連載企画

レイヴマンスリーコラム レイヴのすゝめ -2020-

其の六 ~ドラマー・凪が見たレイヴ~

其の六 ~ドラマー・凪が見たレイヴ~

5月25日に緊急事態宣言の解除、そして6月19日には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京都の休業要請が全面解除され、ライブハウスも営業を再開した。それに伴い、7月に予定されている2MAN LIVE SERIES「戦友-ライバル- vs ベル」を皮切りに、レイヴの終活が再び動き始める。そんな中、この連載では今回から4回に渡って、四人のパーソナルインタビューをお届け。最初に登場するのはドラマーの凪。飄々としていて、どこか掴み所がない、そんな印象の彼がレイヴというバンドとその活動終了を、そして自身の未来をどう見ているのか、今の思いを語ってもらった。

◆今回はもう厳しいなと感じたんです。ここからもう1回チャンスは狙えないなと

――パーソナルインタビューは、2017年11月に行った「ドラマー・凪とレイヴ」以来ということで、約2年半ぶりですね。

凪:そうです。でも、あれからまだ2年半しか経っていないんですね。5年くらい経っているような気がしていました(笑)。あの時はまだ前の事務所にいて、チーズケーキを食べながら取材したのを覚えています。そして、当時も髪が紫だったんですよね。1周回って髪が紫に戻ったタイミングで再びパーソナルインタビューをするという(笑)。

――絶妙なタイミングで二度目のパーソナルインタビューが実現しましたね。この2年半の間に様々な出来事があり、傍目には激動という印象ですが、ご自身ではどう感じていますか?

凪:そこまで大きな出来事はなかったと思うんですよ。事務所を移籍して、活動終了を発表して…

――その二つだけでも、かなり大きな出来事のような気がするのですが。

凪:激動なのかなぁ。当事者ほどわからないものなのかもしれませんね。もちろん、大したことがないというわけではないんですけど、当事者と周囲の人の感じ方は結構違う気がするんです。

――前回のパーソナルインタビューでも話しましたが、凪さんは相変わらず“飄々としていつも安定した感情の人”ですね。

凪:そういえばそんなことを言っていましたね(笑)。相変わらず安定してますよ。

――さて、その際に凪さんから「本当はWEST(2015年12月にTSUTAYA O-WESTで行われた「ちかっぱ!シティーボーイ!!~俺たちイケとろーもん~」)が終わった直後に解散するつもり、解散しなくても自分が脱退するつもりだった。(中略)でも話しているうちに、俺も悠もまたレイヴで頑張ろうという気持ちに戻った」という話がありました。凪さんから見て、当時と、活動終了に至った今回との大きな違いは何だったと思いますか?

凪:結構ネガティブな話になっちゃうんですけど、前回解散の話が出たときは「まだいける」と思ったんです。メンバーに「解散したい」と話した後、家に帰って考えて、いろんな人に相談して、「ここを改善すれば、もうワンチャンスあるな」と思えた。でも、今回はもう厳しいなと感じたんです。ここからもう1回チャンスは狙えないなと。

――どういう点で、無理だと思ったのでしょう?

凪:これまで8年やってきて、レイヴというバンドの名前だけは知られているわけじゃないですか。もう新鮮さなんて皆無なんですよ。名前は知っていても、聴いてくれない人はもう聴いてくれない。これは結構大きいと思うんです。あとは、自分自身もあれから年齢を重ねたことで、現実を見てしまったということですね。

――今年の頭に活動終了の話し合いが行われたわけですが、タイミング的にはどう感じましたか?

凪:だよね、と思いました。タイミング的にも今でしょうと。俺らって動員が全く変わらないんですよ。他のバンドにもすごいって言われたんですけど、新陳代謝が活発で、減ってもその分新しいファンが入ってくるんです。普通は、増えて減るじゃないですか。でも俺らはずっと一定なんですよ。

――新たなファンを獲得しながら、一定数のファンを維持できていても活動終了という選択をしたというのは、ちょっと意外でした。

凪:でも、ずっと一定なんですよ。もっと高い水準で一定数を維持できているのであれば、俺らも違う考え方をしたと思うんですけど、水準があまり高くない状態で、減りもせず増えもしない状態が続くのはなかなか歯痒くて。「伸びんなぁ」と思っていましたね。

――伸び悩んだのはなぜだと思いますか?

凪:俺らのがっつきが足りなかったのかなと。今思えばもっとやれることはあったとは思うんですけど、俺はがっつくことが嫌いで。ぶっちゃけて言うとSNSも本当はやりたくないくらいなんです。他のバンドさんはそのあたりをしっかりやっているじゃないですか。考え方が古いのかもしれないんですけど、俺にはそれができなかった。そのあたりも原因かなと思うんですよね。時代になじめていないのかなと。

――前回は「完全に心が折れていて、もうダメだと思った」と言っていましたが、現在の心境は?

凪:今回は折れてはいなくて、芯がなくなっちゃった感じかなぁ。あの解散の話の時から立ち直ってはいるんですけど、その時から心のどこかにちょっとした諦めの気持ちがあったんですよね。それで、芯がなくなっちゃった。

――その時は凪さんから解散しようという発言をしたわけですが、今回も?

凪:いや、俺ではないですね。でも、メンバー間でそういう話が出たときに俺も賛同して、満場一致で決まった感じです。俺自身も1年以上前からどこかで思っていたことではあるんですよ。「解散したい」とは思っていませんでしたけど、厳しいなとは思っていて。なので活動終了の話が出た時にすごく安心したんです。「あ、俺だけじゃなかったんだ」って。

――3月に活動終了について皆さんに伺ったときに「スッキリした」「肩の荷が下りた」と言っていましたよね。

凪:そうなんです。だから今、すごく気が楽なんですよ。この話だけ聞くと暗く感じるかもしれないんですけど、思い詰めたりしていないし、以前も伝えたように終活自体はすごく前向きに捉えています。

◆特に全曲ワンマンはファン投票で決まったものだから絶対にやりたい

――活動終了を決定してから終了までの期間をどう感じていますか?

凪:ファンの事を思うと、ちょうどいいと思うんです。例えば2月に発表して5月に解散だったら「早い!」って思うじゃないですか。でも1年あれば「どこか来られるところに来てよ」って言えますから。

――6月19日に新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京都の休業要請が全面解除されて、ライブハウスも営業を再開しましたね。晴れて終活リスタート、という段階でしょうか。

凪:雲行きはまだ怪しいです。7月のツーマン企画のライブ(7月13日に開催予定だった『戦友-ライバル- vs Chanty』@渋谷REX。11月16日に延期が決定した)があったんですけど、対バン相手のChantyさんとも、「万全の体制でやりたいよね」という話はしていて。色々制約があるので難しいですね。

――6月13日に配信ワンマンライブ「STAY HOME」が行われましたが、こちらはいかがでしたか?

凪:配信自体は俺の生誕(4月6日に配信された『レイヴ「無観客配信!~リクエストアワード-2020-&凪のお誕生日会~」supported by ViSULOG』)でもやったので2回目なんですけど、前回は急遽決まったので機材も少ないしカメラマンさんも一人で回している感じだったんです。でも今回は映像の制作会社の方々がやってくれて、機材もスタッフの人数もすごいし、雰囲気が全く違って、「収録されてる!」という感じでした。映像も音も綺麗で、すごくよかったと思います。

――凪さんは無観客の配信ライブをどう捉えていますか?

凪:俺は嫌いじゃないです。お客さんも会場まで来る手間がないじゃないですか。遠征して来る子たちは、2時間のライブのために、交通費を出して、時間をかけて県外から来てくれるんですけど、配信ならその負担がない。家で観られるわけですからね。今後は、配信ライブが新しいライブの形として定着するんじゃないかと思います。

――演者としてはどう感じていますか?

凪:すごく不思議な感じで、正直やりづらいと言えばやりづらいです(笑)。他のメンバーは一人一台ずつ動くカメラが着くんですけど、ドラムは固定のカメラだから、いつ映るかわからないんですよね。たまに「俺、今映ってるのかな…」って気にしながら叩いていました。お客さんにはカメラ目線のところを見てほしいので、そのたびに顔を作るんですけど、後で見返すとそこは映っていないという(笑)。

――(笑)。でも、生のライブではずっとファンの方に見られているわけですから、そちらのほうが四六時中気を張っていて大変なのでは?

凪:いやいや、やっぱり違いますよ。生で観られているほうが絶対いいです。実は俺、元々カメラが苦手で、アー写の撮影も大嫌いだったんです。機械越しに見られるのが苦手なんですよね。だからむしろ配信のほうが緊張します。あと、配信だとミスがすごく目立つんですよ。ライブは爆音だし、その場の勢いがあるけど、配信は音が整っているからわかりやすい。それもあって気を張りますね。俺、結構よくミスるので(笑)。

――コロナもまだまだ予断を許さない状況ですが、今後のライブも配信になる可能性はあるんでしょうか。

凪:どうなんでしょうね。現時点ではその予定はないですけど、無きにしも非ずじゃないかな。もしも第2波が起こった場合、ライブを中止にするくらいなら配信にするんじゃないかと思うんです。特に全曲ワンマンはファン投票で決まったものなので絶対にやりたいですからね。

――4月に行ったレンさんとのオンライン宅飲みで、「このままだと解散延期もあり得るかも!?」という話が出て、そのあたりも気になっていたのですが。

凪:もしかすると、もしかするかもしれないですよ。今の段階ではどうなるのか何とも言えないんですけどね。

◆どんな方向に進むのであれ、何かしらの勉強はしていると思う

――以前、この連載で「卒業」というお題でコラムを書いてもらった時に、「小学生の頃から毎週欠かさず買っていた週刊少年ジャンプを卒業しました」という一文と共に「よく考えたら卒業できそうなことまだたくさんありそう…」と書いていましたが、その後何か卒業したものはありますか?

凪:実は俺、コロナでの自粛中にタバコをやめたんですよ。元々二日に1箱、ライブの日は1日1箱吸っていたんですけど、自粛して1ヵ月目くらいに、「吸わなくていいや。やめてみよう」って思って。

――すごいですね! むしろ家にいると吸ってしまう人が多い気がするのですが。

凪:そうなんですよね。他の人はそう言っていたんですけど、すんなりやめられてすごく嬉しいです。その時に次の卒業目標として書いた「糖質」は無理でしたけど(※この取材中も凪さんはクリームソーダを注文していました)。今考えると、俺はむしろ外に出た時に手持ち無沙汰だったから吸っていたのかもと思うんです。自粛中は家から出ないから、誘惑が何もなくて余裕でやめられました。

――やめて何か大きく変わったことはありますか?

凪:お金が減らないです(笑)。以前はほぼ毎日コンビニにタバコを買いに行っていたので、そのついでに何か買っていたんですけど、それもなくなったので。あと外食も減ったので、全然お金が減らなくて、「お金ってこんなに使わなくても生きていけるんだ!」って思ったらそれにハマっちゃって、1日に使うお金を減らしてみたりしましたね。

――プライベートがガラリと変わりましたね(笑)。自粛期間中、レンさんは「自宅で音楽を聴いたり、ギターを弾いたりしている」と話していて、nisaさんと悠さんは新曲「pray」を制作していましたが、凪さんはどうしていましたか?

凪:実は、2ヵ月間ドラムを全く叩かなかったんです。そもそもドラマーは音の関係もあって自宅だと何もできないんですよ。俺は普段はスタジオで練習するんですけど、自粛期間中は行けなかったですし。なので、知り合いに頼まれた打ち込みのデータを作っていました。それ以外は、今後の人生について考えていましたね。

――バンドが活動終了した後のプランは浮かびましたか?

凪:これはあくまでも決定ではなく一つの案なんですけど、学校に行こうと思っているんです。

――また随分大きく舵を切りますね!

凪:そうなんですよね(笑)。看護か介護の資格を取ろうかと思っているんですよ。今回のコロナ禍で、しばらくの間バンドとしての活動がほとんどストップしている間に、バンドを辞めた後のことをすごく考えたんです。今は音楽で先が見えないじゃないですか。俺はそれが怖くなっちゃって。もちろん音楽はやりたいですけど、まずは試験を受けて資格を取ろうと思うんです。一時期、スタイリストになりたいという気持ちもあったんですけど、それを目指すにしてもまずは学校に行くと思います。

――その間、音楽は封印してしまうのでしょうか?

凪:学校に行きつつ、仕事をしつつ音楽ができれば一番良いんですけど、忙しくて絶対に無理じゃないですか。俺は、たまにバンドをやるというやり方はしたくなくて。やるなら売れることを目指したいんです。

――前回のパーソナルインタビューの時に、「売れたくてバンドをやっているわけじゃないですか。小さいままで終わらせたくないんです」と言っていましたよね。突き詰める性格はすごいと思うんです。

凪:俺、はまると本当にはまるんですよ。そして、はまったことにはすごく努力します。あと、絶妙なタイミングで、来年の3月が家の更新なんですよ。冬にバンドが終わるじゃないですか。そうしたら、東京にいても仕方がないなと思っていて。バンドするために上京したわけで、ここに暮らすために来たわけではないから、バンドが終わるなら福岡に帰るのもいいかなと思っているんです。今はまだ、どうしようか迷っている段階なんですけどね。

――凪さんは今、色々な方向に伸びた岐路に立っているんですね。

凪:まさにそういう感じです。未来の自分は音楽をやっているのかいないのか、東京にいるのか福岡に帰っているのか…。

――来年の今頃の凪さんは何をしているんでしょうね。

凪:まだ全くわからないんですよね。でも、どんな方向に進むのであれ、何かしらの勉強はしていると思いますよ。

――このコロナ禍で新たな進路が見えてきたと言っても過言ではないですね。

凪:そうですね。コロナ禍でバンド以外の仕事がなくなってしまって、それによって焦りが出てきた。そんな中で将来のことを考えた結果出てきた案です。コロナがなかったらここまで深くは考えなかったと思いますね。

◆レイヴの曲が好きだったから、そこで一緒に音楽がやれればよかった

――凪さんにとってメンバーの皆さんはどんな存在でしたか?

凪:すごく不思議な関係です。友達でもない、先輩後輩でもない。バンドを一緒にやっていなければ絶対仲良くなっていない人たちです。嫌いとかじゃなくて、接点が全くないんですよ。仲良くなる要素がない。音楽的な好みの面ではレンと同じですけど、バンドを一緒にやっていなければ話すらしていなかったかもと思うんです。でも考えてみると、みんな性格がバラバラなのに、バンドっていうだけで、全く接点のない人間がまとまって8年も一緒にいる。これってすごいことですよね。この不思議な関係を何て表現したらいいんだろう。仕事仲間というには遠すぎる気がするし、友達でもない…とにかく不思議な関係です。

――メンバー間で一番仲が良かったのは誰ですか?

凪:そんなにバラツキはないけど、悠かな。一番話しやすいです。

――でも一緒に飲みに行ったりしないし、上京直後に一緒に住んでいた時も、凪さんはほとんど顔を出さないレアキャラだったんですよね。

凪:そうなんです。あの頃は悠以外にも他のバンドの先輩も家にいたりしたから、なかなか部屋から出られなくて。俺、先輩後輩って立場が苦手なんですよ。もちろん、先輩にはきちんと接しますけど、俺が後輩に接する時は先輩としてじゃなくて、「タメ口でいいよ。友達として接して」って伝えるようにしているくらいなので。だから、悠と二人だったらもっと頻繁に部屋の外に出ていたと思います(笑)。

――レンさんとご自身の性格は違うと感じますか?

凪:本当に真逆です。バンドをやっていなかったら全く接点がなかったと思います。一番遠い感じかな。二人だけで飲みに行けって言われたらちょっとキツイかも(笑)。オンライン飲み会でも話題に出ましたけど、俺は割と時間にもキチキチしていて、レンは緩いというか破天荒ですからね。でも、一緒にバンドをやって、彼の良い所も知ることができた。良い歌詞を書くし、良い曲を書くし、そういうことはバンドをやっていなかったら知ることがなかったんだろうなと思います。

――nisaさんとは性格的に近い印象があります。

凪:nisaもきっちりしているんですけど、俺とはちょっと違うタイプだと思うんですよ。

――以前、「自分の中でこだわりを持っている事に関しては仕事でもプライベートでも「俺はこれだから」って言って曲げない」と話していましたが、nisaさんよりもより繊細なきっちりタイプのような気がします。

凪:俺は細かい所をすごく気にするし、自分のタイムテーブルを組んでそれが崩れるとイライラしちゃうんですよ。俺とレンが180度違うとしたら、nisaとは時計でいうところの12時と3時くらいの位置関係ですね。悠は12時1時。

――悠さんとはかなり近いですね。

凪:そうなんですよ。俺は一番近いと思っています。レイヴに入るとき、最初に声をかけてくれたのが悠だったって言うのもあるのかもしれないですけどね。

――異なる個性のメンバーで構成されているレイヴを結び付けていたものは何だと思いますか?

凪:難しい質問ですね。改めて言われてみると、俺らは何で結び付いていたんだろう。コンセプトも定まっていなかったし…わからないですね。それで8年バンドをやるってすごいことですけど(笑)。

――バンド内で、メンバーそれぞれが担う役割は決まっていましたか?

凪:決まっていた気がします。俺から見ての印象ですけど、レイヴを作っていたのはレンと悠だと思うんですよ。レンが「これがやりたい」と言ったものを、nisaと悠が噛み砕いてそれぞれ曲を作って、俺のイメージやバンドのイメージでこっちのほうが近いというものをやる感じです。

――活動終了するにあたって悠さんが、「残りの期間で音楽とはレイヴとは何だったのか考えたい」と言っていましたが、凪さんにとってレイヴとは何でしょう?

凪:俺は作曲や作詞もしていなくて、今考えるとみんなの夢に乗っかって行ければよかったんですよ。それでドラムが叩けていればよかったんです。

――走っているレイヴという車に「俺も乗せて!」という感じ?

凪:そうそう。「たまに運転させてね!」くらいの(笑)。たまにでいいんです。そもそも、俺が俺が!という感じだったら曲を作っていたと思うんですよ。俺は曲を作る側じゃなくて演奏をする側で音楽がやりたかった。クリエイターではなく、ただのプレイヤーがよかったんです。「俺はこれがやりたい!」というよりも、レイヴの曲が好きだったから、そこで一緒に音楽がやれればよかった。

――レイヴの音楽が好きだから一緒にいたというのは、ある種ファンのような心理ですね。

凪:そうなのかもしれないですね。それで売れると思っていたから、ずっとやっていたというのもあるし。結果は出せなかったですけどね。

――では、音楽は凪さんにとってどんなものでしたか?

凪:夢でしたね。それが今年覚めるっていうだけです。でも、10年やりましたからね。楽しかったですよ。良い人生経験だったと思います。この経験が良かったのか悪かったのかは今後の自分次第だと思うんですよ。この夢は、今の段階では今年いっぱいで一区切りするつもりでいますけど、はっきりは決めていないし、まだ見続けるかもしれません。だから、もしかすると来年の今頃、こうやってVifのインタビューを受けている可能性も無きにしも非ずですよ(笑)。

【今月のお題】

Vifからのお題にメンバーが答えるこのコーナー。第6回目のお題は、この季節らしく「雨」。nisaさんと悠さんに、雨にまつわるエピソードを教えてもらいました。

nisa

nisa

元々、雨はあまり好きではなくて。
理由は
①湿気でテンション下がる
②雨で肌が荒れる
③外が暗い、という感じ。

でも振り返るとコアなファンの皆はご存じの通り、レイヴは大事なライブの日にはいつも雨が降るバンドでした。
気づけば“レイヴ”と“雨”はリンクされた関係値になっていたり。

そういえば先月の連載に出した曲「pray」の間奏部分にもrainというワードが入っていましたね。
映画を見た人には光景が浮かぶと思いますが、
〈雨宿りできなくても〉=路地裏や公園など野外で音が生まれるさま
を描いているイメージでした。
映画を見る前と見た後で曲の印象が変わったという声を沢山貰ったので、テーマを感じ取ってもらえてよかったです。

悠

今年も梅雨の季節になりました!
傘が手放せない季節ですが、皆さんはマイ傘って持ってますか??
僕は持っていなくて、毎年お洒落なマイ傘が欲しいなーと思うのですが、盗難等を恐れてなかなか手を出せずにいます…(笑)。
この際だから名入りの傘でもオーダーしちゃおうかな??
何かそんなサービスがあったら是非教えてください^_^
ちなみに連載第4回目で紹介した、自宅サウナ用の逆向き傘みたいなの(「サウナ傘 お風呂 de サウナ傘 ニュークリア 65cm」)はまだ手に入れてません(笑)。

<編集後記>

約2年半ぶりに凪とじっくり話をして受けた印象は、相変わらず「謎多き人物」だった。 いつも穏やかな笑みを浮かべながら、目の前の事象を静かに冷静に見つめ、控えめなようでいて、妙な忖度はせずに自分の意見を淀みなく語る。そんなどこか掴みどころのない、不思議な魅力を持った彼が今の率直な思いを語ってくれたインタビュー、ぜひじっくりと読んでいただければ幸いだ。 10年を超える時間を音楽に捧げてきた今、「人生の岐路に立っている」と話してくれた彼は、これからどんな道を選び、進んでいくのだろう。その未来が楽しみでならない。

(文・後藤るつ子)

ARTIST PROFILE

レイヴ

<プロフィール>

レン(Vo)、nisa(G)、悠(B)、凪(Dr)によるロックバンド。2012年8月に福岡県で結成し、1stシングル『ALIVE』をリリース。2016年10月にみくる(G)が病気のため永眠。2017年3月に1stフルアルバム『不幸福論』をリリース。2018年3月、24RECORDSに移籍し、5月に移籍第1弾としてミニアルバム『メンブレさん通ります。』を、その後シングル『ハラスメント』『スーサイドBABY』『BOTEKURI』『初恋』、2020年2月に会場限定シングル『ドリップ』をリリース。2月25日に年内をもって活動を終了することを発表し、「終活」を宣言した。

■オフィシャルサイト
http://rave-official.com/

【リリース情報】

New Single『初恋
2019年11月27日(水)発売
(24RECORDS)

初恋
初回限定盤A
(CD+M∞CARD)
TFRV-1011
¥1,800+税
amazon.co.jpで買う
初恋
初回限定盤B
(CD+M∞CARD)
TFRV-1012
¥1,800+税
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初恋
通常盤
(CD ONLY)
TFRV-1013
¥1,500+税
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

[CD]
初回限定盤A
01.初恋
02.たかが世界の終わり

初回限定盤B
01.初恋
02.untouchable

通常盤
01.初恋
02.untouchable
03.たかが世界の終わり

[M∞CARD]
「初恋」MV + MV Making ※初回限定盤A、Bのみ

【レイヴ終活一覧】

#1 ONEMAN TOUR「序章」※開催済み
#2 6月 8周年ファン感謝祭『帰ってきた耐久レース!全曲ワンマン』開催
#3 2MAN LIVE SERIES『戦友-ライバル-』開催
#4 夏 8周年里帰りTOUR『原点回帰』開催 (開催予定地:長崎県・宮崎県・福岡県)
#5 秋 LAST ONEMAN TOUR開催
#6 10月 Gt.みくる追悼ライブ開催
#7 冬 LAST LIVE開催

【ライブ情報】
●2MAN LIVE SERIES
「戦友-ライバル- vs ベル」
7月22日(水)池袋EDGE

「戦友-ライバル- vs DOF」
7月28日(火)高田馬場CLUB PHASE

「戦友-ライバル- vs NEVERLAND」
8月3日(月)渋谷REX

「戦友-ライバル- vs Chanty」
11月16日(月)渋谷REX

●レイヴ 8周年里帰りTOUR「原点回帰」
8月21日(金)宮崎SR BOX ※nisa誕生日
8月23日(日)長崎DRUM Be-7
8月24日(月)小倉FUSE

●レイヴ LAST ONEMAN TOUR「Day×Bye×day」
9月4日(金)渋谷REX
9月13日(日)仙台enn 3rd
9月19日(土)広島Yise
9月21日(月・祝)アメリカ村CLAPPER
9月22日(火・祝)名古屋HeartLand
9月24日(木)福岡DRUM Be-1

●レイヴ Dr.凪 生誕記念ONEMAN「凪のお誕生日会」
10月5日(月)高田馬場CLUB PHASE

●レイヴ Gt.みくる追悼 ONEMAN「Bora Bora Blue」
10月26日(月)目黒鹿鳴館

●レイヴ 8周年ファン感謝祭 「帰ってきた耐久レース!全曲ワンマン – 2012~2015 -」
●レイヴ 8周年ファン感謝祭 「帰ってきた耐久レース!全曲ワンマン – 2016~2020 -」
11月21日(土)池袋EDGE

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