無期限活動休止前ラストアルバム『血界』で描くヴァンパイアストーリーの完結とバンドの思い。そして、過去最大領域となる終着地へ――
2023年に結成20周年を迎えるも、2024年3月をもって無期限活動休止となることを発表したDが、活動初期から描き続けてきたヴァンパイアストーリーを完結させる、実に7年ぶりの新作アルバム『血界』を発表した。新曲13曲(限定盤は12曲)と既存曲を合わせた全28曲(限定盤は27曲)収録というフルボリューム作品を手に、現在、活動休止前ラストツアー真っ只中にあるDの5人にインタビューを決行。4年ぶりに多くのライブを重ねた2023年と活動休止発表から現在に至るまでの心境、まさに集大成と呼ぶにふさわしい最新作についてじっくり話を聞いた。
今、バンドとしてめちゃくちゃ良い状態になっている
2023年は年始と春の東名阪ツアー、夏と冬のツアー、イベントライブと盛りだくさんでしたが、4年ぶりに多くのライブを重ねた1年はいかがでしたか?
Ruiza:(コロナ禍で)ライブ自体をできなかった期間があったので、色々なところに行けたのは嬉しかったですし、声出し解禁になって以降、目の前でファンの皆が声を出して楽しんでくれる姿は、本当にかけがえのないものだなと改めて思いましたね。2023年はすごくたくさんライブがあったんですけど、活動休止の発表もあったので、時間が迫ってくるというのもあって今まで以上に全部が大事というか。色々な気持ちが溢れていました。
Tsunehito:やっぱり本数がすごく多かったのと、声出しのライブも始まったし、もちろん新曲のリリースもあって、活動の密度が一気に上がった感じもあった濃い1年でした。20周年を迎えて、活動休止の発表もあったり色々なことが重なったので、心境的には感慨深い1年になりましたね。
HIDE-ZOU:コロナ禍を経て有観客ライブが本当にありがたく感じました。もちろん配信には配信の良さがありましたし、声が出せない時のライブでも得るものはあったんですけど、こうして以前のような形式に戻って、ライブ本数も増えたことによって、以前の活動を一つ一つ思い出しながら振り返ることもあって。また新たな気持ちでできたり、色々な思いが込み上げながらのステージが多かったですね。
HIROKI:無観客公演の期間が長かっただけに、目の前にお客さんがいることのありがたみを強く感じました。もちろん無観客でもカメラの向こう側へ思いを届けるようにしていましたけど、ライブでの気持ちの持っていき方はまた違って、やっぱりライブはライブならではのテンション感というものがありますよね。逆に、無観客での経験はその後のMV撮影に良い影響があったり、声が出せない時にどうテンションを上げられるか試行錯誤したことが、今のツアーにも反映されているので、勉強になりましたね。
ASAGI:2023年は1月の東名阪から始まったんですよね。ようやく有観客ライブができるようになったなという思いが強くて、どうやって士気を高めて盛り上げていこうかなと思った時に、「薔薇の聖戦」というヴァンパイアフラッグを使う曲を完成させることができて、それを掲げて2023年のスタートを切れたことが、自分の中ではすごく嬉しかったですね。有観客ライブ、声出し解禁と、段階を踏んでいきましたけど、声出しならではのパワーを実感することができて、やっぱりライブって素晴らしいなと改めて感じることができました。
D主催「Mad Tea Party」を7年ぶりに再開させ、1年の間に3回開催したことも印象深いです。歴史あるイベントなだけに、活動休止前にやりたいという気持ちは強かったですか?
ASAGI:そうですね。「Mad Tea Party」は37回もやったイベントなので。それにしても7年ぶりだったんですね(笑)。一緒にシーンで戦ってきた仲間たちと作り上げるライブは特別なものがありますし、活動休止に向けてもそうですけど、同じ時代を生きているアーティストと一緒にやれたのはすごく良かったですね。
無期限活動休止を発表したのが5月19日、春の東名阪ツアーファイナルで、その後8月29日の夏ツアーファイナルで、現在開催中のツアーとフルアルバム『血界』の発売が発表されました。5月の発表から現在に至るまで、気持ちの変化はありましたか?
Tsunehito:もちろん話し合いは何度もしていましたけど、5月の発表の時に自分の心の中で思っていたことをファンの皆に直接伝えて、そこから休止までの期間が本格的に始まった感覚というか。ここまで歩んできたDのメンバーとして自分がやってきたこと、曲のこと、ライブの思い出とか、色々なことがより思い出されるようになりましたし、今こうやってツアーを回っていて、何度も行かせてもらっていた土地、ライブハウスで演奏することもすごく感慨深くて。以前行った時はこうだったなとか色々なことを思い出しながら、感謝の思いを持ちながらライブをやっている感じですね。
HIDE-ZOU:発表した後、意識の変化はもちろんありました。ライブをたくさんやっていく中で、昔の色々な思い出があるわけで、メンバーとファンの子と歩んできた歴史を振り返っているような感覚で。お世話になっているライブハウスの方々、メンバー含めて色々な方への感謝の気持ちをより強く持ちながら今現在やっています。
HIROKI:20年活動してきて、毎年夏や冬はツアーで全国を回ってきたんですけど、活動休止するにあたって、当たり前の日常が当たり前じゃなくなるという部分で、もちろん今までのステージも自分の全ての力を出し切ってやってきましたけど、活動休止発表からの1本1本にかける気持ちはより強くなりました。時間というものに対しての考え方がすごく変わりましたし、限られた時間の中で自分たちのライブを選んで来ていただくことに対して、どうやったら思い出に残るライブにできるのかなとか、ステージで感じていることをどのようにしたら届けられるのかなど、改めて考えさせてもらっているツアーでもあります。当たり前のことが当たり前じゃなくなることで、そこからさらにもう一歩踏み込んだ部分に気づけたというのが、人間としてまた一つ成長できたなと思います。なので、ラストツアーは自分自身もバンド的にも、すごく良い感じのモチベーションで回れているなと感じますね。
Ruiza:日が経つに連れて、どんどん現実味が出てくるというか。発表してからリリースや夏のツアーがあって、そこまでは活休は決まっているんだけど、その手前みたいな感覚だったんですよね。夏はラストツアーではなかったので、僕としてはそこでもう一歩上のDになりたいなと思いましたし、そこからアルバム『血界』を皆で作れたのは、すごく自信にもなりました。今、バンドとしてめちゃくちゃ良い状態になっているんじゃないかなと思うんですよね。今、ツアーを1/3くらい終えたところですけど、ライブの内容や熱量が凄まじくて本当に毎回感動しますし、やればやるほど寂しさも当然増えてきます。ファイナルは当日を迎えてみないとわからないですけど、今の心境は本当に少しでも良いものを届けたいなという思いで回っていますね。
ASAGI:活休を発表するに至るまでは、やっぱりファンに申し訳ないなという思いが一番大きかったですね。20年続けてくると、Dは自分たちだけのものではなくなっているというか、たくさんの人に支えらえて続けてこられた部分があるので。ライブはもちろんすごく楽しいけど、それまでは苦しい思いのほうが多かったんです。でも、20周年という目標を立てることによって、そこに向かっていく気持ちのほうが強くなって、そこからの活動休止だったので、何て言うんだろうな…個人的にはDの活動は続けたかったし、本当に申し訳ない気持ちが大きくて。何よりも、ファンに良い音楽を届けたい、感動を与えたいという気持ちのほうが強いので、最後までそれを大事にして最高のアルバムを作りたいという意識が、自分を突き動かしてきたのかなと思います。目標としていた最高のアルバムが完成できて、それを引っ提げたツアーでファンに楽しんでもらえているこの現実に辿り着けたことが、本当に嬉しいですね。
元々Dは20周年での「過去最大領域への挑戦」を掲げていて、会場の大きさだけの問題ではないので、その「過去最大領域」という表現は悩んだところだと2019年の発表当時話していましたよね。結果、Dの過去最大キャパであった豊洲PITでの2days公演でファイナルを迎えるということで、とても納得でした。
ASAGI:めちゃくちゃ悩みましたね。20周年で過去最大領域と決めた時は、コロナ禍の前だったんですよね。やっぱりコロナ禍を経て色々と考えることもあって。ただ、掲げた最大領域というものをなんとか達成したいと思っていたので、何が最善なのかはずっと考えていました。結果、辿り着いた答えが豊洲PITで、2daysという形がすごく腑に落ちて。自分たち的にも客観的にも納得できる形…というか、これしかないなという感じでしたね。
培ってきた歴史が全部導いてくれた
先日リリースされたアルバム『血界』はヴァンパイアストーリーの集大成で、新曲13曲(限定盤は12曲)と既存曲を合わせた全28曲(限定盤は27曲)収録というCD2枚組のフルボリューム作品となっています。まず、新曲だけでなくヴァンパイアストーリーを1枚にまとめた作品にした経緯を教えてください。
ASAGI:これまでに出したシングル曲も結構あったし、それらを全てアルバムに入れるとなると、新曲の曲数が限られてしまうのはどうなのかな…と思って。最後のアルバムなので1曲でも多く入れたくて、最終的に2枚組になりました。その少し前に「血界 NEW WORLD ~Dreizehn ver.~」「血界 NEW WORLD ~Justice ver.~」を配信でリリースしていたんですけど、そこからドライツェンメインのアルバム、ジャスティスメインのアルバムという形になるまで、結構ギリギリまで悩みましたね。
このコンセプトであれば新曲2~3曲でもおかしくはないのに、最後にこれだけの新曲を作り上げたことはすごいなと。
ASAGI:制作に関しては過去一過酷でしたね(笑)。
ライブの本数も多かった中で、このボリュームの作品を完成させたわけですしね。
ASAGI:制作期間だから制作に入りましょうという形でやっていたら、この形には絶対できないですね。遡れば最初に出したアルバム『NEW BLOOD』(2003年7月発売)の「弾丸」からジャスティスが始まって、「Vampire Missa」からドライツェンが始まっているので、最後のツアーとなった時にどちらかに絞るのは自分の表現として違うのかなというのもあって、2daysでツインヴォーカル的な形でという話をメンバーにしたところから、今回のツアーとアルバムのコンセプトが始まっているんです。それも思いつきでは辿り着けない作品の完成度というか、培ってきた歴史が全部導いてくれたのかなと思います。1曲を作るにあたっても、20年間の歴史を振り返りながら、これまで培ってきたものを凝縮させた世界観をと、限られた期間で限界まで曲数を増やしたという感じですね。
そもそも7年ぶりにフルアルバムを制作するというのはヘヴィーでしたか?
Ruiza:大変は大変でした(笑)。でも、曲がめっちゃ良いので、録り終えるごとの達成感はちょっと異常なくらいでしたね。
HIDE-ZOU:今まで培ってきたDとしての制作の経験がものすごく活きているなという実感があって。アレンジもそうですけど、レコーディングの仕方や進め方も、限られた時間を上手く使っていくにはどうしたらいいか皆で調整したり。過酷ではありましたけど、すごく良い制作期間だったなと感じますね。
Tsunehito:ライブの合間にレコーディングという進行は今までも何度かありましたし、それによって作品にライブ感も入れられたんじゃないかなと思います。気持ちの面でも、制作に取り掛かっている時はそこに集中していたので、過酷と言えば過酷でしたけど、本当に全力を注げたなという達成感は大きかったですね。
HIROKI:タイトなスケジュールの中でしたけど、活動休止前のフルアルバムなので、20年続いてきたDの歴史、ヴァンパイアストーリーを主軸として皆さんに感動を届けられるようにという思いで制作しました。Dは歌メロをすごく大切にしているバンドでもあるので、メロディーに対してのアレンジを改めて深く考えつつ、今出し得る全ての力を出し切ったアルバムになっていて、すごく自信作になりましたね。
アルバムより先に「血界 NEW WORLD ~Dreizehn ver.~」「血界 NEW WORLD ~Justice ver.~」が誕生していたとはいえ、ASAGIさんの作曲段階でアルバムのメイン曲になることを想定していたのでしょうか?
ASAGI:ツアーを計画する時点で、メンバーには2daysでツインヴォーカル的なイメージはどうかな?というのは伝えていたので、それをタイトル曲として打ち出すべきだなとは大分前から考えていました。その曲調も今まではジャスティス、ドライツェンそれぞれの楽曲の振り幅が結構ハッキリ分かれていたと思うんですけど、それを近づけていくことを考えましたね。離れたところにある楽曲のイメージや思いが歴史の中で近づいてきて、最後に一つになるというのを表現すると考えた時に、曲調がようやくまとまってきたというか。この曲調だったら、両方のキャラクターで表現できるんじゃないかなというところに辿り着きました。
なるほど。
ASAGI:その後の制作段階で、演奏を変えたりキーを変えてみたり、Bメロの追いかけでツインヴォーカルを表現しようかなとか、ハモリの部分でもそのキャラクターを表現してみようかなとか、細かく考えていきました。あと、最後にリンクする形にしたかったので、最後のブロックだけ両方とも同じ歌詞にしようと思って。それまでは歴史を振り返りながら、お互い別々の道を歩んできたけど、最後に想いが一つになるという。対照的な部分から始まってエンディングに向かっていく流れは、歴史や歌い方も含めて上手く表現できたなと思いますね。
変な話、ライブ中に「今日どっちだっけ?」と混乱する時はないですか(笑)?
全員:(笑)
ASAGI:ないですね(笑)。多分、1日で全部をやろうとするとバタバタで、もしかしたら100%集中できない部分があったかもしれないですけど、今回は2daysに分かれているから、めちゃくちゃやりやすいというか。かつ、楽曲もたくさんあるので、2日間に分けてやれているのはすごく良いですね。
一言では表せられない複雑な感情みたいなものを曲に込められたらいいなと
今作の新曲はメンバー全員が作曲していて、それが各メンバー扮するヴァンパイアのキャラクター(ASAGI=ヴァンパイアの王・ドライツェン&ドライツェンの息子・ジャスティス、Ruiza=水を司るキルヒアイス、Tsunehito=火を司るカーバンクル、HIDE-ZOU=風を司るラファーガ、HIROKI=大地を司るウィルダネス)の内容になっていますよね。これは制作に入る段階で、それぞれが作曲すると決めて臨んだのでしょうか?
ASAGI:そうですね。活動休止前最後のフルアルバムということで、それぞれの曲は絶対入れたいなという思いはあったので、メンバーに伝えて制作に取り掛かりました。
まず、「流線上のアクア」の作曲はASAGIさんとRuizaさんの連名です。
Ruiza:キルヒアイスをイメージできるものというのは大前提にあって、どういうものがいいのかなと曲出しの際に色々な曲を作ったんですけど、全部聴かないとわからないものじゃなくて、聴いた瞬間に「あ、キルヒアイスだな」とイメージできるものにしたいなと思いました。その表現方法として、最後のアルバムに入ることを考えて、これまでを振り返って自分が生み出したフレーズでこういうのが好きだったなとか、色々なことを思い起こしながら生まれた楽曲です。あと、バンドサウンドがしっかり聴こえるようにしたいと思って作りましたね。
とても綺麗な始まり方で、メロディアスな曲ですよね。サビの歌メロと同じギターフレーズの部分も印象的です。
Ruiza:ありがとうございます。
「紅沙 ~マカイロドゥスの涙~」はASAGIさんとHIROKIさんの連名です。個人的には、元気な感じがHIROKIさんっぽいなと思ったり(笑)。
HIROKI:(笑)。ライブではドラムソロもやっているので、自分の中で思い描くドラムパターンの展開を一度ASAGI君に投げさせてもらって、肉付けをしていただいた感じです。アレンジされて歌詞が乗った瞬間に、想像を超えるものすごいクオリティになっていて、本当に鳥肌ものでした。毎回のことですけど、自分自身が感動できるものだったら、お客さんにもそれ以上の感動を与えられるだろうなと思ってレコーディングに臨みましたね。あと、ドラム的にはもっとテクニカルなことをやろうと思えばできるんですけど、ストレートな感じを出したかったので、わかりやすさを追求した曲になっています。
このエキゾチックな雰囲気はASAGIさんによるものですか?
ASAGI:そうですね。スケールから作るというのをプロデューサーの岡野ハジメさんに以前アドバイスしてもらっていたので、まず砂漠的なイメージのスケールを自分の中に叩き込んでから、その中で全て完結させようと思って、メロディーやリフ、シンセなどを全て構築していきました。スケールって面白くて、お国柄を表現するのに作曲方法としてはすごくやりやすくて、これを作るのもめちゃくちゃ早かったですね。気づいたらできていたという感じで(笑)。
HIROKI:(笑)
ASAGI:今回のアルバム全曲そうですけど、完全に制作モードのゾーンに入っていたので、集中している間にできちゃった感じです。
そうなんですね。そして、Tsunehitoさん作曲の「赤い惑星の天秤」は、キラキラとしていて温かくキャッチーな楽曲だなと。
Tsunehito:自分が担っているカーバンクルという女性のヴァンパイアは炎を司っているので、燃え上がる感情や景色とか、イメージを膨らませながら作っていきました。曲出しの段階では、他に激しい曲とかも出していたんですけど、この曲はキャッチーさもありながら、すごく開ける感じもあって、決意や切ない部分、儚い部分も含まれている曲にしたいなと。人の感情って単純なものではないと思うんですよ。例えば、悲しいんだけどどこか安心しているとか、怒っているけど、その気持ちの中に温かいものがあるとか、そういった一言では表せられない複雑な感情みたいなものを曲に込められたらいいなと思って作っていきました。あと、今まで自分がカーバンクルを意識して作った曲は、展開が多かったり複雑なものも多かったので、今回はなるべくそうではなくて、シンプルにわかりやすく繰り返していく展開で、何度も聴きたくなるような曲を意識しました。
「千年樹の希い」はASAGIさんとHIDE-ZOUさんの連名です。個人的には、全体のテンポ感と、イントロやAメロにあるメインのギターフレーズの雰囲気が、Dには新鮮な感じを受けました。
HIDE-ZOU:1年前から、ラファーガの激しい曲を作ろうという公約があったんですよね。今までのラファーガの曲はミドルテンポやバラードが多かったので、「行くぞー!」みたいな疾走感、勢いのある激しい曲を作ろうということで今回持ってきた曲です。今言っていただいた印象的なフレーズはASAGIさんが作ってくれた部分で、ASAGI案をドッキングした感じですね。だから、僕だけで作っていたら、その印象的なフレーズは入っていなかったと思います。サビはものすごく広がるような感じを意識したんですけど、今回は疾走感のあるリフで激しさを出そうという結論に至って、いくつか作っていた中で、このリフのテンポ感と刻み具合で、強く吹く風という意味合いがあるラファーガの激しい感情が表現できたかなと思います。
激しい部分のギターのリフはメタル寄りの雰囲気もあるなと。
HIDE-ZOU:とにかく速いですね。あの小節数、一定の刻みをやるというのは、ライブでも「速っ」と思う時があります(笑)。