ロックシーンに旋風を巻き起こしているMAN WITH A MISSIONが初登場!メジャー第1弾シングル『distance』と、その生態に迫る!
2011年、満を持してメジャーデビューを果たしたMAN WITH A MISSION。正体不明の“謎のオオカミバンド”として話題をさらい、キャッチー&メロディアス&ダンサブルな骨太ロックサウンドでリスナーを虜にする。そんなMWAMが放つメジャー第1弾シングル『distance』はキャッチーかつ破壊力満点の究極のダンス・チューン! スポークスマンであるJean-Ken Johnny(Gt, Vo, Raps)に『distance』について話を聞きつつ、未だ謎多きその生態も探ってみた。
◆“今を生きる”トイウテーマハ普遍的ナモノダト思ッテイマス
――2011年6月にフルアルバムでメジャーデビューを果たしたMAN WITH A MISSION(以下MWAM)ですが、今回の作品が“メジャー第1弾シングル”ということを意識した部分はありますか? どんな想いで制作されましたか?
Jean-Ken Johnny:特ニ意識シタ事ハナイデス。タダ新シイ試ミトシテ表題曲ノ「distance」ニ関シテハ、ヨリダンサブルデ攻撃的ナ、ナンバーニシヨウトイウ想意ハアリマシタ。
――「distance」というタイトルに込められた想いとは?
Jean-Ken Johnny:don’t feel the distance=「距離や隔たりを感じる必要はない」トイウ事ガ伝エタクテ付ケタタイトルデスガ、何カ目的ヲ成シ遂ゲル為ニ、物理的ナ距離、思想的ナ隔タリハ無関係ナンダトイウ想イガ込メラレテイマス。
――なるほど。攻撃的な疾走感あるダンス・チューン「distance」、どこか切なさも感じる「フォーカスライト」、メロコア感たっぷりの「ワビ・サビ・ワサビ」とバラエティに富んだ新曲ですが、3曲ともメッセージ性の強い楽曲で、“過去”でも“未来”でもなく“今”なんだという一貫した想いを感じました。
Jean-Ken Johnny:“過去”デモ“未来”デモナク“今”ガ大事トイウテーマニ関シテハ今作ニ限ラズ、MWAMノコレマデノ作品ニ通ジテイルコトダト思イマス。過去ハ全テ受ケ止メ、未来カラハ逃ゲズニ、“今を生きる”トイウテーマハ普遍的ナモノダト思ッテイマス。
――サウンド面でこだわった点は?
Jean-Ken Johnny:3曲トモ個性ガ違ウ楽曲デハアルノデ、其々ニオイテ、アレンジ面ハ趣向ヲ凝ラシテオリマスガ、根底ノ部分デハバンドサウンドニ重点ヲ置キ制作シマシタ。
――MWAM らしい骨太なロックサウンドですよね。2曲目の「フォーカスライト」はMWAMとしては珍しい全編日本語の歌詞ですが、その理由とは?
Jean-Ken Johnny:全編日本語ハコレマデニアリマスガ、コノ曲ハ詞ノ世界観ガ先ニ出来アガリマシテ、日本人ノ皆様ニダイレクトナメッセージヲ伝エルタメニモ自然ト日本語詞ノ曲ニシアガリマシタ。
――ぜひ歌詞もじっくり読んでいただきたいですね。では3曲目の「ワビ・サビ・ワサビ」ですが、日本語の「侘び」「寂び」という言葉をあえて英詞で表現したのは?
Jean-Ken Johnny:日本文化ニ馴染ミノナイ外国ノ方々ニモ「侘び寂び」ノ精神ヲ理解シテ頂キタイト思イ英詞デ表現シマシタ。
――日本の文化や精神をロックバンドが発信していくことにすごく意義を感じます。
Jean-Ken Johnny:結果的ニハ日本人ノ方々ニモソノ精神ヲ再確認シテモラエレバイイナト思ッテオリマス。
――そうですね。ちなみに、ワサビは好きですか?
Jean-Ken Johnny:ハイ。
――好きな日本語を一つあげるなら?
Jean-Ken Johnny:焼肉定食。
――肉食ですもんね(笑)。一番好きなお肉は何のどの部位ですか?
Jean-Ken Johnny:神戸牛ノ神戸ノトコロ。
――神戸ノトコロ…どこでしょう(笑)。
◆クマジャネーシ。
――話を戻して、今回のシングルには代表曲「FLY AGAIN」をDEXPISTOLSのDJ MAAR氏がリミックスしたヴァージョンも収録されますが、この「FLY AGAIN(remix)」を一言で表すと?
Jean-Ken Johnny:攻撃性ノ昇華。
――ファンのみなさんの期待度が増す一言ですね! こちらも楽しみにしていただきたいですね。ところで、今回のジャケット写真…いろいろととても気になります。
Jean-Ken Johnny:DJサンタモニカ(皿回しパーティー野郎)ガドレダケパーティー野郎ナノカヲ皆様ニモワカッテ頂ケルタメニ空ヲ飛ンデ頂キマシタ。撮影ハハワイデ行イマシタ。
――本気度が違いますね!
Jean-Ken Johnny:今度ハパラシュートナシデヤッテヤル、ト言ッテマシタ。
――命懸けですね(笑)。 これまでも様々なミッションをこなしてきたオオカミたちの勇姿が初回限定盤のDVD『「MAN WITH A MISSIONにミッションを与えよ!」総集編』で観ることができるということで。見どころをぜひ教えてください!
Jean-Ken Johnny:見ドコロハ全テデス。心シテ、ダガシカシ寛容ナ心デ見テ下サイ!
――はい(笑)! ところで、先日行われた「平成23年度 日本クラウンヒット賞贈呈式」ではお揃いのモーニング姿がとてもお似合いでしたね。式典は緊張しましたか?
Jean-Ken Johnny:日本ノ偉大ナシンガー【サブロー北島御大】ト写真ヲ撮ラセテ頂イタ時ニハ全身ノ毛ガ抜ケ落チル思イデシタ。
――それは相当な緊張感ですね。 人間の私から見るとみなさんのお顔はそっくりで見分けるのが難しいのですが、人違い(オオカミ違い?)されたことはありますか?
Jean-Ken Johnny:ソレハ狼ニ限ラズ人間ノ皆様ニモアルコトダト思ッテオリマス。カミカゼトジャンケンガ見分ケガツカナイト言ワレタコトモゴザイマス。アゴニ注目。
――今までに困ったことはありますか?
Jean-Ken Johnny:困ッタコトトシテハ、根本的ニ「クマですか?」ト聞カレルコトガアリマス。クマジャネーシ。
――(笑)。要注意MAN WITH A MISSIONはオオカミです!
◆己ニ限界ヲ作ラズ全力デガウガウシテモラエレバ幸イデス!
――これまでに多くのフェスに出演されていて今年も様々なフェスが控えていますが、MWAMにとってのフェスとは?
Jean-Ken Johnny:オオカミデスノデ野外ノ自然ニ囲マレタフェスハ自然ト血ガ騒ギマス。
――特に印象に残っているフェスは?
Jean-Ken Johnny:個人的ニハ一番最初ニ出サセテ頂キ、動員記録ヲ作ラセテ頂イタ、【京都大作戦】ガ思イ出深イデス。
――まだフェスに行ったことがないという人にMWAM流のフェスの楽しみ方を伝授してください!
Jean-Ken Johnny:フェスハ大勢ノアーティストガ一堂ニ介シマスガ、オーディエンスガ自分ノ感覚デ選ンデ、自分ノ足ヲ運ビ、自分ノタイムテーブルヲ作リ、自分ダケノ音楽ノ楽シミ方ヲスルトイウノガ醍醐味デハナイデショウカ。
――ありがとうございます。ライブをするうえで、フェス、対バン、ワンマンの違いを意識しますか? 演出やセットリストのこだわりを教えてください。
Jean-Ken Johnny:我々カラ発信スル思イハドノライブモ変ワリマセンガ、オーディエンスガソノ環境デ求メテイルモノハ意識シテオリマス。対バンモワンマンモドチラモ違ッタ良サガアルノデ、ソレヲ存分ニ楽シンデモラエレバト思イマス。
――「DON’T FEEL THE DISTANCE」をメインタイトルに前半3月18日~5月3日は対バンTOUR、そして後半5月5日からはワンマンTOURということですが、最後にライブに向けての意気込みをお願いします!
Jean-Ken Johnny:先ニモオ伝エシマシタガ、対バンモワンマンモドチラモ違ッタ良サガアルノデ、ソレヲ存分ニ楽シンデモラエレバト思イマス。我々自身モ思ウ存分ガウガウ楽シムツモリデスガ、一緒ニ音楽ヲ共有スル皆様ニモ己ニ限界ヲ作ラズ全力デガウガウシテモラエレバ幸イデス!
※アーティスト側の希望により本文にカタカナを使用しています。
(文・金多賀歩美)
MAN WITH A MISSION
<プロフィール>
全てが謎のベールに包まれ、頭はオオカミ身体は人間という、本人曰くあらゆる存在を超えた“究極の生命体”。インディーズ時代から数々のフェスやイベント、テレビなどに出演。2011年6月、バンド名を冠したフルアルバムで満を持してメジャーデビューすると、ラジオパワープレイ、テレビOP・ENDテーマなど全国で28局獲得するほどの注目を集め、「SUMMER SONIC 2011」や「CDJ 11/12」など大型フェスにも出演。メロディアスかつ骨太な本格ロックサウンドで話題沸騰中のオオカミバンド!
■オフィシャルサイト
http://mwamjapan.info