「vistlip10周年✕Vif」第2弾 Vol.1 Yuh✕瑠伊

Yuh✕瑠伊

「vistlip10周年✕Vif」第2弾 Vol.1 Yuh✕瑠伊

2017年7月7日のZepp Tokyoでの結成10周年ライブで発表された、アニバーサリーツアー【10th Anniversary Tour Encounter the Phantoms】。vistlipの10年の活動で行ってきたツアーの中から、彼らの歴史を振り返る上で大事なポイントとなるライブのセットリストや演出を、2017年の世界に再現するという内容のツアーとなった。過去と向き合い、そして、現在のステージで彼らは何を感じたのだろうか? メンバー全員に7公演全てのライブでの思いを聞いた。前半はYuhと瑠伊。それぞれが語る言葉は、vistlipが今、最高の状態にいることを感じさせてくれる。

◆今の僕がやったらこうなりますよというのを提示したライブだった(瑠伊)

10月21日(土)仙台RENSA 〜[Left side LAYOUT[idea]]〜

10月21日(土)仙台RENSA 〜[Left side LAYOUT[idea]]〜

セットリスト

  1. To be awake is to be alive
  2. Period
  3. My second B-day
  4. Catastrophe
  5. REM SLEEP
  6. World is mine
  7. Laser
  8. Another one step
  9. By the rain
  10. Idea
  11. Jack
  12. ROACH
  13. Scapegoat
  14. Good girl gone bed.
  15. LAYOUT

EN

  1. GLOSTER IMAGE
  2. 瞳孔
  3. HEART ch.
  4. Reincarnation
  5. LION HEART

Yuh✕瑠伊

――初日の仙台では、2015年6月22日、EX THEATER ROPPONGIでのライブが再現されました。当時の思い出から聞かせていただけますか?

Yuh:[Left side LAYOUT[idea]]ツアーのファイナルでした。この六本木での最終日のライブで、ツアーのチームが一旦解散になるわけじゃないですか。ツアー中は会えていた人たちと会えなくなってしまう。その時のチームの中に、仕事を始めてからツアーというものに同行するというのが初めてというスタッフがいました。そのスタッフが、ツアーが終わってしまうことが寂しいと、すごく泣いていたことが印象に残っていますね。

瑠伊:僕は、実際に仙台で当時のセットリストでライブを再現した時に、その曲順の流れの中で「あ、ここはあの時、こんなふうにアクションしたな」とか、細かい思い出が蘇ってくる感じがありました。2015年のライブは、この再現ツアーの中では今の自分に一番近い時期なので、演っていてすごく自然に記憶が蘇ったライブでしたね。

―― Yuhさんは仙台で再現をしてみて、どう感じましたか?

Yuh:このツアーの中で、今に一番近いライブの再現を初日にやると、どうなるのかな?と思っていたんですけど、実際にやってみたら、2年前の内容なので、久しぶりな感じがしました。今の自分が2年前の曲を演奏した新鮮な感じがあって、思っていたよりも楽しくできましたね。

11月3日(金)福岡DRUM LOGOS 〜[Ⅶth anniversary tour “Progress Jack Pot” ]〜

11月3日(金)福岡DRUM LOGOS 〜[Ⅶth anniversary tour “Progress Jack Pot” ]〜

セットリスト

  1. FIVE BARKIN ANIMALS
  2. XEPPET
  3. closed auction
  4. GLOSTER IMAGE
  5. CLASSIC OPERA
  6. Dr.Teddy
  7. TWISTER
  8. STRAWBERRY BUTTERFLY
  9. NEXT
  10. EDY
  11. Dead Cherry
  12. 深海魚の夢は所詮、
  13. HEART ch.
  14. LION HEART

EN

  1. Evil Rider(アコースティックVer)
  2. Tohya solo
  3. THEATER OF ENVY
  4. Recipe
  5. ‒OZONE-

――福岡DRUM LOGOSでは、2014年12月21日、TOKYO DOME CITY HALLでのライブが再現されました。この当時を振り返って思い出すことは?

Yuh:前日がうちの主催イベントで(2014年12月20日、TOKYO DOME CITY HALL「The 5 th NOVA」)MUCC、BAROQUE、R指定が出てくれたんですよね。

瑠伊:7周年だったんですよね。僕らは7という数字にすごくこだわっているので、7周年というのは個人的にとても嬉しくて。ワンマンライブの前日に主催イベントができたことも、すごく嬉しかった記憶がありますね。

――福岡で再現をしてみていかがでしたか?

Yuh:当時、海と二人でアコースティックの弾き語りをするところがあって。セットリストはそのままなので、福岡でも曲は「Evil Rider」に決まっていたんですけど、海と二人の時に、僕は海に言わずに、元々予定していなかった曲を何曲かステージで弾いたんです。「NEXT」とか「夜」とか、たぶん3〜4曲ぐらいを何の打ち合わせもなく始めたんですよ。僕がその場で予定になかった曲を演奏することで、海がどこまで対応してくれるかなって思ったんですけど、全然入ってくれなくて、アドリブ力がないな思いました(苦笑)。

瑠伊:今回のツアーはめっちゃ再現したところと再現していないところがあって、福岡は髪型もそこまで再現せずに、再現というより再演という気持ちで挑みました。2014年12月21日のライブのセットリストを、今の僕がやったらこうなりますよというのを提示したライブだったんですけど、この時のセットリストはファン投票で決めたベスト・オブ・vistlipだったので、vistlipのいろんな面を見てもらえたライブだったと思いますし、僕自身も楽しめましたね。

◆これをやって本当によかったなって思えた日(Yuh)

11月16日(木)名古屋DIAMOND HALL 〜[FBA]〜

11月16日(木)名古屋DIAMOND HALL 〜[FBA]〜

セットリスト

  1. Devil’s whisper
  2. 瞳孔
  3. Inbreed
  4. EVE
  5. GROSTER IMAGE
  6. 深海魚の夢は所詮、
  7. HEART ch.
  8. 思い出CG
  9. 影鬼
  10. CLASSIC OPERA
  11. XEPPET
  12. Specter of kingdom
  13. Pinocchio
  14. Reincanation

EN

  1. android’s dream
  2. FBA
  3. Dead Cherry
  4. 偽善MASTER
  5. LION HEART

W EN

Yuh

――名古屋DIAMOND HALLでは、2013年2月1日、東京国際フォーラム ホールAでのライブが再現されました。当時を振り返って思い出すことは?

Yuh:vistlipがライブをやってきた場所の中で、フォーラムは一番大きな会場だったので、すごく意気込んでいたというか、ひたすらがむしゃらになっていましたね。会場は広いホールだけど、ライブハウスでやっているのと同じようにライブ感を出したいという願望が強くて。がむしゃらだったからこそ、ステージで無駄に動いてしまったりしていました。

瑠伊:それまでで一番の大箱で、動員は届かなくてすごく悔しかったんですけど、ステージに出てライブをやってみたら景色も良くて、すごく気持ちよくって。思うがままに演奏した記憶がありますね。

――名古屋での再現はいかがでしたか? オープニングでトラブルがあったそうですね。

Yuh:1曲目の「Devil’s whisper」で総崩れして、2曲目の「瞳孔」で立ち直りかかって、3曲目の「Inbreed」でまた崩れて。演奏を止めるのかやりきるのか、すごく迷ったんですけど、やりきりましたね。

瑠伊:「Devil’s whisper」は最初に同期の音が流れて、そこに智のヴォーカルが入って、僕のベースが入ってから、バンドインなんですよ。で、智が入る場所を間違えてしまったので、バンドインに合わせる方に持っていこうと思って、僕は本来入るところより1小節後に入ったんです。そのバンドインの前に、1回ブレイクがあるんですけど、そこで智のヴォーカルが終わったタイミングでつられて僕の演奏も終わっちゃって(苦笑)。結局バンドインに合わせられなかったっていう失敗があったんですけど、その失敗で緊張感がほぐれたというか。その後はいい感じに肩の力が抜けてライブができましたね。

Yuh:僕はこのライブで久々に「影鬼」で、アコースティックギターを出して、エレキも弾いてっていうのをやったんですよ。最近はやっていなかったんですけど、やっぱりこの曲のギターを両方ちゃんとステージで演奏するのはいいなと思いましたね。

11月24日(金)大阪BIG CAT 〜[Sequence of chronograph]〜

11月24日(金)大阪BIG CAT 〜[Sequence of chronograph]〜

セットリスト

  1. TELESCOPE CYLINDER
  2. WEB
  3. RESET CIRCLE
  4. Dead Cherry
  5. CHIMERA
  6. aqua marine
  7. Dr. TEDDY
  8. Pray Shadow
  9. 深海魚の夢は所詮、
  10. HEART ch.
  11. GLOSTER IMAGE
  12. B
  13. Making of day 1.
  14. LIFE
  15. Hameln
  16. Recipe
  17. Arrythmia

EN

  1. 瞳孔
  2. 偽善MASTER
  3. LION HEART

――大阪BIG CATでは、2013年7月31日、渋谷公会堂でのライブが再現されました。この頃の思い出は?

Yuh:渋谷公会堂のセットがその当時までで一番ちゃんとしていたから、それがすごかったなという思い出があります。

瑠伊:この時のツアーは7月7日の周年ライブの直後だったので、当時、ヒーヒー言いながらゲネに行っていましたね。セットリストもアルバム『CHRONUS』(2013年7月リリース)から組まれていて、『CHRONUS』の楽曲は繊細なので、ライブもちょっと緊張しながらやった記憶がありますね。

――大阪で再現してみていかがでしたか?

Yuh:渋谷公会堂はホールで席もあったライブで、『CHRONUS』はどちらかというと“聴く”アルバムだった。今回改めて『CHRONUS』を聴いて、すごくいいアルバムだなっていうことを思いつつ、このアルバムの曲をライブで演奏するのかということも考えていました。でもやってみたら、当時より、ライブでやることに対して違和感も全然なかったし、すごく良いライブができたと思えました。この『CHRONUS』のライブの再現でそう感じられたことで、これをやって本当によかったなと思えた日でした。

瑠伊:僕も今回改めて『CHRONUS』を聴いて、本当に良いアルバムだなと思いましたね。大阪のライブでは滅多にやらない曲も多かったし、曲が繊細というのもあって緊張したんですけど、当時よりは期間も経っているので、曲が身体に馴染んではいて、昔に比べて曲に対する表現力とかは、ちょっとは上がったのかなという感覚はありましたね。

12月1日(金)豊洲PIT 〜[the end of ORDER MADE]〜

12月1日(金)豊洲PIT 〜[the end of ORDER MADE]〜

セットリスト

  1. B
  2. RETRO
  3. XEPPET
  4. the surface(Re:birth)
  5. the wonderland from LAB.
  6. closed action
  7. flash back blanky
  8. Mr. Grim
  9. Drama Queen
  10. SINDRA
  11. PERFECT CRIME
  12. Recipe
  13. Dead Cherry
  14. 偽善MASTER
  15. Hameln
  16. トロイ
  17. EVE
  18. Night Parade
  19. Little Fabre
  20. FIVE BARKIN ANIMALS
  21. LION HEART
  22. ORDER MADE
  23. -OZONE-

EN

  1. Underworld

――豊洲PITでは、2012年7月7日、TOKYO DOME CITY HALLでのライブが再現されました。今振り返って思い出すことは?

Yuh:[the end of ORDER MADE]のツアーの初日はShibuya O-WESTで、その日は、ライブ感がなくて全然良くないと思ったんですよ。あの頃は若くて、盛り上がってなんぼだと思っていたから、TOKYO DOME CITY HALLでは盛り上がる曲を入れたセットリストに変えて。当時はそれでいいと思っていましたけど、今時間が経って、大人になって、当時よりもライブができるようになっているので、豊洲のライブでは、『ORDER MADE』というアルバムのツアーの初日や、ファイナルとなった大阪のumeda AKASOでのセットリストを見せられた方が良かったし、せっかくの豊洲PITだったからこそ、やりたかったという気持ちはありますね。

瑠伊:確かに『ORDER MADE』というアルバムを表現しきれなかったですけど、当時は5周年も兼ねたライブだったので、それはそれでいいのかなとも思いますね。

――瑠伊さんは、このツアーで豊洲が印象に残っているそうですね。

瑠伊:そうですね。単純に楽しかったんですよね。もちろんどこも楽しかったんですけど、やり慣れている曲も多かったということと、当時の再現を兼ねて、豊洲では見た目にすごく気合を入れていたんです。僕は結構見た目に左右されるというか、本番前に鏡を見た時のコンディション次第で、入り込めるか入り込めないかが決まってくるんですよ。それが豊洲では、ガチッと合ったんですよね。観てくれているファンにも、それは伝わっていると思います。

◆過去の自分たちから教わったような感覚(瑠伊)

12月3日(日)金沢EIGHT HALL 〜[revelation space]〜

12月3日(日)金沢EIGHT HALL 〜[revelation space]〜

セットリスト

  1. -OZONE-
  2. NEXT
  3. Dead Cherry
  4. FIVE BARKIN ANIMALS
  5. EVE
  6. B.P.M. Derection
  7. Mr. Grim
  8. 墜落
  9. chapter.ask
  10. SINDRA
  11. 想い出CG
  12. LION HEART
  13. Hameln

EN

  1. 彩(Zepp Ver)
  2. NIGHT PARADE
  3. 偽善MASTER
  4. Underworld

瑠伊

――金沢EIGHT HALLでは、2011年7月7日、Zepp Tokyo でのライブが再現されました。当時の思い出は?

Yuh:活動休止明けの七夕と周年のライブのZepp Tokyoで。休んでいたのに人が集まってくれて、ステージに出た瞬間に、待っていてくれた人がいたということがすごく嬉しくて、とても心に響いてきました。

瑠伊:「これまでのターニングポイントは?」と聞かれた時に、必ず答えていたのがこのライブなので、やっぱり思い出深いですね。Yuhも言っていたように、活休明けにみんなが待っていてくれて、それをすごく感じたライブだったので、僕の中では一番印象深いライブです。

――Yuhさんは、今回のツアーで金沢が印象に残っているそうですね。

Yuh:ただただその日が楽しく終われたんです。セットリストもそうなんですけど、衣装もデニムにシャツみたいな感じですごくラフだったこともあって、全編楽しくて。この日に演奏した「墜落」も個人的にすごく好きだし。テンション的なものも含めて、全てが良かった日です。

――金沢では、Yuhさんとしてはベストでライブができたということですね。

Yuh:できたんですけど、オープニングのSEが「SINDRA」のSEだったんですよ。それで登場するんですけど、このSEで始まるんだったら、セットリスト的に「SINDRA」を演奏するのが自然な流れだったんです。でも実際は、そのSEの後は「-OZONE-」で。え、ここ「SINDRA」じゃないのと(笑)。金沢で、Tohyaと「ここ『SINDRA』だよね? なんで俺ら『SINDRA』にしなかったんだろ?」という話もしましたけど(笑)、本当に全曲楽しく出来た、良い日でした。

瑠伊:今回再現するにあたって、セットリストを見たら「彩(Zepp Ver)」というのがあったんですよ。「Zepp Verって何だっけ?」と思って昔の映像を見たら、「彩」の前に楽器隊がセッションをしながら煽る、みたいなのがあったんですよ。最近でも、ライブアレンジみたいなバンドっぽいことは、やったりはするんですけど、ここまでガッツリやってたんだというのがすごく印象的で。過去の自分たちから教わったような感覚もあって、良かったですね。

12月13日(水)札幌PENNY LANE 〜[GATHER To the THEATER]〜

12月13日(水)札幌PENNY LANE 〜[GATHER To the THEATER]〜
12月13日(水)札幌PENNY LANE 〜[GATHER To the THEATER]〜

セットリスト

  1. THEATER OF ENVY
  2. FIVE BARKIN ANIMALS
  3. Dead Cherry
  4. Mr. Grim
  5. Sara
  6. CLASSIC OPERA
  7. TWISTER
  8. 偽善MASTER
  9. STRAWBERRY BUTTERFLY
  10. 浮世グラフィティ
  11. LION HEART
  12. -OZONE-

EN

  1. 星屑、ボクと君へ。
  2. EGOIST
  3. EVE
  4. サワー
  5. EDY
  6. 音のカケラ

――さて、ツアーのファイナルでは、2010年3月19日、赤坂BLITZでのライブが再現されました。今回のツアーで、最も過去にあたるライブですが、どんな思い出がありますか?

Yuh:当時の俺らがワンマンライブでやる会場としては一番大きかったんですけど、ステージはものすごく小さく感じて。ドラム台も大きかったり、自分の機材もあったりして、もっとステージが広いところでやりたかったなと思ったことを覚えています。

瑠伊:僕はガチガチでしたね。vistlipとして、まだ4本目のワンマンライブだったし、当時の僕たちからしたら、あのフロアの景色って「わぁお!」って感じだったんですよ。ましてや、初のアルバムツアーだったので、すごく緊張していました。

――札幌での再現はいかがでしたか? このツアーのファイナルにもなりましたね。

Yuh:「星屑、ボクと君へ。」が好きで。それをやれたというのが、何より良かったかな。ファイナル云々というよりは、ライブが終わっちゃったのが普通に寂しくて。次のツアーは決まっていて、これからも昔の曲をライブでやることはできるんですけど、『THEATER』や『CHRONUS』といったアルバムツアーという世界の中で、その曲をライブでやるのは、再現というコンセプトがないとできないじゃないですか。それが終わっちゃうのは寂しかったし、自分たちがこれまで作ってきたアルバムのライブをやるということで、感じたことがいっぱいあったから、もっとやっていたいなという気持ちはありましたね。

瑠伊:当時ガチガチに緊張して『音のカケラ』で、バラードなのでミスっちゃいけない」とか、「そういう余計なことをずっと考えながら弾いていたから、全然曲に集中できなくて、心残りがある」みたいなことが当時のブログに書いてあって。それを読んで、今回はどうかな? と思いながらやったんですけど、時間も経って、大人になってからの演奏だったので、すごくナチュラルにできたんですよね。長年の悔しかった気持ちが晴らせて、自分の中で浄化できたような感じでしたね。

◆今がバンドをやっていて一番楽しい、充実している時期(Yuh)

Yuh✕瑠伊

――最後に、10周年を迎えた2017年はどんな年でしたか?

Yuh:名古屋のライブの前日に、智と飯を食べに行って。「今がバンドをやっていて一番楽しい、充実している時期だよね」って、お互い思っていることを話したんですよ。それはこの再現ツアーをやったこともあるし、ツアーをやっている時に、2枚のシングル 『It』と『Timer』が出たっていうのもある。このリリースがなかったら、また違ったと思うし、違う曲になっていても、違ったと思う。今、『It』と『Timer』のような曲調のシングルを出して、その時期にこの再現ツアーをやって、振り返って、というのがあったからそう思ったんです。今、バンドをやっていて、毎日すごく充実していて楽しくて。良い時間を過ごせていますね。

瑠伊:「バンドをやっているな」という感じが、とても強かった1年でした。普段のツアーは、1回ゲネに入って一気に周るんですけど、再現ツアーでは、毎回ゲネに入っていました。そのために練習をしたり、レコーディングしたりもして。その時に、今までと感覚が違うというか。ゲネに対してもレコーディングに対しても、取り組む気持ちがこれまでと変わってきて。10年間バンドをやってきて、バンドをやっているなという感覚がすごく強まった1年だったと思います。

(文・武村貴世子 / 写真・コザイリサ / 編集・後藤るつ子)

ARTIST PROFILE

vistlip

<プロフィール>

智(Vo)、Yuh(G)、海(G)、瑠伊(B)、Tohya(Dr)の5人からなるロックバンド。2008年4月、ミニアルバム『Revolver』でデビュー。2014年4月にリリースしたシングル『Period』では初のオリコンチャート9位を獲得。2015年12月18日には国立代々木競技場第二体育館でワンマンライブ「Right side LAYOUT[SENSE]」を成功させた。2016年3月にミニアルバム『SENSE』を、11月にシングル『Snowman』をリリース。2017年7月7日にZepp Tokyoにてvistlip 10th Anniversary LIVE『Guns of Liberty』、10月にはvistlip 10th Anniversary Tour「Encounter the Phantoms」を行った。

■オフィシャルサイト
http://www.vistlip.com

【リリース情報】

vistlip 10th Anniversary LIVE DVD [Guns of Liberty] 2017.07.07 @Zepp Tokyo
2018年1月31日(水)発売
(発売元:マーベラス、販売元:ソニー・ミュージックマーケティング)

vistlip 10th Anniversary LIVE DVD [Guns of Liberty] 2017.07.07 @Zepp Tokyo
10周年記念限定BOX【完全生産限定盤】
(DVD 2枚組)
MJBD-72261~2
¥10,000+税
amazon.co.jpで買う
vistlip 10th Anniversary LIVE DVD [Guns of Liberty] 2017.07.07 @Zepp Tokyo
通常版
MJBD-72263
¥4,700+税
(LIVE DVDのみ)
amazon.co.jpで買う

【収録予定】

01.SINDRA
02.My second B-Day
03.I am…
04.-OZON-
05.墜落
06.ORDER MADE
07.THEATER DF ENVY
08.Dead Cherry
09.FIVE BARKIN ANIMALS
10.WIMP
11.EDY
12.MONOGRAM
13.Sara
14.alo[n]e
15.drop note
16.Idea
17.STRAWBERRY BUTTERFLY
18.B
19.HEART ch
20.SIREN
21.LION HEART

EN
01.星一つ灯らないこんな夜に。
02.GLOSTER IMAGE
03.Hameln
04.July Ⅶth
※内容は、制作の都合上変更する場合もございます。

10周年記念限定BOX【完全生産限定盤】

Disc1: LIVE DVD
Disc2: Off Stage映像DVD 
【Special Goods】
・豪華限定仕様10th Anniversary Special Box
・10th Anniversary Logo ジャガードバスタオル
・10th Anniversary Logo ドッグタグ(表:10周年ロゴ打ち出し/裏:シリアルNo.)
・10th Anniversary One Man LIVE Special Support Pass
・10th Anniversary Live Photo クリアフォルダー(メンバーコメント封入)

【リリース情報】

Timer
2017年12月6日発売
(発売元:マーベラス/販売元:ソニー・ミュージックマーケティング)

Timer
LIMITED EDITION
(CD+DVD)
<初回生産限定盤>
MJSS-09209~10
¥1,500+税
amazon.co.jpで買う
Timer
vister
(CD+DVD)
MJSS-09211~12
¥1, 500+税
amazon.co.jpで買う
Timer
lipper
(CD)
MJSS-09213
¥1,000+税
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

LIMITED EDITION
[CD]
01. Timer

[DVD]
ROUGH the vistlip (花やしき大好きvistlip)

vister
[CD]
01. Timer

[DVD]
Music Clip『Timer』&Making Movie

lipper
[CD]
01. Timer
02. LEVEL 1

※初回生産仕様:メンバートレーディングカード(全10種類) 3タイプのパッケージを同時発売!

【ライブ情報】

●SUPER Good vibes CIRCUIT Ⅱ
2018年
4月12日 高田馬場AREA
4月13日 高田馬場AREA
4月16日 札幌club cubegarden
4月18日 青森QUARTER
4月19日 仙台darwin
4月23日 郡山CLUB #9
4月24日 高崎club FLEEZE
4月30日 神奈川NEW SIDE BEACH
5月13日 京都FANJ
5月14日 大阪MUSE
5月16日 神戸VARIT
5月18日 名古屋SPADE BOX
5月21日 浜松窓枠
5月23日 新潟JUNK BOX BLACK
5月24日 金沢AZ
5月28日 広島SECOUND CRATCH
5月29日 岡山IMAGE
5月31日 松山サロンキティ
6月2日 鹿児島SR HALL
6月3日 熊本DRUMBe-9
6月4日 福岡DRUMBe-1