WING WORKS

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最新作『ACID CASTLE / 未完成サファイア』をリリースしたWING WORKSのRYO:SUKEと参加アーティストによるスペシャル対談!

RYO:SUKE(ex.少女-ロリヰタ-23区)のソロプロジェクト・WING WORKS。そのニューシングル『ACID CASTLE / 未完成サファイア』のレコーディングには、YUCHI(B/sukekiyo)、Cazqui(G/NOCTURNAL BLOODLUST)の2名が参加している。この異例のコラボレーションを記念して、RYO:SUKEと両者それぞれによる対談が実現した。音楽の道で戦い続ける男同士の濃密な本音のやり取りを、是非ともご覧いただきたい。

RYO:SUKE×YUCHI(sukekiyo)

RYO:SUKE×YUCHI(sukekiyo)

◆この人にはベーシストとして勝てない

――YUCHIさんは以前からWING WORKSのサポートをされていたと思うのですが、お二人の出会いをお聞きしてもいいですか?

RYO:SUKE:俺、初期の頃からYUCHIさんのバンドのkannivalismの大ファンだったんですよ。

YUCHI:僕が10代のときにやっていた頃から好きだったって、昔から言ってくれていたもんね。

RYO:SUKE:2005年の活動再開後にkannivalismと少女-ロリヰタ-23区(以下、ロリヰタ)がO-EASTで共演した時に初めてライブを観ました。その時にYUCHIさんが自分と同じベースを使っていたのを知って。

――色も同じですよね。

YUCHI:たまたま、まるっきり同じベースでね。

RYO:SUKE:その時のライブが本当に素晴らしくて、「この人にはベーシストとして勝てない」と心から思いました。YUCHIさんはその日から俺にとっての「越えられないベーシスト」の一人という存在です。

YUCHI:いやいや! 絶対思ってないでしょ(笑)?

RYO:SUKE:本当に思ってます! そこから時が経って、WING WORKSを始動するにあたって、ベースはAYABIEのインテツさんにサポートをお願いしていて、インテツさんの都合がつかない時は元Lc5のSatoさんにお願いしていたんですけど、当然彼らのスケジュールが取れない日と言うものが出てきますよね。いわばWING WORKS「第三のベーシスト」が求められたんです。そうなった時にすぐYUCHIさんのことが頭に浮かんだんですけど、実際にオファーするのに1ヵ月くらい悩みました。

YUCHI:そうだったんだ。なんで1ヵ月も悩んだの?

RYO:SUKE:やっぱり怖い人なのかなって。

――面識はなかったんですか?

RYO:SUKE:全くなくて。でも、「WING WORKSのベースをお願いするならYUCHIさんしかいないんです!」ってお願いしたら話を聞いてもらえるかもしれないと思って、その時YUCHIさんのTwitterのフォロワーの中で一番仲が良かった、アンティック-珈琲店-の輝喜さん(Dr)に紹介していただきました。

――YUCHIさんは当時RYO:SUKEさんのことはご存知だったんですか?

YUCHI:面識はなかったですけど、ロリヰタは勢いがあったし、知ってはいました。僕、後輩のミュージシャンがあまりいなくて、輝喜君に関しては当時所属していた事務所のバンドのサポートを彼がやっていて、たまたま知り合ったんですよ。それがなかったら今こうなってないかもしれないですね。

RYO:SUKE:本当にご縁って不思議ですよね。

◆自分は新しい領域に踏み込めているかもしれない

――それでようやくオファーをした、と。

RUO:SUKE:はい。そこからサポートをしてもらうようになって、今回の「ACID CASTLE」のレコーディング参加に繋がるわけですけど、YUCHIさんから見て「ACID CASTLE」の正直な感想はどうでした?

YUCHI:レコーディングする3ヵ月くらい前からライブでデモ曲をやっていたけど、今とは結構曲調が違っていたんだよね。最初はアレンジが違って、エモいというか、男っぽい感じだったじゃない。その時から僕は大好きで、意識しなくても勝手に気持ちが熱くなる感じだったけど、そこから結構変わったよね?

RYO:SUKE:色々と変わりました。何度かライブで演奏した時期を経て、俺がリビルドしたデータを送ったじゃないですか。それを聴いた時の印象はどうでしたか?

YUCHI:結構変わったなっていうのと、今までのアレンジと狙っているものが違うんだろうなというのは伝わってきて。それまでのエモい感じとは印象が変わったけど、実際にレコーディングしてみると、根本的には最初にこの曲を聴かせてもらった時の印象とそんなに変わらなかったよ。自然と気持ちが熱くなるし、特別意識することなく、ごく自然にこの曲のテンションになるからそれに任せられたかな。

RYO:SUKE:今振り返ると、この曲をリビルドしたことに対しての周りの音楽仲間からの反応は賛否両論だったんですよ。というのも、あまり他のアーティストの曲ではやらないような転調を新しく盛り込んだことによって、前のバージョンの突き抜けるような印象から、いろんな景色が駆け巡る曲に変化したと思っていて。それに、この曲のこれまでWING WORKSで使ってこなかったようなウワモノのギターフレーズって、いわば「少女-ロリヰタ-23区的」なんですよね。

YUCHI:ああ、それはなんとなく思った。どうして今あえてそのアプローチをとることにしたの?

RYO:SUKE:今の自分のマインド的に、バンド時代からソロになって今に至るまでの自分の音楽歴を全部繋げたいという思いが芽生えたんです。これまで「これはロリヰタっぽいから」といった理由で出すことをやめていたテイストも、気にせず素直に自分の中に浮かんだ心象風景をそのまま切り取ることにしたのが大きいですね。

――その結果、賛否両論があったということですか?

RYO:SUKE:結果的には。ライブで先行して演奏したことで得た感覚を踏まえて、自分では斬新なアプローチに発展出来たと思っていたから、賛否両論に対して不安は覚えましたね。「俺の感性が間違っているのか?」と一瞬不安になったんです。そこで深く考えて思ったのが、時代を変えたJ-POPって、すごく聴きやすいのに、実は音楽的には「普通はやらない」とされていたアプローチを含むことが多々あるんですね。例を挙げれば小室哲哉さんの転調や、中田ヤスタカさんの音楽のシンセのピッチ感、最近で言えば欅坂46の「サイレントマジョリティー」の転調や歌詞の譜割りも、ある種「教科書に載っていないような」アプローチを取っていることで、周りの音楽仲間でもいろんな議論が起きていたなって思い出したんです。

――確かに、音楽シーンの歴史の中でそういう瞬間は過去に何度もありましたね。

RYO:SUKE:俺もいちリスナーとしてそういった体験を人生で何度もしてきて、ひょっとしたら「ACID CASTLE」で物議を醸していること自体が、自分は新しい領域に踏み込めているかもしれないぞと思ったんです。

――なるほど。

RYO:SUKE:そんな中でYUCHIさんにも意見を求めた時に、YUCHIさんは自分の意見をあえて言わなかったんです。「RYO:SUKEがそう思うならそれが正解だし、自分はそれをプレイして正解にするのが役目だ」って言ってくれたのが心強くて。こうやって、きっと今まで不正解とされてきたことを正解にして誰かの価値観を変えていくことに意味があるし、これでいいんだと思えたきっかけがYUCHIさんの言葉でした。

YUCHI:それでいいと思う。RYO:SUKE君は最初のバージョンに疑問を抱えていたわけじゃない。それで試行錯誤して今の形に行きついたわけでしょ。個人的にソロワークスっていうのは、誰に何を言われてもそれをやるものだと思っているから、ピンときたならそれが正解でしょと思う。自分以外の全員が良くないと言っても自分がピンときたならそれをやるのがソロだし、周りの意見に合わせるならソロでやる意味ないじゃんと思う。

RYO:SUKE:そこの心の置き方って永遠の課題で、もちろん俺が旗を振ってるし、全部の決定権も責任も俺じゃないですか。でもそれってもちろん時には怖いと感じることもあるし、自分もロリヰタの復活で改めてベーシストを経たというのも大きくて。もちろんバンドって自分の物だけど、ソロと違って全部自分ではないから、自分以外のところから出てきたものも自分のものとしてやるわけじゃないですか。それって納得しないものをやるより、納得してやった方が絶対人に伝わるなという実感があったんですよ。

YUCHI:なるほどね。

RYO:SUKE:だから、やっぱり俺は「説得すること」から逃げたくなくて。自分以外に自分の味方がいなかったとしても自分を貫くというのも、もちろんソロアーティストとして持っておかなければいけないことですけど、俺の目の前にいる人と同じ思いを分かち合って物を生み出すという努力から逃げてはいけないと思うんですよ。今回、賛否両論起きたことで良かったなと思うのは、じゃあ逆にどうすればこのアレンジで説得できるかを考えて、細かいコード感やミックスの仕方を工夫したんです。要は「どうしたら伝わるか」ということに対して前向きに取り組めたんですよ。それは今までの自分にない強さだと思っていて。

YUCHI:極端な話どんなアーティストでも、デモのほうが良かったみたいな話ってあるでしょ。僕らの世代だとX やLUNA SEAでも、デモ版を聴くと、メジャーデビューする前の方が尖ってるなとか、前のバージョンのが好きだなと思うことがあるけど、本人たちが納得してこっちのほうがいいと思って進んで、結果成長しているからそれでいいんだと思う。

RYO:SUKE:リスナーのほうが後から追いつくということを諸先輩方は言いますよね。

YUCHI:僕もそこそこ長くいろんな方のサポートをやらせてもらっているけど、ソロをしっかり続けている人はやりたいことが明確なことが多い。僕にはそんな確固たるものがないから自分でソロをやれるって思えないんだよ。

◆それを飲み込んだら俺自身がWING WORKSを否定することになる

RYO:SUKE:こういう話をする機会も貴重なので、改めて聞きますけど、YUCHIさんから見てWING WORKSは今なにをやろうとしているように見えますか?

YUCHI:本音を言うと、少し悩んでるのかなって。悩んでいるというか迷いがあるのかなと思う。

RYO:SUKE:いいですね。それはどういう風に?

YUCHI:ちょうど1年くらい前からまたサポートするようになって、そのときは一皮剥けた男らしいRYO:SUKE君だなって感じがしたんだけど、その感じで1年やってきた中で、またちょっと新しいところに行きたいのかなと。でもその代わり、少し模索しているように見える。次に行きたいんだけど、次のイメージは簡単にはっきりするようなものじゃないのかな。

RYO:SUKE:その通りです。去年の7月にYUCHIさんにサポートをお願いした時は、まだロリヰタが並行して走っていて、その時期のWING WORKSって俺の生身のパーソナリティーが出せればいいと思っていたんです。バンドが復活したことで多くのファンと再会出来て、ベーシスト・リョヲ丞を求めてくれる人がいるのはもちろん嬉しかったけど、ロリヰタのファンと再会するまでにずっと自分の居場所だったヴォーカリスト・RYO:SUKEとしての俺のことには興味がない子に対する寂しさがあった。その反動をWING WORKSに吐き出していたようなところはあったし、振り切ってはいましたね。

YUCHI:個人的にはそれが凄く心地よかった。

RYO:SUKE:「リョヲ丞」が好きだとしても必ずしも「RYO:SUKE」を好きになってくれる訳ではないんだなって感じる場面は何度もあって。「ソロはそんなもんだよ」ってみんなに言われましたけど、そのことを簡単に飲み込んだら俺自身がWING WORKSを否定することになると今でも思っています。「伝えることを諦めない」ということにも繋がると思うんですけど、ベーシスト・リョヲ丞は好きだけど、ヴォーカリスト・RYO:SUKEには興味ないということに関しては、寂しい気持ちがどうしても拭えない。そんな気持ちをWING WORKSに対してぶつけていたのかもしれません。

YUCHI:なるほど。

RYO:SUKE:そんな中でロリヰタの活動に今一度幕を引いてWING WORKS一本に改めて立ち戻った今、WING WORKSを好きでいてくれるファンにも、ロリヰタの復活をきっかけにWING WORKSにも目を向けてくれたファンにも改めて本当に感謝していて、「もう自分の為だけにやれない」という感覚があるんです。だから、ファンの子達を幸せに出来る俺の在り方と、俺は俺としての自己実現の図り方を探しているからYUCHIさんには迷ってるように見えるんじゃないかな。俺、全然迷ってないんですよ。ただ、どうしたらファンの子にもっと喜んでもらえるかを考えているし、ベーシスト・リョヲ丞を好きでい続けてくれた子たちを一人でも多くWINGに連れてくるにはどうしたらいいか考えているんです。そのために、これからの俺はどう在ったらいいかを今は全力で模索していて。ただ忘れちゃいけないのは、自分に響かないもので喜ばせるのではなく、「俺もハッピーで、WING WORKSに触れた人が今よりもハッピーになれるもの」でありたいし、今の自分ならそれを見つけられると思ってます。

YUCHI:ということは、僕に迷っているように見えていたのは、表現したいことと仕方の間での試行錯誤なんだね。

RYO:SUKE:そのとおりです。俺の話ばかりですみません(笑)。

YUCHI:いやいやいや。RYO:SUKE君は昔から常に今の気持ちを伝えてくれるから嬉しいよ。

――改めてRYO:SUKEさんから見たYUCHIさんの「ACID CASTLE」のプレイはいかがでしたか?

RYO:SUKE:本当に素晴らしいです。面白かったのが「未完成サファイア」のベースを自分で弾いたんですけど、ミックスの時にYUCHIさんが弾いた「ACID CASTLE」のベースと聴き比べたら見事にベースの素音が違うんですよ。やっぱり、音にはその人の個性や人間性がそのまま出ますよね。

YUCHI:僕は指弾きだし、RYO:SUKE君はピック弾きだから音の感じは違うと思うけど、それが音楽の面白いところだし、醍醐味の一つだよね。

RYO:SUKE:本当にそうなんですよ。誰が演奏しても同じなら打ち込みでいいじゃんってなってくると思うんですけど、俺はWING WORKSはプレイヤーの個性も絶対に必要な要素だと思っているんで。ちなみにYUCHIさんってWING WORKSと他のサポートの現場とで音作りは変えるんですか?

YUCHI:昔はあったけど、今は無くて、「これが自分だな」って音をそのまま出すかな。さすがにこれだと自分寄りすぎるなってなったら若干寄せたりもするけど、基本は変えない。おこがましい話だけど、僕のベースを聴いてオファーをいただけていると思っているので、出来るだけ自分で気持ちいい音で実践するようにしてるよ。

RYO:SUKE:それ、すごくわかります。WING WORKSを始めた当初は、自分の中で「サウンドはこうでなければならない」みたいなものがあったんですけど、自分で言うのもあれですけど懐が広くなったというか、昔みたいにYUCHIさんに音の注文をつけなくなりましたよね。

YUCHI:今は集まったプレイヤーが出す音そのものを楽しめてるんだろうね。僕はこれまでWING WORKSで弾いているようなヘヴィなベースは弾いてこなかったし、RYO:SUKE君が求めていた音は僕が思っているよりももっとヘヴィで、当時はここまでやっていいのかなとも思っていて。WING WORKSみたいなタイプの音楽は自分の引出しにはなかったものだから、初めは想像でやっていたんだけど、WING WORKSの求めていたものはもっと極端で、その極端なものは自分一人では見つけられなかったと思う。だからWING WORKSで学んだ極端な音作りは自分を表現する上でその後すごく役立ったね。

RYO:SUKE:それはめっちゃ嬉しいです。思い返せばWING WORKSのサポートをお願いした当初は、それまでのYUCHIさんの音作りとはかけ離れていたかもしれませんね。

YUCHI:これまでいろんなサポートをやらせてもらってきた中で、ここまでゴリゴリな音楽ってやったことがなくて。RYO:SUKE君と歳は近いけど聴いてきた音楽も若干違ったし、アプローチの仕方も世代の違いがあることがわかった。だからWING WORKSで求められるサウンドを、自分に取り込んで表現できたことは今の自分にすごくプラスになっているし、もちろんsukekiyoをやっていく上でもすごく役立っていて影響を受けたかな。同じベーシストだけど、同じ部分や全くリンクしない部分もあって、WINGから受け取った部分はとても大きいよ。

RYO:SUKE:嬉しいです。改めてですけど、この先YUCHIさんはどういう音楽人で在りたいかすごく聞きたいです。

YUCHI:深いね(笑)。大した大義名分もないけど、おこがましい言い方をすれば、人の役に立てればそれでいいと思うよ。綺麗事に聞こえるかもしれないけど、本当に思っているのが、たまたま僕のベースを聴いてくれた人が次の日頑張れたりとか、一番理想なのは人生変わるとか、そうなれたら一番いい。実際僕はそうやって音楽に助けられたし、音楽が好きでやっているし、そこでどういう理想をもって音楽に恩返しするのかって考えたらそれくらいしかない。でも、大層なことは出来ないから自分の持っている武器で勝負するしかなくて、ちょっと前までは、いつまで音楽やれるのかな、いつまでベース弾けるのかな、いつまで自分のベースを求めてくれるのかなと思っていたけど、そう考えてること自体が邪念というかつまんないなと思って、今は振り切れていつ辞めてもいいなとすら思うよ。

RYO:SUKE:きっかけはあったんですか?

YUCHI:何だろうな。わからないけど、例えば無理して続けることが自分や周りの人にとって幸せなことなのか?と思って。意地でも続ける人に美しさは感じるけど、僕にはそんな大義名分もないし、やっていることで人に迷惑をかけるのであれば辞めようかなと。ちょっとでも人の役に立てるならやりたいけど、ただ長く続けることを意識してやってるとあまり良い方向にいかないなと思っていて。もちろん続けることが大事だし、続けるために努力することは大事だけど、僕の場合はそうじゃなくてもいいかな。ある意味必要とされなくなったらやり切ったことでもあるのかなと思うよ。

RYO:SUKE:YUCHIさんのライブでのアグレッシブな姿勢の根本を聴かせてもらえた感じがして、すごく腑に落ちてます。俺がWING WORKSで掲げてる「命を燃やせ」っていうメッセージとすごく近いのかなって。

YUCHI:そう思うよ。僕らがミュージシャンに憧れていた頃と今はまた違うから、現状を見ながら自分がどうするのかを考えなきゃいけない時代ではある。そこで意地張ってやるのか、潔く去っていくのか難しい時代だよね。どっちが格好良くて、どっちが格好悪いとかはないでと思うし。

RYO:SUKE:どちらも美学がありますし、やりきることに意味がありますからね。でも、俺はいろんな人がそう思っているようにまだまだYUCHIさんと一緒に音楽をやっていたい人間の一人ですよ。

YUCHI:そう言ってもらえるのはとても嬉しいよ。

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