人とやりたいなというのが漠然とあったんですよね。そんな時に、知り合いを通じてZERO君と会いました。彼のライブも観たことがあったし、D’espairsRayカッコいいなぁ、一緒にやれたらなと。SHUN.さんに関しては、僕、今リーダーをやっていますけど、それができているのは彼のサポートがあってこそなんですよね。それとSHUN.さんにはもう一つ理由があって、同時期に病んでたんです(笑)。THE MICRO HEAD 4N’Sをやる前に、一瞬だけやったバンドがあるんですけど、その時はSHUN.さんから声をかけてもらって助けてもらったので、次は恩返ししないと!という思いがあって「SHUN.さんとやりたいから一緒にどうですか?」ってZERO君を誘って、ZERO君がTSUKASA君を連れてきてくれて、という感じでスタートしましたね。

SHUN.:精神的に弱い子なので、すぐ病むんですよ(笑)。見た目ゴツいですけど気持ちはウサギさんです。

SHUN.

――FANATIC◇CRISISで活動していた当時と現在のヴィジュアル系シーンの変化をどう感じていますか?

kazuya:今は技術的に上手な人が多いなと思います。良い機材を持っている人も多いし、僕らの頃よりもレベルが高く感じますね。良い曲をみんな普通に作れている。昔はc/wは駄作が多いイメージがあったんですけど、そういうのが少ない感じがすごいなと思ったのと、同じ業界ですけど、僕らが生きてきた世界と全く違う世界ですね。

――具体的にはどんな部分が?

kazuya:例えば、昔は若手は楽屋が使えないのが当たり前だったけど、今は平等に与えられていたり。でも僕はそれで良いと思う。過去にやってきたものを現在に当てはめようとするのはナンセンスだと思うので、時代の流れに適応しないと、僕は折れちゃうと思うんですよね。だから今は今で、一緒にやらせていただくバンドさんのCDを聴いたり、勉強しています。

SHUN.:うちらはゴリゴリの体育会系だったので(笑)、そこが今と全然違いますね。それが良いとか悪いとかは思わないですけど。やっている音楽が上手っていうのは僕もすごく思いますし、ヴィジュアル系というジャンルの幅が広くなりましたね。昔はすごくカテゴライズされていたイメージが強いんですけど、今はヴィジュアル系はこういう音楽じゃなければいけないっていうのは取っ払われていて、ハードロックやパンクとか、ヴィジュアル系の中でもジャンルレスになってきているので、自由ですごく良いなと思いますし、そこからさらに自由な発想が出てきていますよね。ライブのパフォーマンスも、いろんな発想があってすごいなと思います。僕らの時代は何にせよダークにいく人が多かったんですけど、今はこんなに面白いことをやるんだなとか思ったり。見せ方も広がって、ヴィジュアル系にエンタメ性を感じますね。

――ちなみに、ライブでの体力はまだまだ余裕ですか?

kazuya、SHUN.:(爆笑)

kazuya:特に問題はないかな。

SHUN.:まぁ若い頃に比べたら、ガタがきているところがあると言えばありますけど(笑)。でもツアー前の体力作りとか、年を取ろうが若かろうが自分がどういう体調で臨むかということなので、そこは年を取った人なりに調整の仕方もありますし。だからライブ中に「疲れた~弾けない!」ってことはないです(笑)。

kazuya:でも、お腹空いちゃうよね(笑)。

SHUN.:ライブ中にお腹が空いたってのは何回かありましたね(笑)!

kazuya:まぁ、それは年齢関係ないか(笑)。

SHUN.:ライブ中に極限まで腹が減って、手が痺れたのは初めてでしたね(笑)。プレイに影響が出ると思って、ステージおにぎりを用意してもらいました。

kazuya:「おにぎり、おにぎりー!」って(笑)。

――そんなことがあったんですね(笑)。現在のTHE MICRO HEAD 4N’Sとして、他のメンバーに期待することはどんなことですか?

kazuya:僕らは自分たちで会社をやって、自由に活動しているので、これをやっちゃいけない、あれをやっちゃいけないっていうのはないんです。だからTSUKASAから「演歌をやりたいんです」と相談された時は、人生は1回なんだから思ったことを何でもやるべきだと思ったんですよね。間違えたらやめればいい話だから。他のメンバーにも「何かやりたいことがあったら言ってね」と常に言っています。作曲も、今は僕メインで書いていますけど、他のメンバーがメインでやってもいいと思うんですよ。そんなことより、メンバー5人、スタッフやファンの方々も含めて「人生楽しいよね」って言えれば、僕はそれが全てというか、それ以上望みすぎても違うかなと。

SHUN.:TSUKASAに関しては、本当にのびのび自由に大きく育ってくださいと思っています(笑)。根が自由で、発想が飛び抜けているのがすごいと思うし、いろんなことを思いつく人なので、色々とやってもらえればなと。ZERO君に関しては職人気質なところがあって、もちろんそれは素晴らしいと思うし、音楽に対してだけではなく、グッズデザインを主に担当していて、そういう技術も年々上がっていてすごいなと思います。多面的な人でチャレンジ精神もあるし、結構器用だと思うので、色々やっていったら面白いんじゃないかなと思います。Nimoに関しては入った当初から頑張り屋さんで、いろんなことを前向きに取り組む人間だなと思いました。僕らに比べたらキャリアは浅いので、頑張ってヴォーカリストとしての自分の立ち位置、居場所的なところを確立していけたらいいのかなと思いますね。

――最後に、将来のヴィジョンを教えてください。

kazuya:音楽面では、僕は曲をストックしない人間なので、その時に感じたことをやればいいと思っています。今回のアルバム制作では何回か止めちゃおうかなと思うくらい辛かったんですけど、もう次回作を作りたい衝動もあって。こういう音楽を伝えたいという自分自身の気持ちに任せようと思います。バンドとしてはもちろん多くの人たちの前で演りたいですし、多くの人に認知されたい、海外でももっとやりたいとかあるんですけど、それはどちらもメリットとデメリットがある。こんなことを言うと夢も希望もないかもしれないですけど、人気が出ればまた違うストレスが入ってくるんですよね。みんなが楽しくやれる雰囲気が僕にとっては一番大事なことなのかもしれないです。楽しくやれないなら大きいところで演っても意味がない。それが、このバンドを作った時の一番のテーマなんです。みんな大人なので人間関係も円滑に回っているし、楽しくやりたい、それに尽きますね。

SHUN.:僕も関わっている全ての人が楽しくできれば、それが一番です。10代の頃は武道館でやりたい、東京ドームでやりたいとか、自分に対する明確なハードルを設けてそれに向かっていくという部分があって、もちろん今だって武道館や東京ドームでやりたいという気持ちはありますけど、そこだけに向かって走っているわけではないですし、そこが最終目標でもない。本当に漠然としたものしかないので、どこに向かって走っているというわけでもないんですよね。

kazuya:それより今ですよね。

SHUN.:今、楽しくやるのもそうですけど、今が一生懸命というところもあるので(笑)、もちろん前を向いていて、今をもっと大事に!という意識でやっています。

(取材・荒川れいこ/編集・金多賀歩美)


【リリース情報】
New Album『百億の未来とたった1つの今 ~INFINITE ∞ FUTURE~』
2017年6月28日(水)発売
(DEVELOP RECORDS)

[初回限定盤]DEVR-0023 ¥3,800(tax in)

[CD]
01. SCANDALOUS
02. Labyrinth
03. PERSONA
04. Nocturne
05. SYNCOPATED LOVERS
06. Deeper Than Black ~闇色の翼~
07. VOLCANATION
08. ナノメートルノスレチガイ
09. 銀河鉄道の夜 ~STARDUST EXPRESS~
10. INFINITE ∞ FUTURE
[DVD]
銀河鉄道の夜 ~STARDUST EXPRESS~ MV

[通常盤]DEVR-0024 ¥3,240(tax in)

[CD]
01. SCANDALOUS
02. Labyrinth
03. PERSONA
04. Nocturne
05. SYNCOPATED LOVERS
06. Deeper Than Black ~闇色の翼~
07. REINCARNATION
08. VOLCANATION
09. ナノメートルノスレチガイ
10. 銀河鉄道の夜 ~STARDUST EXPRESS~
11. INFINITE ∞ FUTURE

【ライブ情報】
●2017年夏ツアー『百億の未来とたった1つの今 ~INFINITE∞FUTURE~』
7月1日(土)青山RIZM
7月2日(日)青山RIZM
7月14日(金)横浜baysis
7月17日(祝・月)柏Thumb up
7月22日(土)福岡INSA
7月23日(日)福岡INSA
7月30日(日)HEAVEN’S ROCK 熊谷VJ-1
8月3日(木)札幌COLONY
8月4日(金)札幌COLONY
8月6日(日)山形ミュージック昭和セッション
8月10日(木)名古屋ハートランド
8月12日(土)OSAKA RUIDO
8月13日(日)岐阜ants
FINAL
8月27日(日)TSUTAYA O-WEST

●千聖ソロデビュー20周年記念イベント「MONSTERS OF ROCK NIGHT SHOW」
8月19日(土)CLUB CITTA’川崎
出演:千聖(from PENICILLIN)、ALvino、THE MICRO HEAD 4N’S
ゲスト:森重樹一(ZIGGY)
司会:星野卓也

●OUT OF CONTROL~supported by master+mind~
9月20日(水)新宿LOFT
出演:A9、defspiral、THE MICRO HEAD 4N’S

●「Crazy Monsters」 ~HALLOWEEN PARTY 2017
10月21日(土)名古屋E.L.L
出演:Crack6、ALvino、THE MICRO HEAD 4N’S、C4、S.Q.F、defspiral
司会:矢田耕平

10月22日(日)大阪BIG CAT
出演:Crack6、ALvino、THE MICRO HEAD 4N’S、C4、S.Q.F、defspiral
司会:矢田耕平

10月28日(土)新宿ReNY
出演:Crack6、ALvino、THE MICRO HEAD 4N’S、C4、S.Q.F、defspiral、wyse
司会:矢田耕平
※スペシャルゲストあり

THE MICRO HEAD 4N’S オフィシャルサイト https://themicrohead4ns.jp/


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