The THIRTEEN

The THIRTEEN

1stシングル『LIAR.LIAR.』リリース&初の全国ツアー開催!
Sadie活動休止から1年、The THIRTEEN始動から半年を経た真緒&美月の思いとは――

2016年3月20日午前0時、その全貌が明らかになり、5月25日に初音源となる1stアルバム『PANDEMIC』をリリース、6月24日に赤坂BLITZで1stワンマンライブ「INDEPENDENT13」を行ったThe THIRTEEN。そんな彼らが、早くも新たな作品として1stシングル『LIAR.LIAR.』をリリース、さらに初の全国ツアー「TOUR 2016 SPUNKY LOUD MONSTERS」を開催する。ライブを主軸に楽曲を構築するというThe THIRTEENのコンセプトのもと生み出された3曲について、Sadieの活動休止から1年を経た現在の心境とともに真緒(Vo)&美月(G)に語ってもらった。

◆フレーズ先行とか全くなく、ライブどうしようか先行(美月)

――The THIRTEENとして5月に1stアルバム『PANDEMIC』をリリースしてからの4ヶ月間はいかがでしたか。

真緒:普通、アルバムを出したらツアーを回って、色々なイベントに参加したりというのがあってから、次の作品を出すと思うんですけど、意外とライブをしていないので、逆に言うとここからがスタートというイメージなんですよ。元々、最初にアルバムを仕上げようという目論見があって、1年の間にアルバムとシングルを出すというのは決めていたので、やっと今回、『PANDEMIC』と『LIAR.LIAR.』を引っさげてツアーをすることによって、本格的に始動するんだなという実感があります。イベントは3回しか出てないですし、まだお披露目したレベルというか、The THIRTEENとしてのライブ活動というのはまだ切り出したばかりという感じがありますね。

美月:4ヶ月しか経ってないんやなっていう感じはしますね。まだ手探りでライブも作っていく段階なので、なんとも判断し難いですけど、Sadieは後半にライブができあがるタイプというのを知っている関係者の方々から「最初からちゃんと固めてるね」と言ってもらえたのはすごく嬉しかったです。二人になったので、ちょっと違う角度から見られるだろうなというのはあって、だからこそしっかり見せたいなと思っていた上での、色々な方々の評価は良いほうだったので、そこはホッとしました。

――仲のいいアーティストの方々の反応はいかがですか。

美月:最初「意外やな」というのは言われました。もっとダークな感じでいくのかなと思われていたみたいで。ヘヴィーではあるんですけどキャッチーな部分が多いので、そこは意外だったみたいです。あとはみんな、「音良いな!」って言ってくれて嬉しかったですね(笑)。

真緒:やりたいことを全部詰め込んでいるというのがわかることをしているなというか、長年やってきて自分たちの立ち位置だったり、二人になってこその一番の強みである部分にターゲットを絞ってやっているんだろうなというのは、バンドをやっていればわかりますよね。Sadieを追っかけたところで絶対Sadieには勝てないし、二人の個性を一つにしたものが必然的にThe THIRTEENで、そういう意味では的を射ている流れを作っているんだなというのはよく言われますね。

――前回のインタビュー時に出たサッカーと野球の曲が、今作の「LIAR.LIAR.」と「MR.BRAVEMAN」だったわけですが、なかなかわかりやすくサッカーと野球ですよね。野球の「MR.BRAVEMAN」は特に。真緒さんの中で、そもそもなぜこのテーマを思い付いたのでしょうか?

真緒:曲を考える時に、The THIRTEENのコンセプト的にライブでどうするかというのが一番にあって、ジャンプする曲を作りましょうとか、踊れる曲、ひたすら頭振れる曲とか色々あるんですけど、もうちょっと柔軟に考えると、自然と体に馴染んでいるものってあるじゃないですか。野球というか応援団みたいなものってどこかで体に馴染んでいるものだろうなと思って、そのテンポ感や高揚感というのを曲にできないのかなと前々から思っていたんですよ。The THIRTEENだからこそ、これを題材にして1曲作ってみてもいいなと、美月くんに「“野球”作りたい」と言って、「野球ってなんや」「野球の応援や」と(笑)。

――(笑)。真緒さんのお題から、美月さんはどのように曲作りを進めていったのですか?

美月:サビのメロディは応援っぽいやつとオマージュするというのは言っていたので、それに合うテンポをどうしようかという話をして、そこから作っていきました。歌始まりにするというのは言っていたので、最初にド頭を作って、サビ前のコール&レスポンスの…いわゆる「かっとばせー!」のところ(笑)も決まっていたんです。せっかくライブっぽい曲にするのであれば、イントロもノレるやつがいいよねということで、パターンを色々と試行錯誤した結果、頭を振る方向に持っていきました。

――サッカーの「LIAR.LIAR.」はどのように?

美月:コードを一緒に決めて、メインとなるイントロ、サビが決まったので、そこから色付けというか。ライブでどういうノリ方にしようかというのをテーマに、Aメロは頭を振って、Bメロは拳を上げる、サビは一緒に歌う、間奏は一緒に声出すところと折り畳むところと。ギターのリフがどうこうというのは後で、ライブで何をするかというのを先に決めていくという構築の仕方でした。フレーズ先行とか全くなく、ライブどうしようか先行(笑)。

――(笑)。メジャーコードを積極的に取り入れるという特徴は今回も健在ですが、そこは意識的に?

美月:Sadieではできなかったことで、制限がないと言えばないので、そこは求めているのであれば取り入れていこうかなと。激しい曲でメジャーコードというのもありだなと最近思ってきて。これまで、メジャーコードにするとちょっと優しくなるイメージがあったんですけど、メジャーコードのリフでも激しくもっていけるコツというか、ニュアンスがわかってきたので、そこは全然警戒なくいけますね。

――ちなみにお二人は、サッカーと野球どちら派ですか?

美月:僕は小、中、高校の途中くらいまでサッカーをやっていました。だからサッカーのほうが馴染みはありますね。野球はやってなかったです。観るのも、まだサッカーのほうが観ているかもしれないですね。

真緒:僕は正直、スポーツに関して全く興味がないんですよ。プロ野球の12球団も言えないですし、サッカーはJリーグチップスを昔食べたことがあるくらいで…

美月:古い(笑)。

――Jリーグが開幕した1993年頃のサッカーブームの時代ですか。

真緒:はい、Jリーグチームもわからないですし、僕の知識はカズで止まっています(笑)。だから仮に曲でそんなテーマをもっていったところで、なんとなくしか知らないから、発想しやすかったのかもしれないです。もしサッカーや野球をめちゃくちゃ好きで、応援歌とかテーマソングに対する固定概念があったら、変なことになっていたかもしれない。

――ふんわりとしたイメージしかなかったからこそ、今回の楽曲ができたと。

真緒:逆に良かったのかも(笑)。

◆壁をぶっ壊していって前に進むことしかない(真緒)

――今作は3曲の歌詞の内容が一貫しているなと。関連性は意識したのでしょうか。

真緒:そんなにテーマはないんですけど、絶対的にあるのが向上心、這い上がりというか、何かしら壁をぶっ壊していって前に進むことしかないので、必然的にその時の心境的なものが歌詞に映し出されますよね。でも、ワード選びは割と緩い感じで作っています。Sadieの時は、もう少し遠回しに言おうとか、あえて3回くらい読んだ時に気付くようなことを織り交ぜたり、細かいことをしていたんですけど、The THIRTEENでは自分の中ですぐ出た言葉を大事に、わかりやすさ、パンク精神みたいなものを出していこうと思っていて。この曲はサッカーという題材があっても、ちょっと小バカにするような歌詞にしようというのと、あとはハマりの良さ。よっぽどこの曲はメッセージを込めて歌おうというのがない限りは、変な話、思い付きですね。

――確かに、Sadieの歌詞は難解なものが多い印象ですが、今作はとてもシンプルですね。

真緒:Sadieの時は表現的に詞を書いているという意識なんですよね。この言葉を使ったらヴィジュアル系っぽくないっていうものってあるんですよ。世界観を大事にしているバンドだと、こういうことを言いたいけど、これをサビの一発目に使っちゃうとあまりにもアクが強過ぎるから変な感じになっちゃうということがあるんです。実際のところ、その表現というのは伝わりにくかったりもしていたんですけど、The THIRTEENに関してはストレートに言葉を選ばずに吐き出したほうが、らしいかなと。

――「LIAR.LIAR.」の歌詞を最初に読んだ際、真緒さんどうしたんだろうと思いました(笑)。この歌詞に書かれていることは、具体的な対象者がいるのかなと…。

真緒:ですよね(笑)。やっぱり色々とやっていく中で色々な人とも出会うし、そういう思いもあります。でも、別に深い意味はないですよ(笑)。

――「BASTARD」(通常盤のみ収録)を英詞にしたのは?

真緒:『PANDEMIC』やThe THIRTEENの象徴として、デジタルサウンドとローAのチューニングを基軸に、そこに乗っかるものというのがあって、最初はこっちをメインに作っていこうという考えもあったんです。1stシングルなので、わかりやすく『PANDEMIC』に入っている楽曲を生かしたものにしようと思ったんですけど、ライブ感的に活きるほうを優先しようと。だから元々の基軸を一つにする楽曲がほしいねということで「BASTARD」を作ったんです。英詞にした理由というのは、特にないんですよ。これもインスピレーションで。逆に言うと、リフとかが先に決まっていて自分が乗っかるほうだったので、叫べるニュアンスだったりアタック力のあるものというところで、英詞にしました。

美月:『PANDEMIC』でThe THIRTEENの軸を作ったとすれば、そのド真ん中じゃないですけど、それを継承するものにしようというのはあったので、あえて明るいわけでもなく激しい部分に重きを置いて、あとは小難しくはしないようにというのを心掛けたくらいです。もちろん暴れるところもあれば叫ぶ部分もあるので、そこのバランスを考えつつ作りました。

――「MR.BRAVEMAN」のAメロのヴォーカルは、これまでの真緒さんからあまり聴いたことのないアプローチだなと。

真緒:本当だったら歌う時の声の作り方というものがあるんですけど、変な話、酒を飲んで寝起きで歌ったニュアンスというか(笑)。小難しく考えずに歌ったものを表現したかったんです。型にはまった形でレコーディングをするのではなく、「さ、歌おうか」という軽い雰囲気の取り組み方で歌ったら、こうなりました。

――自然と思うがままに歌ったという感じなんですね。〈ワン、ツー、参、四!〉は、なぜ“参、四”なのでしょうか。

真緒:…って言われたいからですよ(笑)!

――三振とかけているのかなと。

真緒:それも思ったんですよ! 実は最初は〈ワン、ツー、三振!〉だったんですけど、それはちょっと露骨やなと思って。〈ワン、ツー、スリー、フォー!〉もつまんないし、〈一、二、三、四!〉も日本過ぎるし(笑)。これ、なんて言ってるんですか?っていうニュアンスのほうがおもろいわと思って(笑)。

◆どこまでプレイに徹して、どこからもっと見せなければいけないか(美月)

――美月さんはシングルギターは慣れてきましたか?

美月:まだまだ慣れはしないです。立ち位置もあるんですけど、まだどこか下手に立っているほうが自信がありますね(笑)。

――ライブの回数もまだ少ないですしね。

美月:そうなんです。どこまでプレイに徹して、どこからもっと見せなければいけないかというのが、探り探りちょっとずつ見えてきたので、そこを追究していければもっといいライブができるかなと思います。

――今作で、シングルギターゆえに特にここは葛藤したなという部分は?

美月:「LIAR.LIAR.」のAメロとかは、もっとハモれるところはあるんですよ。そこは作っている段階ではもうちょっと入れたいなというのはありましたけど、結局ライブでは1本なので、あんまり音源でゴージャスにしてライブで聴いたら「?」というようなものは作りたくないなと、我慢しました。個人的には、他にも色々ともうちょっとハモりたいところはありますね。でもそこはグッと抑えました。

――今回は3曲ともコーラスが大きな役割を果たしていますが、録りは何人で?

美月:今回はRyoちゃん(Dr)を入れた三人です。スケジュール上できなかったんですけど、本当はゲストコーラスを入れたかったですね。やっぱり大勢のほうが活きるので。でも、うまいこと声質を変えたりして、頑張りました。同じ感じで歌うと結局一人になっちゃうので、「相撲取りでいきます」とか(笑)。

――(笑)。計何回録ったんですか?

美月:何回録ったかわからへんな。

真緒:厳密に言うと、めっちゃ重ねてるんですよ。デモで入れているものも実は入っていて、要は同じ環境で録ったものはどうしても似てくるので、違う環境で録ったものをかぶせたりしています。最近は二人でもそのレンジの幅を作ることはできるなと、コツを掴んできましたね。

美月:音的には20~30人くらいはいますよ。

――今作の制作において、新たにチャレンジしたことや、印象に残っていることを教えてください。

美月:The THIRTEENのギターはチューニングをヘヴィーに下げているんです。そうすると自分が持っているギターだと規格外過ぎて、ライブでは大丈夫なんですけどレコーディングとなると耐えられないので、借りました。今作のギターの音は全部vistlipのYuhのギターです。

――そうだったんですね!

美月:重たい低い音に対応できるギターなので、それで弾いています。「もう、これ使いなさい」って貸してくれたんです。ちなみに、『PANDEMIC』は玲央さん(lynch.)のギターなんですよ。わざわざ名古屋から送ってくれましたからね。始動時に、「CHAINSAW」だけ先にYouTubeに上がったじゃないですか。その音を聴いて、「たぶんこれ、このギターで弾いてるでしょ? ダメ。もうギター貸すから」って言われて(笑)。

――優しい!

美月:「荒さは出てるけど、サビはちょっと苦しいところがあるから、これを使いなさい」と。

――ちゃんと聴いているんですね。

美月:はい、逆に怖かったですけどね(笑)。

――(笑)。真緒さんはいかがですか?

真緒:曲の考え方、作り方がSadieの時と真逆なんですよね。ヴォーカルだと歌に関しては自分がなんとかしよう感があって、自分だけで考えていたことが多かったんですけど、今は曲が求めているものに対してもっと柔軟性をもって取り組むというか。「MR.BRAVEMAN」の最後のサビも、別に自分一人で歌ってもいいんですけど、レコーディングの時にパッと思い付いて、これはみんなで歌ったほうがおもろいなと。そういう柔軟性が、自分の中で色々なところに出てきたなと思います。思い付いたものを、試すだけ試そうと心掛けるようになりました。

――なるほど。

真緒:Sadieの時は、美月くんの声が出るキーなんて考えたこともなかったんですよ。とりあえずシャウトしてくれっていうレベルだったので。でも今は、美月くんがもしかしたら歌うかもしれない、ハモってくれるかもしれないということを考えるようになりました。そういうユニットだからこそできることを、もうちょっと視野を広げていこうと、そういう駆け出しの作品になったと思いますね。

◆Sadieは死んでない(真緒)

――今は制作期間ですか?

真緒:そうですね。まだSEを入れて16曲しかなくて、ツアーで曲が足りないので、あと2~3曲は作りたいなと構想中です。

――その後も、サッカーと野球のような真緒さんのアバウトな注文は続いているのでしょうか(笑)。

真緒:アバウトな注文、していますよ(笑)。イベントにいくつか出た結果、彼も彼なりに、これくらいのものが必要だろうというのも考えているでしょうし、僕も僕で「なんやそれ!?」っていうものを色々と用意しています(笑)。美月くんがすごいのは、僕が思っているニュアンスをちゃんとわかってくれる。やっぱり相方だなと思いますね。他のギタリストに言ったところで「何言うてんねん、コイツ」ってなると思うんで(笑)。

美月:(笑)

真緒:そんな真剣な顔して、それ言う!?みたいなことばっかりなので(笑)。それだけ心を許せる人は、音楽業界探してもなかなかいないと思います。

美月:長いことやっているからというのもあるかもしれないですけど(笑)。

――初回限定盤のDVDは結構なボリュームということですが、見どころを教えてください。

美月:Aは「LIAR.LIAR.」のMVが入っているんですけど、ライブでこうしたいというのがそれを見ればわかるというものを作りたかったんです。オーディエンスと一緒に作り上げたMVで、そのドキュメントも入っているので、MVを作った1日が詰まっています。30分以上あるんですけど。Bは初ライブのダイジェスト映像と、「CHAINSAW」のMVのライブ映像版みたいなものが入っています。このダイジェストが意外といいです。僕たちもまだできたてホヤホヤなので、ライブではこんな感じですよというのが伝わればなと思います。ちょっと感動する感じになっています。

――改めて、初ライブを映像で客観的に見てみて、いかがでしたか。

美月:自分たちはちょっと硬いですけど、逆にオーディエンスがすげーなと思いました。やっている時は客観的には見られなかったですけど、改めて映像で見ると、初めてライブで聴くのによくこんなにノレたなと(笑)。さすがっす。改めてビックリしました。

真緒:お客さんは確かに待っていてくれた感はありましたし、ライブでの適応能力もすごかったです。パッと見た時にSadieがよぎってしまう自分がいたんですけど、そのよぎったものに対して、これはSadieに戻ってくるために作った新しいプロジェクトだから、絶対的に意志を貫こうという答えが出たんです。美月くんが上手にいて、kazuさんRyoさんがいるこの形は、お客さんからしたら違和感のある状況だったかもしれないですけど、あくまでも一つのプロジェクトとして、Sadieがまた戻れる日のために一つの基軸というものをここに作っておこうと誓えた映像です。

――10月9日から全13本の「TOUR 2016 SPUNKY LOUD MONSTERS」が始まります。ツアーに向けての意気込みと読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

美月:Sadieが活動休止してちょうど1年になるんですけど、そのちょっと前にツアーで「行ってきます」と伝えに回って、9月21日にいったん終わって、そこからメンバーそれぞれの旅が始まった。そういう意味での「Voyage」(活動休止前ラストシングルのタイトル)だったので、その「旅に出発しました」という報告を、全国に伝えに回れたらいいなと。あの日約束した「ちょっと大きな修行をします」という覚悟を、見届けに来てもらえたらなと思っています。ギターも一人になりましたし、自分の中では色々な試練だと思っているので、その覚悟をちゃんと観に来ていただけたらなと思います。

真緒:時が経って、不安や心配はやっぱりあって。1回火が消えてしまっている人もたくさんいると思うんです。その消えかけている炎をもう1回灯しにいこうと。もう1回再スタートの狼煙を上げるじゃないですけど、その始まりにしたいなと思いますね。Sadieの他のメンバーが今何をどうしていこうとしているか、僕は知っていて。その中で、現状先にスタートしたのが俺たちだからこそ、生半可なことはできない。Sadieは死んでない。だからこそ、The THIRTEENというSadieを継承した13というワードをあえてユニット名にした俺たちの火種を観に来てほしいですね。ツアーでその意志を観てもらって、みんながどう受け取って、どう思うのかというのを、逆に試してほしいですね。今、すごくツアーをしたくて仕方ないです。

(文・金多賀歩美)


ARTIST PROFILE

The THIRTEEN

<プロフィール>

2015年9月21日のZepp Tokyo公演をもって活動休止したSadieの真緒(Vo)と美月(G)による新ユニット。2016年3月20日午前0時、その全貌が明らかになり、5月25日に初音源となる1stアルバム『PANDEMIC』をリリース、6月24日に赤坂BLITZで1stワンマンライブ「INDEPENDENT13」を行った。9月28日リリースの1stシングル『LIAR.LIAR.』を引っさげ、10月9日より全13公演に渡る初の全国ツアー「TOUR 2016 SPUNKY LOUD MONSTERS」を開催する。

■オフィシャルサイト
http://www.the-thirteen.com/

【リリース情報】

LIAR.LIAR.』
2016年9月28日(水)発売
(GREEDY RECORDS)

LIAR.LIAR.
[初回限定盤A-type]1300枚限定
GR13-0003
¥2,000+税
amazon.co.jpで買う
LIAR.LIAR.
[初回限定盤B-type]1300枚限定
GR13-0004
¥1,800+税
amazon.co.jpで買う
LIAR.LIAR.
[通常盤]
GR13-0005 
¥1,500+税
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

【初回限定盤A-type】
[CD]
01. LIAR.LIAR.
02. MR.BRAVEMAN
[DVD]
「LIAR.LIAR.」MV&「Welcome to the BLACK BOX」ドキュメント映像

【初回限定盤B-type】
[CD]
01. LIAR.LIAR.
02. MR.BRAVEMAN
[DVD]
6/24 赤坂BLITZ「INDEPENDENT13 」ダイジェスト映像&「CHAINSAW」MV-INDEPENDENT13 Ver.

【通常盤】
[CD]
01. LIAR.LIAR.
02. MR.BRAVEMAN
03. BASTARD

【ライブ情報】

●TOUR 2016 SPUNKY LOUD MONSTERS
10月9日(日)札幌cube garden
10月10日(祝・月)札幌cube garden
10月12日(水)仙台MACANA
10月20日(木)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
10月22日(土)横浜BAYSIS
10月23日(日)柏ThumbUp
10月29日(土)福岡DRUM SON
10月30日(日)広島BACK BEAT
11月5日(土)名古屋ell.FITS ALL
11月6日(日)名古屋ell.FITS ALL
11月12日(土)OSAKA MUSE
11月13日(日)OSAKA MUSE
<TOUR FINAL>
11月18日(金)赤坂BLITZ

●ダウト vs The THIRTEEN 2MAN LIVE EDITION 「INDEPENDENT EMPIRE」
9月26日(月)高田馬場CLUB PHASE
9月27日(火)高田馬場CLUB PHASE

●VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powered by Rakuten
10月15日(土)幕張メッセホール 9-11ホール

●3MAN EVENT「火炎瓶」
11月29日(火)新宿ReNY
出演:The THIRTEEN / DADAROMA / DIAURA