GOTCHAROCKA

名盤と言うべきフルアルバム『POLYCHROME』が誕生。世界は終わりなんかしない。さぁ、GOTCHAROCKAとともに不透明な未来へ突き進もう――。

コロナ禍の中で制作され、完成を迎えながらもリリースが延期されていたGOTCHAROCKAのニューアルバム『POLYCHROME』が、10月14日、遂に世に放たれた。2018年6月に『Baccarat』、2019年1月に『グエリラ』と立て続けにミニアルバム二作を、その後11月にはシングル『Chirality』を発表した彼らだが、フルアルバムとしては実に約3年5ヵ月ぶりの作品となる。そんな待望の最新作は名盤と言うべきGOTCHAROCKAの魅力が存分に詰まった全14曲(限定盤は13曲)収録のフルボリュームだが、メンバー曰く「もっと入れたい曲もあった」という。11、12月には有観客でのライブも控えるGOTCHAROCKAの3人に、2020年の出来事を辿りながら、作品について話を聞いた。


状況がどうであろうと言いたいことは変わってない(樹威)

樹威

今回の作品、とても好きです。

JUN:おっ! もうインタビューは以上で(笑)!

樹威:今までの作品と比べても、ですか? …て、なんで俺がインタビューしてるんだ(笑)。

全員:(笑)

逆インタビュー(笑)。

樹威:急に仕切り出してすみません(笑)。単純に知りたくて。

JUN:このパターンおもろいっすね(笑)。

樹威:でも今、本音で言ってくれているなと、何となく感じました。

本当に、今作を聴きながら「えっ、これ名盤では…!?」と思ったんですよ。

樹威:あ…(笑顔)。

JUN:それ嬉しい。ちょっと今、鳥肌立ったわ。

本来は夏前にリリース予定だったのが10月に延期となりましたが、これはツアー延期に伴う部分が大きかったのでしょうか?

樹威:それが一番ですね。今までだと、音源を出して、ツアーやインストアイベントをやってという流れで組んでいたので、一生懸命アルバムを作ったのに、ただリリースして何もできないんだったら、やっぱりそれ自体を延期して、少し落ち着くのを待とうかと。

制作としては予定通り進んでいたのでしょうか。

樹威:少し締め切りは伸びましたけど、ほとんど予定通りですね。

ということは、延期したことによって作品として当初の予定から変えた点は特にないと。

JUN:ないですね。

フルアルバムは『SCREAMY』以来約3年5ヵ月ぶりです。あの時はストレートなカッコよさを意識して、遊びや気楽なスタンスは入れないように我慢したということでしたが、今回、制作に当たって自分たちの中での縛りみたいなものは何かありましたか?

JUN:自分たちが生んできた今までの作品たちに縛られないようにしました。今までの作品が僕たちが作ってきた道だとしたら、その流れに乗らないといけないとか、同じような道になるのは嫌だなと。悪い意味で「らしい」というふうにはなりたくないなとは思っていました。

新しさを意識していたのでしょうか。

JUN:それが大きいですね。

GOTCHAROCKAの場合、曲作りは常にしていてリリースの際に選曲していく方法ですが、今作の収録曲はいつ頃作ったものが多いですか?

JUN:今回作った新曲が多めですけど、もちろん以前からあった曲も入ってきていて。選曲会が、簡単に言うと吐きそうでした(笑)。

十夜:結構大変だったよね。

樹威:全部聴くのに3~4時間くらいかかったよね。

JUN:いつも選曲会は1コーラスで次の曲に飛ばすのに、なぜかフルで聴いていて(笑)。しかも今回、デモが40曲あったんですよ。

恐ろしい…(笑)!

樹威:何年も前の仮歌とかあったり(笑)。

JUN:僕、選曲会でちゃんとプレゼン的なことをしたいなと思って、その前に一人選曲会を開いていたんですよ。そしたら、二日かかって(笑)。これちょっとしんど…と思いました。でも、入れたい曲が多過ぎたからなんですよ。もちろん、この作品は満足しているんですけど、もっと入れたい曲もあったなと今も思っています。

今回音源化した曲の中で、一番古いものはどれですか?

十夜:「白いDIA」?

樹威:いや、「ASIAN NIGHT」じゃない?

JUN:「ASIAN NIGHT」「天秤」が割と古いかな。

樹威:『Rainfall』(2016年5月リリースのミニアルバム)くらいの時からあるよね。

JUN:あー、そうですね。

樹威:メロディーがあっただけで、アレンジは全然取り掛かっていない状態で存在していました。だから、その頃と今では全然違うアレンジになっただろうし、歌う内容も違ったと思います。

JUN:選曲会で「ASIAN NIGHT」が流れた時に、樹威さんが「あ、これやりたいかも」と言ったので、すぐに丸を付けました(笑)。

樹威:作曲当時、これは本当にアジア全体をイメージして作ったんですよ。今回のアレンジで、よりアジア感が出たんですけど。

イントロからとてもアジア感が出ています。

樹威:「ASIAN」というワードをどこかに入れたいなと思っていたんですけど、ちょうど香港のニュースを見たりして、昔作った曲だけど、せっかくだから何かできないかなと今作に収録しました。

ちなみに、「Chirality」は前シングル曲ですが、ミニアルバム二作の各リード曲「Baccarat」「グエリラ」も今作に収録したのはなぜでしょうか? というのも、今作は全14曲(限定盤は13曲)収録されているので、この2曲がなかったとしても十分フルボリュームだなと思って。

JUN:逆に、こいつらを入れたことによって、他の曲がこういう形にできたと思っていて。毎回、ミニアルバムの表題曲もアルバムに入れているので、今回も当たり前のようにこの3曲が入ることを前提で進めていましたね。「Baccarat」「グエリラ」はメロディアスで、シングルカットしてもいいと思える楽曲なので、そういう部分は彼らに任せて、他の曲は違うアプローチ、マニアックだったり色々な表現方法ができる曲を集めることができました。

樹威:この3曲がなかったら、「HYPER NEXT WORLD」のMVを撮っていなかったかもしれないです。

なるほど。この3曲を除くと、「HYPER NEXT WORLD」は今作のリードに選ばれただけあって、一番GOTCHAROCKAっぽいなと思いました。

JUN:作っている時から思ってはいたんですけど、樹威さんの歌が乗った時に、一番そう思ったんですよね。「あ、うちっぽいな」と。歌が乗っていない状態でのサウンド的ストーリー、世界観も十分存在していて、カッコよくなるだろうと意図して作ってはいたんですけど、作った僕が選曲会ですごく推していたかというと、そうではなかったんです。ただ、歌が乗った瞬間に、もう絶対これがいいなと改めて思えたのは、GOTCHAROCKAらしさがあるんだと思います。

十夜:選曲会で聴いた時には、既にサウンド面は今に近いフレーズが入っていて、テンポ感やギターが普通にカッコいいなと思ったんですよ。その「カッコいいな」がずっと頭に残っていて。リード曲をこれともう1曲で悩んでいて、その2曲の制作を二人が進めていくうちに、決めることになったんですよね。JUNと同じような感覚で、歌が入った時に、やっぱりこの曲だなと思いました。

悩んだもう1曲はどれだったんですか?

JUN:「MONOCHROME」ですね。それは、今までリードとしてこういう曲を選んだことがなかったので、今まで見せたことがないものが見せられるかもしれないという部分だったんですよね。それで、この2曲の制作を進めていって、最終的に決めたという流れです。

「HYPER NEXT WORLD」は歌詞のメッセージ性としても、リードにふさわしいなと感じました。8月18日に無観客生配信で行われた8周年記念ライブ@TSUTAYA O-EASTの中で、樹威さんが「今は明るい未来が見えづらいという人もいるかもしれませんが、俺たちは8年前から未来なんて見えなくて。これからも俺たちらしく道を切り開いていこうと思います」と言っていましたが、それがこの曲の歌詞にも繋がるなと。

樹威:よく覚えていますね(笑)。常に僕が思っているのは、どういう状況になっても、考えたり悩んだりすることって、絶対出てくると思うんですよね。それは一生付いてくるものだなと。どんなに幸せに見えても、人それぞれ常に悩みは出てくるじゃないですか。そういう意味では、人って平等だと思っているんですよね。そういう考えは変わらないんですけど、ただ前向きというよりは、ちょっと毒を含めた歌詞にしたというか。あとは歌のリズムを大事にしたいなと思いましたね。

なるほど。

樹威:これを書いていたのは1月末か2月頭くらいだったんですよ。ちょうど出来上がった頃に、コロナがヤバいんじゃない?という状況になってきて、MVを撮った時に今の状況もこの歌詞みたいな感じだなと思いました。別にそのことを歌っているわけじゃないんですけど。だから、状況がどうであろうと言いたいことは変わってないなと。

てっきり、コロナ禍になってから書いたものだと思っていました。

樹威:勝手に世界がそうなっていきました。

他にも「CREATORS」「PRAYER」など、今の状況ととてもリンクします。

樹威:「HYPER NEXT WORLD」ができて、その後僕らもライブが延期や中止になったので、ほとんどの時間を制作に当てて、それ以外は何もすることがなかったんですよね。その間、すごく多感で。2~4月って初めてのことが多過ぎて、ニュースでコロナの状況を見ていても、日々目まぐるしく変わっていって、それが曲を作っていく中で反映されていったんじゃないかなと思います。それ以外に感じることがなかったというのもあるかもしれないですけど。

パッと聴いて感覚的に好きだなと思えるものって大事(JUN)

JUN

先ほど、新しさという話が出ましたが、まさにとても感じたところで。今作は新しい要素がたくさんあって、全体を通してアレンジがお洒落だなという印象が強かったんです。

JUN:おっ、ありがとうございます! 頑張りました。

十夜:確かに、JUNは音色のこととかこだわって、ずーっとやっていましたもん。

1枚の作品の全体像として、アレンジ面ではどんなことを意識したのでしょうか?

JUN:うちの楽曲って割とガヤガヤしがちで、それが良さでもあるんですけど、そのガヤガヤのポイントを絞って、今までよりも主役が誰かわかるようにしようという趣向が強かったです。それも「Baccarat」「グエリラ」があったからこそ、他の曲たちでGOTCHAROCKAが生み出したいエゴみたいなものが、わかりやすく届けばいいなと、まとめ方はシンプルにしたいなと思いました。ただシンプルにするだけだと良くないので、じゃあ何かとなったら、やっぱり…お洒落でありたいなと。言葉で説明するのは難しいんですけど(笑)。

そうですよね(笑)。

JUN:リスナーが「お洒落な曲だったね」と言えるような、そう伝わる形にしたいなと漠然とは思っていましたね。そこに行くためにはどうすればいいかというのをコツコツ組んでいって、こういう形になったんですけど、でもそれって、アレンジしている自分の判断でしかなくて。だから今、お洒落に感じたと言ってもらえて、やっと安心しました(笑)。音楽って、深い内容を届けることもできるけど、良い意味でパッと聴いて感覚的に好きだなと思えるものって、もう1回聴きたくなったりするし、そういうのって大事だと思うんですよね。本当に良かったです…。

特徴的なものだと「CREATORS」は体を揺らしたくなるお洒落な曲ですが、今までのGOTCHAROCKAにはなかったタイプだなと。

JUN:完全に打ち込みでやろうと。そこに行き着いたのは、ヴォーカルとギターの3人編成というのもあったんですけど、打ち込みでビートを作って、ちょっとシックな大人っぽい楽曲にしたら、今だったらGOTCHAROCKAの新しい魅力を見せられるよねというのは、皆で感じていたことではありました。

実は個人的に「MONOCHROME」が特に好きで、リードの二択に入っていたことに驚きました。

JUN:おー、すげー。繋がってますね。

この曲もサウンド的な新しさがありますが、歌詞もこれだけ英詞が使われているのは珍しいですよね。

樹威:これは絶対にリズムが大事だなと思って、変に歌だけを乗っけたら、例えそれが良いメロディーでも曲がダメになっちゃうと思ったんですよね。歌でかなり左右されるなと。デモに仮歌を入れた時は日本語の歌詞を入れていたんですけど、何かダメだ…と思って、4~5回改良を重ねて。サビのメロディーも元々は全然違いました。何とか新しい、自分でも新鮮なノリでいけるようなものを探していて、本当は全部英詞が良かったんですけど、サビは日本語でニュアンスを付けながら、やっぱり一番受け入れてもらえるような体制にしたかったというか。最初、Aメロの英詞を書いている途中でしんどくなってきて、Bメロはもう日本語にしちゃおうかなと思ったんですけど、やっぱりサビでパンッと耳触りが変わるほうがいいなと。だから、かなり綿密に考えてこの形になりました。

GOTCHAROCKAにはオーディエンス参加型の楽曲がたくさんありますが、今作もライブの光景が目に浮かぶ楽曲たちが多く収録されています。

樹威:「OUT OF SERVICE」に入っている声は、以前ライブで録ったものだよね。

JUN:そうなんです。あの大勢の女の子のコーラスは、去年のJUNバースデーの時に皆の声を録音させてもらいました。あの時って、アルバムを出すことを言っていましたっけ?

樹威:言ってないんじゃないかな。

発表は今年1月だったと思います。

JUN:あ、そうか。どんな曲になるかもわからないのに、とりあえず声だけ録らせてもらったという(笑)。そのデータを今回活躍させたいなと、この曲に選ばれました。だから、録った声を活かしたいというのが一番でしたけど、今考えると、声を出せないとか、ライブに行きづらいという状況だからこそ、この曲を家で聴くことがすごく必要だなと。絶対にライブでやる日が来るよというのを、この曲が言っているような感じになってくれたらいいなと思います。

やっぱりこの曲は声出しOKになった日にやりたいですよね。

全員:もちろん。

逆に言うと、それまでできないのかなと。

JUN:んー、ラクに考えたら、声を出さなくても楽しいだろうからやって、どんどん慣れていった中で、やっと声を出せる日が来るという形でもいいかなと僕は思いますね。

十夜:今日ならいけるぞー!って(笑)。

樹威:まぁね、声を出せなかった時と、出せるようになった時とでは、思い入れが全然違うかもしれない。やるせない感じも、それはそれでいいかなと(笑)。

どちらも見てみたい気はします。ところで、限定盤はボーナストラック「I♡JJTGR」がないので、バラード曲「Suddenly」で終わるわけですが、どちらの曲で終わるかで、作品の印象が全く違うものになりますよね。

全員:(笑)

樹威:“ボーナス”ですから(笑)。

JUN:ホンマはディスクを分けたいくらい(笑)。

ボーナストラックとはいえ、ここまで真逆な曲を収録した意図というのは?

JUN:結果的に、おもろいバンドだなと思えるのと、自分たちのユニークな一面として「I♡JJTGR」は入れたかったんです。となったら、入れる手段ってボーナストラックしかない(笑)。

樹威:でも、通常盤が一応ちゃんとした作品ということで、限定盤の「Suddenly」で終わるのももちろんカッコいいんですけど、カッコつけたまま終わるのも何か…ん?と思う部分も少しあるので、僕は「I♡JJTGR」が通常盤の最後に入っていて、安心感はあります。

こういう曲もできちゃうのがGOTCHAROCKAですもんね。

JUN:そうですね。だから僕はこの曲が「Suddenly」の邪魔をしているとも思わないし、ループの聴き方をしたら、もしかしたら「I♡JJTGR」が1曲目で、「HYPER NEXT WORLD」が2曲目かもしれない(笑)。ヤバい(笑)。

歌詞に描かれているバンギャルちゃんたちの日常がリアルですよね。よくご存知で(笑)。

樹威:今作を出してから、「バンギャルのTwitter見てますね?」っていうメッセージが届きました(笑)。

(笑)。それと、Bメロの歌詞が、樹威さんはメンバーのキャラクターをよくわかっているんだなと思って。

樹威:あまりぶっ込まない程度にしました(笑)。でも、ライブではその時々変えることもできるしなと。ちなみに、何も言わずに両親に聴かせたら、「この曲良い」と言っていました。

JUN:この曲は良いですよ。80年代のアイドルソングを意識して作りました。「Qtie」(2013年7月リリースのアルバム『Crisis』収録)を進化させたような曲が欲しいなと思っていたのと、YouTubeで80年代の曲を聴いていた時期があって、設定として全員アイドルでデビューして、そいつらがバンドを組まされて歌っているという体にしたら面白くなるなというのを思い付いて、そこから曲を作っていきました。俺、家で一人でコーラスの〈I LOVE TOYA〉って録音していて、夜中に何をしてるんだろうと(笑)。でもこれ、いつ作ったのか覚えてないなぁ…。選曲会の時に聴いてもらったのは1番だけだよね。

樹威:2番からメタルにするとか言ってた(笑)。

JUN:言ってた(笑)! まぁ色々あってこの形に落ち着いたんですけど。

十夜:結局メタルは使わなかったから、今度この曲のメタルver.ができるかもしれない。

聴いてみたいです(笑)。

十夜:次のボーナストラックかもしれない(笑)。

JUN:それもおもろいな。

ちなみに、この曲には樹威さんの「お前ら、ブチ上がっていけるか!?」と、JUNさんの「かかってこいやーー!」も入っていますよね。

樹威:俺、ダサい言葉を選んだんですよ(笑)。こんな言葉1回も言ったことないですもん(笑)。

ちょっとカッコつけている風ですよね(笑)。

JUN:俺の勝手な感じ方なんですけど、もうちょっと前のタイミングで、この言葉が完全にハマる言い方ってできるんですよ。これだと、ちょっともたついてギリギリで言っているように聴こえるんです(笑)。結果それが、カッコつけてるけど、ちょっと照れてるように聴こえて、いいなぁと思っちゃって(笑)。

樹威:不器用な感じね(笑)。

その感じが、樹威さんっぽくていいです(笑)。

樹威:え、俺っぽいすか(笑)?

JUN:わかるわかる(笑)。

十夜さんとしては、こういうタイプの曲はどうですか?

十夜:大好きですよ。GOTCHAROCKAって仲が良くて、普段のライブでふざけているわけじゃないですけど、例えばそれぞれのバースデーでちょっと変わったこと、面白いこともやっていて。もちろんちゃんとやっている時は、「カッコいいな」とか「素敵だな」と思ってほしいですけど、僕らそれぞれのキャラクターとか、一緒にいるとこんなんだよというのが、やっぱりライブだと出ているので、それが楽しくて好きと言ってくれるお客さんも結構多いんですよね。

そうなんですね。

十夜:でもそれって、「楽しく和気あいあいとやろうぜ」と決めてそうなっているんじゃなくて、自然と生まれているバンドの空気だから、例えば「Suddenly」で作品としてバシッと終わる感じでもいいんですけど、「I♡JJTGR」があることによって、色々とカッコいい曲はある中で、こういうのもあるバンドなんだねという、名刺の一つのように僕は感じていて。こういう曲ばかりやっていたら、そういうバンドなんだと思われるでしょうけど、GOTCHAROCKAってライブだとこんな感じなんだね、こういう面もあるんだねというバランス感が伝わるだろうなと思います。あと、単純にライブでやるのも楽しそうだし、お客さんも喜んでくれるだろうなと。音源になったことによって、初めて聴く人にはバンドの雰囲気が伝わるものの一つになるんじゃないかなと思いますね。