ギル待望の4作目となる『DAWN OF FLAME IV』のリリースが発表された。
前作の『DAWN OF FLAME III』は「苦難を乗り越える」をテーマに掲げており、今作はそれを越えた先の新たな展望と挑戦を表してるのだという。2作目から歌うことへの挑戦を始めたギルだが、今作も2曲目「焔迅」にギルによる歌唱が収録されている。
ギタリストの作品として、歌パートよりもギターに比重を置いてきたギルだが、今作に収録されいる「焔迅」はそれを覆す構成となっているのが興味深い。この辺りも、その先への展望と挑戦というコンセプトによるものなのだろうか。ともあれ心地よいシャウトとギルらしいギターソロは健在だ。
なお、今作1曲目の「HORIZON」はギルらしい明るさと疾走感のあるインストゥルメンタル。前作の苦難を越えて明るい未来へ、水平線の向こう側まで連れて行ってくれるギターを全面に打ち出している、とても彼らしい楽曲と言えるもの。
締め括りとなる「炎舞曲」はワルツ調アレンジになっており、タイトルの言葉遊びが伺える。とても愛らしいキャッチーなフレーズが散りばめられており、とにかく耳が心地よい。この曲にはあえてベースを入れずに、コントラバスやチェロで表現したという点も特徴の一つだ。
表情の異なる全3曲で中身の濃い作品となった『DAWN OF FLAME IV』だが、ギル曰く、早くも5作目のコンセプトも見えているという。そちらにも期待を寄せつつ、まずは4作目の発売を楽しみに待とう。
【リリース情報】
●『DAWN OF FLAME IV』
2024年7月21日（日）オンラインストアにて発売
［CD］￥1,500（税込）
＜収録曲＞
01. HORIZON
02. 焔迅
03. 炎舞曲
【ライブ情報】
●ギルBirthdayワンマンライブ「Alone with the flames」
8月24日（土）高田馬場CLUB PHASE
サポートメンバー：key.テロ（†яi￠к,ex.ヴィドール）
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【イベント情報】
●「Feel the tone vol.5」
7月28日（土）中野Space Q
ACT：ギル／MC：山本昇
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●「カタリヒキカタリ第二話、さよならサマー」
8月31日（日）中野Space Q
ACT : ギル、ナオ（heidi.）
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