NoGoD ～団長編～

今回の作品では、曲の作り方を変えたり、作詞したり、全編自宅でレコーディングしたりと、大分変化したと思います。

今回ドラムのカロリーが全体的に高いのにレコーディングが早かった。よく頑張った！　感動した！

前作アルバムで「やっぱりクレイジーだ…！」と話しましたが、今回はアルバム全編通してずっとクレイジーでした…。

前作アルバムで「たくさんの無茶振りにも『だいじょぶっすよ！』と笑顔で対応してくれる」と言いましたが、今回は「STELLA」で急遽渋めのリードを入れたくなってしまい、その場で考えて弾いてもらいました！

「神髄」はコンセプト色の強い作品にのみ付ける冠なので、今回はまさにという感じです。

「個」の真髄。

私が付けたタイトルで、コンセプトを決めた段階で、頭の中に「OMNIBUS」というワードが浮かんでいました。

個人の意思をとことんまで優先させる。

音楽的なものは個人の趣味が大きく出ているので、バラバラだと思います。それが新鮮に映ると思います。

ライブのパフォーマンスとクオリティは、今が過去最高だと思います。当然、前回のアルバムよりもグルーヴ感も増していると思います。

前回よりも時間が無くて焦りました…（笑）。

ジャケットデザインですかね。デザイナーさんに出した要望を120％で形にして頂きました。

Ｂメロのバックコーラスでは、あの世界的に有名な曲の歌詞を歌っています…。あと、ライブでは落ちサビでぜひ信者達に歌っていただきたい。

今、日本でこんなメタルをやるバンドは我々しかいない！　NoGoDの新たな進化を決定づける曲になりました。

この曲の主役はベースです。歌よりベースを聴いて下さい。ノスタルジックでいいよね、たまにはこういう曲も。

今回のアルバムで、唯一レコーディング中にアイデアを出して、色々いじくったかもしれません。こーへーちゃんの無茶振りギターソロがあったり、そのギターのボリュームを私が手動で上げ下げしたりと、実は裏で色々やってます。

こーへーちゃんがどこまでも熱いヘヴィメタルをやりたそうなので、頑張って熱い歌詞と熱い歌を歌いました。

日本ではなかなか受け入れらない、こういったアメリカンなグルーヴのロックがしたくなったのでやってみました。前回のツアーではギターを弾きながら歌ったのですが、今回は普通に歌います（笑）。

NoGoDにhibikiが加入して最初に彼が作った楽曲なのですが、バンド内に新たな風が吹いたと感じました。自分も新しい歌詞の引き出しを開ける事ができましたし。

だがしかし、演奏も歌も地獄なんですよね…。

個人的には曲も歌詞も凄く気に入っています。本当は前回のアルバムにも入れたかったので、今回収録できて良かったです。

昨年末のお披露目ショートツアーでも面白い化学反応がたくさん起きたので、今回は一体どんな事が起きるのか、楽しみでもあり、ドキドキでもあり（笑）。この3年間、行かれなかった街の信者たちに会えるのも楽しみです。あと美味しいものたくさん食べたい（笑）！

面白い作品になったので、いつも以上におもしろいツアーになりそうです。

お楽しみに！