Plastic Tree『マイム』インタビュー

結成20周年“樹念”作品第2弾。ニューシングル『マイム』に見るPlastic Treeの“バンドっぽさ”。そしてパレードは続く――。

結成20周年“樹念”第2弾作品となるニューシングル『マイム』。シングルとしては約1年ぶり、35枚目となる今作は、エッジーなバンドサウンドのループが中毒性満点の表題曲「マイム」を始めとした全3曲+インストゥルメンタルを収録。また、人気アニメーション作家ユニット「劇団イヌカレー」の泥犬がPlastic Treeの世界を描き出したアートワークでも話題の作品だ。バンドとして「素直に今一番やってみたいこと」を具現化したという今作について、有村竜太朗(Vo)と長谷川正(B)に話を聞くと、意外な裏話が次々と飛び出した。

◆どういう風に曲にしたらいいかわからない、という事態が(有村竜太朗)

――結成20周年第1弾作品であるプラ初のミニアルバム『echo』(2014年3月発売)を経ての今回のシングルですが、どのような思いで制作に臨んだのでしょうか?

長谷川正(以下、正):『echo』ツアーが終わってから、次の作品についてメンバーで作戦会議をしたんですけど、こんな曲があったらいいなと作ったのが「マイム」(作詞:有村竜太朗/作曲:長谷川正)です。

――「こんな」というのは具体的には?

正:過去の曲を踏まえたところも多少あったんですけど、ライブで即効性がある、自分たちも含めて空気感的に盛り上がれる曲があったらいいな、というのが一番大きかったですね。

――プラは特に2012年のデビュー15周年以降、“バンドっぽさ”がキーになっていると思いますが、今回もそういう意識はありましたか?

正:バンドの持ち味、バンドが今持っているスキルを活かせる曲にしたいなとは思っていましたね。

有村竜太朗(以下、竜太朗):『echo』が個々のレベルで作ってみたいものを突き詰めたミニアルバムで、それを経て長いツアーを行ったので、今回はすごく素直に今バンドが一番やってみたいことというのを、企画の段階で話していました。今だからやれることというのを考えて、ブレなく選んだシングルです。バンドが次の作品に向かって健全に制作モードに入っているという、良い形でできて良かったなと思います。“今のバンドっぽさ”がすごく反映されていますね。

――『echo』ツアーに関して、「実験的な作品を作った時のライブというのはバンドが伸びる部分のヒントになったり、これからのPlastic Treeを見つけられるツアーになると思う」と言っていましたよね。

竜太朗:すごく、そのままになったなぁという感じですね。楽しかったし、実際は長いんだけど、もう終わっちゃうのか…っていう感覚だったので、すごくストレートで、ライブで今すぐやりたい新曲という感じの曲選びになりました。

正:長いツアーだったので、『echo』の曲そのものも変化していったところもあるし、曲がバンドにとって血となり肉となり、みたいな感じがすごく久しぶりに味わえたツアーでした。だから余計に、もっと早く自分たちの体に入り込める曲を作りたくなったというのもあったかもしれないですね。

――今回の制作時に「バンドならではだな」と特に実感した出来事は?

竜太朗:c/wの「トゥインクル」(作詞:長谷川正/作曲:佐藤ケンケン)のレコーディングの前々日、作曲者も含めてどういう風に曲にしたらいいかわからない、という事態が起こりまして(笑)。

正:(笑)

竜太朗:既にスタジオも押さえている状況の中、どう録っていいかわからないという。メンバー全員揃って思い悩んでいる、この姿がバンドなんだろうなって(笑)。バンドじゃなかったらこういう時間もないだろうし、もしそうなったら採用になってないはず。良いと思ったから採用しているんだけど、答えが出なくて、気持ちだけで何とかしようとしていました。今思うと「なんであれ、悩んでたんだろう?」っていう(笑)。

正:俺もわかんないんだよね(笑)。

――何だったんでしょう(笑)?

竜太朗:デリケートな部分をギリギリまで考え抜くっていうのが、バンドならではだと思いますね。一人だったら、そうなる時点で怖くて採用できないよね(笑)。

正:あれは、しないね(笑)。

竜太朗:どんな風に録っていいか、テンポすらわからないっていう(笑)。

正:『echo』も「曲論」とかは悩んだんですけど、なんとなくゴール地点は見えていたんですよ。今回は、それがあんまり見えていなくて(笑)。この曲どういう曲になるんだろうなぁ…みたいな。けど、ケンちゃんの頭の中にはイメージがあって、それを具体的にどういうアレンジ、手法でやったらいいのかっていうところで、右往左往。

竜太朗:逆に「マイム」は曲調の回答がすごく見えていた曲なんですよ。それをいかにして良くするかというのを突き詰めていきました。c/wも含めて、レコーディングよりもプリプロがバンドっぽいなと思いましたね。

――「トゥインクル」が一番時間がかかったんですか?

竜太朗:「マイム」が一番かかったんじゃないかなぁ。“バンドが素直にやりたい曲”がゆえに、やりたい理由があるというか、完成の理想がすごく高くなったというか。正くんのデモ自体はすごくシンプルで、みんなが想像した理想の形を具現化していく作業に時間をかけた…というより、かけられたなっていう感じですかね。思い付くのも早かったし、みんなの提案もすごくあったし、伸びしろも多くて。良い時間をたくさんかけられたなと思います。

――「マイム」はプラならではのループ感が印象的ですね。

正:それは結構こだわったところですね。

――正さんはループ感というものが好きなイメージがあります。

正:好きですね。自分が影響を受けた音楽のまんまですよね。基本、パンクにしろロックンロールにしろ、やっぱりループだと思うんですよ。展開はあるけど、基本的に人が気持ちいいなと思うグルーヴで構成されてる、そういう曲が昔から好きだったので。

◆あんなの初めての経験だよね!(長谷川正)

――物作りに熱いプラの皆さんですが、今回、熱かったエピソードを教えてください。

竜太朗:いやぁ、さっきの話に戻っちゃうんですけど(笑)。忘れられないですよね。明後日録るのに本当にできないし、もう深夜だしっていう中で、全員疲れ果てて、これは明日の気分でまた考えるしかないと、いったん解散しようとしたんです。けど、やっぱりこの状態はまずいだろうとなって、道ばたで話してたら1時間半くらい経ってて(笑)。それでも意見がまとまらなくて、ナカちゃん(ナカヤマアキラ)が「とりあえず、俺が思うところと、みんなから出た意見で、俺が納得できるものを今日一日かけて作ってくるから…!」って。言うことないので「お願いします」って言って。…で、去って行ったシーンが熱かったですね(笑)。

全員:(笑)

正:あんなの初めての経験だよね(笑)! あれは、まずい(笑)。

竜太朗:できなくても作ってみるということを覚えました。ナカちゃんが持ってきたものが「確かに」というものだったし。まぁ、先にそこに辿り着けなかったのかなぁとか、色々と思うところはあるんですけどね。

正:今回はその過程がおもしろかったですね。すごく興味深い。

――道ばたでの1時間半、作曲者のケンケンさんはどんな表情をしていたんですか?

竜太朗:どんな表情も何も、これがですね、全く気にも止めてない(笑)。

全員:(笑)

竜太朗:平気で全然違うアレンジの曲をiPhoneで聴かせたりして(笑)。えぇ!? これにするの!? ちょっと待って!って(笑)。

正:そう! 完全に方向が定まってないっていう(笑)。

竜太朗:そこで、ナカヤマコンピューターがパニックを起こしちゃって。

――20周年のプラにも、こんなことが起こるんですね(笑)。

正:たぶんね、ケンちゃんは消去法タイプなんですよ。実際に一つサンプルを提示してから、「いや、これじゃない」、「じゃあ、これはどう?」、「いや、これでもない」っていう。例えばケンちゃん自身が、こういうアイディアがあってやってみたいんですっていうものを出して、一個一個消していく作業なら、もう少し早かったのかもしれないですけど、そのサンプル作りの時点で、ケンちゃん自身イメージはあるんだけど、どうやって作ったらいいかわからない、みたいなところがあって。

竜太朗:ナカちゃんも、ケンちゃんがどうしたいかっていうのを聞き出すまでは手を付けない、という感じで。本当、この過程がおもしろかったなぁ。みんな、曲作りに熱い。

◆自分にしかわからない戦いがあるんです(有村竜太朗)

――作詞者もそれぞれ異なりますが、この曲も書いてみたかったなというものはありますか?

竜太朗:本当は全曲書きたいんです(笑)。でもバンドなので、それぞれの切り口があった方がいいかなと。みんなの歌詞感に触れるのも、最近は俺の楽しみになってきているし。

正:特に歌詞って、1曲に集中できた方が、とっ散らからなくていいと思うんですよね。

――「トゥインクル」の歌詞には、チョコレートやキャンディーといった可愛らしさ満点のフレーズが出てきますが、ケンケンさんではなく正さんの作詞ということで。

正:これは元々、ケンちゃんが自分で作詞をするという話の流れになっていて、「リコール」(作詞:佐藤ケンケン/作曲:ナカヤマアキラ)を俺が書く予定だったんですよ。

竜太朗:これはまた、バンドっぽい話。

正:実は、俺は「リコール」をもう半分くらい書いていて(笑)。

全員:(笑)

正:その時点でケンちゃんが「あの…やっぱり…」って(笑)。マジすか!って(笑)。

竜太朗:俺だったら、丁重に断りますね。

正:誰が書くかレコーディング前には決めていて、ベースを録り終わった頃に言われたのかな。まぁでも、ケンちゃんの中で「リコール」を書きたい気持ちがあるんだったら、それはそれで良いことなので、「わかりました」と。

竜太朗:えらいなぁ、正くん。

――(笑)。ところで、「マイム」の歌詞の“奇麗”が糸偏の“綺麗”の方ではないのが竜太朗さんっぽいなと思いました。

竜太朗:どれが文章の中で一番的確かという部分ですね。形が美しいものを見て「綺麗」と言っているわけじゃなくて、なんでか綺麗っていうことなので、奇妙の“奇”にしたんじゃないですかね。

――“金糸雀”(カナリア)と“朱頂蘭”(アマリリス)は、漢字でこう書くのか、と初めて知りました。

竜太朗:俺も今回調べて知りました(笑)。タイトルになってる「マイム」のカタカナに意味を持たせているので、ここに四文字や五文字のカタカナが入るのは、俺的にはなかったんですよね。漢字があって、良かったなと思いました。そういう孤独な…自分にしかわからない戦いがあるんです(笑)。

――「マイム」というタイトルはどこから生まれたんでしょう?

竜太朗:具体的に曲を出す前の段階の話なんですけど、『echo』の後なので、正くんやナカちゃんが、新しいものを持ってきそうだなと。世界観でも表現方法でも色々と側面があるんですけど、バンドらしくて直球というか、音では今までになかったようなものを表現できたらいいな、とは漠然と思っていて。この曲ができた時に、一番描きたかったもの、客観的に言えばベタなものをやってみたい、そういうPlastic Treeが見たいなというのがあったんですよね。というのが半分と、常に頭の中にある色々な言葉の中の一つですかね。

――「マイム」のMVでは竜太朗さんの振り付けがあるということで。

竜太朗:MVって、どうせ無理だろうなと思いながら、たまに「宙ぶらりんになってみたい」とか、「爆発してほしい」とか、わけわかんない要望を言ってみたりするんですよ(笑)。今回、「振りをやってみたい」って言ってみたら、監督さんの中ではピンと来たみたいで。振りを考えてくれる人が見つかった、と連絡があったのが撮影の前日だったんですよね(笑)。あと、その前の『千プラ』(チバテレ毎週金曜日24:00~24:30放送中)の撮影の時に、パントマイムの人がかるく教えてくれたんです。そんな話も振り付けの先生にしたら「そういうのもやりましょう」と。次の日、朝早くから撮影だったので、家で一生懸命練習しました(笑)。やってみて出来なかったらやめようと思ってたんですけど、先生の真剣さ具合に、そんなこと許される状況じゃないなと(笑)。

――(笑)。それにしても、様々なタイミングが合ったんですね。

竜太朗:物事なんて、大体そんなものですよ。「なるほど」と信号を受け取ってくれた人がいて、発展していくという感じですよね。あと、“ループ感”というのを監督さんも早い段階から言っていて、ただ普通に歌っているよりも、そういう特徴的な動きを何度もやる方がループ感が出るっていう映像的な観点もあったんだと思います。

――「マイム」の振りはライブでは…

竜太朗:…マイクを持たなきゃいけないから(笑)。でも、気が向いたらやるんじゃないですかね(笑)。

――Twitterで「たぶん俺は振り付けよりも、主に跳ねたり飛んだり浮いたりし〼(予定)」と呟いていましたよね(笑)。

竜太朗:過度な期待のメッセージがたくさん来たので(笑)。そういう意味でやったんじゃないんですよっていうのと、聴いてる人には感じるままに楽しんでほしいと思ったので、伝えておきました(笑)。振りをやりたい人はやってもらって全然いいんですけど、素直に楽しんでほしいです。

――MVの公開時にたくさんの反響があったんですね。

竜太朗:概ね、おもしろがってくれていて良かったですね。「私が好きなPlastic Treeじゃない」とか言われるのかなと思っていたら、俺が見ていた中ではそういうものは一個もなくて。

正:有り難いね。

竜太朗:たぶん曲に合ってるからですよね。

◆買ったったぞ、これー!!って(長谷川正)

――今作において、触れないわけにはいかないアートワークですが、人気アニメーション作家ユニット「劇団イヌカレー」の泥犬さんが担当されたということで。

正:元々、イヌカレーさんの作品がすごく好きで、こういう曲調にこういう人がジャケットを作ってくれたら良いだろうなぁと、ポロッと言ったのがきっかけなんです。

――これは全部お任せですか?

正:もう、全部お任せですね。曲を聴いてもらって、あとはPlastic Treeというバンドに対する泥犬さんのイメージだけだと思いますね。

――特にお気に入りのポイントは?

竜太朗:たくさんありますよ。

正:やっぱり、クロさん(竜太朗の愛猫)は見逃せないですよね。

竜太朗:見逃せないですねぇ。「動物では何が好きですか?」と聞かれたので「猫を飼っています」と答えたんですよね。マネージャーが、泥犬さんにプラの資料と一緒にクロの写真も送ったみたいで、ジャケットデザインが来た時に「あれっ? これクロじゃないかな」と。

正:(笑)

竜太朗:あまりにも似過ぎててすごいなと思ってTwitterに書いたら、泥犬さんが「何回書いても似なかったので、写真を加工して作りました」と。ていうことは、俺が撮った写真だなと思って、ますます感動して嬉しかったですね。しかも、俺が狙って出したんだったら、またちょっと違うんですけど、狙わずしてってところがね。チェックが来るまで知らなかったですもん。

――正さんはいかがですか?

正:僕はもう、これ全体。描いていただいたのが本当に嬉しくて。

――これは4枚買って並べないとだめですね(※縦に並べると繋がるデザインになっている)。

正:本当にぜひ買ってほしいです。“買ったった感”があると思うんですよね。

竜太朗:4枚繋いだ時に、買ったったー!!って(笑)。

正:買ったったぞ、これー!!って(笑)。

竜太朗:4枚“買ったった”しなきゃだめ。

正:CDを実際に手に取って嬉しい感じというのが、絶対あった方が良いと思うんですよね。ジャケ買いのような感じで手に取ってもらってもいいと思うし。本当に思っていた以上に世界観的にハマったのが、すごく嬉しかったです。

――そして、Plastic Tree 結成20周年”樹念”ツアー 2014「そしてパレードは続く」が9月15日から始まりますが、このタイトルにした理由とは?(※Vifでは全公演のフォトギャラリーを掲載予定)

竜太朗:20周年の最後の全国ツアーで、どんなタイトルがいいかなと思った時に、昔の曲のタイトル「そしてパレードは続く」(2000年8月発売アルバム『Parade』収録)のイメージがあって。『echo』ツアーのTOKYO DOME CITY HALL公演での発表の前日に決めたので、結構単純で、ライブを終わりたくないなという気持ちもあったんですよね。20周年で「ここまでよくやったね、色々あったね」って振り返るよりも、“続く”っていう方がうちのバンドっぽいなと思って。

――過去曲のタイトルなので、なぜ今、このタイトルなんだろうと思っていました。

竜太朗:その曲というよりは言葉なんですよね。その言葉以上のものが見つからなかったというのが実情ですけど、そういうのには絶対に意味があるので。

正:“マイム”だったり“パレード”だったり、バンドとして潜在的なイメージでずっとあったものだと思うんですよ。バンドができた頃からあったイメージを、今回のタイミングで作品で発表して、そういうタイトルを付けたツアーを回れて、非常に良いですよね。

――このツアーが発表された時の反応というのが、ツアー決定ということはもちろんですが、このタイトルに対してとても歓声が上がっていた印象があったんです。

竜太朗:自分で決めて、自分で「ヴーん…『そしてパレードは続く』かぁ。やりたいなぁ、観たいなぁ」と思ったのと同じ気持ちなんじゃないですかね(笑)。目線は本当にみんなと一緒なんですよ。

――今回はプラの地元の市川市文化会館がありますね。

竜太朗:それが大きいですね。千葉で出会って、そこからのバンド人生なんですけど、初期の頃に一番ライブをやっていたのが、今はない市川CLUB GIOで。GIOがなくなってから、なかなか市川でライブをやることがなかったんですよね。なので、いくつかやってみたい会場の中の上位の会場だし、20周年という中でそこでやれるのは…そこがあったからこそ「そしてパレードは続く」という言葉も出たくらい、全部リンクしているというか。

――10月19日、渋谷公会堂でのファイナルも発表されました。最後に、Vifをご覧の皆さんへメッセージをお願いします。

竜太朗:最近、すごく客観的にバンドを楽しむ感が強くて。なので、俺自身、素直にライブを楽しみにしています。タイトル通り今までのPlastic Treeの総括になるようなツアーになると思うので、たくさん『マイム』を聴いて、自分なりのPlastic Treeを見つけてもらって、ライブに臨んでくれればいいなぁと思います。

正:「マイム」という曲があるのが、ツアーとして頼もしいです。今のバンドの持ち味を知ってもらうには本当に良い作品だと思うので、それを携えてツアーを回れるのは本当に楽しみですね。「あぁ、プラってこういうバンドだったんだなぁ」というのが、改めてみんなに伝わるようなツアーにできたらなと思います。

(文・金多賀歩美)

Plastic Tree ツアー2014「そしてパレードは続く」フォトギャラリー


Plastic Tree

<プロフィール>

有村竜太朗(Vo)、長谷川正(B)、ナカヤマアキラ(G)、佐藤ケンケン(Dr)によるロックバンド。1997年6月にメジャーデビュー。2012年メジャーデビュー15周年を迎え、シングル3作を立て続けにリリースし、4月には4度目の日本武道館公演を成功させた。12月、15周年“樹念”の集大成となるアルバム『インク』をリリース。2014年、結成20周年“樹念”イヤーを迎え、3月に自身初となるミニアルバム『echo』をリリース。全20公演に渡る全国ツアーを展開した。9月3日、20周年第2弾作品となるシングル『マイム』をリリースし、9月15日よりPlastic Tree 結成20周年”樹念”ツアー 2014「そしてパレードは続く」を開催する。

■オフィシャルサイト
http://www.plastic-tree.com/

【リリース情報】


初回限定盤A
(CD+DVD)
VUZJ-13
¥2,000+税

初回限定盤B
(CD+DVD)
VUZJ-14
¥2,000+税

初回限定盤C
(CD+DVD)
VUZJ-15
¥1,800+税

通常盤
(CD)
VUCJ-30004
¥1,200+税

『マイム』
2014年9月3日(水)発売
(CJ Victor)
Plastic Tree、結成20周年“樹念”イヤー第2弾作品。人気アニメーション作家ユニット「劇団イヌカレー」の泥犬によるアートワークも必見。

【収録曲】
[CD]※共通
1. マイム
2. トゥインクル
3. リコール
4. マイム(Instrumental)

[初回限定盤A:DVD]
「echo」実演版・其の一
1. 曲論
2. 嬉々
3. 輪舞

[初回限定盤B:DVD]
「echo」実演版・其の二
1. 瞳孔
2. 雨音
3. 影絵

[初回限定盤C:DVD]
「マイム」Music Video