果たしてこれは美文字習得用の教材なのか。それとも、ツボを突いた笑いで心をほっこりさせるネタ帳なのか…。Dacco、THE BEETHOVEN、Psycho le Cemu、Brotherと、4つのバンドを掛け持ち。歌って踊れるドラマーとして活動中のYURAサマが、このたびクラウドファンディングを通して「ファンレターの受け取り側の気持ちが分かる、”推し活”を充実させながら文字の書き方も上手くなる美文字練習帳‘バンギャワーク’」を作成、2月20日より販売を開始する。
アーティスト活動を20年以上続けてきた中、10000通以上のファンレターを頂いた経験を持つYURAサマ。わざわざ手間隙かけてファンレターには、送る側の「愛」が詰め込まれている。「愛」を込めたファンレターを頂けるのは、とても嬉しいこと。
ファンレターには「送る人への愛や想い」がかならず満ちている。「どんな事書けばいいのか分からない」「みんなどんな事を書いているのかな?」「なんて伝えればいいかかな?」など様々な思いがある中で、受け取った側が「嬉しい!!」と本気で思える文章や書き方が参考になる物が」あれば…。そんなYURAサマの「愛」から誕生したのが、「バンギャワーク ファンレ用美文字レシピ」本(ノート)になる。一般的にも使えるがこのレシピ本にはバンギャが推しに送るときに使うことが多い言葉ばかりを載せている。以下へ、参考に、2例ほど記そう。
▼「友達が上がると言ってます」(友達がバンドの応援を辞めると言ってます)の文字。
その書き方のアドバイスとして、YURAサマは「「上」の2画目は1画目の長さの半分より少し上から書き始めるときれいです」と赤字でアドバイス。それを参考に、原稿用紙に上から「上がる」と文字をなぞって綺麗な書き方ができるように薄い墨文字や余白を設置。アドバイスに従って、自分で文字の書き方を書いて習えるように作ってある。そのうえでYURAサマが、さりげなく「その報告は結構です」と受け取る側の心情も原稿用紙の下へ青文字で記している。
▼「いつも入り待ちしてる方々は」(メンバーの会場入りを待っている方々は)の文字。
その書き方のアドバイスとして、YURAサマは「「入」の1画目は少し高めの位置から書きはじめ、2画目との接点から上と下が1:2くらいにする」と赤字でアドバイス。それを参考に、原稿用紙に上から「入り待ち」と文字をなぞって綺麗な書き方ができるように薄い墨文字や余白を設置。アドバイスに従って、自分で文字の書き方を書いて習えるように作ってある。そのうえでYURAサマが、さりげなく「何時から待っているんでしょうね?」と突っ込む言葉も原稿用紙の下へ青文字で記している。
「バンギャワーク ファンレ用美文字レシピ」本(ノート)には、上記のような例題を数多く記してある。もちろん、美文字の練習用に手にするのが基本的な使い方。文字の書き方も覚えつつ、バンギャ用語を用いた書き方の例題を通し、バンギャだからこその「あるあるー」を体感してもらうのも楽しさ。そのうえで、YURAサマがさりげなくひと言突っ込んだ言葉を味わってほしい。じつは、その軽いタッチの突っ込みこそが一番”心をくすぐるポイント”。
移動中のバスや電車の中ですっと読めてしまうくらいのライトなレシピ本(ノート)なので、心が疲れたときにクスッとしたくなる癒しのネタ帳として使っていただく用にもお勧めしたい。ただし、移動中のバスや電車の中、学校や会社の中で「一人ニタニタしている不審者」がられても、YURAサマは責任を負わないので。むしろ、彼はニヤニヤさせたくて、この本(ノート)を作ったに違いない。さすが、優しい悪魔YURAサマだ。
(文・長澤智典)
【商品情報】
●「バンギャワーク ファンレ用美文字レシピ」
2022年2月20日(日)発売
全国CDショップ店、アットワークスストア通販