3月に最新ヴィジュアルと共に、自身最大キャパとなる浅草花劇場公演「最美桜劇場-伝説を貴方と!運命の分かれ道!!-」を発表した最美桜前線。その記念すべき公演に向けての第一歩として「大桜生」のMVが公開された。

大桜生は今満開の桜。散りゆくその瞬間まで咲く美しさや儚さを、人の人生に置き換えた渾身の作品だ。

最美桜前線のコンサートでは、エンターテインメントとして一つに集約された時間を体験できるが、楽曲一つひとつのメッセージ性にも抜かりはない。

花見桜こうき(ダウト:幸樹)
・美良政次(Moi dix Mois:Seth)
最上川司(THE MICRO HEAD 4N’S、Luv PARADE:TSUKASA)

以前にも「最美桜前線」の活動について触れたが、ヴィジュアル系アーティストによる演歌・歌謡ユニットという異色の活動は、日本の伝統芸能とも言えるジャンルに挑戦している過去に例を見ない注目の活動であり、今回の浅草花劇場での公演もそういった意味で特別な意味を持つ。

今年で165周年を迎える浅草花劇場は、長い歴史を持つ遊園地「浅草花やしき」が、日本伝統文化と現代の文化を融合させた公演を行う場所として生みだした会場。最美桜前線にとって、正に理想的な最高の舞台だ。

ただライブを開催するだけであれば慣れ親しんだライブハウスで行えばいいのだが、前回の歌舞伎町劇場しかり、最美桜前線のコンサートは会場や雰囲気を含めて、普段ヴィジュアル系として活動しているものとは一線を画す。

今まで学校の行事や演劇を楽しんでいる人でなければなかなか体験する事のない会場であり、曲を楽しむだけでなく寸劇やトークを、開放感のある会場でゆったりと座って楽しめる特別な一日を体験できる。

ヴィジュアル系が大好きな方なら、初めてヴィジュアル系のライブに来た時の事を思い出して欲しい。
行ったことのないライブハウスという空間。
黒服やロリータ、ヴィジュアル系ファッションに身を包んだファン。
そんな普段と違う空間に高揚感を感じたのではないだろうか?

最美桜前線のコンサートなら、もう一度そんな気持ちを改めて体験する事ができることだろう。

ぜひ「大桜生」をきっかけに彼らの作品に触れ、ヴィジュアル系と同じく日本の伝統文化である演歌や歌謡曲、そしてコンサート会場という空間を楽しんで欲しい。

▼「大桜生」MV

(文・七瀬ヒカリ)


【ライブ情報】
●祝3周年記念 3rdコンサート「最美桜劇場-伝説を貴方と!運命の分かれ道!!-」
11月10日(日)浅草花劇場
開場15:30/開演16:30
料金:前売¥5,500、当日¥6,500 ※D代別 ※全自由席
チケット:
■LivePocket先行(ライブ当日引き換えピクチャーチケット付)(A001〜)
4月13日(土)12:00〜発売
購入サイト

■手売限定サイン入ピクチャーチケット(B001〜)
全4種類(最美桜前線チケット、こうきチケット、つかさチケット、せいじチケット)
4月27日(土)上尾ショーサンプラザより発売

■e+一般発売(C001〜)
5月25日(土)10:00〜発売
購入サイト

[制作/運営]26 NiJYUROCK
[問]26 NiJYUROCK

●GRACE BALI SHIBUYAにて初のランチ・ディナーショー
7月6日(土)開催

●2024年秋、初のCDリリース決定!

最美桜前線 オフィシャルサイト