AKIHIDE

AKIHIDE

インストゥルメンタルアルバム『ふるさと』で描いた四季の情景。
季節が巡るように命は続いていく――。

BREAKERZのギタリスト、AKIHIDEのソロ作品第5弾『ふるさと』が完成した。ガットギターを中心としたアコースティックの優しく温かな音色が特徴の今作は、和をテーマに1月から12月までの情景が12曲で表現され、私たちに“ふるさと”を思い出させてくれるインストゥルメンタルアルバム。四季を描きながら“続いていく”ことを表現したかったという今作について、AKIHIDEにじっくりと話を聞いた。

◆冬が来ても春が来るように、花が散ってもまた来年花が咲くように

――1stアルバムから3年足らずの間に、早くも5枚目のアルバムということで。本当にハイペースですよね。

AKIHIDE:そうですね(笑)。

――ちょうど1年前のインタビューで「今度は日本の音楽を掘り下げたものを作ってみたい」と言っていて。昨年2月の国際フォーラムホールC公演で「待雪草」を初披露、キリスト品川教会グローリア・チャペルでのクリスマスライブでは今作収録の7曲を披露したわけですが、BREAKERZの活動の合間を縫って少しずつ制作が進行していたのでしょうか?

AKIHIDE:まず「待雪草」をフォーラムCでやって、アコースティックギターの中でもより甘い音がするガットギターを使って和をテーマにアルバムを作りたいなとは思っていたんですけど、BREAKERZの再始動があってしばらくはそこに集中していて、ソロの曲作りはしていなかったんです。夏くらいになって少しずつ曲が出来始めて、四季折々の景色や感情を表現したいなと思って、1月から12月を12曲に当てはめたら楽しんでもらえるかなというアイディアが生まれました。そこからライブ後も曲を作っていったという感じです。なので、去年の下半期から集中して曲を増やしていきました。

――一番最近作った曲は?

AKIHIDE:10曲目の「秋風スウィング」ですね。スウィングテイストの楽曲があるといいねという話をしていて、本当に結構短期間で作った記憶があります。

――今作はなぜ1曲目が童謡の「夕焼け小焼け」なのでしょうか。

AKIHIDE:僕自身の“ふるさと”が八王子なんですけど、「夕焼け小焼け」は八王子で生まれた曲なんです。なので、自分的にはすごく“ふるさと”を思い浮かべる曲でもあるし、八王子は夕焼けが綺麗だと八王子市民は誇りに思っていて、その夕方の景色と5時くらいに流れる「夕焼け小焼け」のメロディを聴きながら名残惜しく帰ったなという記憶があって。まず自分自身の“ふるさと”の景色に立ち返ってスタートすることが、今回のアルバムとしてはいいのかなと、あえてこの曲のカバーから始まる形にしました。

――「桜の森の満開の下」は坂口安吾の小説からインスパイアされて生まれた楽曲ということですが、桜を題材にした楽曲として穏やかな曲にするという選択肢はなかったのでしょうか(笑)?

AKIHIDE:(笑)。僕としては、桜は華やかなだけという印象がなくて。花見のちょっと非日常みたいな感じとか、自分自身が父親を亡くした時にちょうど桜の花が咲いていて、自分の悲しみと春の街の楽しさにギャップみたいなものを感じたことがあったんです。桜を見た時に、楽しさと同時に寂しさを感じるようになったというか。桜って一週間くらいしか咲かないじゃないですか。人は、その一週間にすごく喜ぶ。でもそれって一週間しか咲いていない儚さみたいなものを感じ取って、貴重でより綺麗に見えるのかなと。そういう意味では、僕の中で桜は相反するものという印象が強くて、大好きなお話「桜の森の満開の下」の世界と合うなと思ったので、おどろおどろしく、今までにあまりない世界を作ろうと思いました。

――この楽曲には和楽器が入っていますが、共演は初めてですか?

AKIHIDE:初めてですね。

――和楽器が入ることによって和の雰囲気だけではなく、怪しさが増しますね。クリスマスライブでも披露されましたが、ラストのギター、ベース、キーボードがユニゾンで同じフレーズをループする部分、息がピッタリでしたね。

AKIHIDE:ありがとうございます。あれは特にベーシストが大変だと思うんですよね。曲の疾走感とは裏腹に、同じことを繰り返すというのはメンバー的には結構大変な曲でもあるんですけど、みんな素晴らしいプレイをしてくれました。ライブももちろん良かったんですけど、音源はまたさらに進化しているので、ライブにお越しいただいた方も、こんな風に変わるんだっていう印象を抱いてもらえるかもしれないですね。

――あの部分は、同じフレーズが繰り返される中でもリズムが変わるだけでこんなに聴こえ方が変わるんだなというのが印象深かったです。

AKIHIDE:インストゥルメンタルでライブをやるに当たって、言葉や歌じゃないからこそ、楽器で会話する楽しさみたいなものがあるんですよね。それぞれがアドリブでその時その時感じるままに表現することで、歌があるライブでもそうなんですけど、楽器だけのライブは如実にその日だけのスペシャルなことがマジックとして起こるので、たぶん次回のツアーも全然違う「桜の森の満開の下」になると思います。

――そして今作では「桜の森の満開の下」からの「小さなカーネーション」にホッとします(笑)。クリスマスライブでの観客を交えた鈴のセッションが素敵でした。

AKIHIDE:楽器だけのライブの中でも、みんなと一緒に楽しめるポイントが何かほしいなと思っていて、みんなと演奏できたら面白いかなと。でも楽器は練習が必要なので、鈴だったら誰でも参加してもらえるんじゃないかなと、ふと思い浮かんだんです。本番まではどうなるか全然わからなかったんですけど、秋のツアー「AKIHIDE Premium Night Show 2015 夢見る海月のオーケストラ」初日にやってみたらすごく良かったので、これをチャペルでやったらどうなるんだろうなと。そしたら、すごく荘厳な響きになりました。実は今作の「小さなカーネーション」の最後には、その時に収録した鈴の音も入れているんです。耳を澄ませると、チャペルでの何百という鈴が奏でられているのが聴こえて、より広がりがあるサウンドになりました。

――鈴の音程が2種類あったのも良かったですよね。

AKIHIDE:本当はもっとランダムにしても面白かったのかもしれないですね。音程差があることで、一人ひとりの個性を表現したかったので、それが合わさることでハーモニーになることが楽器の魅力でもありますよね。

――ツアーのジャズクラブでのライブの時とチャペルでは、やはり聴こえ方は全然違いましたか?

AKIHIDE:ジャズクラブは客席が近いので、聴こえ方ももっとタイトというか近い感じがするんですけど、チャペルというのは神様が宿る場所なので、響き方がちょっと現実離れしているというか、海の中にいるみたいでした。本当に自分がクラゲになったかのような、不思議な気分でフワフワしながら聴いていましたね。

――そして6曲目が「雨」ではなく「遠雷」で。

AKIHIDE:「遠雷」というのは梅雨が明けて夏を知らせる季語なんです。「遠雷」のイントロには「雨」がテーマの「RAIN MAN」(2014年5月発売3rdアルバム『RAIN STORY』収録)という曲のイントロのフレーズを隠しで入れているので、雨が降った後に、梅雨が終わって夏が来るよっていうワクワクした感じをこの躍動感ある曲で表現しました。

――夏というと明るくて楽しいイメージが強いですが、8曲目「ジェリーフィッシュ」で寂しさをフィーチャーするというのがまたAKIHIDEさんならではだなと。

AKIHIDE:ちょっとひねくれてる(笑)。クラゲって海水浴時期が終わった海によく出てくるので、夏に色々なことがあって、上手くいったこともいかなかったこともあるけど、夏が終わるとなんか寂しいなぁと、そういう感じを出したかったんですよね。なので、ついつい切ない感じになりました(笑)。

――秋は物悲しいイメージがありますが、逆に10曲目「秋風スウィング」は楽しい雰囲気で。

AKIHIDE:10月はハロウィンの時期なので(笑)。

――確かに(笑)。

AKIHIDE:なので枯れ葉が楽しそうに舞っているような明るい雰囲気でもいいかなと思ったし、アルバムとしても暗い曲が固まっちゃうのは好きじゃないし、聴いてもらった時に音楽として心地いい流れを作りたかったので、季節に合いつつも曲としても流れが美しいものを作りました。

――アルバムが終わりに向かっていくほど心洗われていく感じがしました。

AKIHIDE:それは嬉しいですねぇ。

――12曲目が「この時計が止まるまで」ということで。終わりは始まりに繋がるというのが、AKIHIDEさんの根底にはいつもありますよね。

AKIHIDE:この曲だけが結構前に出来ていた曲で、『Lapis Lazuli』(2013年10月発売2ndアルバム)を出した時に作り始めていたんです。この曲ではアコースティックの中でもスチール製の弦を使用したものを使っています。ライブでも言っていたんですけど、時計というのは自分の命の鼓動、ドクドクッていう心音に例えて、その時計が聴いていただく方も僕自身も健やかに回り続けるように、僕自身の時計が回り続ける限り音楽を届けたいなという思いで完成させた曲です。

――そのMCはとても印象的でした。AKIHIDEさんのライブはMCももはや小説の一部みたいだなと。

AKIHIDE:いえいえ、噛み噛みですけどね(笑)。今回ブックレットも色々とこだわっていて、その中に出てくる時計を最初12時5分前にしていて、いつもみたいに始まりと終わりで完結させようかなと思っていたんですけど、撮影直前に12時をまたぐように変えました。今までと違って、季節は巡っていくというところを表現したくて。だから命も終わるのではなくて続いていくというか、冬が来ても春が来るように、花が散ってもまた来年花が咲くように、そういうポジティブなメッセージをこの曲に込めました。

◆同じような楽器構成でも1曲1曲違う音になっている

――レコーディングに関して、『Lapis Lazuli』では生楽器、生の音にこだわっていましたが、今回AKIHIDEさんの中での縛りやこだわりなどは何かありましたか?

AKIHIDE:目標として、すごく優しくて温かいアルバムにしたいと思っていて、歌がないからこそより聴いていただく方の日常に寄り添えるというか、“ふるさと”を思い出すような気持ちで聴いていただきたくて、とにかく音色として優しいもの、心地いいものを追究していくと、やっぱり生楽器になっていきました。優しい音と言われているガットギターをメインに使ったのも、優しい曲を表現したらもちろん甘くて優しいんですけど、激しいロックな曲を演奏しても、エレキギターとかと違ってすごく優しいというか。今までありそうでなかったものが表現出来たので、その辺はすごくこだわりました。

――ギタープレイ的に一番苦労した楽曲は?

AKIHIDE:今回使ったガットギターがすごく繊細なものなので、今までになく難しかったんですけど、「夕焼け小焼け」は去年の暮れに録って、年をまたいで録り直しました。1曲目は特にギターだけなので、お腹が鳴ってもマイクに入っちゃいますし、革パンを履いて弾いたら、革パンが擦れる音さえも入ってしまうので身動きできないし…でも、小さい音で弾かないと音に鳴らない楽器で。力を抜くというのは何事においても難しいじゃないですか。それが極まった楽器だったので、逆に力が入り過ぎて、夜寝ていると右肩がつったりしました。変な力を抜くために、別の力を入れていたというか。そんなレコーディングの日々でしたね。

――パーカッションで様々な音が表現されていますが、今回珍しい楽器はありますか?

AKIHIDE:「待雪草」は僕がパーカッションをやったんですけど、「待雪草」というのは雪から顔を出して最初に咲く花で、希望の花と言われているんです。その雪解けの水の音を表現したいなと思って、アルパカの爪が30~40個付いている楽器(=チャフチャス)を使いました。それをこすると川のせせらぎみたいな音がするんですよ。冒頭に薄ら入っています。

――「ゆりかご」にも入っている音ですよね?

AKIHIDE:はい、「ゆりかご」はパーカッションの西岡ヒデローさんにやっていただいたんですけど、僕はそれを見て学んでやったんです(笑)。革や貝など色々な種類があって音色が違うんですけど、僕は確かアルパカの爪だったと思います。

――一体どんな楽器で再現しているんだろうと不思議でした。

AKIHIDE:たぶんアフリカとかの楽器だと思うんですけど、日本っぽい情景を表現できるというのはびっくりしました。色々と空間を感じさせる楽器を随所に入れることで、不思議と奥行きが出るんですよね。特に「桜の森の満開の下」は和楽器の音色が入ってくると、神様が降りてくる感じがするというか、神々しいんですよね。笙という楽器なんですけど、元々アジアにあって中国から日本に来て、その後ヨーロッパに渡ってパイプオルガンになったらしいです。前回のライブでパイプオルガンを演奏してもらいましたけど、ある意味根源は一緒だったというか。音楽的にも、非常に面白みがたくさん詰め込まれた作品になっています。

――他にも気になっていた音の正体を伺いたいのですが、「月下の蝶」に入っているキラキラ音は?

AKIHIDE:あれはウィンドチャイムなんですけど、ヒデローさんはとにかくたくさんの楽器を広げていて、その中から感覚で拾い上げて一気に録っていく人なんです。なので見ていてすごく面白いですよ。鈴も何種類もありました。

――「ゆりかご」「待雪草」に入っているキラキラ音とは違う音だと思ったんですが…

AKIHIDE:スレイベルかな? クリスマスソングによく使うシャンシャンシャンっていう音がする鈴で、それも色々な曲で使っているんですけど、使い方次第でクリスマスっぽくは聴こえないんです。色々と深いんですよ(笑)。たぶん人が最初に音を出したのってパーカッションだと思うので、人間の根源なんですよね。なので、気持ちよかったりするのは人類共通でリンクしやすいんでしょうね。

――「星祭りの夜に」がフェードアウトで終わっていくのは、AKIHIDEさんの中ではどんなイメージだったのでしょうか。

AKIHIDE:七夕に行われるものが星祭りと言われているそうなので、織り姫と彦星の天の川の情景みたいなものをイメージしています。最後はフェードアウトしているんですけど、鈴とかキラキラした音を若干残るようにしていて、天の川に消えていく感じをイメージしたので、星に埋もれていくというか、星の川に景色が消えていく…そういう感じですね。この曲も色々な種類の鈴を使いました。

――「秋風スウィング」の中盤にクラップが入っていますが、今回は総勢何名で(笑)?

AKIHIDE:僕含め大人4名ですね(笑)。はしゃぐ歳じゃない人たちで、夜な夜なやってました(笑)。スタッフさんが口笛も吹いています(笑)。

――(笑)。前作ではアナログテープで初めてミックスしたということでしたが、今回は?

AKIHIDE:あれ以降ハマってしまって、今回もそうですね。アナログテープと言われるものに一回録って、音のトリートメントとよく言われるんですけど、滑らかにするというか、それだけで随分と印象が変わるんです。目を閉じて聴いてどっちがどっちということではなく、印象として今回テーマにしている優しく温かな音になったなと思うので、それは聴いた方にもプラスαに伝わると思います。すごく変わるので、楽しかったですよ。

――今回は何か初めての試みはありましたか?

AKIHIDE:ドラマーだけでも4人の方にお願いしたり、こんなシンプルな楽器構成なのにミュージシャンの数はすごく多いんですよね。ドラムという一つの楽器も4人いれば四者四様なので、楽器って人なんだなと思いましたし、スタジオも色々なところで録って、初めて行った場所もあったんですけど、スタジオも楽器なんだなと思いました。先ほどのチャペルの話も、鈴がすごく神々しくなったのはその空間が楽器だから聴こえ方が変わるんだなと思うと、人も変われば録る場所も変わったので、同じような楽器構成でも1曲1曲違う音になっているんだなというのを改めて感じたし、聴いた方にも感じていただけるんじゃないかなと思います。

◆たくさんの方の“ふるさと”になれば

――先ほどお話に出たブックレットですが、全12曲のモチーフが綺麗に組み込まれていて、ナミダくんもいるんですね。

AKIHIDE:今回は、僕がラフを書いてデザイナーさんと一緒に作っていきました。それを一度テーブルくらいの大きな紙にプリントして、そこに人の温かみを加えたかったので、今回もスタッフさんに集まってもらって皆で和紙を貼ったり、墨を塗ったりスプレーをしたりしました。

――今回はデビルナミダくんなんですよね。

AKIHIDE:『RAIN STORY』に出てきた子なんですけど、命を運んでいたんですよね。その命をなんとかしてあげたいなと思って、今回この子が種を植えて、季節が巡って花が咲いて、そして散って冬を越えてまた生きていくという作品にしたかったんです。僕の中の裏テーマですけどね。それで、左の子は赤ちゃんを持って命を植えに来たんですけど、右の子が手ぶらなのは、命が冬を越えて年をまたいで進んでいくというのを表現したかったんです。でも、見た時に純粋に可愛いな、温かいなと思ってもらえることが何より嬉しいですし、そのために作っているので、こういうものも見てもらえればなと思います。

――そして今作を引っ提げ行われるツアーは既に編成が発表されていてドラム、ベース、キーボード、サックスということで。

AKIHIDE:今作は特に優しくて温かいものをテーマにしていますけど、ライブではだいぶ熱くなると思うんですよね。皆、その時その時のアドリブだったり感情を音にしてくれるので。『ふるさと』ということで僕自身も過去の曲を振り返って、今のアレンジでお届けしようと思うので、花見の宴のようなライブになると思います。東京の追加公演がBlue Note Tokyoなんですけど、そこではアルバムの曲順通りにやろうかなと思っているので、また違う楽しみ方ができるかなと思います。

――今作の通常盤ボーナストラック「Namida ~Live Version~」を聴いて、今後ライブアルバムも出してほしいなと思いました。

AKIHIDE:『Lapis Lazuli』の時に配信限定リリースとしてはやったんですけど、いつかまた出来たらいいですね。ライブならではの良さもありますからね。「Namida」はお客さんからも評判が良いですし、どのツアーでもやっているくらい割と定番化していて。この時がピアノとギターだけというシンプルなアレンジだったので、今作のガットギターの優しくて温かいというテーマに沿ったものではあったんですよね。なので、このアルバムのテーマとしても合っていると思います。

――では最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

AKIHIDE:自分自身が日常でよく優しくて温かいインストゥルメンタルを流しているんですけど、そういうものを作りたいし聴きたいなと思いました。通勤通学の時、寝る前、起きた時、色々な時間に寄り添えるアルバムなので、普段なかなかインストゥルメンタルを聴かない方でも、耳馴染みのいいアルバムになったと思いますし、もちろん普段から聴いている方にも、聴きどころ満載のアルバムなので、本当にたくさんの方に届けばいいな、“ふるさと”になればいいなと思います。

(文・金多賀歩美)


ARTIST PROFILE

AKIHIDE

<プロフィール>

2001年、FAIRY FOREのギタリストとしてメジャーデビュー。2003年、FAIRY FORE脱退。2004年、NEVER LANDを結成しギターヴォーカルとして活動を始める。2007年、NEVER LAND解散。同年BREAKERZ結成。これまでに様々なアーティストのサポートギタリストや楽曲提供も行ってきた。また、オンライン絵本コンテンツ『MOON SIDE THEATER』の開設、絵本『ある日 ココロが欠けました』を出版する等、アート作品も手掛ける。2013年よりソロ活動をスタートさせ、これまでに4枚のアルバム『Amber』『Lapis Lazuli』『RAIN STORY』『月と星のキャラバン』を発表。2016年3月、アルバム『ふるさと』をリリースし、「AKIHIDE Live Tour 2016 “桜の森の満開の下で”」を開催する。

■オフィシャルサイト
http://akihide.com/

■ツアー特設サイト
http://akihide.com/special/sakuranomori/

【リリース情報】

『ふるさと』
2016年3月23日(水)発売
(ZAIN RECORDS)
BREAKERZのギタリスト、AKIHIDEのソロ作品5枚目のアルバム。和をテーマに1月から12月までの情景を12曲で表現した作品。

ふるさと
[初回限定盤スペシャルパッケージ]
CD+LIVE DVD+スペシャルフォトブックレット(ふるさと詩集付き)
ZACL-9089
¥5,556+税
amazon.co.jpで買う
ふるさと
[通常盤]
CD Only
※通常盤のみボーナストラック「Namida ~Live Version~」を収録
ZACL-9090
¥2,800+税
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

[CD]
01. 夕焼け小焼け
02. ゆりかご
03. 待雪草
04. 桜の森の満開の下
05. 小さなカーネーション
06. 遠雷
07. 星祭りの夜に
08. ジェリーフィッシュ
09. 月下の蝶
10. 秋風スウィング
11. 氷雨
12. この時計が止まるまで
Bonus Track. Namida ~Live Version~(※通常盤のみ)

[初回限定盤DVD]
Premium Night Show 2015 夢見る海月のクリスマス in キリスト品川教会 グローリア・チャペル
01. 待雪草
02. Moon Dancer
03. Lapis Lazuli
04. ジェリーフィッシュ
05. 氷雨
06. 桜の森の満開の下
07. 小さなカーネーション
08. この時計が止まるまで

【ライブ情報】

●AKIHIDE Live Tour 2016 “桜の森の満開の下で”
3月27日(日)東京:日本橋三井ホール ※完売御礼
4月1日(金)名古屋:ダイアモンドホール
4月3日(日)大阪:UMEDA CLUB QUATTRO

●AKIHIDE Live Tour 2016 “続・桜の森の満開の下で”(追加公演)
4月10日(日)BLUE NOTE TOKYO
1st:開場16:00/開演17:00
2nd:開場19:00/開演20:00