自然の摂理の中で繰り返される破滅と再生、その果てにあるものとは。
コンセプトミニアルバム『Change the World』で描く生命の輝き――。
PENICILLIN千聖のソロプロジェクト“Crack6”が、約1年ぶりにリリースするのは、初のコンセプトミニアルバム『Change the World』。破壊と再生を繰り返しながら進化していく生命の力強さを、花をモチーフに描いた作品。“生命とは”という大きなテーマを掲げながら、楽曲としても千聖のソロワークの歴史が凝縮された一枚となっている。そんなCrack6の最新作について、MSTR(千聖)にじっくりと語ってもらった。
◆人間の本能
――今回もスケジュールが大変だったようで(笑)。
MSTR:(笑)。でも改めて比べてみたら、去年よりは楽なんですよ。前作『Crazy Monsters Parade』(2014年6月発売)はどうやっても間に合わなくて、ツアー中に発売しているんですよね。本当はツアー前に発売するべきところを、見事にずれてる(笑)。それにしても連休中に最後の追い込みをかけるというのは、去年と変わらないですね。
――ゴールデンウィークはCrack6のレコーディングというのが恒例化しつつありますね。
MSTR:しかも今回、後半は典二くん(TENZIXX)がDASEINのサポートで連休に地方に行っちゃって、シゲさん(SHIGE ROCKS)は上がったものをどんどんトラックダウンしていかないといけないので、俺とO-JIROくん(JIRO 6)二人っきりでずーっとレコーディングで。PENICILLINでもこんなことないんですよ。他に誰かしらいるので。ここまでディープなのは久々でしたね。
――二人きりで缶詰めというのは珍しいことだったんですね。
MSTR:5月3日までに終わらなかったらヤバイと言っていて。でも「本気だから間に合うぜ」って、前だって本気だろって話でちょっと意味がわからないんですけど(笑)、とりあえずそうやって自分たちで発破をかけてやったら、綺麗に終わったんですよね。正直言うと、気合いだけじゃなくて運もあるんですよ。4月下旬の神懸かったスピードは素晴らしかった。
――そんなレコーディングの軌跡を、Twitterで四文字熟語で表していましたよね。
MSTR:そんなことやってましたね(笑)!
――5月7日のツイートで「五里霧中 → 一心不乱 → 一進一退 → 奇想天外 → 暗中模索 → 百花繚乱 → 画竜点睛(←今やっとココ)」と。
MSTR:最後の仕上げで、ジャケットが残っていたんですよ。今回は新しい人とやったので、これが大変でしたね。普段はある程度のところまでいったら結構任せていたんですけど、そのデザイナーさんは一緒に最後の最後まで作りたいタイプらしくて、「どうですか?」と聞かれることが多くて。他にも彼の作品集を見て「これとこれとこれを今回のジャケットの中に使用したいんだけど、問題あります?」と聞いたら、問題はないけど彼としては、作品が古いから全部作り直したいと。「いいんだけど、スケジュール大丈夫? もう連休始まったよ?」って言ったんだけど、「なんとかします!」って。ものすごく情熱的というか、気持ちが入っていらっしゃる方なんですよね。
――では、完成した時の気持ちを四文字熟語で表すと何でしょうか。
MSTR:感無量冠二郎しかないですよ(笑)!
――出ました(笑)。四文字じゃないですけど(笑)。
MSTR:なんとなく言わされている感が(笑)。一つ言えるのは、ものすごく良くできたミニアルバムになったと思うんです。生命って何なんだろう、我々はどこから来てどこへ行くんだろうっていう、ポール・ゴーギャンの発想に近いものがあって。死んでからどうなるのか誰も知らない。はっきりと言えることは、生まれてきて、例え地味な生き方をしたとしても、そこにいるから影響し合うわけでしょ。で、最後は死ぬ。そしてまた土に還って、草木の栄養となり、その植物を生物が食べる。輪廻転生じゃないけど、次の世代のために貢献できる。生物学的に言えば、確実に次の世代へと繋ぐために生きているわけだよね。これを地球、惑星規模で考えると、必ず破滅が起こったり、あるものが破壊されてもそれを再生する力がこの自然にはある。それを発達させて豊かにさせたら、また破滅。そういう今までの繰り返しを作品にしたくて、生命の輝き、力強さを花に例えたんです。絶対に届かなくても、太陽に向かって伸びようとする生命力、そういう植物も含めて生命ってすごいなということを、今作で表現できればいいなと思って。
――なるほど。
MSTR:破壊(「Catastrophe 666」)から始まって、再生(「Re-Born」)して、世界は変わって(「Change the World」)進化していく。色々なドラマがあって(「飛桜花」、「白い百合の咲く丘て?」)、また世界が終わっていく(「THE END OF THE WORLD」)。でもその終わりは、最初の破壊された世界とは違う。ただの終わりじゃない。それで陽はまた昇る(「RISING SUN」)という。ここまでのコンセプトアルバムができたのは初めてでした。
――今回、最初からコンセプチュアルな作品を作ろうという思いがあったんですか?
MSTR:この作品に着手した当初はなかったんですよね。でも実は、去年の秋くらいに意識し始めていたんですよ。人間って生物だから、どんなに豊かでも死には逆らえないし、生まれてくる前の部分はわからないでしょ? 死んだらあの世があるという人もいるけど、わからない。でも再生する力、次の世界に繋げる力があるわけじゃないですか。ただ、なんで滅びちゃうのか、終わりに向かっちゃうのかという。自然淘汰なのか、どんなに平和だといってもどこかで争いは起こるじゃん。豊かでもご飯が食べられても、人はそれ以上のものを求めようとするじゃないですか。これが争いの原因になったりするんだと思うんですよね。そういうものも含めて、人間の本能なんでしょうね。
――そういうことを考え出したのには、何かきっかけがあったんですか?
MSTR:とあるアーティストが、破滅に向かうというのは種の持っている本能だということを歌詞で言っていて、そうかもと思ったんですよね。防衛本能で地球を守ろうとしているのか、淘汰する力、増やそうとする力がある。我々は所詮、自然の中で生かされていて、生まれて成長して、立ち上がって、喋って、第二次成長期が来る。全部自然の枠から抜け出せないわけで、そういうのはすごく大事なことだし、それを題材にしてみたかった。でも、必ず破壊のあとに再生がある。それはもしかしたら宇宙規模かもしれないじゃないですか。数万年後、地球が壊れて生物が死に絶えたとしても、どこかの惑星では何かできるかもしれない。全体的な摂理に生かされているというのはあるよね。
――大きなテーマですよね。
MSTR:大き過ぎて収集つかないかもって思っていたんですよ。だけど綺麗にまとめることができたので、喜びを感じているんですよね。
――今作は特に、千聖さんの伝えたい思いの強さを感じます。
MSTR:今回、“終わっていくこと”が頭と最後にあるんですけど、音楽でも同じように表せていて。「Catastrophe 666」と「THE END OF THE WORLD」のギターのアルペジオは同じフレーズなんですけど、実は終わり方はちょっと違うんですよね。違う“終わり”なんだぞっていうのを表現しているんです。…というのを、だいぶ最後のほうでシゲさんとかに説明したんですよ。最初は皆に内緒にして、「なんでこうなるの?」って聞かれるのを待っている。そこで俺のうんちくが始まるっていうね(笑)。
◆我々の生き様に近い
――前作『Crazy Monsters Parade』はライブ向けの曲が多い作品でしたが、コンセプチュアルな作品を制作するにあたって、何か異なる点はありましたか?
MSTR:前作はライブ=レコーディングに近いくらい、一体型だったんですよね。今回もライブと一体型ではあるんですけど、コンセプトがあまりにもはっきりしていたので、一つの短編小説と考えてもらってもいいし、長編小説としても読めるよというのがあって。あと、かなりスケジュールがタイトだったので、「Catastrophe 666」のギターフレーズはキネマ倶楽部(4月25日、26日PENICILLINのツアーファイナル)の楽屋で作ったんです。
――なんと!
MSTR:最初は、僕の頭の中では、何か1曲やってその流れで「Re-Born」から始まる予定だったのが、スケジュール的に少し厳しい感じだったので半分諦めて進行していたんですが、「Catastrophe 666」のアイディアがまとまったら、どうしても当初の予定通りに「Catastrophe 666」を入れたくて、本当に今さらなんだけどって皆に納得してもらって。当然ライブも意識はしているんですけどね。ただ、シゲさんやO-JIROくんや典二くんに対しても「また千聖、面白いことやったな!」というのを出したくて。シゲさんは、1曲目はもっと柔らかい曲が来ると思っていたらしくて、「ガーン!と、いきなり破壊ですよ」って言ったら、「その発想、面白い」と言ってくれたんです。Crack6の初期の頃って、ミクスチャー的なすごくヘヴィーでハードなナンバーが多くて、「Catastrophe 666」はそのノリが出ていると思うんですよね。「Change the World」は千聖ソロの時代のポップさやスピード感があって、「飛桜花」は「Loveless」(2013年2月発売シングル)とか最近のCrack6の流れを持っているノリがあるので、僕のソロワークの歴史が全部綺麗に詰まっているんじゃないかなと思います。
――1トラックとしてインスト曲「Re-Born」を入れたのはなぜですか?
MSTR:アコギもいいんですけど、基本はエレクトリックが好きで、一人のギタリストとしてもうちょっと見てもらいたいなと思って。ひたすら速弾きや、ただ綺麗とかじゃなくて、色々な感情を表現できるギタリストが一番究極だと思うんですよね。僕はいつも怒りだったり、勢いを感じるギターソロを弾くことが多い気がするんですけど、喜怒哀楽、もっともっと色々な感情を表現できたらいいなと。前からギターインストは作りたいと言っていたんです。今回は短めですけど、またチャレンジしたいなと思いますね。
――千聖さんファンの皆さんは、とても喜ぶと思います。
MSTR:実に「千聖っぽい!」って言われるようなフレーズも混ぜているつもりで。ぶっちゃけると、春にAiiA Theaterでやった「Crazy Monsters」のイベントでCrack6の登場SEに使っているんですけどね。まぁそんな感じで「Catastrophe 666」から「Re-Born」に移って「Change the World」に入るとか、ライブの画が見えますね。だから今回は曲順に全く困らなくて、綺麗にハマりました。
――エレクトリックとは反対の、アコースティックな「白い百合の咲く丘で」は千聖さんの優しい歌声が印象的で。
MSTR:この曲だけ違うアーティストが登場したんじゃないかっていうくらい、突拍子もなく思うかもしれないですけど。アプローチとしては、ギターっていうのは色々あるよと。
――年末に行われたアコースティックライブの影響もありますか?
MSTR:元々は確かにエレクトリックが好きなんですけど、アコースティックギターの面白さというのは欠かせないですよね。それぞれ魅力が違うので。このアルバムのコンセプトを考える頃くらいから、アコースティックもやりたいという気持ちが強くて、去年の年末にファンクラブ限定でアコースティックライブもやったんですよ。
――千聖さんの中でぼんやりとやりたいなと思っていた色々なことが、今作で形になった感もありますね。
MSTR:恋愛の歌も良いんですが、他にももっと面白い題材は絶対にあるし、元々持っている千聖ソロのダイナミックな歌詞もあってもいいと思っていて、もっと世界観を広げてみるチャレンジを考え始めていたのは事実ですね。それが具現化し始めたのは確かです。
――花に例えたというお話がありましたが、具体的な花の名前として桜(「飛桜花」)と百合(「白い百合の咲く丘で」)を選んだのはなぜでしょうか。
MSTR:まず「飛桜花」を作っている時、完全に春だったというのはあるでしょうね(笑)。あとは、「飛花」という日本の言葉があって、儚く散ることなんですけど、主に桜のことを言うんです。「飛花」だとちょっとわかりにくいかなと思って、造語で桜を入れました。
――確かに、イメージが湧きやすいですね。
MSTR:以前、『山桜』という映画を見た時に、やっぱり日本ってすごく桜が似合う国なんだなと思ったんですよね。でも、あんなに綺麗なのにあっという間に散る。恋愛もそうで、燃え上がっていたのにスパンッと終わる時もあるじゃないですか。人の生命も。我々の生き様に近いですよね。また咲くけどね、というところも。
――百合はなぜ?
MSTR:今作はすごく「荒野に咲く百合」をイメージしていて、どうしても「百合」という言葉を使いたかったというのもあります。なんでしょうね、うちのお袋が小百合っていう名前だからかもしれないです(笑)。聖書の「野の百合を見よ」という一節から付けられた名前らしいですけどね。Crack6の最近のマークも百合をモチーフにしているんですけど、すごくいい花だなと思うんですよね。山百合とか野生なんだけどカッコいいと思うんだよね。すごく綺麗に咲いているから絵になる。
――この楽曲は女性目線の歌詞ですね。
MSTR:1番の歌詞までは、色々なことを想像できると思うんですよね。お父さんが亡くなっちゃったのかな、恋人が亡くなっちゃったのかなとか。2番になると、女性だったんだな、旦那さんが亡くなったんだなというのがわかるんですけど、1番までの考え方でもありかなと。例え大切な人が亡くなっても、その遺伝子をもった次の人が生まれ、そして世界を変えていくという意味では、全くもって今回の『Change the World』の世界観にぴったりな曲だと思います。あと最近、女性目線とか優しい歌を歌うのも面白いなという感覚がありますね。こういうのはCrack6のこの手の曲調じゃないとできないかなと思っています。
◆楽しめるというのは生きている証拠
――ところで、「ボクのダウンピッキングの最高スピード記録を更新してます 笑」というツイートも気になりました。
MSTR:これは「飛桜花」です。聴くとわからないと思うんですけど、弾いている側的には速いんですよ。裏で地味に速くて、このテンポでこのスピードを刻むって、やったことないなと。白鳥が優雅に泳いでいるのに、水面下でめちゃめちゃ脚を動かしているみたいな感じ(笑)。ドラムとかは我々の場合、そういうのが結構多いんですけどね。O-JIROくんもPENICILLINの「Rosetta」(2010年8月発売シングル)とか「HELL BOUND」(2005年11月発売アルバム『hell bound heart』収録)で、めちゃくちゃ脚を動かしているんですけど、外から見ただけだと、めちゃくちゃ地味っていう感じに近い(笑)。
――そうなんですね(笑)。では、一推しのギターソロを1曲選ぶなら?
MSTR:全部好きですけど、上手く喜怒哀楽を表現できたなと思ったのは「THE END OF THE WORLD」ですね。たぶん2テイクくらいしか録ってないです。ゆっくり入ってきて展開で激しくなっていく抑揚が、生まれてきて、ゆっくりとした流れから激流に飲まれるという人生を劇的に表現できて。いつも俺は激しいイメージが強いと思うんですけど、これはゆったりとした流れからできたというのが、ギタリストとしては嬉しかったです。
――「THE END OF THE WORLD」というタイトルながら、曲自体はすごく前向きですよね。〈諦めず咲け そして繋げよう〉ですし。
MSTR:もしかしたら、諦めずに頑張るとかも本能で思っているのかもしれない。でも、絶対再生する、もし滅びても次があるから無駄じゃないという気持ちはどこかにあったほうがいいと思うんですよ。坂本龍馬が「倒れる時は前を向いて倒れたい」と言っていたらしいんですよね。倒れることは仕方がない時もあるけど、その時は後ろを向いて倒れるなと。そんな感じですね。
――なるほど。ライブ限定盤のボーナストラック「東西南北 Crack6!!!!!!」は、一見ライブのための楽曲のようで、他の楽曲との繋がりも感じられますね。
MSTR:おっ、鋭い! その通り。全部繋がっているんですよ。ただ、ライブですごく楽しそうな、喜怒哀楽で言えば「喜」や「楽」ですよね。ボーナストラックらしい曲だとは思います。
――この曲の〈Count〉のコーラスはO-JIROさんですか?
MSTR:そうです。彼が作った曲なので、デモの段階から入っていました。仮歌詞でシゲさんのことを「アメリカ人よりアメリカ人」って紹介していて、そこをどうしても省かなくてはいけなかったのが残念でした(笑)。
――それが入っていると違うものになっちゃいますね(笑)。「RISING SUN」のシャウトは典二さんですか?
MSTR:テンちゃんはいつも曲を持って来る時にイメージがしっかりあるからか、これはどうしてもシャウトしたい、これもやりたい、あれもやりたいとすごくて。「テンちゃん何人必要なんだよ」ってレコーディングの時にジローさん(O-JIRO)やシゲさんにツッコまれまくってて(笑)。この曲はテンちゃんの意気込み、執念が入っています(笑)。間奏のギタープレイも、全部テンちゃんの指定が入っていて、「ここはこう弾いてくれないと困るんです!」って。マジか、地味なところなのにめんどくせーなと(笑)。右手が難しかったですね。PENICILLINとかではやったことがない、初のギタープレイです。間奏の最初のリフのフレーズのヘヴィーなところの話。最近のメタル系バンドのテクニックですね。
――それはライブの見どころの一つですね。今作を引っさげてツアーが始まるわけですが、1年前のツアーの時はCrack6の中でアナゴさんのモノマネが流行っていましたよね(笑)。
MSTR:あー! よく覚えてますね(笑)。「アナ雪」を文字って「アナゴと雪の女王」とかやってたやつね(笑)。まぁそんな感じでいつか「Mr.千聖のつまらない話」とかやりたいんですけどね(笑)。
――また初日に千聖さんが思いつきでやったことが、ツアー中ずっと続くんでしょうね(笑)。
MSTR:ははは(笑)! テンちゃんも他のアーティストのツアーでネタを仕入れてくるでしょ。それに対するジローさんの反応がまた面白いじゃないですか。PENICILLINの中ではジローさんって年下キャラなんだけど、Crack6の時はさらに年下のテンちゃんがいるから、イジるんですよね。それをさらに上から、直角的な角度でイジるシゲさんがいて。シゲさんの「お前さぁ、ダメだよな」という枕詞に、テンちゃんの「僕の何がダメなんですか!?」っていうところから始まるんですよ(笑)。たまに「シゲさんがこんなこと言うんです!」って僕に訴えてくるので「俺は先生じゃないんだから」と(笑)。いじめっ子にいじめられた子供みたいな(笑)。面白い関係性です。
――(笑)。では最後にツアーへの意気込みを。
MSTR:今回のテンちゃんの衣装の靴が厚底なんです。それに関して関係者みんなにツッコまれていて(笑)。この靴をライブで履くのかどうか、見てほしいですね(笑)。もし普通の靴だったらツッコんであげてください。すごくコンセプチュアルな作品ができたので、ツアーはツアーでストーリーを持たせた展開ができたらいいなというのと、ファイナルは視覚的な効果もできたらと思っています。あとは今までのCrack6のノリの良さは変わらず、しつこいギャグもあるかもしれないし(笑)。でも、生きているから笑えるし、爆発できる。楽しめるというのは生きている証拠だから、確実にLIVEだよね。そこを感じてほしいなと思って。自分の生活に生きている感を実感したい人は、ぜひ遊びに来てほしいなと思います。あと、タオルは結構使うかもです。
(文・金多賀歩美)
Crack6
<プロフィール>
PENICILLINのギタリスト千聖が自らの名前をMSTR(ミスター)と変え、2003年6月6日にスタートさせたソロプロジェクト。「Hybrid Music Project」というコンセプトを掲げ活動。現メンバーは、MSTR(千聖 from PENICILLIN/Vo&G)、SHIGE ROCKS(G&Sound Producer)、TENZIXX(長野典二 from everset/B&Cho)、JIRO 6(O-JIRO from PENICILLIN/Dr)の4人。近年では、オムニバスCDのプロデュースや参加、様々なイベントライブへの出演等、PENICILLINの活動と並行して精力的に活動を展開している。2013年、活動10周年を迎え、シングル二作とアルバム『6 elements』を発表。2014年6月、ミニアルバム『Crazy Monsters Parade』をリリース。2015年6月7日より、ニューミニアルバム『Change the World』を引っさげたツアーを開催する。
■オフィシャルサイト
http://www.crack6.jp/
【リリース情報】
ライブ会場限定盤
(CD ONLY)
SRPM-2003/L
¥2,000+税
『Change the World』
2015年6月3日(水)発売
(通常盤 発売元:shelva records / DUPLEX DEVELOPMENTS JAPAN inc. 販売元:PCI MUSIC)
(ライブ会場限定盤 発売元・販売元:shelva records / DUPLEX DEVELOPMENTS JAPAN inc.)
PENICILLIN千聖のソロプロジェクト“Crack6”初のコンセプトミニアルバム。破壊と再生を繰り返しながら進化していく生命の力強さを、花をモチーフに描いた作品。
【収録曲】
[通常盤]
01. Catastrophe 666
02. Re-Born
03. Change the World
04. 飛桜花
05. 白い百合の咲く丘で
06. THE END OF THE WORLD
07. RISING SUN (Bonus Track)
[ライブ会場限定盤]
01. Catastrophe 666
02. Re-Born
03. Change the World
04. 飛桜花
05. 白い百合の咲く丘で
06. THE END OF THE WORLD
07. 東西南北 Crack6!!!!!! (Bonus Track)
【ライブ情報】
●Crack6 12th Anniversary TOUR Change the World
6月7日(日)SHIBUYA-REX(※CLUB NEO 限定LIVE)
6月13日(土)大阪 RUIDO
6月14日(日)名古屋 ell.SIZE
6月20日(土)西川口 LIVE HOUSE Hearts
6月21日(日)柏 ThumbUP
7月5日(日)TSUTAYA O-WEST
各公演 OPEN 17:30 / START 18:00 / END 20:00(予定)
チケット:All Standing ¥5,400(税込)発売中
・入場時別途ドリンク代が必要になります。
・ご入場には6歳以上からチケットが必要になります。
※6月7日(日)SHIBUYA REX 公演はファンクラブ会員限定ライブの為、チケットの販売は終了しました。
LIVE TOTAL INFO.:サイレンエンタープライズ TEL.03-3447-8822(平日12:00~18:00)
●EVENTライブ「Crazy Monsters」~HALLOWEEN PARTY 2015~
10月24日(土)新宿ReNY
OPEN16:00 / START 16:30
出演:Crack6 / ALvino / DASEIN / C4 / S.Q.F / wyse / 矢田 耕平(司会)
チケット:All Standing ¥5,500(D別)7月25日(土)発売
6月7日(日)11:00~7月6日(月)23:59にてゲットチケット先行予約受付(※先着順になります)
[プレイガイド]
・チケットぴあ http://t.pia.jp TEL.0570-02-9999(Pコード:264-730)
・ローソンチケット http://l-tike.com TEL.0570-084-003(Lコード:71095)
・イープラス http://eplus.jp
<GET TICKET先行予約受付>
受付期間:6月7日(日)11:00~7月6日(月)23:59
※規定枚数になり次第終了致します。
■受付について
・お申込みはディスクガレージ インターネットチケット販売サイト『GET TICKET』をご利用頂きます。
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