BREAKERZ

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BREAKERZ、ついに再始動!
バンドへの思いが詰め込まれた復活第1弾作品『WE GO』に迫る!

2013年2月の全国ツアー終了後、各自の音楽表現を広げるためソロ活動を行ってきたBREAKERZが、ついに再始動第1弾作品となるシングル『WE GO』を引っ提げ、私たちの前に帰って来た。仲間との絆、バンドへの思いが詰め込まれたDAIGO作詞作曲の表題曲を始め、c/wにはAKIHIDE、SHINPEI二人のギタリストが手掛けたナンバーがそれぞれ収録される。そんな最新作について、そして再出発への思いをBREAKERZの3人に聞いた。

◆新しい名刺代わりとして胸を張って出せる(DAIGO)

DAIGO

――3人揃ってのVif登場は、ベストアルバム『BREAKERZ BEST~SINGLE COLLECTION~』(2012年10月発売)以来2年半以上ぶりで。各々ソロ活動を行っていたということで、リリース自体も前作『RUSTY HEARTS』以来約2年4ヶ月ぶりですが、2年以上経過した実感はありますか?

DAIGO:結構あっという間だった気もするし…でも、新曲を出してインタビューをというのは今までずっとやってきたことなんですけど、2年経って「時代が変わったから、BREAKERZはインタビューしない」と言われたとしても、それはそれで。時の流れってそういうものだったりもするので。なので、3人揃ってまたこうやってインタビューしてもらえるというのは、改めて嬉しいことだなと思います。

――昨年7月、ソロ報告会のライブでBREAKERZとしても数曲披露、大晦日にはBREAKERZ初のカウントダウンライブがあり、そしてこの度、再始動第1弾シングル『WE GO』のリリースとなりますが、ついに動き出したなと実感しだしたのはいつ頃ですか?

SHINPEI:カウントダウンライブが決まって、そこで1曲新曲を演奏しようという話になって「WE GO」という曲を作り出したんです。それが去年の秋口くらいで、その辺りからBREAKERZが動き出すなというのがジワジワと感じられるようになりましたね。

AKIHIDE:カウントダウンライブで「WE GO」を演って、そのすぐ後くらいにレコーディングに入ったんですよね。そこで、より「始まったな」という感じが僕はしましたね。各々の雰囲気が変わったのもわかりましたし。

――レコーディングは年始からスタートしていたんですね。

AKIHIDE:年明けすぐでしたね。

――今回動き出してから今までの期間で「この感覚、久々だな」と思った出来事は?

DAIGO:やっぱりカウントダウンライブで感じることは、すごく大きかったですね。ソロはソロで良い経験になったし、それぞれ良いワークスをやってきたと思うんですけど、バンドだからこその心強い部分もあったり、こういう感じだったなと思い出しながら、BREAKERZというバンドでライブをやることの楽しさだったり、色々感じることができましたね。

SHINPEI:色々なことが久々でしたね。カウントダウンライブの際にパンフレットを制作したんですけど、3人揃ってスチール撮影をした時も、楽屋で待っている感じとか久々だなと(笑)。撮られ方も、感覚を忘れてるところがあって。どの角度がキメ角度だったかなとか(笑)。自分がやっていたソロ活動のMUSCLE ATTACKというバンドは、DIY精神というか、みんなで機材車で移動して、特にメイクもせず各々のスタイルの服でライブに臨んでという、割りと男くさいバンドのやり方で。BREAKERZになると良い意味で色々な環境が整っていて、今回の衣装かっこいいなとか、自分たち3人だけじゃなくて、色々な人たちが関わって一つの作品を作ったりライブをするというのがすごく久しぶりだったので、やっぱりそうやって物を作るって面白いなと思いましたね。

――ちなみに、SHINPEIさんのキメの角度というのは(笑)?

SHINPEI:(笑)。そうですね、この初回限定盤Aの角度とかいいんじゃないですかね。斜め45度で刈り上げ見せ気味みたいな(笑)。そういえばDAIGOさんとは向きが反対ですね。

――確かに。DAIGOさんとAKIHIDEさんはキメの角度はあるんですか?

AKIHIDE:僕はないです!

DAIGO:俺はライティング次第なんですよね。基本的には左側がメインになっていますけど、ライティング次第である程度は対応できますね。

――対応(笑)。

全員:(笑)

――話は戻り、AKIHIDEさんの「この感覚、久々だな」と思った出来事は?

AKIHIDE:僕もやっぱりライブで。ステージングとか特に打ち合わせをしなくても自然とできてしまうというのが、培ってきたものだなと思いますし、懐かしいな、体が覚えているんだなと。

――「WE GO」はカウントダウンライブで初披露したということですが、手応えはいかがでしたか?

DAIGO:本当にすごく良くて。BREAKERZを待っていてくれたファンのみんなが「こういうBREAKERZ待ってました」って思ってくれるような曲にしたかったし、自信もあって。そういう意味ではみんな喜んでくれたし、初めて聴く曲なのにすごく盛り上がったので、やっぱりこれまでのBREAKERZを好きでいてくれているみんなの中では、しっくり来るビートや曲調だと思うし、すごくいい感じでしたね。

――再始動第1弾作品ということをとても意識して制作に臨んだんですね。

DAIGO:そうですね、それでしかないというか。改めてBREAKERZが再始動する一発目に相応しい曲を。この1曲がすごく大事だと思っていたし、とにかくこの1曲から始めたかったというのが俺自身あったので、この曲をみんなで作れて本当に良かったなと思うし、BREAKERZの新しい名刺代わりとして胸を張って出せる1曲になったなと思いますね。

――この楽曲のレコーディングもライブの後ですか?

SHINPEI:そうですね。

――音源化にあたってライブ時から変化した部分はありますか?

DAIGO:基本的にはライブでやったものですね。ほぼ固まっていたので。

――ちなみに、冒頭のギターはSHINPEIさんから始まりますが、この順番はどのように決まったんですか?

SHINPEI:どうだったかなぁ…デモを作っていく段階で自然とでしたね。二人で「せーの」で弾くのではなくて、例えばお立ち台に上がって、一人ずつライトアップされて始まっていくみたいな、それはBREAKERZに二人のギタリストがいるということを主張したかったということなので、順番はそんなに意識してなかったですね。LとRで二人のギターがそれぞれ弾いていくパートを作るということに、意味があったと思います。

――歌詞も再始動第1弾作品を強く感じられるものになっていますが、どんな思いで書きましたか?

DAIGO:まさに再始動、改めて始まるBREAKERZの第一歩としての曲で。ソロだからこそできることというのも各々やってきたんですけど、3人で集まった時のパワーというのは、バンドならではのパワーを放つというか。それプラス、応援してくれているファンのみんなと一緒になった時に、さらにとてつもないパワーになる。そういう仲間との絆だったり、仲間と集まった時に凄まじいパワーを巻き起こして、またみんなで突き進んでいこうという、そういう思いを込めて書きました。

――「光」「激情」や「アオノミライ」など、BREAKERZの既存曲のタイトルが歌詞に入っていますね。

DAIGO:今までのBREAKERZを踏襲しながら前に進んでいきたいという思いもあったので、ちゃんと歌詞の意味も通じる、自然と入れられる曲名を入れました。昔の曲名というのは、ファンのみんなも喜んでくれるかなと思ったし。あとは曲のパワーで初めて聴く人も巻き込んでいって、みんなで進んでいきたいなと思いますね。