11. BUCK-TICKの曲には以前からよく「太陽」という言葉が登場しますが、この言葉の意味するところは?
櫻井敦司:光と闇、残酷な光
12. もし、星野さんが、ご自分の曲に歌詞をつけるとしたら今回の収録曲はどんな歌詞になったと思いますか?
星野英彦:櫻井氏にお任せなので、特に。
13. 今回のアルバムの聴きどころをお願い致します。
星野英彦:BUCK-TICKの持ついろいろなPOP。
樋口 豊:すべてです。
ヤガミ・トール:すべてです。
14. シングル『形而上 流星』では、「VICTIMS OF LOVE」のセルフカヴァーに黒色すみれが参加していますが、コラボが実現した経緯と、感想をお願いします。
櫻井敦司:経緯は今井さんに聞いて下さい。
より深く頽廃的にエロティックに絡み合って堕ちてゆく…お二人に感謝と賛美を。
今井 寿:元々、タンゴアレンジを考えていたのですが、黒色すみれの二人が参加してくれたから、このアレンジは完成すると思ったので、お願いしました。
星野英彦:この曲の持っている世界観が広がった。
樋口 豊:今井君の提案で、曲と黒色すみれさんが見事にはまったと思います。
ヤガミ・トール:今井の意向で、やっていただく事になりました。素晴らしかったです。
15. 次にセルフカヴァ―をするとしたら、どの曲を、誰とやってみたいですか?
櫻井敦司:「キラメキの中で…」(※1993年リリースのアルバム『darker than darkness -style 93-』収録曲)
星野英彦:自分の曲?
樋口 豊:いろいろやってみたいですが、誰とかはわからないです。
ヤガミ・トール:曲はわかりませんが、尊敬する先輩ミュージシャンと仕事がしたいです。
16. デビューから27年目ですが、ご自身やバンドの、変わったこと、変わらないことを教えてください。
櫻井敦司:歌を演じているのか、僕を演じているのか、生を感じて死を歌え。
17. 長きに渡って同じメンバーでバンドを続ける秘訣は何ですか? また、メンバー間で役割分担があれば教えてください。
櫻井敦司:己の考え方一つで自身も周りも全く違っていくでしょう。僕は顔役でしょうか。
今井 寿:なんとなくこうなってる。
星野英彦:では、カッコ良く「信頼」。
樋口 豊:尊敬。
ヤガミ・トール:運命です。
18. 6月からスタートするツアー「BUCK-TICK TOUR2014 或いはアナーキー」は、どのようなライブにしたいですか?
櫻井敦司:静と動、光と闇、狂気と歓喜
舞台と客席、あなたはだぁれ
樋口 豊:今回はどの曲も個性的なので、いろんなシーンが出せると思います。
ヤガミ・トール:プロとして、楽しんでいただける事がすべてです。
19. 5月17日に、ニコニコ生放送で行われた特別番組「BUCK-TICK SINGLE『形而上 流星』発売記念~『BUCK-TICKかるた』をみんなで作ろう!」。
櫻井さん、樋口さん、ヤガミさんに、この『BUCK-TICKかるた』を自分の名前の頭文字で作ってもらいました。
(文・後藤るつ子)
BUCK-TICK
<プロフィール>
櫻井敦司(Vo)、今井寿(G)、星野英彦(G)、樋口豊(B)、ヤガミ・トール(Dr)からなるロックバンド。1987年にメジャーデビューを果たし、“バクチク現象”と言える多大な影響をシーンに与える。ライブシーンでも様々なコラボレーションツアーや国内大型フェスSUMMER SONIC、RISING SUN、COUNT DOWN JAPAN などへの出演、マリリン・マンソンとの競演など、スリリングでインパクトのある活動を展開。2005年末には初のトリビュートアルバム『PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~』(V.A)もリリース。2012年、デビュー25周年の記念年にあたり、5月に第1弾シングル『エリーゼのために』とLIVEDVD&Blu-ray『THE DAY IN QUESTION 2011』を、7月には第2弾シングル『MISS TAKE~僕はミス・テイク~』、トリビュートアルバム『PARADEⅡ~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~』を発売。9月には待望のアルバム『夢見る宇宙』をリリース。2013年、デビュー25周年を記念したドキュメント映画『劇場版BUCK-TICK~バクチク現象~』を全国上映し話題となる。2014年5月にシングル『形而上 流星』を、6月にアルバム『或いはアナーキー』をリリースし、6月18日(水)オリンパスホール八王子を皮切りに「BUCK-TICK TOUR2014 或いはアナーキー」がスタートする。
■オフィシャルサイト
http://buck-tick.com
『或いはアナーキー』
2014年6月4日発売
(Lingua Sounda / 徳間ジャパン コミュニケーションズ)
18枚目となるアルバム。5月14日に先行リリースされるシングル曲「形而上 流星」の別バージョンの他、全14曲を収録。
【収録曲】
[CD]
01. DADA DISCO – G J T H B K H T D –
02. 宇宙サーカス
03. masQue
04. Devil’N Angel
05. ボードレールで眠れない
06. メランコリア
07. PHANTOM VOLTAIRE
08. SURVIVAL DANCE
09. サタン
10. NOT FOUND
11. 世界は闇で満ちている
12. ONCE UPON A TIME
13. 無題
14. 形而上 流星-metaform-
[Blu-ray/DVD]※初回盤のみ
「形而上 流星」MUSIC VIDEO ※Blu-rayとDVDの映像は同一内容
『形而上 流星』
2014年5月14日発売
(Lingua Sounda / 徳間ジャパン コミュニケーションズ)
BUCK-TICKの2014年第2弾シングル。再録された「VICTIMS OF LOVE」(1988年リリース)のセルフカバーバージョンには女性デュオ黒色すみれが参加。
【収録曲】
[CD]
01. 形而上 流星
02. メランコリア -ELECTRIA-
03. VICTIMS OF LOVE with黒色すみれ
[Blu-ray/DVD]※初回盤のみ
LIVE 映像
「THE DAY IN QUESTION」(2013.12.23 郡山市民文化センター)より
01. STEPPERS -PARADE-
02. 羽虫のように
03. RHAPSODY
04. KISS ME GOOD-BYE
05. 太陽ニ殺サレタ
06. LOVE PARADE
+東北LIVE DOCUMENT