特集-Special Feature-

Alice Nine

武道館単独ライヴ、そしてファン待望のニューアルバム『GEMINI』リリース。2011年の幕開けをドラマティックに飾ったAlice Nineをフィーチャー!

変化を恐れず、真摯に自らの音楽を突き詰めてきたAlice Nine。2011年1月6日に行われた「武道館単独ライヴ」ではその集大成ともいえるバンドの真価を見せつけ、2月9日にリリースを控えた13か月ぶりとなるニューアルバム『GEMINI』では、「過去のアリス九號.からは想像できないような」新たな一面を垣間見せてくれるという。加速しながら、留まることのなく進化を続けるAlice Nineの5人が語る過去、現在、そして未来とは――

◆ファミリーです(虎)

――2011年は、1月に初の武道館単独ライヴ、2月にはニューアルバム『GEMINI』のリリースと、ファンにはたまらない幕開けでしたね。2004年の結成から今までの「Alice Nine」を振り返ってみていかがですか?

将:試行錯誤して、不器用なバンドですが、そうしてきただけ得たものがあると思います。

ヒロト:とても不器用だけど、着実に一歩一歩歩んでいっているバンドですね。

沙我:かなり変わったな~。

Nao:いろんな意味で楽しいバンドです。そして、何年経っても不器用なバンドです(笑)

――不器用、という意見が多いですが(笑)、そんな「Alice Nine」を一言で言うと?

虎:ファミリーです。

――その結束力で、たくさんの名曲を生み出してきたAlice Nineですが、全ての楽曲の中で1番思い入れがある曲を教えてください。

虎:「華」ですね。いっぱい聴きました。

沙我:ハワイは楽しかったな~という思い出が詰まった「月光浴」。

ヒロト:とても難しい質問ですね…あえてあげるなら、メンバー一丸となって、新たな理想、景色、目標をかかげ、そこに到達すべく少しずつファンの皆さんと理想へと育てていった「the beautiful name」かな。

――では、全ての楽曲の作詞を手がける将さんのお気に入りは?

将:「WHITE PRAYER」ですね。背筋が伸びる曲です。

――将さんの書く歌詞には星や夜空を連想させるものや、希望を持たせてくれるものがたくさんありますが、モチーフはずっと変わらないんですか?

将:今は好きなモチーフを大事に、一貫性を持ってやっていこうとしている感じです。

――中でも好きな言葉、大切にしている言葉があればぜひ教えてください。

将:「闇の中の光」「夜空に光る星」…好きですね。今の現状に満足せずに光を求めたいという気持ちからそういった歌詞になるんだと思います。

◆やりたいことがたくさん出てきました。ドラムソロとか(Nao)

――1月6日の武道館ライヴは、バンドにとってどんな意味のあるものでした?

ヒロト:明確な目標を掲げ、そこへ向けてバンドのメンバーだけでなく、ファンやスタッフと一丸となれた、色々な意味で重要なライヴでした。

将:このライヴが関わって下さる方にとってのプレゼントになっていたらいいな、と。俺たちとしては越えなければならないハードル、通過点でもあったと思います。武道館に立ったという誇りを持ってこれからもっとクォリティを上げていかないといけないなと思いました。

――バンドにとって目標の終着点ではなく、あくまで通過点なんですね。

虎:新しいスタートラインですね。

沙我:一つハードルが上がったな、と。

Nao:武道館というと、バンドを始めたときのある種、大きな目標や夢となる場所でもあると思いますけど、Alice Nineとして活動していく中で、その夢が現実として見えてきました。そしてライヴを通して、やりたいことがたくさん出てきました。ドラムソロとか(笑)

――Naoさんのドラムソロ! それはぜひ実現していただきたい!

◆良い、景色、空気感。ありがとう。皆さん。(将)

――ところで、いざ武道館のステージに立ってみて、まず何を思いました?

将:良い、景色、空気感。ありがとう。皆さん。

ヒロト:登場してファンの顔を見た瞬間に、今日はいける!と確信しました。

沙我:「気持ちいい」

Nao:同じく「気持ちいい!!」

――緊張はなかったんですか?

虎:ひどく緊張しました。

――ライヴといえば、虎さんの名司会ぶりが板についてきた感がありますが、司会をやっている中でメンバーやご自分の意外な一面を発見したことは?

虎:あまり普段と変わらないですね(笑)

ヒロト:実は俺、極度の心配症なんです。年々酷くなってきていて、ライヴ前ともなると確認事の嵐。むしろこれを極めてこうと思う今日この頃です。

――意外! では多彩な趣味をお持ちのNaoさんがドラムの次に極めてみたいものは?

Nao:茶道ですかね。今は忘れてしまいましたが、学生時代に学んでいたので興味があります。一人の人間として濃厚になりたいですね。