BREAKERZ

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10周年スペシャルアルバム『X(クロス)』が完成! 豪華アーティスト、ファンと“クロス”した至極のメモリアル作品の全貌に迫る!

7月にデビュー10周年を迎えたBREAKERZが、10周年スペシャルアルバム『X(クロス)』をリリースする。CD2枚組となる今作は、今年1~4月に開催された「BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS-」各公演で披露された新曲たち全10曲が、豪華アーティスト参加のもと音源化されたスペシャルコラボレーション盤、そしてファンからのリクエスト投票による上位15曲が収録されたリクエストベスト盤から成るフルボリューム作品。これまでの10年間の全てが今作に繋がっているという、BREAKERZと各アーティスト、ファンが“クロス”した、至極のメモリアル作品について、3人にじっくりと話を聞いた。

◆この10年がなかったら作ることができなかったアルバム(DAIGO)

――7月の『夢物語』インタビュー時、10年前の自分にアドバイスをするならという質問にDAIGOさんが「腕をクロスさせると、良いことあるよ」と言っていたのですが、もしかして、その頃には既に今作のタイトル『X(クロス)』は決まっていたのかなと。

DAIGO:それはね、決まってないですね(笑)。

SHINPEI:偶然(笑)。

――ちなみに、その時にSHINPEIさんはファイナンシャルプランナーの試験を受けたというお話もありましたが、見事合格されたようで、おめでとうございます!

SHINPEI:ありがとうございます! 何とか受かりました(笑)。結構久しぶりの難しい勉強でしたね。

DAIGO:上級もいけそう?

SHINPEI:まぁ…頑張れば(笑)。いつかチャレンジしたいですね。

――今回の作品はニューアルバム(スペシャルコラボレーション盤)とベストアルバム(リクエストベスト盤)が合体した新しい形態ですが、完成した現在の心境はいかがですか?

DAIGO:10年間、BREAKERZは色々なことをやってきましたけど、また新しいクリエイティブを生み出すことができたなという作品ですね。この10年がなかったら作ることができなかったアルバムだと思うし、ファンの皆さんも含め、色々な方と出会ったり色々なことをやってきたという全てが、この『X』というアルバムに繋がっていると思います。

AKIHIDE:10年続けてきて、こういう刺激的なことができるというのは本当に感謝ですし、リクエストベスト盤でファンの方々の愛も変わらずに感じることができて、そういうことが10年目にできるというのは、バンドとして嬉しいですよね。

SHINPEI:集大成プラス、これからのBREAKERZの姿勢も見てほしいというメッセージが込められたアルバムになったと思います。“ベストアルバム”ではなくて“スペシャルアルバム”というのも、確かにそう言えるアルバムだよなと自分たちでも思えるので、こういう作品をこのタイミングで出すことができるというのは、嬉しいことですね。

――スペシャルコラボレーション盤は、今年1~4月に開催された「BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS-」の際に、各対バンのアーティストをイメージして制作、ライブで披露された新曲たちですが、10番勝負の時点で音源化は予定していたのでしょうか?

DAIGO:全然! まず、新曲を作っていこうという話にはなったんですけど、10曲全部作れるのかというのは自分たちの中でもわからなかったんですよね。

――確かに、かなりハードルが高いですよね。

DAIGO:しかも、4月は5本あったから一気に5曲作らなきゃいけなかったし、いけるのかこれ?っていうところから始まっていて。でも、10曲作ることができたし、1曲1曲すごく濃くて、完成度が高い曲たちなので、レコーディングしたいよねと。で、せっかくレコーディングするなら、またコラボをお願いしてみようということで、どんどん転がっていきました。最初の時点ではどうなるかわからなかったけど、俺たちの努力の結果ですね。

――ということは、10番勝負が終わった後から作業に入っていったということですか?

DAIGO:曲はできているのに、レコーディングはなんでだろうっていうくらい結構パツパツでしたね(笑)。

AKIHIDE:ギリギリだった(笑)。

DAIGO:まぁ、色々な方とコラボするというのもあったし、後々アイディアが出てきたりというのもあったからギリギリになっちゃったけど、俺たちも時間があればあるだけこだわっちゃう、そういう年齢だし。追い込まれながらやっていましたけど、良い作品になったなと思いますね。

――まさに各アーティストのイメージが浮かぶ楽曲の数々だなと。誰がどのアーティストの曲を作るかはどのように決めたのでしょうか?

DAIGO:決まりはなかったです。俺が「超特急にピッタリな曲ができた!」と自己申告することもあったし、皆で持ち寄った曲を聴いて、決めていきましたね。GRANRODEOさんの時の「RODEO DRIVE」やMY FIRST STORYさんの時の「NEVER ENDING STORY」は、すごくSHINPEIの得意分野の曲だし、かと思えばAKIHIDEさんがゴールデンボンバーの時の「ゴールデンナイト~黄金色に抱きしめて~」を書いてきたのも斬新で。コラボがあったからこそ書けた曲だとAKIHIDEさんも言っていましたよ。

――…代弁(笑)。

全員:(笑)

DAIGO:ここにいないかのように(笑)。かつて言ってました(笑)。

AKIHIDE:はい、言ってました(笑)。今回は、どの曲も結構ピンポイントで作りましたね。10年間で色々作ってきたので、コンセプトみたいなものから作っていくのは結構得意で。「GOD」はVAMPSさんと対バンする時に、過去曲であのギターリフを入れたいなとなって、そこだけ引っ張ってきて、後半のメロディーは使わずに新たに作り直したり、「BLACK SKY」は元々はラップのパートはもちろんなかったんですけど、SKY-HIさんとやるからラップを入れようとか、そういうふうに柔軟に皆で音楽を楽しみながら作れました。本当に化学反応ですよね。イベントとアーティストさんがいなかったら絶対にできなかったアルバムです。

――曲のタイトルは全てDAIGOさんの考案ですか?

DAIGO:そうです。

――直球なものから捻りのあるものまで様々ですが、曲と歌詞が完成してから最後に考えたのでしょうか?

DAIGO:コラボするアーティストのことを感じられるものにしたかったので、逆にタイトルからできた曲もありますね。タイトルが先に決まっていると、もうテーマが決まっているので、連想していくような感じで歌詞は書きやすかったです。ある意味、コンセプチュアルですよね。

――先にタイトルが決まったのはどの楽曲ですか?

SHINPEI:「恋のスーパーエクスプレス」はサビが一気に出来上がってましたよね。

DAIGO:デモの段階から〈恋のスーパーエクスプレス〉と歌っていたからね。あとは「NEVER ENDING STORY」は、確かSHINPEIからアイディアをもらったのかな。

SHINPEI:そうですね。バンド名のSTORYという部分を使ったらどうですか?と。

――一番悩んだのはどの楽曲でしょうか?

DAIGO:そうだなぁ…「ひらり舞い散る花のように」は、アーティストネームをどうやって入れようか悩みましたね。倉木麻衣さんの「倉」の部分をとって、「酒蔵が~」というのもよかったかもしれないけど、ちょっと伝わりづらいし(笑)。やっぱり「麻衣」のほうで考えて、最終的には良いタイトルになりました。

――なるほど。倉木さんの楽曲で「Time after time~花舞う街で~」もありますし。

SHINPEI:おー。

◆ストレートなアプローチで挑めた楽曲(AKIHIDE)

――「GREAT AMBITIOUS」は、DAIGOさんのノンフィクションのような歌詞ですね。

DAIGO:これまでに音楽から色々な力をもらったりした思い出を書いた曲でもあるし、GLAYさんへの思いを込めた曲でもあるんだけど、ミュージシャンって誰しもこういう瞬間があったと思うし、歌詞や曲に元気付けられた思い出って、結構皆さんあると思うので、そういう思いを込めて書いた歌詞です。

――「RODEO DRIVE」はSHINPEIさんの得意分野であり、少しソロプロジェクトの楽曲のカラーも感じるようなロックサウンドですね。

SHINPEI:基本、バンドサウンドで成り立つようなもので、明るい爽快なロックサウンドというんですかね。確かに割と自分がよく作る感じです。そして僕の中でのイメージでは、GRANRODEOさんがそういう楽曲に合致するアーティストだと思ったので、何かしら重ねられる部分があるといいなと思って作りました。

――ギターソロがかなり聴き応えありますね。

SHINPEI:僕らのツイン+e-ZUKAさんなので、トリプルハーモニーギターです! トリプルという試みはなかなかできないことなので、聴きどころですね。当初は8小節のシンプルなソロだったんですけど、e-ZUKAさんが参加してくれるということを聞いて、まず倍に増やして、ステージでの絵面を思い浮かべながら、最初にe-ZUKAさんに弾いてもらって、後から僕たちが追いかけていって、最後には3人で向かい合って弾くというような構成を練っていきました。

AKIHIDE:e-ZUKAさんが素敵なフレーズを弾いていらっしゃったので、それに呼応するような早弾き系にしました。別録りではあったんですけど、一緒に弾いているようなイメージでレコーディングしましたね。

――「She Is Devil」はスリリングな雰囲気のリフなど、AKIHIDEさん色が出ている楽曲だなと。

AKIHIDE:そうですね。シドさんが同世代のバンドで、いわゆる池袋CYBER界隈でやっていたミュージシャン仲間というか。だから、逆に自分たちのストレートな感じを出すほうがいいかなと思って、哀愁感のようなものを出して、BREAKERZらしさのある楽曲になりました。シドと対バンするからこそ、そういうストレートなアプローチで挑めた楽曲ではありますね。

――「ひらり 舞い散る花のように」は倉木さんのコーラスが本当に美しいですね。

DAIGO:倉木さんがご自身でコーラスワークを考えてくださって、元々コーラスが入っていなかった場所にも作ってくれたり、本当に僕たちの曲に全力で取り組んでいただいて、改めて音楽に対する姿勢というものを学ばせてもらいました。曲の高級感がグッと増して、倉木さんの声で全編聴きたいくらいです。

――DAIGOさんとの声の相性もいいなと思いました。

DAIGO:レーベルで言うと大先輩なんですけど、MV撮影の時も本当に優しくて、綺麗で、声も美しいし、この曲のことも「すごく良い曲」と言ってくださって。今回参加していただいて本当に良い記念になったし、宝物が一つ増えたという感覚ですね。

――他にもコラボしたアーティストさんの意見を取り入れることは結構あったのでしょうか?

DAIGO:「GREAT AMBITIOUS」ではGLAYのJIROさんが結構早い段階から「こういうフレーズでどうかな?」と音を送ってくださって、すごく嬉しかったです。もうこのままでいいんじゃないかと思ったくらい。あとはSKY-HIさんのラップの部分も、こうしたほうがもっと韻が良い感じになるということで、少しリニューアルしてくれたり。アイディアがあれば生かしていきたいし、BREAKERZだけじゃできない音や曲になったりするので、色々なアドバイスを取り入れながら作りましたね。「ゴールデンナイト~黄金色に抱きしめて~」は、キリショーくん(鬼龍院翔)に歌ってもらって、当初はデュエットの部分だけの予定だったんだけど、その後のハモリもやっちゃってよ、とこちらから言いました。色々なコラボを楽しめましたね。

――各アーティストさんとのレコーディングで印象に残っていることはありますか?

SHINPEI:楽器視点で言うと、僕らの特徴としてドラム、ベースがいないので、リズム隊が入ることによってサウンドがよりフレッシュになっていくというのがあるんですけど、「GREAT AMBITIOUS」「NEVER ENDING STORY」「GOD」は、コラボしたバンドのリズム隊の方々が参加してくださっていて。自分たちの曲なんですけど、いざRECの音を聴いていると、僕たちがその人たちのバンドのレコスタに入り込んで、参加させてもらっているような錯覚に陥ったりするくらい、リズム隊が入ると一気にそのバンドの世界になるんですよね。その空気を曲に閉じ込めてくれたというのが、このゲストならではの豪華なRECだなと感じていました。ギターも入れ甲斐がありましたね。

AKIHIDE:「恋のスーパーエクスプレス」は超特急の皆さんが来てくれて、もうあのフレッシュさ、エネルギーで、スタジオが華やかに明るくなって、僕たちも楽しめたし元気になれました。そういう楽しい感じがきっと音にも込められていると思いますし、音と雰囲気が合致するんだなというのが、見ていて面白かったですね。

DAIGO:「Triangle」は元々はこういうアレンジじゃなかったんですけど、Trignalさんは3人組だし、「Triangle」という曲だし、3拍子にして三角関係の歌詞にしました。どうコラボできるかなと考えた時に、間奏でセリフを入れてもらおうというアイディアが浮かんで。声優さんとのコラボだからこそできた曲ですよね。声もすごく良いし、この曲の世界観がさらに見えるというか、伝わりやすくなりました。

――ミュージカルっぽい雰囲気ですよね。ちなみに、「Triangle」のように恋愛と友情の天秤で悩んだ経験はありますか?

DAIGO:まぁ…20年以上前だよね(笑)。

SHINPEI:そうですねぇ。学生時代とかはありますよね(笑)。

AKIHIDE:確かに、20年以上前にはあったかもしれないですね(笑)。

――こういう場合はどうするんですか?

SHINPEI:スムーズにはいかないですよね(笑)。

DAIGO:20年前の記憶を思い出すと、友情を取ったのかな。でも、逆もあったね。俺が挟まれるみたいな。

SHINPEI:おー、すごい。

――モテ男エピソード!

DAIGO:モテていたのかはわからないですけど、偶然じゃないですか(笑)。まぁ、大昔にそういうこともあったなと(笑)。

SHINPEI:こういう関係で告白したこともありましたけど、やっぱり上手くいかなかったですね。関係がギクシャクしちゃいますからね。だから、このままでいいという、この曲のストーリーが一番良いんでしょうね(笑)。胸に閉まっておく片思いというのも楽しいですから。

――ラストに収録されている「GOD」はVAMPSとのコラボですが、ファンの方々ならわかる直球のすごいタイトルを付けたなと(笑)。(※以前からDAIGOがHYDEのことを「神」と呼んでいる)

DAIGO:もうこの曲はこのタイトルしかないと迷いがなかったですね。ただただ神を崇める歌という。ライブで披露した時、その場にいた全ての人たちが共感したと思います。「GOD」というタイトルを言った時に、場内がちょっとザワついたんですよね。笑っている人もいたし。でも曲を聴いたら、ちゃんとロックでカッコいい曲だとすぐにわかってくれて、そういう反応も面白かったですね。10年の節目にこういう曲を作ることができて良かったです。すごくピンポイントな曲ができました。

◆この曲からBREAKERZヒストリーが大きく動いていった(SHINPEI)

――リクエストベスト盤のファン投票の結果を見て、どう感じましたか?

DAIGO:不思議だなと思うものは特になかったかな。

――大きく分けて、ライブでの人気曲とメモリアルな曲の2分類なのかなと。

DAIGO:確かにね。AKIHIDEさんは「SUGAR BABY」(2007年12月リリース2ndアルバム『CRASH & BUILD』収録)が入っているのが意外だと言っていました。

AKIHIDE:ライブでやっている曲ではあるんですけど、古い曲なので。でも、自分自身も好きな曲なので、そういう意味ではファンの方々とシンクロして良かったですね。

DAIGO:時代の幅が結構あるから、並べた時にどうなるかなと思ったんですけど、意外とすんなり聴けました。やっぱり同じBREAKERZというバンドが作った曲たちなので、しっくり来るんでしょうね。

――この中で、絶対に入るだろうなと思っていた曲は?

SHINPEI:1stシングルの「SUMMER PARTY」ですかね。やっぱり、この曲からBREAKERZヒストリーが大きく動いていったという感じがあるので、入るだろうなとは思っていました。

AKIHIDE:「Kamisori」はライブでも人気があるので入るかなと思っていました。今回入らなかった曲をリクエストした方もいたと思いますけど、全ての方の愛があってこれができているというのが、何より大切だなと思いますね。

――初回限定盤BのDVDがMV全35曲収録というものすごいボリュームです。5周年Thanks year(2012年10月)にリリースされた『BREAKERZ BEST~SINGLE COLLECTION~』(初回限定盤A)では、その時点でのシングル全22曲のMVが収録されていて、その中で一推しを伺ったところ、DAIGOさんは「好きな人に“俺、バンドやってんだ”って最初に何を見せるかという観点でいくと「Miss Mystery」。顔の調子が良い」と言っていて、AKIHIDEさんもそういう観点で言うなら「世界は踊る」、SHINPEIさんは衣装や世界観も含めて「月夜の悪戯の魔法」が好きで、周りの先輩ミュージシャンの方々にも特に好評だったとのことでした。曲数が増えた今、改めて選ぶならどの楽曲でしょうか?

SHINPEI:僕は「WE GO」かな。ソロ活動を経て、再始動する時の爆発力に溢れたシングルだと思うんですよね。見ていると今でもテンションが上がりますし、シンプルな演奏がメインなんですけど、映像はエフェクトとかもカッコよくて、BREAKERZらしい1曲だと思います。

AKIHIDE:好きな人に逆に見せたくないのは…「REAL LOVE 2010」かな(笑)。

全員:(笑)

AKIHIDE:楽曲は良いんですけど、そういう観点で言うとね(笑)。それくらいインパクトがあるなと今思い出しました。

DAIGO:好きな人が男だった場合、特にややこしいよね(笑)。僕は「幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて」がすごく好きです。『名探偵コナン』(オープニングテーマ曲)の世界観をすごく出せている曲だと思うし、MVには超特急のタクヤくんが出ていて、すごく可愛いんですよね。

――なるほど。そして11月からはツアーが始まります。7月に行われたデビュー10周年記念ライブの初日はフィーチャーフォン、スマートフォンでの写真撮影可ということで、インタビュー時に「もしかしたら二度とやらないかもしれないけど、やってみないとわからない」と言っていましたが、実際やってみていかがでしたか?

DAIGO:あれはあれで斬新で楽しかったんですけど、例えば20周年の時にやったとしても、俺たちのことを撮りたいと思ってくれるかわからないじゃないですか。

全員:(笑)

DAIGO:ルックスもどうなっているかわからないし。

SHINPEI:髪の毛あるといいですね(笑)。

DAIGO:加工してもらわないといけないかもしれないし、気を遣わせると思うので(笑)。今回は10周年という節目だから良かったなというのはありますよね。

――Twitterに上がっているものを見ましたが、皆さん撮影が上手ですよね。

SHINPEI:確かに。

DAIGO:本当に、めっちゃ良い写真が多かったですよ。しかも「変な写真は載せないでほしい」ってMCで言った通り、本当に載せている人がいなかったから嬉しかったですね。

――では、最後にツアーへの意気込みをお願いします。

SHINPEI:これだけ豪華なフィーチャリングアーティストで生まれたアルバムをもってのツアーではあるんですけど、ライブはまた全然違った見え方になると思います。いつも通りのライブメンバーで『X』がどんなふうにお届けできるかが最大の見所なので、アルバムを聴くだけじゃなく、ライブで聴いて、この曲カッコいいなと思ってもらえる、BREAKERZがライブバンドだなと思ってもらえるようなツアーにしたいと思います。

AKIHIDE:BREAKERZだけではできなかった作品が、ライブハウスでBREAKERZとファンの方とのクロスだけでどれだけ盛り上がれるのかというのが未知数で楽しみです。

DAIGO:『X』というアルバムを聴いて来てくれれば、200%楽しめるライブにしたいと思っているので、ぜひ聴き込んで会いに来てほしいなと思います。ファンの皆さんはもちろん、初めての方もぜひこの作品からBREAKERZを始めてもらいたいなと思うし、記念すべきツアーになるんじゃないかなと楽しみにしています。

(文・金多賀歩美)

ARTIST PROFILE

BREAKERZ

<プロフィール>

DAIGO(Vo)、AKIHIDE(G)、SHINPEI(G)からなるロックバンド。2007年7月、アルバム『BREAKERZ』でメジャーデビュー。これまでに発表した作品を次々とオリコンチャート上位にランクインさせ、4度の日本武道館公演を成功に収めている。2013年、各自の音楽表現を広げるためソロ活動をスタート。2015年に再始動し、シングル『WE GO』、アルバム『Ø-ZERO-』をリリース。デビュー10周年の2017年、1月にシングル『幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて』を発表し、1~4月に全10アーティストとのツーマンイベントを開催。7月にはシングル『夢物語』をリリースし、豊洲PITにて10周年記念2daysライブを行った。10周年スペシャルアルバム『X(クロス)』を手に、11月12日より「BREAKERZ LIVE TOUR 2017【X-cross-】」を開催する。

■オフィシャルサイト
http://breakerz-web.net/

【リリース情報】

10周年スペシャルアルバム『X(クロス)
2017年10月18日(水)発売
(ZAIN RECORDS)

X(クロス)
[初回限定盤A]
(2CD+DVD)
¥5,800+税
※連動特典応募用ID封入
amazon.co.jpで買う
X(クロス)
[初回限定盤B]
(2CD+2DVD)
¥5,800+税
※連動特典応募用ID封入
amazon.co.jpで買う
X(クロス)
[通常盤]
(2CD)
¥3,500+税
※トレカ4種類のうち1種類をランダム封入
※連動特典応募用ID封入
amazon.co.jpで買う
X(クロス)
[10th Anniversary Special Deluxe Edition]
※FC&Musing限定
(シリアルナンバー入り・2CD+3DVD+A4写真集+ Special Goods)
¥15,000+税

【収録曲】

[CD]※共通
Disc1:スペシャルコラボレーション盤
01. GREAT AMBITIOUS(feat.JIRO from GLAY & Toshi Nagai)
02. RODEO DRIVE(feat.e-ZUKA from GRANRODEO)
03. BLACK SKY(feat.SKY-HI)
04. ゴールデンナイト~黄金色に抱きしめて~(feat.鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー)
05. 恋のスーパーエクスプレス(feat.超特急)
06. Triangle(feat.Trignal)
07. NEVER ENDING STORY(feat.Nob & Kid’z from MY FIRST STORY)
08. She Is Devil
09. ひらり舞い散る花のように(feat.倉木麻衣)
10. GOD(feat.Ju-ken & ARIMATSU)
※10th Anniversary Special Deluxe Editionのみ「BATTLE SE -VS-」収録

Disc2:リクエストベスト盤
01. 幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて
02. SUMMER PARTY
03. 世界は踊る
04. アオノミライ
05. 光
06. Everlasting Luv
07. SUGAR BABY
08. Kamisori
09. Angelic Smile
10. Birdman
11. 心をつないで
12. hEaVeN
13. FAKE LOVE
14. DESTROY CRASHER
15. 夢物語

[初回限定盤A:DVD]
「BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS- FINAL」2017.04.29 at Zepp DiverCity

[初回限定盤B:DVD]
『BREAKERZ MUSIC CLIP全曲集 2007~2017』

[10th Anniversary Special Deluxe Edition:DVD]
・「BREAKERZ LIVE TOUR 2015 Ø-ZERO-」 2015.09.26 at TOKYO DOME CITY HALL
・「SPECIAL LIVE BREAKERZ IX」 2016.7.23 at TOYOSU PIT

【ライブ情報】

●BREAKERZ LIVE TOUR 2017【X-cross-】
11月12日(日)広島セカンドクラッチ
11月15日(水)札幌Cube Garden
11月18日(土)高松Monster
11月26日(日)静岡SOUND SHOWER ark
11月29日(水)仙台darwin
12月1日(金)新横浜New Side Beach!!
12月3日(日)熊本B.9 V1
12月4日(月)福岡 DRUM Be-1
12月9日(土)梅田バナナホール
12月10日(日)名古屋ReNY limited
12月15日(金)TSUTAYA O-EAST

●VAMPS主宰「HALLOWEEN PARTY 2017」
10月27(金)〜29(日)千葉:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール

●MUSIC FES with RACo2017
11月3日(金・祝)沖縄:美らSUNビーチ とよさき