2022.02.12
HOWL@新宿clubSCIENCE
ゆうとバースデーライブ「ROCK!!HERO!!」
ついにHOWLのメンバーバースデーラッシュが始まった!! 1人目はベースのゆうと。これまでは3日違いの真宵と一緒にバースデーライブを行っていたのだが、今年はなんと単独。さぞや初のバースデーライブで喜んでいることだろう…。そんなHOWLゆうとのバースデーライブ「ROCK!!HERO!!」@新宿clubSCIENCEの模様をお届けしたい。
お馴染みのSEが鳴ると、まずはyuki(Dr)、よっぴ(G)、真宵(Vo)が登場。主役のゆうとも揃い、ライブは「UNVENUS」から幕を開けた。ゆうとを祝うように、会場に集まった“はうるんるんも”ジャンプで応える。1曲目からゆうとも笑顔でいっぱいである。続く「ENIGMA」。こちらも“はうるんるん”のジャンプで会場が揺れた。さらに「極楽浄土」が続き、会場はどんどん盛り上がっていく。初っ端から、会場はヘドバンの嵐である。真宵の「新宿、首を置いて帰れ!」の言葉に、会場全体が応えているようだ。途中、ゆうとと真宵のグータッチも飛び出した!
本日が初めてのバースデーライブとのことで、タオルを忘れた真宵が楽屋に取りに戻ったりと、いつも通りゆるい空気だ(結局タオルはなかったようだ)。「今日も倍速で行くぞ! 俺についてこい、新宿〜!」の掛け声で「生きてるだけで褒められたい。(倍速ver)」が…始まらない(笑)。が、急に始まった「生きてるだけで褒められたい。」で、よっぴも曲中に「ゆうとさんおめでとう」と、バースデーをお祝い。この倍速ver.、今回はyuki以外は速いテンポでもそれぞれのパートを歌い上げた。この速さでもフリができている“はうるんるん”、すごい!! 最後はみんなでゆうとを褒める。続けて「無防備フライデー」。こちらでもみんながジャンプしており、会場が揚げ物と推しのことを考える、とても幸せな空間になっていた。この日はゆうとが考えたセットリストだったが、みんなが笑顔になれる楽曲が多いように感じられる。
「友達の誕生日って楽しいね」と真宵。今回はゆうとと真宵が楽屋に退散。毎度ながら、自由なメンバーである。戻ってきたゆうとはマイクスタンドを持ち、プロデュース商品を紹介。スタンドマイクを引きずり歩くゆうとにメンバー一同も“はうるんるん”も爆笑!もちろん本日も天然を発揮した。
「生きてるだけで素敵、生きてるだけでかっこいい。誕生日はまた1年間生きられたという証の日だと思います。2月12日という365分の1日を過ごそうとしてくれたことを嬉しく思います」と真宵が話し、そんな特別な1日のことを歌った新曲、「1/365 day」を初披露。こちらは「‘ワンデー」と読み、バースデーライブでは披露されていくのではないかとのこと。2年前にゆうとが持ってきたデモに、真宵が誕生日をテーマに歌詞を書いた。「生きてるだけで褒められたい」より古い楽曲とのことで、驚きを隠せない。
誕生日ということで、みんなが大好きなゆうとの煽りで次の曲へ。「焼き魚なれるか。よっぱらえるかい。俺に酔えるか」と煽ったゆうと。「honey❤drunker」へと繋げた。サビではタオルなどを回して盛り上がる。曲中にメンバーコールが入るこの曲。今回は誕生日特別バージョンで「ゆうとコール」だけをすることに。メロディーに合わせ、3回立て続けにコールを繰り広げた。前方だけが盛り上がっているライブも多く見かけるが、HOWLは違う、前方も後方も多いに盛り上がっている。これはみんなに愛されるゆうとのパワーだろうか。そしてライブ後半戦を定番曲でたたみかける。「先天性君症候群」ではゆうとのおもちゃになっていたマイクスタンドを使って、真宵はパフォーマンス。熱気に包まれた会場が揺れることと言ったら! 「PRAYER」が続き、「ラストいけるか!」と「An inch ahead」が披露された。〈一寸先の闇を照らしてくれる魔法〉はきっと“はうるんるん”のことなのだろう。「新宿! ありがとうございました。HOWLでした。ゆうと、ハッピーパースデー!!」と真宵の言葉で本編は幕を閉じた。
アンコールに登場した真宵とyuki。昨今のお天気事情に触れる。空から降ってくる白いものはyukiだそうなので、yukiファンは大事に取っておいてもらいたい。続けてゆうとも、自信がプロデュースしたTシャツを見にまとい登場し、続けてよっぴも登場。ここではチェキ撮影の裏話を繰り広げたメンバー。和気藹々とした空気が伝わってくるようだ。それぞれが他パートの楽器を手に持ち、思い思いに遊ぶ。いつかパートチェンジをしようと話した。定位置、自分の楽器に戻り、演奏を始めるのかと思いきや、まだ話は続く。ゆうとのバースデープレゼントの話。モテそうでモテない担当のゆうと。「喋らんとかっこいい」とは真宵談。「モテないけど愛おしい」とはよっぴ談。みんながいないと、ロックヒーローじゃなくなるとのことなので、これからもゆうとを応援して欲しい。「日をまたぎまして」と言うところを「歳を越しまして」と普通に言い間違えるゆうとは、今年も絶好調である。ザ・言わんくていいことを次々に言い放ち、モテない証拠を会場にも披露した。
みんなのためにゆうとが考えたセットリストもあと少し。真宵の「祝えんのか!」の煽りで、「ボクラノシンフォニー」を披露。MCでのゆるい、のほほんとした空気を覆した。この素敵なメロディーを生み出しているメンバーがモテないのは、いささか残念ではあるが、会場に集まった“はうるんるん”たちの愛情でいっぱいなので、きっとゆうとにとって素敵な誕生日になっていることだろう。そして、本来のラスト楽曲「メロドラマ」。しっとりとした空気で会場を埋め尽くす。「また来年も一緒にこいつ(ゆうと)のこと祝おうな、約束だよ」と、真宵から嬉しい約束も飛び出した。来年と言わず、再来年も、ずっとずっとお祝いできるといいなぁ。
「俺らの愛情をこいつに目一杯ぶつけようぜ、東京」の一言で「愛情絶対値」が始まった。さらに追加の1曲。「ヒーローが決める」とのことで、ゆうとが「#prologue」をリクエスト。すぐに対応出来てしまうのは、メンバーの仲が良い証拠だろう。全て終わったと思ったところで、バースデーセレモニー! 始終、会場が温かい雰囲気で包まれているのはHOWLならではあるのだが、いつもよりさらに温かい気がしたのは、本日の主役がゆうとだからだろう。きっと彼の人柄が反映されているのだと思う。この1年も、天然っぷりを発揮し、「モテそうでモテない」かもしれないが、めげずにHOWLを温かい空気で包んでもらいたいものだ。
◆人生のメリーゴーランド◆
SE
01.UNVENUS
02.ENIGMA
03.極楽浄土
04.生きてるだけで褒められたい。(倍速ver)
05.無防備フライデー
06.1/365 day(新曲)
07.honey❤drunker
08.先天性君症候群
09.PRAYER
10.An inch ahead
En
01.ボクラノシンフォニー
02.メロドラマ
03.愛情絶対値
04. #prologue
(写真・千佳 @cka_photo)
【ライブ情報】
●真宵BDワンマン「一蓮托生」
2月15日(火)渋谷Starlounge
●よっぴBDワンマン「よぴバサウルスTOKYO2022」
3月1日(火) ZircoTokyo
●最大キャパワンマン「メルヘンオーディション『 /150』」
4月8日(金)渋谷club asia
【リリース情報】
●配信限定『ENIGMA』
2021年12月25日(土)より各種配信サービスにて配信中
●1st Single『絶景FLAGS』
2021年11月24日(水)発売