lynch.の玲央(G)にとって、PIERROTは強烈なライバルだった。熱情を込めて語る、敬意と反逆の思い。そして、PIERROTがヴィジュアル・シーンに衝撃を与えていた時代からバンド活動をしてきた玲央が話してくれたPIERROTの影響力は、全く予想していなかった実態だった。あの頃、一体何が起きていたのか? それは、命懸けでバンドをやってきた者にしか語れない。
◆悔しくて、泣きました
――玲央さんにインタビューをお願いする前から、“PIERROT RESPECT”を読んでいて下さったと聞いて、とても嬉しいです。
玲央:気になる記事なんで。DIAURAのyo-kaくんと仲良くさせてもらっているのもあって、Vol.1を読ませていただいて。それから、「あっ、Vol.2が上がっているんだ」という感じで、継続して読んでいます。
――ありがとうございます。どう思いましたか?
玲央:みんなすごく好きなのは共通しているんですけど、いろんな角度から分析していて、それぞれ違うのが本当におもしろくて。別の言い方をすると、いろんな方面にアピールしているバンドがPIERROTで、そういうことができるバンドってなかなかいないと思いました。
――PIERROTとの出会いは?
玲央:1996年かな。オムニバス・アルバム『THE END OF CENTURY ROCKERSⅠ』に「SEPIA」が入っていたんですよ。当時のバンドのメンバーから、「かっこいいバンドを見つけたから聴いてみて」と言われて、MDで渡されました。その時は、すごくいい曲だけど、そこまでの衝撃は正直なところなくて、録音環境だとかも含めて、もうちょっといい音で聴きたいな、実際ライブを観てみたいなっていう期待感の方が大きかったです。それで、メンバーと一緒にライブに行ってみようという話になって、アルバム『パンドラの匣』の発売ツアーで、名古屋のMUSIC FARMに来た時に観ようとしたんですが、チケットが買えなくて入れませんでした。それから、98年、名古屋のCLUB DIAMOND HALL(※現在のDIAMOND HALL)でのイベントに出ていた時に初めて観ることができたんですけど、そりゃあもう衝撃で。本当に一言、「なんてかっこいいんだ!」と思いましたね。
――衝撃を受けたんですね。
玲央:もう本当にかっこよくて。曲もそうだし、メンバー全員から出てくるエネルギーだとか、パフォーマンス、MC、全てがこんなにかっこいいバンドがいたんだって思ったんですよね。けれどその時に、かっこいいって思った反面、自分もバンドをやっているので、悔しくて、泣きました。なんであの人達あんなにかっこいいんだろうって。そこから、抵抗感を覚えるようになったんです。
――抵抗感?
玲央:バンドをやっている人達の中でも多いと思うんですけど、僕も当時若くて、意気がっていたんで、真似って言われたくない。だから、PIERROTと同じことをしちゃいけないという意識がその時に植え付けられて。あまりにもいろんな要素で、PIERROTはクオリティが高すぎて、悩んじゃいました。自分は何をやったらいいんだろうって。大きなハードルができちゃったんですよ。
――PIERROTのライブを観たことによって、かなり深いところまでいきましたね。
玲央:それくらい衝撃でした。既存の在り方とは違う音作りや、ライブでのパフォーマンス、全てが新鮮すぎて、眩しかったです。
――玲央さんがそこまでの衝撃を受けるというのは稀な体験だったんじゃないでしょうか?
玲央:いろんなバンドを観てきたんですけど、そういったバンドとは全然違うアプローチで。斜め上からいきなり別のアプローチが飛んできて、斬新すぎてどうしよう、これから自分のバンドどうしていこうって悩んじゃいましたね。ただ、抵抗感を持ちつつ、PIERROTの音源を買うようになって。
――CDは何を買いましたか?
玲央:一番最初に買ったのは、『パンドラの匣』です。そこから継続的に買っていましたね。
――CDで聴いてみていかがでしたか?
玲央:サウンドの作り方とか、聴けば聴くほどすごく奥が深くて。逆に自分の中で、これはPIERROTの売りだからこの手法を使ってしまうと、「あいつらPIERROTの真似をしている」って言われるからそれはやらないでおこうという、“禁じ手”も増えていくんです。だから、「聴かなきゃいいじゃん」って言われたんですけど、好きだから聴きたい。すごく難しい心境でした。これは当時、名古屋というコミュニティで、僕と同期のバンドは、みんな同じような認識を持っていたと思います。
――その頃の名古屋シーンはどうでしたか?
玲央:黒夢、ROUAGE、Laputa、FANATIC◇CRISISがメジャーデビューをして、ちょっと空白ができていました。次は誰がデビューするんだろうっていうような時で、みんな悩んでましたよ。PIERROTの真似って言われたくないって。それはPIERROTが嫌いだからじゃなくて、好きだから。PIERROTはもう常に先に行っていて、同じレールを進まないように、どうしたらいいんだって、悩んでいたんですよね。みんなPIERROTが大好きで、みんな悩んでいた。そして、どんどんいなくなりました。今、現役で残っているの、僕とテツくん(※MERRY)くらいですよ。
――ずばり聞きます。5人のメンバーの中で誰が好きですか?
玲央:一人ですか?
――はい。
玲央:やっぱりアイジさんです。初めて見た時に、アイジさんが抜群にかっこよかったんですよね。ライブのパフォーマンスで、ギターをちゃんと弾きながら、魅せられるプレイヤーってそうそういないんですよ。アイジさんは、ギタリストが一番かっこよく見えるバランス感を持っている。自分とタイプが違うからこそ、すごく憧れも持っています。
――ギタリストの玲央さんから見て、アイジさんと潤さんのギターはどう思いますか?
玲央:僕が「一人ですか?」と聞いたのは、PIERROTのギターは、アイジさんと潤さん、対でワンセットなんですよ。今は同期のシステム、主にパソコンを使ってバンドサウンド以外の音や、コーラスを流したり、それを使ってライブをやっているので、CDの再現率ってすごく高い。ところが、当時のPIERROTは、そういったことをやらずに、再現率が高かったことが、一番衝撃でした。それは、何より潤さんのギターシンセサイザーの使い方が抜群に良かったんですよね。けれども、それは潤さんだけだと成り立たないんです。あくまでアイジさんのギターがあって、お互いがお互いを補いつつ、100%になるようなギターのアンサンブルっていうのが、聴いていてすごく勉強になりました。この二人の緻密な計算された絡み方というのが、既存のバンドと違うところだったんですよね。一人で弾けるフレーズをあえて二人で弾いたりとか、ヘッドフォンで聴くと、ものすごくおもしろい。潤さんのギターシンセとアイジさんのベーシックな歪みサウンドの絡み方は、横にも縦にもすごくレンジの広いギターサウンドの作り方なんですよ。
――PIERROTの曲をコピーしたことはありますか?
玲央:家ではしましたけど、人前では弾いていないです。バンドのメンバーと集まって、遊びでジャカジャカ弾く時に、『CELLULOID』の曲をいっぱいやっていました。
――PIERROTの歴史で一番思い出に残っているシーンは?
玲央:正直、解散の打ち出し方がショックでした。解散のことは当時のメンバーから聞いて、すぐにホームページを見ました。あれは衝撃というか…。
――こんな終わり方をするとは思いませんでしたよね。
玲央:そうですよね。僕は一人の人間として、出会いと別れはきっちりしないといけないという考えの人間なので、「えっ? こんな終わり方しちゃうの?」と感じて、すごく残念でした。
――それはあの時、誰もがそう思ったと思います。
玲央:せめて解散ライブをやらないのかなとすごく思いました。それまでの好きだった思いの分、残念だなという気持ちが深かったっていうのはありますね。
――あの日は、何が起こったのかわからないような感覚がありましたよね。
玲央:ぽっかり穴が空いちゃったような。突然昨日までいた人が亡くなっちゃったようなそんな感覚っていうんでしょうか。家にはCDもあるし、聴こうと思えば聴けるんだけど、あぁでも、もう見ようと思っても見られないんだよなぁっていう。そんな感覚でしたね。
――PIERROTとの出会いは玲央さんの人生にどんな影響を与えましたか?
玲央:PIERROTを見てすごく衝撃を受けて、好きになって、抵抗して、反抗して、悩んでっていうのがあったから、今の自分があるんじゃないかなって思います。抵抗する気持ちとかそういったものがなかったら、ここにはいないんですよ。バンドは、青春の1ページで終わっていたかもしれないので、あの時見られてよかったです。
――今のlynch.にPIERROTの影響は出ていますか?
玲央:出ている、出ていないで言ったら、意識しなくても絶対出ているはずですよ。少なからず、PIERROTを聴いたことがある人間は、無意識のうちに何かしら絶対影響を受けていますし。僕が機材車でPIERROTをかけたりすると、葉月も口ずさんでいます。悠介もすごく好きです。「この選曲いいですねぇ」とか言いながら。やっぱみんな好きなんだなぁって。今こうやってlynch.として、本当にいろんな方に応援していただいて、自分も年齢を重ねて自信もついてきて。だからこそ、わだかまりもなく聴けるっていうんですか。純粋にかっこいいよなぁっていうフラットな状態で聴けるからこそ、機材車とか楽屋でもかけてますね。
――もしもlynch.で1曲カバーするとしたら、どの曲をやりますか?
玲央:「Adolf」か「脳内モルヒネ」か。どっちかのような気がします。
――聴いてみたいですね。
玲央:むしろやってみたいですよね。でも、みんな、神々しくてやっちゃダメだと思っているんですよ。やっていいものかどうかと。ただ、再現できないですよ。TAKEOさんのドラムも異常ですし。スネアの入る位置が特殊で、その特殊なスネアの入る位置に合わせているギターも特殊なんです。だから、それを演奏しているメンバーが、やっぱりすごいんですよ。TAKEOさんのドラムがすごいということはよく話に出ると思いますが、それに合わせているギター隊もベースも歌もすごいんだよっていうのを僕は声を大にして言いたいですね。
◆PIERROTの呪縛
――2014年4月12日18時、発表の瞬間はどこにいましたか?
玲央:僕は、名古屋のスタジオでした。僕らは大体この時間にスタジオリハに入っていたりするので。休憩時間にWebニュースを見て、「とうとうきたか」って思いました。
――発表を知ってどう思いましたか?
玲央:純粋に嬉しかったっていうのが一番ですね。その嬉しかったというのも、終わりがああだったからこそ、叶わないと思っていたことがまた見られるっていう嬉しさと、PIERROTのメンバーの中でも、もう一度ちゃんとやろうっていう決心がついたということに対する嬉しさもあります。
――今、復活ライブに思うことは?
玲央:行くつもりでいるんですけど、横浜のライブの前日ですよね(※10月26日、横浜Bay Hall)。前乗りしたいなぁ。新幹線に乗って行こうかなと思っています。今回のライブは、あくまで憶測なんですけど、決別と誕生という両方の意味が含まれていると思うんですよ。その両方を楽しみたいですよね。新旧織り交ぜてじゃないですけど、懐古主義に浸るだけじゃなくて、あれから何年か経って、各々がやってきたことをフィードバックするような、そういったライブを期待しています。
――復活ライブで聴きたいこの1曲は?
玲央:僕、本当に「Adolf」が好きなんですよ。ファンのみんなが、手首を打つところが、圧巻だったんで。それを広い会場で全員がやったらどうなるんだろう。その光景が見たいですね。
――玲央さんにとってPIERROTとは? 一言で表すなら?
玲央:「カリスマ」ですね。キリトさんのMCを聞いた時にそう思ったんです。最初にPIERROTのライブを観た時のMCがとてもシニカルで。真面目な顔をして冗談を言ったり、すごく引き込まれたんですよ。僕が自分の中でヴォーカリストを評価する時の基準って、歌詞とMCなんです。その二つでいったら、キリトさんはカリスマですよ。なんでこんな歌詞が書けるんだろう。女の子がこの歌詞を見たら泣くでしょうって、キリトさんの歌詞を見たらわかりますもん。畏敬の念を払わざるを得ないようなカリスマですね。
――PIERROTの凄さとは何でしょうね?
玲央:一時代を築いたことじゃないでしょうか。ドームクラスのアーティストって、PIERROTが出てからしばらくいなかったのは、たぶんPIERROTの呪縛があったからだと思います。バンドをやっていると、あそこまでいけるのかって不安になっちゃうんですよ。僕の経験上の話ですけど、あるバンドが突出して出てきた時って、一見盛り上がるんですけど、その後、空白が空くんです。俺達も続けって、みんながんばるんですけど、現実を目の当たりにして意気消沈してやめていく。僕と同年代のバンドマンはどれだけの人が挫折したんだろうと思います。そういう状況を日本国内に起こしたのがPIERROTと言っても過言じゃない。それぐらいの影響力は絶対あったと思いますね。
◆絶対いつか倒してやるっていうハングリー精神
――では、lynch.のお話を伺っていきましょう。LIVE DVD『TOUR’14「TO THE GALLOWS」-ABSOLUTE XANADU- 04.23 SHIBUYA-AX』が9月10日に発売になりました。あの日の映像をご覧になっていかがでしたか?
玲央:音だけじゃなくて、視覚的な部分ですごくかっこいいものがみんなで作れたという安堵感と、自分が客観的に見てこのバンドかっこいいなって思いました。lynch.の良さが伝わるんじゃないかなと思います。
――初回限定盤は完全ノーカット映像&メンバーによるオーディオ・コメンタリー(副音声)が収録されています。真面目な話から笑える話まで、メンバーの素の姿がとてもおもしろかったです。
玲央:副音声は一発録りだったんですけど、最初はみんな「かっこいい!」って見ていて、全然喋らなかったんですよ。インカムで「メンバー喋って。見入っちゃダメだよ」って言われて、「あーそうだ仕事!」って(笑)。本当に楽屋トークというか雑談ですね(笑)。
――玲央さんに羽根が生えているように見えたり、映像だからこそ楽しめる場面がたくさんありますね。
玲央:当日来ていただいた方も細部まで見られないところがあったと思うんですよね。上手にいた人は下手でおもしろいことをやっていたのに気付かなかったとか。そういった意味で、噛み締めながら見られると思います。
――「TOUR’14 “TO THE GALLOWS”#2 ?SHOUT AT THE DEVIL-」が、9月27日大阪BIG CATからスタートします。ツアーへの意気込みをお願いします。
玲央:会場が前回のツアーよりも少し大きくなっているので、会場の利を活かして、スケール的に大きなものを見せていきたいですね。「DEVIL」という言葉があるとおり、恐怖性を持ったところも忘れずに、一本一本大事にやっていけたらいいなと思います。
――12月27日には、新木場STUDIO COASTで、「THE 10th BIRTHDAY『2004-2014』at STUDIO COAST」の開催が決定しました。どんなライブにしていきたいですか?
玲央:毎年やっている周年ライブとは別に、バースデー・ライブということを意識してこのタイトルにしました。10年続けられて、さらにこれからの10年に向かって、今までファンでいて良かったと思ってもらえるような、総決算というよりも、僕らはこういうスタンスで、まだまだやっていきますっていうのを見せていくライブにしたいですね。
――PIERROTのライブを見て、悔しかったり、悩んだりもしたけど、バンドマンとして玲央さんが、現在まで続けてこられた理由は何だと思いますか?
玲央:肩を並べて共演したいというハングリーさ。願わくはPIERROTとツーマンで一緒にライブをやって、PIERROTのファンの人達に、「lynch.、かっこいいじゃん」って言わせたい。後を追わない、ライバル視している。そういった気持ちを持っていないバンドは、たぶんいなくなったんじゃないかな。僕の周りのバンドマンは負けん気が強い奴ばかりで、そういう人間しか残っていないです。絶対いつか倒してやるっていうハングリー精神を持っていないと、バンドって終わっちゃうと思います。
――最後に、復活ライブを控えたPIERROTのメンバーにメッセージをお願いします。
玲央:復活おめでとうございます。純粋に好きで待ち焦がれていたからこそ、一度でいいので、共演お願いします。
(文・武村貴世子/編集・金多賀歩美)
※本文中に登場したPIERROTの楽曲・作品(発売日順)
- 1996.7.21
- Indies 1st Album『パンドラの匣』
-
01. 自殺の理由
02. 青い空の下…
03. 利己的な遺伝子
04. KEY WORD
05. ドラキュラ
06. 満月に照らされた最後の言葉
07. Far East~大陸に向かって~
08. メギドの丘
09. SEPIA
10. 「天と地」と「0と1」と
- 1997.9.3
- Indies 2nd Mini Album『CELLULOID』
-
01. セルロイド
02. Adolf
03. 脳内モルヒネ
04. Twelve
05. 鬼と桜
06. HUMAN GATE
lynch.
<プロフィール>
メンバーは、葉月(Vo)、玲央(G)、悠介(G)、明徳(B)、晁直(Dr)。激しくもメロディアスな楽曲とストレートなライブパフォーマンスが高い支持を得ている実力派ロックバンド。2011年6月、アルバム『I BELIEVE IN ME』でメジャーデビュー。2014年4月、ニューアルバム『GALLOWS』をリリース。レコ発ワンマンSHIBUYA-AX公演を行い、5月からは全国33ヶ所34公演に渡る全国ツアーを展開。さらに、9月27日からは全国ツアー「TOUR’ 14『TO THE GALLOWS』#2 -SHOUT AT THE DEVIL-」を開催。また、12月27日には結成10周年を記念した「THE 10th BIRTHDAY『2004-2014』at STUDIO COAST」を行うことが決定している。
■オフィシャルサイト
http://lynch.jp/
【リリース情報】
『TOUR’14「TO THE GALLOWS」-ABSOLUTE XANADU-04.23 SHIBUYA-AX』
2014年9月10日(水)発売
(発売元:KING RECORDS)
【収録内容】
初回限定版・通常版共通
[DVD]
1. INTRODUCTION
2. GALLOWS
3. NIGHT
4. I’m sick, b’cuz luv u.
5. DEVIL
6. EXODUS
7. GREED
8. GUILLOTINE
9. I BELIEVE IN ME
10. -273.15℃
11. ENVY
12. an illusion
13. THIS COMA
14. BE STRONG
15. PHOENIX
16. AMBIVALENT IDEAL
17. INVINCIBLE
18. VANISH
19. MIRRORS
20. JUDGEMENT
21. THE FATAL HOUR HAS COME
22. MOMENT
23. ALL THIS I’LL GIVE YOU
24. unknown lost a beauty
25. pulse_
26. DAZZLE
27. LIGHTNING
-ENCORE1-
EN1. UNTIL I DIE
EN2. NEW PSYCHO PARALYZE
EN3. discord number
EN4. ADORE
EN5. TIAMAT
-ENCORE2-
EN6. A GLEAM IN EYE
初回限定版
・全32 曲のLIVE、MC・LIVE中に起こったハプニング!?含め当日の映像を完全ノーカットで収録!
・スペシャルフォトブック(48p)付スペシャルパッケージ仕様!
・メンバーによるオーディオ・コメンタリー(副音声)付
・DVD発売記念スペシャルイベント参加応募ハガキ封入
通常版
・全32曲のLIVE 映像をディレクターズ・カットにて収録