有村竜太朗、ソロ活動開始。自身の理想を追究した個人作品集1996-2013『デも/demo』に収められた、新たな命を得た珠玉の名曲たち。
今年9月、Plastic Treeのヴォーカリスト有村竜太朗が自身初となるソロ活動を行うことを発表した。これまで竜太朗のデモフォルダに眠っていた、Plastic Treeの作品として世に出ることがなかった楽曲たちに、もう一度命を吹き込み、新たに有村竜太朗の作品として生まれ変わった“個人作品集1996-2013『デも/demo』”。
様々なミュージシャンとの化学反応と共に、自身の理想を追究した末に完成した今作は、竜太朗曰く「自分が思っていた以上に、すごく自分が聴きたい音楽が詰まった1枚になった」という。まさに名曲揃いの初作品について、有村竜太朗に話を聞いた。
◆行動自体にすごく価値があるなと思った
――先日、CDのタイトルを手書きされたようですが、大変でしたか?
有村竜太朗(以下、竜太朗):中指にペンの凹みができました(笑)。
――(笑)。個人作品集1996-2013『デも/demo』は本当に埋もれていたらもったいなかった名曲揃いですね。
竜太朗:本当ですか? 嬉しいです。
――Plastic Treeとして制作しなかった歌や、まだ歌にもなっていない曲たちが少しずつ増えていき、今作の制作に至ったということですが、タイトルにもあるように時期としては1996年~2013年の曲ということで。
竜太朗:僕が曲作りし始めたのが96年くらいで、その時に1曲できたとかではないんですけど、手癖のギターのコードと、その時にたまたま浮かんだメロディとかも今作の中にあるから、そういう意味で96年にしました。
――逆に2013年以降は、日の目を見ていない楽曲はないのでしょうか?
竜太朗:ありますね。今回、作品になったのがこの時期の曲ということなので、数えてないけど曲はまだまだあります。
――では今後、また作品になっていきそうですね。
竜太朗:したいなぁとは思っています。今回、行動自体にすごく価値があるなと思ったので。
――音源化するにあたり、プラの時との制作方法の違いはありましたか? ナカヤマコンピューターがいないというのも大きいと思いますが(笑)。
竜太朗:いなかったから大変でしたけど、バンドで曲作りする時と行動は似ているんですよね。曲を作って、各プレイヤー、マニピュレーターの人と詰めていくという作業では、プラと同じなんですけど、単純に人が違うから発想も違うし、時間がかかる曲もあるし、でもソロだから自分のジャッジメントが最重要なので、そこは大変でした。
――今作の曲たちも、竜太朗さんらしい遊び心のあるタイトルです。ローマ字表記がないとわからないものもありますよね。
竜太朗:1回死んでいた曲たちだったので、その子たちを曲にしようという時に、なんか普通のタイトルを付けたら変というか、付けたくないというか、自分の中でちょっとひねくれた気持ちになっちゃって。それで、違う種類の曲という意味で、自分の感覚値の中でタイトル決めをしました。言葉遊び的な名前の付け方になっているんだけど、本当に読み方がわからない人もいるだろうなと思って、全部にローマ字表記を付けました。
――1曲目はインストゥルメンタル「幻形テープ/genkeitêpu」で始まるわけですが、インストから始めたいという思いは、竜太朗さんの中ではどの段階で生まれたのでしょうか?
竜太朗:レコーディングの途中ですね。初めはなかったです。
――そうなんですね。今作の楽曲たちは、Aメロからサビに直結している曲がほとんどですが、なぜこういう曲たちが集まったのでしょうか。
竜太朗:う~ん、たまたまじゃないですかね。あとは、あんまり考えないで曲作りしていったというのもあるかもしれないです。感覚で作っていった曲たちなので、その辺が影響しているかもしれないですね。特に意識せずに、浮かべば作るし、浮かばなきゃそのまま曲にしちゃうし。そんな感覚でした。
――「浮融/fuyuu」だったらギター、「猫夢/nekoyume」だったらベース、「恋ト幻/rentogen」だったらデジタルサウンドという風に、各曲でキーになったり、フィーチャーされているパートが異なりますが、際立たせるパートは各曲でなるべく変えようという意識はあったのでしょうか?
竜太朗:自然とバラバラになったんだと思います。特に曲で初めから分けた気はしていないので、必要なものがたまたまこの形だったんだと思います。意図的ではないですね。
――「恋ト幻/rentogen」は一番異質というか、プラにはない仕上がりですよね。
竜太朗:ないですね。これは唯一、曲と歌詞ができた時点で、僕の弾き語り状態のものを波多野裕文くん(People In The Box)に渡した曲です。今回一緒にやろうという時に、波多野くんはバンドのメンバーというよりもトラックメーカーとして参加したいというのがあったらしくて、「もし、メロディと歌詞があって、竜太朗さんがまだアレンジしていない曲があるなら、聴かせてほしい」と言われたんです。1曲だけそういう曲があったので、聴いてもらったらすごく気に入ってくれて、「いったん僕に任せてください」と。それで作ってきたものがこれの元々の形で、すごく良かったので、そこからは抽象的な会話でやり取りして、実際にレコーディングの日を迎えたという感じですね。
――「浮融/fuyuu」は7分超えで、アウトロは3分以上ある楽曲です。この楽曲のギターは竜太朗さんも参加しているんでしょうか?
竜太朗:僕のギターも入っていますし、hiro(te’)、小林祐介くん(THE NOVEMBERS)の三人で弾いています。
――この曲以外にも、竜太朗さんのギターは入っているんですか?
竜太朗:入っていますね。「浮融/fuyuu」、「魔似事/manegoto」、「また、堕月さま/mata,otsukisama」、「猫夢/nekoyume」…「鍵時計/kagidokei」はわからないですね。あと、op(初回盤収録のアコースティックバージョン)は全部僕です。
――プラの時は、レコーディングで竜太朗さんがギターを弾くことはあまりないですよね?
竜太朗:ほとんどないですね。たまに弾かされますけど(笑)。今回弾いて、楽しかったですね。
――「魔似事/manegoto」、「また、堕月さま/mata,otsukisama」、「恋ト幻/rentogen」は聴こえ方としてヴォーカルがとても近い感じですが、音のバランスはかなり綿密に考えたのでしょうか。
竜太朗:考えていました。曲によって意識は違って、1曲1曲を丁寧に一生懸命仕上げていくという作業でしたね。
――「恋ト幻/rentogen」の竜太朗さんの声が他の楽曲と違って、少し枯れているイメージでした。
竜太朗:曲に合わせたという感じですね。表情がすごく出しやすい曲でした。だから、そういった部分では色々と自分の中でデリケートにやれる曲だったので、そのデリケートさを楽しみながらやりました。
――最後の〈いるよ〉の部分が竜太朗さんの声だけになるというアイディアは、どこで生まれたのでしょうか。
竜太朗:曲と歌詞ができた最初の時点で、そうでした。アレンジは波多野くんに任せましたけど、あそこはああいう風な意識で歌詞を書いていました。
――先ほどからお話に出ている通り、今作では様々なミュージシャンの方々が参加されていますが、皆さん以前からの竜太朗さんのお友達なんですか?
竜太朗:友達でもありますし、僕が好きなミュージシャンでもある、両方ですかね。
――今回の制作時に、これはプラにはないことだなと印象に残っている出来事はありますか?
竜太朗:結構それの連続でしたね。例えば、皆のレコーディングが終わって、そこから僕とエンジニアさんの二人で一緒に作る時間がすごく長かったです。プラの場合は、自分の録りが終わっても絶対に皆いるんですよ。歌録りからコーラス録り、MIXまで。だけどソロの場合は、やっぱり皆忙しいし参加メンバーなので、そのテイクを録ってから、僕は歌録りもギター録りもあったし、MIXやエディットもあって、エンジニアさんとずっと二人でスタジオにいる感じが、あぁソロ活動なんだなぁという。ソロ活動でもバンド形式でやる人もいると思うんですけど、そういう場合はバンドのメンバーはいないと、とかあるのかもしれないですけど、個人活動だからずっと一人が多かったなぁという感じですね。
――なかなか孤独ですね(笑)。
竜太朗:エンジニアさんと一緒だったので、変な意味での孤独感みたいなものはなかったですけど、プレイヤーや作った人間としてのジャッジとか、あるテイクからどういう風にしていこうとかのアイディアを出したりというのは結構一人の時もあって、そこは楽しんでやれました。
――「恋ト幻/rentogen」の波多野さんのアレンジ以外に、原曲と結構変えたなというものはありますか?
竜太朗:総評になっちゃうんですけど、どれも半分は原曲通りだし、半分はすごく変わったなという印象ですね。メロディとBPM、絶対に必要な楽器は変わってないんですけど、やっぱりバンド形式で録った曲は、そのバンドメンバーから出たアイディアもすごくあるし、元々そのメンバー以外にサポートとして呼んだ小林くんや波多野くんというのは、彼らの色を出してほしかったから曲で呼んでいる感じだったので、そこはすごく僕が思っている以上に出してくれたし、曲を好きになって出してくれた感じだったので、特徴的に出たなと。でも、全曲が様変わりしたというほどではないから、半々ですかね。
――参加ミュージシャンの皆さんによって、良い化学反応が生まれたんですね。
竜太朗:そうですね。そこはいたってバンド的でしたね。
◆歌詞の中に自分の真意が入っていることはたまにある
――歌詞の面で、「浮融/fuyuu」の〈置き去りでごめん〉や、「魔似事/manegoto」の〈置き去りにした〉〈つら つら 書きためた 言葉さえ自己摸倣〉、「鍵時計/kagidokei」の〈声と言葉は違うけど くっつけて歌を作ったよ〉など、随所から今回のソロ活動のために書かれたのかなという印象を受けたのですが、歌詞は音源化するにあたって、改めて書いたのでしょうか?
竜太朗:う~~ん、まだ歌になっていなかった状態から、ちゃんと曲にしようとし始めたのが3~4年前で、そこから歌詞を書き始めたんですよね。曲によっては、なんとなく言葉があったなというものもあるんですけど。歌詞に関して言えば今の自分の気持ちというか、このソロ活動をする上での自分の気持ち…色々な曲に色々な感情が織り混ざっていると思うんですけど、その中に自分の真意が入っていることはたまにあると思います。
――特に〈デモにして書き溜めた〉という言葉が入っている「恋ト幻/rentogen」に関しては、ソロ活動をするにあたっての、ファンの皆さんに向けたメッセージなのかなと。
竜太朗:その気持ちも入っていますね。誰かに向けた曲のようにしていますけど、ソロ活動をしていくとか、曲を作っていくこと、物を作っていくことの気持ちが、どこかリンクしちゃって、最後はそっちの気持ちのほうが勝って、ああいう歌詞になった部分はありますね。
――ちなみに、「猫夢」の〈なくしたもの なんだろ〉からの2行の歌詞が平仮名なのは、なぜでしょうか?
竜太朗:たまに使う平仮名表記は、なんか、あんまり感情はないけど出ちゃった言葉みたいなイメージですね。心ここにあらずという時に出ちゃった言葉という感じなのかなぁ。歌詞を書く時の平仮名、片仮名、漢字の使い方って、自分の中では絵を描いているみたいなもので、筆を選んだり色を選ぶような感覚で、それを表現する上で平仮名のほうが良かったという感じで、計算じゃないんですよね。一番表現がピッタリだったという感じです。
――「浮融」の最後のセクションの部分に、〈対岸に 幽閉〉、〈再会へ 遊泳〉、〈透明な 有毒〉など「ゆう」が付く熟語がたくさん並んでいて、その熟語の前にそれぞれ別の言葉がありますが、これは熟語を考えてから前の言葉を決めたのでしょうか?
竜太朗:「ゆう」で韻を踏みたいなと思って歌っていたら、全部できちゃった感じですね。結局、韻は踏むんですけど、それをし始めている段階で意味のある一文にしたいという思いがあるので、それを合わせるのって、歌というか進行というかメロディというか…なので、どっちが先というよりは、一行一行考えました。
――初回盤にアコースティックver.を入れたのはどのような思いから?
竜太朗:僕、ほとんどの曲はギターを持って適当に歌って作るんですけど、作らなかった曲を作るということに意味があるのかなと思って、せっかくそういうことをするなら、初めの行動というか、曲にならなかった時の状態のものも入れたいなというか。歌詞も付いてメロディもハッキリ決まってコードもちゃんと決まっているから、まぁ曲なんですけど、なんか原型のようなものも出せたらいいなと、一人でやるからそれも出せるなぁと思って、入れることにしました。あとは、単純にライブをしたいなという時に曲数が足りないから、アコースティックもやろうかなと思って。ここ数年、弾き語りをやることも多くて、弾き語りならではの空気感ってあるし、ソロって本当は一人でやることなので、そういうのも出せたらいいなぁと。そういう気持ちが織り混ざってやってみようと思いつきでやってみたら、結構ちゃんとレコーディングになっちゃったなという感じですね。
――アコースティックver.がおまけ的な感覚ではなく、二重で楽しめる作品だなと思います。
竜太朗:やれることは全部やってみました。
――「また、堕月さま/mata,otsukisama AC Ver.」は竜太朗さんのカウントも入っていたり、音質も他と違いますが、どのようなイメージだったのでしょうか?
竜太朗:その辺は、エンジニアさんに任せたところが大きいですね。カウントは僕が入れようと思って入れたわけじゃないんですけど、エンジニアさんが良いと思って入れたんでしょうね。「5、6、7」ですよね(笑)。
――はい(笑)。竜太朗さんのカウントが音源で聴けるというのは、ちょっとレアな感じもします。
竜太朗:変な感じですよね(笑)。「また、堕月さま」は原曲もわざと転調をかけたピアノのフレーズが入っているので、結構僕が変な前振りがほしいと言っていたから、エンジニアさん的にはアコースティックのほうもそういうものを付けようと思ったんじゃないですかね。
――「鍵時計/kagidokei AC Ver.」には秒針の音も入っていますね。
竜太朗:そうですね。そういう音を入れたいなと思って、秒針なのかメトロノームなのか悩んだんですけど、「鍵時計」という曲なので秒針にしました。
◆自分が聴きたい音楽が詰まった1枚になった
――今回のヴィジュアルイメージは、竜太朗さんのアイディアも入っているのでしょうか?
竜太朗:たくさん考えましたね。とは言え、被写体として考えただけなので、写真はフォトセッションという感じですね。思い付くことを全部投げてみて、デザイナーさんやカメラマンさん、メイクさん、スタイリストさんも自分たちの感覚値を持ち込んでもらって、スタジオでフォトセッションしてみたという感覚です。
――竜太朗さんの中ではどのようなテーマだったんですか?
竜太朗:言葉にするのは難しいですね(笑)。シンプルです。個人活動をするんだったら、そういう写真を撮ろうっていう。でも、今までたくさん撮ってきて、写真って意識とか空気を切り取る行為なので、そういう“意識”は撮られるだろうとは思っていましたね。バンドの看板を背負って一人で撮る撮影とはまた違うんだろうなと思って、行って撮ったらやっぱり違ったなぁと。そんな風に思いました。
――年明け1月にはソロライブ『有村竜太朗 Tour 2017 「デも/demo」』がありますが、先ほどお話に出たように、バンド形態とアコースティックの両方を披露する形になるのでしょうか?
竜太朗:そう考えています。まだ1本もやっていないからわからないですけど、逆に長くなっちゃうかもしれないですね。
――では、そんなライブに向けてと今作について、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
竜太朗:読者の皆さん、こんにちは。『デも/demo』は自分の作ってみたい理想を追いかけていった作品なんですけど、自分が思っていた以上に、すごく自分が聴きたい音楽が詰まった1枚になりました。バンドはバンドの理想を追いかけていくので、僕もその1/4として、いつも楽しく面白く参加していますけど、今回は自分だけだったので、自分にとってすごく意味のある作品になったし、意味のある行動になったなと思っています。やっぱりミュージシャンなので、良い音楽が作れたら、良い実演をしてみたいと思うのは素直な気持ちで、それを1月のライブでやりたいです。初めてのことになるのでだいぶ実験的な要素も多くなると思うんですけど、元々曲自体も実験的な要素から生まれた曲たちばかりなので、ライブもそれを踏まえて良い時間になるんじゃないかなと思っています。ぜひ、たくさん聴いて、その実験に参加してくれるような気持ちで臨んで来てくれたらなと思っていますので、ライブ会場でお待ちしています。有村竜太朗でした。
(文・金多賀歩美)
有村竜太朗
<プロフィール>
有村竜太朗(Vo)、長谷川正(B)、ナカヤマアキラ(G)、佐藤ケンケン(Dr)によるロックバンドPlastic Treeのヴォーカリスト。1997年、メジャーデビュー。デビュー15周年の2012年、4度目の日本武道館公演を成功に収める。2014年、結成20周年“樹念”イヤーを迎え、ミニアルバムとシングルをリリースし、二度の全国ツアーを開催。2015年には男子限定ライブや主催公演など、自身初となる試みも行った。2016年8月、最新シングル『サイレントノイズ』をリリースし、東京国際フォーラムホールA公演を含む全国ツアーを展開。9月、ソロ活動を行うことを発表。11月に個人作品集1996-2013『デも/demo』をリリースし、2017年1月に東名阪でソロライブを行うことが決定している。
■オフィシャルサイト
http://arimuraryutaro.com
【リリース情報】
個人作品集1996-2013『デも/demo』
2016年11月23日(水)発売
(発売元:ブロウグロウ 販売元:ソニー・ミュージックマーケティング)
【収録曲】
【初回盤A】
[CD]
01. 幻形テープ/genkeitêpu
02. 浮融/fuyuu
03. 魔似事/manegoto
04. また、堕月さま/mata,otsukisama
05. うフふ/ufufu
06. 猫夢/nekoyume
07. 鍵時計/kagidokei
08. 恋ト幻/rentogen
09. op.1 ※浮融/fuyuu AC Ver.
op.2 ※魔似事/manegoto AC Ver.
op.3 ※また、堕月さま/mata,otsukisama AC Ver.
[DVD]
『有村竜太朗 映像作品集 2016』
【初回盤B】
[CD]
01. 幻形テープ/genkeitêpu
02. 浮融/fuyuu
03. 魔似事/manegoto
04. また、堕月さま/mata,otsukisama
05. うフふ/ufufu
06. 猫夢/nekoyume
07. 鍵時計/kagidokei
08. 恋ト幻/rentogen
09. op.4 ※猫夢/nekoyume AC Ver.
op.5 ※鍵時計/kagidokei AC Ver.
op.6 ※恋ト幻/rentogen AC Ver.
[DVD]
『有村竜太朗 映像作品集 2016』
【通常盤】
[CD]
01. 幻形テープ/genkeitêpu
02. 浮融/fuyuu
03. 魔似事/manegoto
04. また、堕月さま/mata,otsukisama
05. うフふ/ufufu
06. 猫夢/nekoyume
07. 鍵時計/kagidokei
08. 恋ト幻/rentogen
【ライブ情報】
有村竜太朗 Tour 2017 「デも/demo」
2017年1月12日(木)大阪梅田AKASO
2017年1月13日(金)名古屋ボトムライン
2017年1月23日(月)品川ステラボール