2012年、デビュー20周年という節目を迎え、13年ぶりに再結成したT-BOLAN。1995年3月、心因性発声障害により声の出なくなったヴォーカルの森友嵐士がドクターストップを振り切り大阪厚生年金会館大ホールで行った活動休止前のラストライブから18年、“BEING LEGEND”Live Tour 2012で復活のステージを魅せた彼らが、いよいよ動き出す。
2011年の東日本大震災の発生後、森友がボランティアでたびたび訪れた南三陸。現地の人々といろんな言葉を交わす時間、それは、森友にとって、自分自身の生き方を問いかけるきっかけにもなったと言う。T-BOLANの再結成の始まりは、そんな心の動きからのはじまりだった。9月15日その南三陸で音楽イベント「南三陸MUSIC FESTIVAL TAKE BACK THE LIFE ~生きるために、そして笑顔を…」が行われた。森友の誘いにT-BOLANメンバー4人が賛同。森友の思いはメンバーへと繋がり、T-BOLANへと動いた。
ライブでは、「じれったい愛」、「離したくはない」等を含む全8曲を熱唱。「離したくはない」では、会場で大合唱が起き、会場に訪れた1,000人を大いに湧かした。MCで森友が、「”ノーレイン、ノーレインボウ”雨が降らないと虹を観る事が出来ません。十数年間、声が出ない時期がありましたが、今ここのステージに立っています。過去を悔やんだり明日を不安に思うよりも、一日一日を大切に生きる事が大事。そんな想いから僕らもT-BOLANを復活させました」
南三陸FES出演の前、ブログに「今ここからCount Down T-BOLANが始まる」と綴った森友。このステージ上で、19年ぶりのT-BOLANとしての単独ライブの開催決定が告げられた。
昨年の“BEING LEGEND”Live Tour 2012はイントロダクションだったと森友は言う。FIELD OF VIEW、B.B.クィーンズ、DEENら、1990年代ともに伝説を作ったアーティストたちと回ったツアーの最終公演で、ファンに約束したT-BOLANの単独ライブがいよいよ形になる。
「歌えなかった時期は、時間が止まっていた」。時間が止まった場所は、T-BOLAN活動休止前のラストライブを行った1995年3月の大阪厚生年金会館大ホール。いまは大阪オリックス劇場と名を変えたその場所に、2014年3月、19年ぶりにT-BOLANが帰ってくる。
「置き去りにするしかなかったステージに4人でもう一度立とう。だからこそT-BOLANにとって意味のある場所でそのライブを共有したかった。始まりの場所と、あの日時を止めた2つの場所でT-BOLANとして今この2カ所にたどり着きます」(森友嵐士)
ライブは、2014年3月8日 大阪・オリックス劇場、そして3月21日 東京・渋谷公会堂で開催される。
さらに、来年1月公開予定のドキュメンタリー映画が決定。企画・監督に放送作家の内田わくわく氏を起用。90年代のライブやドキュメント素材を中心に、今回ファンから募集したエピソードを新たに撮影し、今のT-BOLANの映像を加えながら、90年代に彼らが残した軌跡、そこから迎えた解散…そして、「置き去りにするしかなかった思い」などを伝えていけるような内容の作品になる。
公開は、2014年1〜2月を予定している。
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【ライブ情報】
T-BOLAN LIVE HEAVEN 2014 ~ Back to the last live !! ~
●2014年3月8日(土) 大阪 オリックス劇場
時間:開場17:15/開演18:00
お問い合わせ:サウンドクリエーター TEL 06-6357-4400
●2014年3月21日(金・祝) 東京 渋谷公会堂
時間:開場17:15/開演18:00
お問い合わせ:ディスクガレージ TEL 050-5533-0888
チケット一般発売日:2014年1月25日(土)
チケット料金:全席指定 7,500円(税込)
※3歳以下入場不可、4歳以上からチケットが必要
森友嵐士ファンクラブ先行予約のご案内はコチラ
https://www.moritomo-arashi.jp/
Musingにてチケット最速先行予約受付開始!!
受付期間:2013年9月16日(月・祝)10:00~10月1日(火) 23:59
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T-BOLAN オフィシャルサイト http://www.beinggiza.com/zain/t-bolan/