Mix Speaker’s,Inc.の新たなステージの幕開け。
Mix Theaterという劇場から送る「Ghost House」の全貌、バンドの今。
前ヴォーカルの脱退により、2014年12月、新ヴォーカルNIKAが加入し新体制となったMix Speaker’s,Inc.。今年2月に完全限定生産会場&通販シングル『Ghost gate』を発表した彼らだが、その「Ghost gate」を始め、初期楽曲「Pandora」のリテイクver.、さらに新曲が収められた新体制初の流通作品として、ミニアルバム『Hello Ghost House』をこの度リリースする。Mix Theaterという劇場から送る「Ghost House」をコンセプトに掲げた今作について、そしてMix Speaker’s,Inc.というバンドについて、初登場となるNIKA(Vo)、MIKI(Vo)、seek(B)の3人にたっぷりと語ってもらった。
◆自分たちの中で見えていなかった、外から見たMSI(seek)
――Mix Speaker’s,Inc.(以下、MSI)は今回がVif初登場、そして新体制初の流通作品リリースということで、NIKAさんからMIKIさんとseekさんの紹介をお願いします。
seek:新しい(笑)。
NIKA:相方となるMIKIさん…例えばライブだとアイコンタクトを取ったり、一番様子を見る人というか(笑)。
MIKI:まぁそうだね(笑)。
NIKA:当然、二人で一つというのがあるので、特に意志を通わせる、一つにならなきゃいけないなという意識を持っている人で。すごく面倒見が良くて気を遣ってもらっています。seekさんは最初怖い人だと思っていて(笑)。バンドの中をまとめる役割というか、それぞれのことを良く見ていて一番気を遣っているんじゃないかなと思うんですけど、お陰ですごくやりやすいです。
――NIKAさんとお二人の出会いは?
seek:彼(NIKA)が前にやっていたバンドの時に、一度ツーマンをやらせてもらったことがあって。それまでほぼ面識がなかったので、ちょっとご挨拶をということで、MIKIくんと二人でライブを観に行ったのが初対面でしたね。すごく礼儀正しい子だったので、どっかに悪いところがあるんやろな、嫌な部分を探したいなと思ったんですけど、まだ今のところ見つけられてない。練習もちゃんとしてくるし。MIKIくんと正反対ですね(笑)。
MIKI:その通りです。
seek:真面目だけど、おっちょこちょいなところがあるので、その親しみやすいところがステージに出てるんかなと。お客さんとの距離感も、後から入ってくると難しいところもあるやろうなと思うんですけど、ライブでも上手く表現できているので良かったなと。
MIKI:真面目で、愛されキャラだと思うんですけど、悪く言うとアホなんですよ。
NIKA:(笑)
MIKI:歌詞とかちゃんと持って来るんですけど、まぁいかんせん字が汚くて読めない。そういう可愛らしさがあったりします。
seek:8年やっているバンドなので、暗黙のバンド内ルールみたいな、自然とこうなってしまうというところをNIKAくんが良い意味でぶっ壊してくれているというか。新しい風を吹き込んでくれているなと。今まで自分たちの中で見えていなかった、外から見たMSIみたいなアイディアを広げてくれることが多々あるので、すごく刺激的やなと思いますね。
――良い意味でバンド内が変化しているんですね。
seek:まだまだこれから色々なことに挑戦していきたいなという気持ちになれていますね。
――コメント動画で、気が利くNIKAさんと、がさつなMIKIさんというお話が出ていましたが(笑)。
MIKI:俺はそういう風に見せているだけです。本当は違う(笑)。
全員:(笑)
seek:バンド内で唯一のA型が入って来てくれたので有り難い。
MIKI:AB型とO型しかいなかったんです。
seek:今、多分NIKAくんからしたら、O型連中のがさつなところにイライラしているツアーやと思うんですよね(笑)。
NIKA:いやいや(笑)。
――取材日現在ツアーの真っ最中ですが、NIKAさんから見て、新たにわかったメンバーの一面はありますか?
NIKA:前乗りして現地のホテルで過ごす時に、僕は深夜2時3時頃までライブのための確認作業をしてから体を休ませて、朝ギリギリに起きるタイプなんですけど、普段の生活リズムを崩さないメンバーがいることにびっくりしたんですよ。バンドマンって夜遅くまで酒を飲んで、朝方ちょっと二日酔いくらいな感じで起きて、眠い目をこすりながら「おはよう」みたいなのがイメージだったんですけど、seekさんなんかは結構早く起きて、一人で朝ご飯食べに行ったりしていて。
seek:うちのメンバー、あんまり外に出ないよね。
――NIKAさんの意外な一面はまだ見えてきていないですか。
MIKIf:まだ良い子ちゃんですね(笑)。
seek:打ち上げで皆でご飯を食べることはありますけど、個別に二人きりで飲みに行くというのは、いま徐々に開拓されているところで。一番最初に行ったのがMIKIくんで、次がAYAくん(G)。僕は最後の砦(笑)。
――皆さん、お酒は得意なんですか?
seek:普通には飲むんですけど、特に酒の場が好きだっていう人はあんまりいないですね。テンションがすごく上がるわけでもなく。陰の空気は出てますね。陽ではない。
MIKI:基本、暗い感じですね(笑)。
NIKA:でも、メンバー6人中4人が関西人なので、基本、関西ノリですよ。
MIKI:それ聞こうと思ってたんだけど、当たりキツイなと思う時ない? 「なんじゃお前」とか、俺はもう慣れてるからギャグとして受け入れられるけど。
NIKA:最初戸惑いはしたんですけど、結構慣れてきました(笑)。
seek:(笑)。ヴォーカル二人が東北で、あとは兵庫県なんです。関西人に関しては付き合いがもう20年くらいになるので、いつまで経っても高校生の時の話をしているみたいなところがあるな。
MIKI:東北の人はどちらかと言うと大人しいはずなんですけど、8年間で刷り込まれちゃいました(笑)。
◆バンドのイメージを大きく変えるってことはしたくなかった(NIKA)
――今作は前ヴォーカルのYUKIさん脱退から、ちょうど1年というタイミングでのリリースですよね。
seek:バンドとして止まりたくないというのがあったんですけど、とは言えスピードだけですぐ動こうというよりは、NIKAくんをメンバーとして迎えられる環境ができて、一緒にライブも作れたうえで、ちゃんとリリースしたかったんです。5人は曲を作ってライブをやってというのはそれまでと変わらないですけど、NIKAくんはこの半年のスピード感はすごく目まぐるしいものがあっただろうし、ライブで二十数曲覚えないかんという中での制作だったので、スイッチの切り替えが大変やったと思います。
――いつ頃から制作に取り掛かっていたんですか?
seek:年末前くらいですかね。NIKAくんの加入後、本格的な動きとしてはレコーディングが最初で。NIKAくんの喉がどのくらい持久力があるのか、一緒に探りながらやっていきました。新体制一発目のライブできっちりNIKAくんの声で新曲をやりたくて。名刺代わりじゃないですけど、ライブに来ていただいた方への配布音源を先に作ろうと。それが今作収録の「HELLO BAD COMMUNICATION」のデモver.みたいな形でした。
――ファンの方々の反応はいかがでしたか?
seek:NIKAくんも新しい声としての存在のインパクトもあったし、NIKAくんが入ってくれたことによってMIKIくんのイメージが声質的に変わったように聞こえるような、今までのMSIとは違う形でのツインヴォーカルという印象はあったのかなという感じですね。
NIKA:自分が入ることで、8年間続いてきたバンドのイメージを大きく変えるってことはしたくなかったんですよ。今までのバンドを守りながら、これまでになかった新たなビジョンをお客さんに感じさせられるような活動にしていきたいなと思っていたので。耳で聴く分には、違う声が入ってくるので当然聴こえ方は変わると思うんですけど、振り付けを考えたりして、見せ方としてライブでは今まで見ていたお客さんからも「あ、MSIだ」と思えるような感じになっているとは思いますね。
MIKI:ツインヴォーカルというものに慣れているからかわからないんですけど、NIKAと一緒にレコーディングをして曲ができあがった時に、良い意味で違和感がなくて。いいんじゃないすかっていう。第三者から見たMSIというのを俺らよりわかっていると思うので、振り付けもNIKAがやって、すんなり。
――今作収録の他の楽曲も既にライブで披露していますよね。
seek:全曲そうですね。ライブの作り方も今のタイミングで新たに話し合って。色々な手法を8年間やってきたので、きっちり締めるところは締めて、盛り上げるところは盛り上げてという形を作っていて、その辺に今回の新曲たちがポイントポイントできっちり表現されているのかなという感じはしました。僕ら、移動の間にその日のライブの映像をチェックするんです。終わってすぐ細かく話し合いができたので、ライブをやっていくごとにちょっとずつ精度が上がってきている感はありますね。
――全体的にMSIって真面目ですよね。
seek:真面目かも。あんまりバンドマンに向いてないかもしれない(笑)。
MIKI:細かいのかもしれないですね。
seek:ライブ前も、必ず全員集まって10分間の確認作業をやってからステージに上がるんです。イージーミスで、そのライブ自体がもったいないものにしたくないので。
MIKI:あの10分間は本当に良いよね。
seek:その日しか観られない人もいると思うので、きっちり見せられるバンドになりたいなと。
――ツインヴォーカルの歌い分けはどのように決めるんですか?
seek:レコーディングしながら話して、一回録ってみたりもします。ガイドで歌ってから、ここはもうちょっと細かく分けようかとか、ここはハモリで、ここはダブルでとか。
NIKA:元々やっていたバンドもツインヴォーカルだったので、何となくわかるんです。ツインヴォーカルってこういうものだよねっていうのが染み付いているんですよ。自然でしたよね。
MIKI:「ここ多分こうだよね」、「そうそう」って。一人でヴォーカルをやっていた人が入ってきたら、わけわかんなくなると思うんですよ。そういうこともなかったので、そこに問題は起こらなくて。すんなり。
――基本的にはお二人で決めていくんですか?
MIKI:二人か、曲を作った人が「こういう感じどう?」って言ってくるか。
seek:曲を作った人がジャッジを含めて最後までその場にいることが多いので、その人によって違うんですよね。結構細かく決める人もいれば、どっちでもええでっていう人もいる。
――seekさんは作曲段階でヴォーカルのイメージは明確にあるんですか?
seek:僕はあんまりないほうかもしれないですね。結構AYAくんとkeijiくん(G)は、ツインヴォーカルを意識して譜割りがすごく多いというか、一人だと歌えないかなっていうものが多いんですけど、僕は比較的一人でも成立するものを二人で形になるように、という風に作っていますね。
――各作曲者の特徴もあるんですね。
MIKI:AYA節、keiji節、seek節があるなとは思いますね。
seek:うちのバンドはホラーの世界観が得意なんですけど、その辺のシンセ周りを作るのはAYAくんが得意だなと思うし、AYAくんはデモの段階でほぼ完成形に近い状態まで仕上げていたりもするんです。
MIKI:seekくんの曲は優しい曲が多いですね。
seek:どの顔でこの曲作っとんねんっていう(笑)。それぞれに作る曲のイメージがあるので、そこは層が厚いというか。皆がきっちり作っている中で、これが良いからやろうっていう方向になれる。
――「Last hours」は作詞者がNIKA&MIKI名義ですね。
NIKA:最初、僕に書かせてくださいっていう話をしていて、ちょっとうまくいかず、案としてはこんな感じでとMIKIさんに見せて、そこからMIKIさんが書いたという感じなんですけど…9.9割MIKIさんなんですよ(笑)。なので…NIKA表記入っていていいのかなって思うんですよね(笑)。
MIKI:(笑)
seek:共同作業という意味では大事な1本目だったという気持ちも込めて、今回クレジットには入れておいたほうがいいかなと。
MIKI:歌詞に関してはNIKAがどんなものを書くのかは未知なので、この曲は二人ともテーマもなしに曲を聴いたイメージだけで書いてみようという話をしたんです。で、まぁ…9.9割書かせてもらったんですけど(笑)。
――(笑)。テーマは近かったということですか?
MIKI:近かったんです。で、何割かいただきました(笑)。
――ここはNIKAさんが残っているという部分は?
MIKI:〈騎士〉だけです(笑)。彼は〈騎士〉と書いて「ナイト」という読みだったんですけど、変更させていただいて。
NIKA:本当、それくらいですよね(笑)。
全員:(笑)
NIKA:僕としてはここに名前が入っているのが申し訳ないと感じているんですけど、イメージを膨らませるという部分では、多少なりとも役に立てたのかなと思います。
MIKI:そう思います(笑)。
NIKA:ありがとうございます(笑)。
◆一回ノックしていただけると色々な扉があると思う(MIKI)
――今回は「Ghost House」というコンセプトがあるわけですが。
seek:今までも色々なキャラクターをやってきたんですけど、比較的ホラーとかゴーストみたいなものが性に合っているんだろうなっていう話をしていて。ベーシックなコンセプトはAYAくんが考えるんですけど、お化けがいる館にエクソシストがやってくるという設定と、バンドにおける今の状態、5人がいるところにNIKAくんが加入するというのが、うまくストーリーとリンクできるんじゃないかなということで、このテーマになっています。
NIKA:僕は、この中で一人浮いているように見えると思うんですけど、それもコンセプト通りで。
MIKI:あとは特殊メイクですかね。seekさんに関しては全体的にそんな感じなんで。
seek:もはや僕じゃなくてもええんちゃうかという感じがしますけど。本当の顔の型をとっていただいたやつが頭の上に乗っています。
MIKI:今までも何回か特殊メイクをしているんですけど、この5人は顔の型が家にあるんですよ。なので、特殊メイクを頼むとちゃんと自分の顔にぴったりなんです。
――今作はコンセプト通り、1枚の作品として「Ghost House」の物語とバンドの現状がしっかりと伝わる作品だなと思いました。
seek:僕らって、物作りの仕方的に先にコンセプトを決めるんですよ。ストーリーが先にできてから、どういう曲がいいか、衣装も含めて同時進行で動き出すので、その辺のアイディアは曲にも盛り込まれているものが多いんですよね。SEで扉が開いてから曲が始まる、そういうところでも世界観を感じ取ってもらえたらより楽しめるんじゃないかなと。1枚を通してストーリーになっていると言ってもらえるのは、考えていたことがちゃんと形になっているということなので、嬉しいですね。
――コンセプトがこれだけガッチリと決まっているというのは、MSIの特徴の一つですよね。
seek:他のバンドさんと話していると、うちは特殊な作り方をしているんだなと思いますね。夏は森をテーマにしたツアー(7月25日26日@SHIBUYA CLUB QUATTROを皮切りに5都市での2days公演)を予定しているので、画として見た時に、世界観がはっきりとわかるようなライブができたらいいなと思っています。2days通して観ていただけるとより楽しめると思います。
――ところで「Pandora -retake-」にはゲストコーラスの方々(MASATO(defspiral)、杉本善徳、Hitomi (Moran)、Soan(Moran)、河西香織(新宿LOFT))がいらっしゃいますね。
seek:気にかけて遊びに来てくれた諸先輩方や、イベントの打ち合わせで来てくれたバンドマンに、せっかく来たので思い出作りましょうかって(笑)。
MIKI:無理やり(笑)。
seek:本人たちは入れたいと思って来た人たちではないんですけど。音も一切聴かせてないから(笑)。すげー雑な説明でやってもらいました。
――(笑)。リテイクしたことによる変化や聴き所は?
seek:大人になり過ぎるのは嫌だなというのがあって。結成1年目くらいで作った曲なので、今聴くとひどいなと思う部分がいっぱいあるんですけど、勢いみたいなものはなくしたくなくて、いっさいテンポも落とさず。あとは各々この8年間で技術力は上がっているので、クオリティはアップしたんじゃないかなと思います。
NIKA:変に原曲との差を付けるのは違うのかなと。とは言え、自分らしさもなきゃ再録の意味がないのかなとか色々と悩んだんですけど、メンバーやエンジニアさんに上手い具合に引き出してもらって、綺麗にまとまったと思います。でも、元々の「Pandora」を聴いていた人からしたら、どういう評価になるのかというのは正直ドキドキなところではあるので、早く音源として手に取って聴いてほしいですね。
seek:お客さんってCDを聴いてからライブに来る人が多いと思うんです。バンド的に過去曲はライブでやらないという方向性ではないので、今までの自分たちの曲も大切にしたくて、そういう意味でNIKAくんの声でちゃんと聴いてからライブに来てほしいなと。新曲はもちろん作っていきますけど、今後も過去曲をNIKAくんの声で録れたらいいなと思っています。
――では最後に、Vifをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。
seek:写真を見たら一瞬引くと思いますけど(笑)、これだけ見た目にもこだわりを持ってやっているバンドなので、素通りされるよりは引いていただけるというのは嬉しいリアクションでもあるんです。写真と実際ライブに来てみた印象とは大きく違うと思いますし、たくさんいるヴィジュアル系バンドの中でも一癖ある、ちゃんとカラーを持ったバンドなので、ライブに来ていただけると一番嬉しいです!
MIKI:見た目で判断せずに、一回ノックしていただけると色々な扉があると思うので。写真を見て「わー(↓)」と思っても、コンコンってやったら「わー(↑)」に変わるかもしれないので、ぜひ。
seek:文字にしにくいわ(笑)。
MIKI:(笑)。ご希望に添ったものがあるかもしれないので、中を覗いてみてもらえたらなと思います。
NIKA:よく言われるのが、MSIのライブって結構暴れるんだねとか、結構歌モノが多いんだねとか、人それぞれ見た目の印象とやっていることに差があるみたいなんですよね。それって僕としてはすごく良いことだと思っているので、パッと見の印象だけで判断するんじゃなく、ライブにも足を運んでほしいですし、音にも触れてほしいです。色々なバンドがいるヴィジュアル系シーンの中、長年続けているバンドで、色々な衝撃や感情を起こせる力を持っているバンドなので、ぜひ触れてほしいなと思います。
(文・金多賀歩美)
Mix Speaker’s,Inc.
<プロフィール>
NIKA(Vo)、MIKI(Vo)、AYA(G)、keiji(G)、seek(B)、S(Dr)による奇才の創作表現者集団。2007年より活動を開始。ストーリーによって活動が進み、それに付随する音楽、原作、脚本、イラストレーション、映像、グッズ製作等をメンバー自身が手掛ける。1st Storyではモンスターによる会社、2nd Storyでは不思議宇宙の旅、3rd Storyではテーマパーク「Mix Land」と題し移動式遊園地をテーマに活動。ツインヴォーカルをフルに活かした楽曲に加え演劇、ダンス等の要素も取り入れ、他では類を見ないバンドの枠を飛び越えた完成度の高いエンターテインメントを展開している。前ヴォーカルの脱退により、2014年12月、新ヴォーカルNIKAが加入。新体制となりMix Theaterというコンセプトのもと活動をスタート。2月~4月、8th Anniversary ONEMAN TOUR「Ghost Town」を行い、今夏には7月25日26日SHIBUYA CLUB QUATTROを皮切りに「2015 Summer Tour ブキミナモリ~From dusk till dawn~」の開催が決定している。
■オフィシャルサイト
http://www.mixspeakersinc.com