7月7日にリリースされたThe Brow Beatのデビューシングル『ハレヴタイ』。疾走感と共にアニメのオープニング曲らしい幕開け感のあるこのシングルの発売を記念して、RyujiとHAKUEIによる配信トークイベントが開催された。
このイベントに参加できたのは『ハレヴタイ』のDVD付のTypeA、24Pブックレット付のTypeB、ソロエディットバージョンを含む7曲収録のCDにブロマイトが封入されたTypeCの3タイプをAmazon、アニメイトで同時購入したファン、さらに先着予約購入特典(マーベラス盤のTypeD含む)であるオンラインイベント参加応募シリアルで応募した中から選ばれた777人のファンのみ。その参加権を持ったファンのために、イベントはAmazon回、アニメイト回、アナザージャケット回、と3回も開催された。もしもAmazonとアニメイトそれぞれで3形態のシングルを手に入れ、さらにアナザージャケット回に当選したツワモノがいたなら、3回すべてのイベントを視聴できているのかも!? そんな期待感高まる中、9月30日、10月1日に久しぶりの有観客ライブ『Let’s play harevutai,shall we!?』を終えたばかりのThe Brow Beatがイベントのステージに登場した。
まずは、「Amazon回」が開催。司会のNoGod団長が軽快に挨拶をすると、「よろしくお願いしまーす」と声を揃えるRyujiとHAKUEIが登場。序盤のフリートークは、オーディエンスの中ではまだ余韻残るライブの感想を述べた二人。「(有観客ライブの開催は)1年7ヵ月くらいぶりですね」とHAKUEIが話すと、幕が開いた瞬間に見えた観客の表情は「マスクで真っ白でした(笑)」とRyujiも続ける。これまでとは違い、オーディエンスが声を出せないライブであったことについては「手拍子とか拳とか、体全体で盛り上がってくださっていたので、声がなくとも楽しんでくれている様子が伝わるとこっちもテンションがアガるし、ありがたかったなぁという想いです」(Ryuji)とライブ直後のタイミングならではの感想を聞くことができた。
続けてそんなライブの写真を見ながらライブを振り返るコーナー「Let’s see harevutai,highlights!」。最初に画面に映し出されたのはレーザーの当たるHAKUEI。「これは『Adam』のときかな?」と言い合うHAKUEIとRyuji。「赤外線でこんがり焼かれているようだ」とウィットに富んだ受け答えをするHAKUEIに、団長も「ジェームスボンドが避けがちなやつ」と答え、笑いを誘う。さらに写真は次々と登場。歌うときにお互いにどんなことを意識しているのか、「Snow White」でのパフォーマンス秘話、ステージ上のソーシャルディスタンス(!?)などライブでの様子を語った二人。
そんなトークコーナーの後には、この日、RyujiとHAKUEIを苦しめることになる「The Brow Beat 大喜利」のコーナーへ。「本当に面白い答えが出ないんですよ!」というHAKUEIと、「ボケるのは好きなので頑張りたいです」というRyuji。そろってスケッチブックとペンを渡され、お題と向き合うこととなる。例えば「The Brow Beat LIVE “Let’s play harevutai, in amazon”の内容は」には、amazonの箱に描かれるマークをスマイルに見立てたHAKUEIや「新曲『置き配』」と答えるRyujiなど、全部で3つの大喜利のお題を与えられ、珍回答、迷回答を繰り出す。画面の向こうへ、困ったり、苦笑したり、天を仰ぐなど普段は見られないような彼らの様子が届けられ、爆笑が起きていたはず!さらにこの日のイベントのために撮り下ろされたブロマイドに二人のサインを入れてプレゼントする抽選会も行われ、Amazon回は幕を閉じた。
続いて、星野卓也が司会を務めた「アニメイト回」。司会が変わるだけではなく、なんと衣装も変え、改めてイベントはスタートした。先ほどのAmazon回とは違う写真を見ながらの「Let’s see harevutai,highlights!」では、ライブを見に行ったという星野を交えてのライブについてのトークが盛り上がる。MCで「今日のライブは5本の指に入るくらいに面白かった」と言っていたRyujiがあの瞬間の気持ちを語り、HAKUEIも「初日はちょっと変わった衣装でやろうってことで鳶や作業員の格好でライブをしたんですけど、ほかにあった候補としてはオリンピック代表とかピクトグラムとか、フレディ・マーキュリーとかあったんですけど、実は全員でりゅうちぇるの格好をしようって話もあった」と裏話を披露。その衣装については「ファイナルではどうしても気合が入っちゃうから、初日にもファイナルに負けないインパクトを残したいと思って」とRyujiも言葉を続け、ライブ2日間の衣装が決まるプロセスや衣装の感想など、ここでもまた初出しとなる貴重な話を聞くことができた。
そして再び試練の時!The Brow Beat 大喜利の時間だ。苦笑が止まらない二人。先ほどと同様に次々とお題に応える二人。意外にもHAKUEIの回答が速い。「アニメイトで思わずタイトル買いしてしまった漫画のタイトルは?」では「最大の…」(HAKUEI)「顔面パンチ GUNG PUNG」(Ryuji)という回答が飛び出し、さらに「The Brow Beatがアニメ化したときのタイトルは?」のお題には「TWO PEACE」(HAKUEI)、「放課後BB ほのぼの水玉物語」(Ryuji)という回答が出るなど、ここでもまた続々と珍回答、迷回答を繰り出す二人。非常に盛り上がった迷コーナーの誕生は、今後のBBイベントの定番になる予感も沸く!?そんなコーナーが終わると、この回を視聴するファンへのプレゼント抽選会へ。ここでも「Amazon回」とは違う撮りおろしブロマイドにサインが入れられたのだった。
最後は、「アナザージャケット回」。今度の司会はNoGod団長と星野卓也の二人が勤め、The Brow Beatの二人の衣装は白を基調としたものに。全てのイベントで司会、そして衣装を変え、複数回参加のファンにとっても新鮮な時間となった。最初のコーナーはライブ写真を見ながらのトークコーナー。毎回違う写真が登場したけれど、この回ではさらにRyujiとHAKUEI自身が撮った近況写真が登場。最近の料理凝っているRyujiはどうしても食べたくて作ったという山形のだしを自作した際の写真を出し、HAKUEIはイベント前夜にバラエティ番組に出演し、レベルの高いダンスバトルに参加していたRyujiの応援を込めて撮影した写真を披露。そんな写真に纏わる話も聞かせ、プライベートの様子が垣間見える写真でコーナーを締めくくった。
続くコーナーは「The Brow Beat豆知識クイズ」。ようやく大喜利から解放された二人だったが、これがかなりの曲者。「100代目総理大臣の名前は?」といった常識問題から「台形の面積の求め方」、さらには「キリンの睡眠時間は?」といった難問まで!「大喜利はもう嫌だ」と言いながらも大喜利を引きずる二人は、だんだんスケッチブックでボケ回答をし始めるけれど、あら不思議!なんと全問正解(!?)でコーナーは幕を閉じたのだった。もちろん視聴者プレゼントコーナーもあり、この回に参加している777人の中の7名に、この回だけのブロマイドにサインを入れてのプレゼント抽選会が行われた。サインを書く二人にカメラがフォーカスすると「この瞬間のイケメンを見てください!」と司会も盛り上がり、イベントは終幕へ。3回開催されたイベントで一人につき18ボケくらいしたThe Brow Beat。次は息もつかせぬほどの熱いパフォーマンスを見せる機会がやってくるはず。しかし!リリースのタイミングでのここでしか見られない彼らの姿を楽しめるこの「SHOW CASE」シリーズも決して見逃せない!そんなイベント尽くしの1日だった。これからも彼らの動向から目が離せない!
「ご視聴いただきまして誠にありがとうございました。(The Brow Beatは)新曲も作って、鋭意制作中ですので、楽しみに、お知らせを待っていていただけたらなと思います」(Ryuji)
「CDを買ってくださって本当にありがとうございます。いろんな形で音楽が聴ける時代ですが、こうやってCDを買って下さることは、本当にアーティストにとって嬉しいことなので感謝しています。そしてThe Brow Beatも早くも次の展開に向けて曲作り等々始めておりますので、今後とも何卒宜しくお願い致します」(HAKUEI)
(文・えびさわなち/写真・沼倉龍徳)
【リリース情報】
●The Brow Beat LIVE DVD 発売決定!
『「Live2021 “Last indies”〜Steal your xxxx〜 」[prologue] [epilogue 衝] [epilogue 撃]』
※詳細後日発表