ライブレポート

2016.8.13
レイヴ@恵比寿LIQUIDROOM
「PS COMPANY PRESENTSレイヴ4周年記念ONEMAN サディスティックヒロイン~同情するなら愛をくれ~」

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結成4周年を迎えたレイヴが、バンド史上最高キャパとなる恵比寿LIQUIDROOMでワンマンライブを行った。このライブの2週間前に、ギターのみくるが体調不良による無期限活動停止を発表。メンバー全員が「みくるの分まで」という気持ちを胸に迎えた節目の日となった。

幕開けは切ない歌詞が胸を打つ最新シングル「ナミダヒロイン」。綴られた言葉の一つ一つがしっとりと空気を染め上げる。すると、ここで空気は一転。
「さぁお前らも真剣にぶつかってくれ! 4周年を精一杯祝おうぜ!」
というレン(Vo)の絶叫と共に「SETSUDAN」が投下され、飛び切りのアッパーチューンにタオルが舞い、モッシュの渦が巻き起こる。悠(B)が「1曲目の「ナミダヒロイン」はオープニング、ライブ自体は2曲目から」と話してくれたが、ここからが本当のレイヴのライブの幕開け。「オヒトリセレナーデ」「わりきりララバイ」と次々とドロップされる勢いのあるナンバーに、フロアも負けじと一糸乱れぬ振りで応える。

MCではレイヴの4年間について、が話題に。悠が「色々あったけど、レイヴは普通のバンドさんより“色々”が多い気がする」と話しつつ、「俺はレイヴを4年間まとめた人」とちゃっかり自画自賛すると、nisa(G)は3年前に加入する以前、実に気の利くローディーだったというエピソードも飛び出し、会場はほっこりとした空気に包まれた。

そんな和みムードを吹き飛ばすように「ウザい歌」のギターリフが響き渡り、中盤線がスタート。nisaと悠の極太のシャウトが狂騒を誘う「フラチズムディナー」、突き上げられた拳が視界を埋めた「アクメ狂詩曲」で会場の熱をどんどん上げていく。そうかと思えば、重厚なサウンドが印象的な「鬱悶の情」、感情を露わにしたレンの独唱が響き渡った「雨音」(Piano ver.)も織り交ぜられ、緩急をつけたセットリストが展開されていく。

さらにここでにぎやかな祭囃子が響き渡り、今年初だという浴衣に衣装チェンジ! 一気に夏色になった会場に、「さて、祝いまくろうか!」と、「夏果て。」、「ミッドナイト盛場」、「妄想×カニバリズム」を、そして、「お前らの生き様を見せてみろ! 肝っ試ししようぜ!」と極上のライブナンバー「肝っ試す」をドロップ。Oiコールが響く中、悠がマイクを取り「おかげさまで4周年です。ありがとうございます。4年分の拳挙げて声出せるか!」と煽り、続いて悠を筆頭に一同で「お願いします」と煽り番長・nisaに一礼。深く頷いたnisaが、「お前らお盆の中、よう来たな! 全力で折り畳んでかかってこーい!」と絶叫し、フロアは最高潮の盛り上がりを見せたのだった。

全編を通して渾身のライブを展開したこの日、アンコールでレンから現在の思いが語られた。
「博多で5人でバンドを組んで「ロックスターになるったい!」って上京して。今4人になったわけだけど、もしこれが去年の俺らだったら活動が止まってしまっていたかもしれない。でも今年に入ってメンバーの意識が変わって、誰もストップしようとは考えなかったし、悠が「俺らにはバンドしかないっちゃけん」と言ってくれて、4人で堂々とステージに立とうと思えた。レイヴを続けてきて良かったと改めて実感しています」
そして、
「俺らには反骨精神があるのでこのくらいで折れたりしません!」
という力強い言葉をファンに贈ったのだった。

「今日のラストはレイヴの音とお前らの暴れ方で、思いっきり笑顔で帰りましょう。お前らが本当に大好きです」
奏でられたのは「Day×Bye×day」。途中、レンが涙で声を詰まらせ、悠が目元を抑える一面もあったが、最後は全員が最高の笑顔でこの記念すべきライブを締めくくった。そして、この日のライブを終えた4人から、Vifにこんなメッセージが届けられた。

【レン】
「今は初心に返って1年生の気持ちです。でも4年前の本当の1年生の時とは違って次のステップに進んでいるという思いがあるので、今の意識を高めていきたいですね。4年間レイヴを続けてきたことで、味が出てきているところだと思うので。とはいえ、まだまだわからないこともたくさんあるから、この目で見に行こうと思ってます!」

【nisa】
「振り返るとあっという間だったような、そうでもなかったような。どっちと言われても納得できるような4年間でした。俺は3年前の8月1日に加入したんですけど、4年目にして背負うものが増えた気がします。九州にいた頃は、一足飛びに進むことは考えていなかったんですけど、最近ちょっと行き急いでいたのかなと思うようにもなったので、4周年を迎えた今、もう一度自分たちを見つめ直して、じっくり着実に進みたいなと思います」

【悠】
「思い出すと、「あぁ4年経っているんだな」という感じですね。体感としては早いけど振り返ると長い、色々なことがあった4年間でした。今日のライブは、ライブ直前になってもまだどういうステージにしたらいいか見えてなかったんですけど、その瞬間に感じたことを出せたらと思っていたので、楽しんでもらえたら嬉しいです」

【凪】
「すごく楽しかったんですけど、リキッドをやった実感がまだないんです。今日は4周年の気負いではなく、みくるの分まで、という気持ちがメンバー全員強かったと思います。意思表示のライブでした。あ、俺は最後のレンの言葉に泣きませんでしたよ。男は涙を見せちゃいけないですからね!」

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4年目に突入し、これまでとは違った目線でバンドを見つめ直しているレイヴ。10月にはバンド初となる大阪・名古屋での初ワンマン、そして恒例のハロウィンライブの主催も決定している。反骨精神の強い九州男児たちがこの先どんな景色を見せてくれるのか、楽しみでならない。

◆セットリスト◆
01.ナミダヒロイン
02.SETSUDAN
03.オヒトリセレナーデ
04.わりきりララバイ
05.ウザい歌
06.フラチズムディナー
07.アクメ狂詩曲
08.鬱悶の情
09.「雨音」(Piano ver.)
10.アイコトバ
11.夏果て。
12.ミッドナイト盛場
13.妄想×カニバリズム
14.肝っ試す
15.サブカル
16.脳内プレイ
17.人生つらみちゃん
18.生涯謳歌
19.純情ビッチ
20.Day×Bye×day

(文・後藤るつ子/写真・takatsugu kanda)


【ライブ情報】
●PS COMPANY PRESENTS レイヴ ONEMAN『道場破り2016 番外編! #名古屋』
2016年10月15日(土)名古屋Heartland
OPEN17:00 / START17:30
料金:前売¥3,300(Drink代¥500別)
8月14日(日)12:00よりチケットプレオーダー受付スタート!
受付ページ:http://eplus.jp/ps_dojo/(PC・携帯・スマホ)

●PS COMPANY PRESENTS レイヴ ONEMAN『道場破り2016 番外編! #大阪』
2016年10月16日(日)心斎橋clapper
OPEN17:00 / START17:30
料金:前売¥3,300(Drink代¥500別)
8月14日(日)12:00よりチケットプレオーダー受付スタート!
受付ページ:http://eplus.jp/ps_dojo/(PC・携帯・スマホ)

●PS COMPANY PRESENTS レイヴ ONEMAN『道場破り2016 番外編! #THE FINAL』
公演日:2016年12月11日(日)
会場:高田馬場AREA
《朝の部 ~早朝営業!朝レイヴ~》
時間:OPEN11:30 / START12:00
料金:前売¥2,500(Drink代¥500別)
衣装:パジャマ

《昼の部 ~少し早めのクリスマス!アコースティックLIVE~》
時間:OPEN15:00 / START15:30
料金:前売¥2,000(Drink代¥500別)
衣装:サンタ

《夜の部 ~年末大感謝祭~》
時間:OPEN18:00 / START18:30
料金:前売¥2,500(Drink代¥500別)
衣装:XXX
★3公演通し券:前売¥6,500(Drink代¥500別)

●PS COMPANY PRESENTS レイヴ主催『ハメ外し大変身2016 』
2016年10月31日(月)高田馬場AREA
OPEN16:30 / START17:00
出演:レイヴ / アンフィル / スタア区。/ Chanty / CLØWD / GARAK’S
料金:前売¥3,300(Drink代¥500別)

レイヴ オフィシャルサイト http://www.indie-psc.com/rave/