今年も仙台貨物の季節が到来! ちょっと大人な仙台貨物が心の叫びをぶっちゃけた話題の最新シングル『仕事をサボりTIGHT』をフィーチャー!
1年ぶりのニューシングル『仕事をサボりTIGHT』を引っさげ、千葉(Vo)、フルフェイス(G)、サティ(G)の3人が登場! 先頃公開されたタイトル曲のMVではディスコチックなサウンドに乗せて披露されるメンバーのダンスが話題となり、さらに通常盤には“全466文字のタイトルにして演奏時間は1秒”というギネス申請予定の楽曲が収録されるとあって、例年以上に世間を騒がせている。このニューシングルと共に、3作目となるベストアルバムと、昨年豊洲PITで行われたライブの模様を収めたライブDVDを同時リリースする仙台貨物。旋風を巻き起こす彼らから今夏も目が離せない!
◆今回はちょっと大人な仙台貨物って感じ(フルフェイス)
――昨年の『妖怪大演奏』に引き続き、千葉さん、フルフェイスさん、サティさんにご登場いただきました! それにしても、あれからもう1年経つんですね。
千葉:ホントぬ早いね~! 1年が短ぐ感ずるよね。やっぱり年取っできだのがな。
サティ:あんた、いくつになったんだっけ?
千葉:26歳。
フルフェイス:若いな!
千葉:まぁね。馬年生まれですからね。
――千葉さんは26歳だそうですが、他の方は?
千葉:あ、年齢は聞がないでくださいね。色々面倒くさい話ぬなるがら。
サティ:だな。俺なんか、プロフィールにふざけて「嫁子持ち」って書いたら、事あるごとに嫁と子供が出てくるし。しかも、嫁と子供がどんどん変わっていって、外国人の時もあるしさー。
フルフェイス:そんなこともあったな(笑)。
――2008年のライブ&フィルムトゥアー 2008「うまなみで。」では、嫁はエリザベスで娘はステファニーでしたが、翌年の「腐況の風」のMVでは日本人の嫁と娘になっていて、今回は子供が男子になっていますね。
サティ:でしょ。性別も変わってるからな。何なんだろうな(笑)。
千葉:まぁ、後々そういう面倒くさいごどぬなるがら…
サティ:適当に決めてはいけないってことだな(笑)。
――それにしても今回のシングルは1年ぶりのリリースですが、もうタイトルからして…
千葉:心の叫びが出でるでしょ(笑)? でもなー、「仕事をサボりたい!」っで言いながらもやっぱり仕事しぢゃうんだよなー。
サティ:体に染みついてるからな。でも、こういう曲をリリースするって普通は許されないことだと思うんですよ。ファンには辛くても辛いって言っちゃいけないみたいな。
千葉:んだ(深く頷く)。
サティ:でも言ってもいいかなと。
千葉:「辛い」っで暗ぐ言っぢゃダメだげど、明るぐポジティブぬ言えばいいど思うの。
――だから今回は踊りながら言っているんですね。
千葉:そうそう! そういうごど!
サティ:誰だって働きたくないし、サボりたいでしょ。みんなでサボれば怖くない。ここから日本のGDPを下げよう。
――日本の経済を左右する話になってきました(笑)。フルフェイスさんは今回のタイトル曲をどう捉えているんですか?
フルフェイス:俺はもう千葉さんに付いて行っているだけなんで。
千葉:のっかっでるだげが!?
サティ:フルフェイスは考えることをサボってるからな。
千葉:こうやっで浸透すていっでるんだな。元々仙台貨物ぬはみんなぬ共感すてもらえる曲が多いし、生ぎでいる中で出会ういろんな苦すみの代弁者みだいなどごろがあるでしょ。だがら今回もそういう曲なんだよね。
サティ:最初は「果たしてこれはいいのか?」とも思ったんだけども、リハーサルをしているときにフルフェイスと王珍々が「これで行きたいね」って言ってくれたんだよね。
フルフェイス:だってシングル曲でこういう曲って、今までにないじゃないですか。明るいアップテンポな曲が多かったから、今回はちょっと大人な仙台貨物って感じで。
――そうですね。ちょっと大人で、よりストレートに本音を語った歌です。
千葉:やっぱす、そういうどごがサボれないんだなー、バンドマンとすて。
フルフェイス:バンドマンとしてなのか(笑)。
千葉:そう。そごはしっかりやっぢゃう。
――このストレートなタイトルと歌詞に共感する人は多そうです。
サティ:だな。欲を言えば一番いいタイミングは、5月くらいに新卒で社会に嫌気がさしている人たちに向けて、だったかもしれないけどな。
千葉:そうだな。でもサボるっでいいよね。昼間のビール程美味いものはないしさ。テラス席みだいなオシャレなどごで一杯グッどいぐどいいよね!
フルフェイス:あんたそんなオシャレなことしてるの?
千葉:…な、内緒。
フルフェイス:どうなの、オシャレなところで昼間からビール飲んでるの?
千葉:…の、飲んだごどはある…。
フルフェイス:ふーん、縁側とかじゃなくてオシャレなとこなんだな。
千葉:その時は玉々オシャレなどごろだった。なぜが。
全員:(笑)
――意外に千葉さんがオシャレなサボり方をしていることが発覚しましたね(笑)。ところでMVではホワイトボードに「NR(ノーリターン)」と書かれていましたが、皆さんはNRでどこに行きたいですか?
フルフェイス:海! 綺麗な海がいいな。海水浴場とかじゃなくて。
千葉:濁っでないどごだな。でもそんなどごろはサボっで行げる距離ぬはないがら、NRどごろが休暇を取らないどいげないな(笑)。
サティ:俺は何だろうな~…。
フルフェイス:嫁子供に会いに行ったらいいんでないの?
千葉:だがらその話するなっで。設定ぬ困っでんだがら(笑)。
フルフェイス:(笑)
――設定として、今回のMVではついにサティさんの嫁に“元”が付きましたからね。
サティ:離婚したみたいですね。嫁のことは嫌いらしい。
千葉:撮影の時ぬあの写真が出で来て、サティさん苦笑すてだもんな~。「また来た!」みだいな。
サティ:周りが嫁子のネタを引っ張るから…。とりあえず俺はノーリターンだったら公園でボーっとするかな。
◆昔から、ああいうオーラのある人になりたかったし、ああいう衣装も着たかった(千葉)
――今回のジャケット写真はQUEENのアルバム『QUEEN2』のオマージュですね。
サティ:千葉さんがフレディをやりたがったんです。
千葉:昔がら、ああいうオーラのある人ぬなりだいなーど思っでいたす、ああいう衣装も着だがったの。
サティ:でもこの人は浅いから、「フレディみたいになりたい!」って言っても多分ほとんどQUEENの曲は知らないと思うんだよね。何知ってる?
千葉:わがんない(即答)。
サティ:一つぐらい知ってるでしょ?
千葉:…「チャンピオン」(※正式な曲名は「We Are The Champions」)。
サティ:♪ドンドンパーン♪は?
千葉:♪ドンドンパーン♪も知っでる!
――「We Will Rock You」ですね(笑)。それにしてもなぜこのタイミングでフレディが出てきたんでしょう?
千葉:「仕事をサボりTIGHT」の音を聴いた時に、リズム的に「フレディで行ったらいいかもしれない!」っで言うものを感ずですまったんだよね。
サティ:確かに、近いテンポのああいうディスコチックな曲がなくはない。
千葉:でしょ。そういうのがあったの。
サティ:でも千葉さんがあのフレディみたいな変な衣装を着たかっただけだと思うけどな。
千葉:まぁね。だげど、あんまりパクるとあれだがら、ちょっど変えだりすてるんだよ。
サティ:若干サンバカーニバルが入ってるな。
千葉:やっぱりオリジナリティを出すたいがらね。
――フルフェイスさんは、音にQUEENを感じましたか?
フルフェイス:いやー、俺は感じなかったな。そもそも「ジャケ写はこれで行こう」っていう話も来なかったし。
千葉:多分、誰も確認すながっだんだな。伝達も確認もサボっでる(笑)。でも、サボっでもこのクオリティででぎぢゃうんだよね。
――さすがです。そして今回のMVは「腐況の風」とのリンク感を感じました。
サティ:監督さんが一緒だからな。監督さんも「腐況の風」と近いものを出したかったみたい。
――今回のMVは、外でのダンスあり、社内でのシーンあり、ディスコでのエキストラ総出での演奏シーンありと本当に盛りだくさんですね。
千葉:そうなの。ダンスは当日みんなで覚えだもんね。
――そんなPerfumeみたいなことしたんですか。すごいですね。
千葉:でしょ。まさにPerfumeだわ(ドヤ顔)。
サティ:Perfumeだわって(笑)。
フルフェイス:(笑)
千葉:しかも、みんなダンスを覚えるのが早がっだな。
――王珍々さんもでしょうか。あまりダンスのイメージがないんですが…。
千葉:得意だったよ。だってPerfumeだもん(再びドヤ顔)。
サティ:Perfumeじゃねーよ(笑)!
千葉:ポストPerfumeだもん。Perfume的な感じだもん。
サティ:さては“ポスト”って言葉が使いたいんだな。
――(笑)。では、皆さんのお気に入りのシーンを教えてください。
サティ:俺はイントロで千葉さんが適当なことを言ってる時の、過剰な口の動きだな。あのわざと感がいい。
千葉:あれはね、千葉さん以外のみんなで〈サボりTIGHT サボりTIGHT〉っで言うどごろを観でもらうどわかるんだげど、映像だと口を大ぎぐ開げないどよぐわからないがらなんだよね。
サティ:あれを観ると昔のTVを思い出すな。仮面ノリダーをやってた時の木梨さんとか。
千葉:えー、千葉さんその感づがよくわかんないな。
サティ:え、わかんないの?
――26歳だと仮面ノリダーはわからないかもしれないですね。
サティ:あ、そうか! ジェネレーションギャップだな!
千葉:そうそう! 千葉さんが思う見どごろはいっぱいあるんだげど、一つ挙げるならサビの部分かな。エキストラさんに協力すてもらっでみんなでワイワイ撮っでる時の千葉さんの目の前ぬいだ男性を観でほすい。すごくノリノリだっだがら。
サティ:ノリノリでって指示もしたけど、それを超えてきた感じだったな。
フルフェイス:俺は、外でみんなで歩いてるシーンが好きだな。
――あれは1発撮りですか? 街中であの撮影をしていたら、目が離せなくなりそうです。
フルフェイス:3回くらい撮ったかな。普通に外で撮ったんだけど、車の抜け道だったみたいで車が通るたびに中断して。でも、撮影を観に来る人はいなかったよね。
千葉:うん。やっぱり都会の人たちはドラマやら何やらで、ああいう撮影どかぬ慣れでんだな。混ざっでくれてもよがっだんだげどね~。
――個人的に会社内のホワイトボードがとても気になりました。
サティ:お、どの辺が気になりました?
――産休の方(ギガフレア)と解雇の方(クリハラ)がいて、特に「産休というのは一体!?」と思いまして。
千葉:そごはご想像にお任せします。ほら、朝、1日1回産む人もいれば、1日に2回の人もいる、そういう感づなんじゃないの? だっで男だもの。妊娠でぎるわげないでしょ!
――福利厚生がしっかりしている会社だと、嫁の出産でお休みというパターンもあるので、てっきりそれかなと。
千葉:え! そんなクリーンな会社があるの!? ちょっどサティさん、そういう会社があるんだっでさ!
サティ:でもそういう会社だったらサボりたいってならないんじゃないかな。
千葉:そりゃそうだな。
――さらにホワイトボードのクリハラさんの名前の下に「野口」と社長の名前が書かれてましたし。
千葉:あら! 誰だ、そんなごど書いだの。
フルフェイス:あんたが監督に書けって言ったんでしょー!
千葉:あ、僕です。
全員:(笑)
千葉:まぁ、ホワイトボードはあんまり気ぬすないでくださいっで書いどいでね。
サティ:〈気にしない気にしない〉。
千葉:〈探らない探らない〉っでごとで(笑)。
――(笑)。ところで先日、千葉さんのコメント動画を掲載しましたが、その時「今、気になっていること」として「泡パ」と言っていましたよね。ライブではサビの部分のパーティ感で泡が出たら楽しそうだなと思いました。
千葉:そうなの! んでね、実は千葉さん、調べますた。そうすたら残念ながら箱自体で泡が使えないどごろがあるらすいんだな。本当は再現すたいんだけども…。だがらでぎればっで感づがな。
サティ:泡は超ビチョビチョになるからな。革靴履いてたらとんでもないことになったことがあるし。だから、もしやるなら泡が使える会場をブッキングして、その日はみんな濡れてもいい格好で来るのがいいんじゃないかな。フルフェイスは客席に突っ込んで行くと思うけど。
千葉:あら! 何でだろ。
サティ:何かそういう画が見えた。
千葉:フルフェイスは、そごはサボらないんだ?
フルフェイス:うん。その分ギターをサボるから。
千葉:なるほどな(笑)!
サティ:ギター弾かないで何弾くんだかな(笑)。
――フルフェイスさん、色々言われてますよ。
フルフェイス:いいんです(微笑)。
サティ:あんた、そんな楽●カードのCMみたいなこと言って(笑)。
全員:(笑)
◆今年はやっと本来の形に戻ってのびのびやれる(サティ)
――今回の収録曲の選曲はどういう方向性で行われたんですか?
千葉:選んだっでいうより、4曲すか作っでないの。
――なるほど。今回のシングルに入るべくしてできた4曲だったんですね。「マイウェイ」と「蟻が10」(※通常盤のみ収録)は、とてもメッセージ性が強い曲です。
千葉:そうなの。「マイウェイ」は仙台貨物のこれまでの道のりが歌われでいるんです。
フルフェイス:今回は、特に大変な曲もなかったな。春前くらいにレコーディングをしたけど、デモから大きく変わる曲もなくて、イメージのままだし。
――「蟻が10」ではお兄ちゃんへの思いが綴られていますね。
千葉:お兄ちゃんのバンドが今年で活動休止するがら、お兄ちゃんぬありがとうを言っでおいだ方がいいんじゃない?っでサティさんぬ言われででぎだ曲なの。
サティ:この曲にはいろんな複雑な事情と考えがあって。…まぁ、お兄ちゃんに迷惑かけてっからな。
千葉:もすかするど「ありがとう」より「ごめんね」の方が良がっだがもすれないな~。
サティ:確かにその方がグッと来たかもしれないな(笑)。
――〈変な所が似るね 遺伝子恐ろしい〉という歌詞がありますが、千葉さんはご自身でもお兄ちゃんに似ていると思いますか?
千葉:やっぱり兄弟だがらな。お兄ちゃんぬ似でるね、っで言われるごどもあるす、お兄ちゃんも「千葉さんぽいね」っで言われるごどもあるらすいがら、自分ではわがらないげど似でるどごがあるみだいだな。
――そんなハートウォーミングでメッセージ性の強い2曲の後に、「ソレはおなかの中で密かに作られ胴体のローエンドから排出されるものであり、特に肉やイモ、ニンニクなどを食べた次の日のソレはまさに悪魔そのもので、ときには他人の嗅覚と精神を粉々に破壊する力を持っていると言っても過言では無いが、しかし極稀にソレを鼻腔の奥深く吸い込みそのニオイを認識した暁にはテンションが上がってしまうという珍妙な人種が存在するだけではなく、その悪魔の生みの親に限っては良い香りだと感じてしまう不思議な現象が起こり得るが、なんにせよ上司や先輩など目上の人間の前では決してその悪魔を生み落してはいけないし鳴らしてもいけない上、もちろん「どうせ気づかないだろうしスカしてごまかしてしまおう…!」などという考えはもっての他であるとともに、誤って自分の意思と裏腹に思わず生まれてしまい、その産声が響いてしまった場合、隣の人間をチラッと見ることで汚名を被ることを回避出来る可能性が僅かながらあるにせよ、悪意を持って生み出した者にはことわざの通り「目には目を」の言葉の元にその悪魔の力をもって下されるであろう、その裁き鉄槌の名は握り…」が収録されるあたりに仙台貨物クオリティを感じました。
千葉:この曲、本当は元がらあっだわげじゃなくて、みんなで集まっだ時ぬ「これいいねー」って話でできたの。
――この曲はCDの数字を見ると4秒ですが、実際に音が鳴っているのは1秒ですよね。
サティ:CDは30年前のメディアだから、性質上4秒ないと1曲とカウントされないらしくて。でも実質音は1秒以下しか鳴ってないはず。
――前に千葉さんのお兄ちゃんのバンドのインタビューの時に、咲人さんが「高校の時にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの6秒くらいの曲を聴いたとき衝撃を受けた」と話していて、でも5秒を切るのはなかなか難しいと言っていましたが、仙台貨物はその難題を見事にクリアしたわけですね。
サティ:そう。今ギネスに載っているのは1.32秒だけど、それもApple Musicで聴いたらカウント上は4秒あったので大丈夫だなと。
――ギネスに載ったら世界一ですね。ちなみに上記のインタビューの時に「5秒の曲を作って作曲しましたって何か申し訳ないから、印税は等分します」という話も出ていましたが、仙台貨物はどうなんでしょう?
サティ:音は俺が作ったけど、表記も俺の名前じゃなくていいんです。これに印税が発生するのもどうかと思うし(笑)。
千葉:ちなみぬ、この曲はコードぬ対すての千葉さんの〈屁〉の乗せ方がオシャレだなど自画自賛してるの。
サティ:オシャレだったかな…? ちょっと聴いてみよう。
〈「ソレは〜(中略)〜握り…」再生中〉
全員:…。
サティ:…これはギリmaj7(メジャーセブンス)くらいいってんのかな。
千葉:オシャレだなー!
――そこは千葉さんのこだわりのポイントなんですね。
千葉:うん! まぁ、たまたまそこぬ乗っかっだだげなんだげどな。あはははは!
――今回はタイトルの長さと歌詞の短さでギネスに挑戦、だそうですが、このタイトルはどなたが考えたんですか?
千葉:最初に千葉さんが土台を作っだの。その段階で300何十文字かでギネスの記録には足りなくて、サティさんにアレンジを頼んだらこうなったの。
――お二人の共作タイトル、ライブでの曲紹介が大変そうですね。
フルフェイス:とにかく長いからな。
千葉:暗記は千葉さんの頭ぬは難すいがらカンペ見ながらだな。どうぬがする。
サティ:でもこれ、曲が1秒で終わるから観てる人たちは何もできないよね。だから〈屁〉のタイミングに合わせて何かポーズを決めた方がいいんじゃないの?
千葉:よし。じゃあ、千葉さんがタイトルの最後の「握り…」って言ったら、みんな深く片手をグーに握って、〈屁〉で一斉に握りっ屁を天井に放つってことで統一しよう(※詳しくはVifのコメント動画をご覧ください)
サティ:タイトルを言っている間は切ないピアノとか流れててほしいな。
千葉:あ、それオシャレだな。
サティ:ちょっとあんた、なにオシャレづいてるの(笑)!
――今年の千葉さんはやたらオシャレですね。そんなオシャレ感が伝わる仙台貨物の全国トゥアー「仕事をサボって 見たい!聴きたい!!パーリナイ!!!」が8月25日からスタートします。
千葉:去年は妖怪で衣装が大変だっだげど、今年は衣装を作るのをサボっだがら、そういう意味では楽だな。
――サティさんは去年、「このトゥアーで、妖怪をやる意味を見つけたい」と言っていましたね。見つかりましたか?
サティ:残念ながら見つからなかった。でも今までコスプレめいたことをしてたけど、今年はやっと本来の形に戻ってのびのびやれるかなと思うんだよね。メタルとか妖怪とか、衣装を着ていると大なり小なり、それになり切らないといけないという強迫観念が生まれるんだけど、今年はそれがないから自由に楽しめる。コスプレばっかりだと、どこに向かってるんだかわからなくなっちゃうから、個人的にはフラットな感じです。
――トゥアーはどんな感じになりそうでしょう?
千葉:やっぱり、タイトルが「仕事をサボって 見たい!聴きたい!!パーリナイ!!!」だからパーリナイ感は出すたいよね~。
フルフェイス:だな。俺は楽しめればいいかなと思います。でも、泡が出て来るならそれもいいな…(笑)。
(文・後藤るつ子)
仙台貨物
<プロフィール>
イガグリ千葉(Vo)、フルフェイス(G)、サティ(G)、王珍々(B)、ギガフレア(Dr)、KURIHARA(Mp)による宮城県が生んだ謎の運送屋集団。2001年9月結成。精力的に活動を続けたが、2009年11月の日本武道館をもって倒産し活動を休止。ヴォーカルの千葉はその後もバンド再建を目指しソロ活動を展開。2013年7月リリースのベストアルバム『スケベスト』で完全復活を果たした。2014年7月にミニアルバム『SENDIE KAMOTSU』を、2015年9月にはミニアルバム『妖怪大演奏』をリリース。2016年8月25日より仙台貨物 トゥアー2016「仕事をサボって 見たい!聴きたい!!パーリナイ!!!」がスタートし、9月17日には「氣志團万博2016」への出演が決定している。
■オフィシャルサイト
http://www.sendaikamotsu.net
【リリース情報】
『仕事をサボりTIGHT』
2016年8月24日発売
(タイムリーレコード)
【収録曲】
【CD+DVD】
[CD]
01.仕事をサボりTIGHT
02.マイウェイ
[DVD]
「仕事をサボりTIGHT」MV
【CD only】
[CD]
01.仕事をサボりTIGHT
02.マイウェイ
03.「蟻が10」
04.ソレは〜(中略)〜握り…
※全466文字
『スケベスト 3』
2016年8月24日発売
【収録曲】
[CD]
01.Vacuuuuuum!!
02.クリリン・マンソン ツヴァイ〜俺の名前は破壊神〜
03.メタルはじめました
04.ヤッChina!
05.ひとりぼっちの手ぬぐい
06.一撃!SHABAZO伝説!!
07.青春哀歌
08.妖怪大演奏
09.若大将
10.コンピューターおじいちゃん
【ライブ情報】
仙台貨物 トゥアー2016「仕事をサボって 見たい!聴きたい!!パーリナイ!!!」
8月25日(木)川崎・クラブチッタ
8月30日(火)福岡・DRUM LOGOS
9月1日(木)広島・CLUB QUATTRO
9月3日(土)大阪・BIG CAT
9月4日(日)名古屋・ElectricLadyLand
9月9日(金)仙台・PIT
9月11日(日)札幌・ペニーレーン24
9月25日(日)東京・豊洲PIT
「氣志團万博2016 〜房総ロックンロール・チャンピオン・カーニバル〜 Presented by シミズオクト」
9月17日(土)千葉県・袖ヶ浦海浜公園