ゴールデンボンバー

ゴールデンボンバーインタビュー

出す曲全てがチャートイン、来春には武道館&大阪城ホールでのライブが決定するなど留まるところを知らない勢いの彼らだが、その素顔とは…?

繊細な男心の詰まったニューシングル『酔わせてモヒート』が、11月23日、ついにリリースされる。「酔わせて」も「モヒート」も、彼らの作品の中ではかなりクールなキーワードだが、一体どんな曲に仕上がっているのか? 気になる新曲について真面目に語ってもらう…つもりが、独特のテンションに巻き込まれてしまい…!?

――まずは、武道館&大阪城ホール公演の決定おめでとうございます! エアーバンドがこのような大舞台に立つということは前代未聞ですよね。

鬼龍院翔(以下、鬼龍院):いまだに信じてません。長いドッキリかもしれません。

喜矢武豊(以下、喜矢武):あっはっはっは(^○^)まさか。

歌広場淳(以下、歌広場):一月の武道館ということで、振袖を着てライブ観戦にいらっしゃるお客さまが、そのままの勢いで上がってしまうのではないかと思いました(バンギャルあるある)。

樽美酒研二(以下、樽美酒):スライダーを狙っていて、チェンジアップがきたけど振ったら当たってホームランという感じです。

――当日は、お客さんにどんなところを観てほしいですか?

鬼龍院:僕の股間の大きさに注目してほしいです。東京ドームレベルです、股間は。

歌広場:どんなに頭を振ろうが、どんなに煽ろうが、どうしても漂ってしまう「武道館……ごめんなさい……」という申し訳なさそうな雰囲気に注目していただきたいですね。

樽美酒:おしり。

喜矢武:最近生えてきた僕の首毛を見て欲しいです(^○^)

――首毛って見えますかね(笑)? 先日のツアー「Zepp全通ツアー 2011“やればできる子”で登場した「キリリン&豊」。「もうバンドマンに恋なんてしない」がとても可愛くてツボだったのですが、あれは誰の発案なんですか?

鬼龍院:キリリンが「やろうぜ!」って言ってました。

喜矢武:秋元さんです(^○^)

歌広場:ダルーケイコさんです。

樽美酒:先輩です。

――全員バラバラなんですが、どれが本当なんでしょう…。そして23日にはニューシングル『酔わせてモヒート』がついにリリース。表題曲の「酔わせてモヒート」は、片思い中の男性の焦りが疾走感あるメロディによってより強く伝わってくる曲ですね。制作期間はどれくらいでしたか?

鬼龍院:原型は1日で作りましたが、アレンジは1ヶ月くらい苦戦して作りました。

喜矢武:30分くらいですかね? 疾走しながら作ったんで(^○^)

歌広場:一つの恋が始まって終わるくらいの期間、とでもいいましょうか(遠い目)。

樽美酒:起きたらできてました。

――かなり早い曲なので、武道館や大阪城ホールのような大舞台だとより気持ち良く演奏出来そうですね。

喜矢武:いえ、池袋サイバーを意識しました。

鬼龍院:(笑)。そうですね、武道館&大阪城ホールで一番良く響くように作りました。ってマネージャーさんが言ってました、うわごとのように。

樽美酒:無意識です。

歌広場:演奏ですか!?

――演奏…してませんでした(笑)。では一番の聴き所は?

鬼龍院:イントロの樽美酒研二さんのホルン。

喜矢武:イントロ以外聴かない方がいいです。

歌広場:ピアノですね!

樽美酒:最後らへんです。

――カクテル名が入っているのも、いつもよりクールな印象です。数あるカクテルの中からなぜモヒートにしたのですか?

鬼龍院:変な名前だったので選びました!

喜矢武:それはなぜ牛丼に玉子入れるのか聞くようなもんですよ(^○^)

歌広場:そもそもモヒートのスペルは「mojito」と書き、これの語源は「mojo(モホ)」というスペイン語から来ているのですが、この「モホ」をキーワードに、歌詞と照らし合わせて考えれば一目瞭然です。……実は、この「酔わせてモヒート」は同性愛者の主人公が社会的な弾圧を恐れ、自分を異性愛者に見せかけるために(本来は興味もない)異性に対して、お酒の力を借りて口説こうとしている、という歌なのです。お酒に詳しいフリをして頼んだお酒=「モヒート」、つまりモヒートは「自分に嘘を付いて本当に幸せになれるのだろうか」という主人公の無意識の葛藤を暗示している訳です。そしてこの「自分に嘘を付いて本当に幸せになれるのだろうか」というテーマはカップリングとして2曲目に収録されている「いいひと」に続きます。

樽美酒:あみだくじで。

――いつもながら歌詞が自虐的ですが、これはひょっとして鬼龍院さんの実体験だったり…?

喜矢武:鬼龍院はゲイです(^○^)

樽美酒:鬼龍院さんはゲイです(^○^)

鬼龍院:あの時は六本木の行きつけのBarで飲んでたんですけどそこに現れた絶世の美女が僕を見るなり「種馬! 種馬!」と叫んで僕のマウントポジションを取りました。そこから先は覚えてません。気付けば灰皿に入ったテキーラだけが残っていました。

歌広場:いいですか「mojito」=「mojo」なのです!!!

――鬼龍院さん、ゲイだったんですね…。では、樽美酒さんや喜矢武さんは根アカなイメージがありますが、こういう歌詞は共感できますか?

鬼龍院:はい!

喜矢武:んーまぁ鬼龍院に興味ないです(^○^)

樽美酒:共感しすぎてモッコリ八幡宮。

歌広場:ちょっとちょっと、歌広場さんもいるぽよ☆〜(ゝ。∂)<さげぽよー!

――「まず君に得がない」この歌詞、かなり衝撃的でした(笑)。皆さんとお付き合いしてみたいファンの方は山ほどいると思いますが、皆さんを彼氏にするとどのような得がありますか?

鬼龍院:おっぱいを触られます。

喜矢武:そうですね、首毛が生えてます(^○^)ご利益ありますよ(^○^)

歌広場:少なくとも僕と付き合っても何もないと思います。

樽美酒:競馬、競輪、競艇に連れて行ってあげます。

――鬼龍院さんが制作している間、ほかのメンバーは何をして過ごしていましたか?

鬼龍院:爪切り。

喜矢武:忙しい鬼龍院の分まで遊びほうけるしかないですね(^○^)

歌広場:メガマソの涼平さん、摩天楼オペラの耀さん、vistlipのTohyaさん、ViViDのイヴさん、FEST VAINQUEURのHIROすん、ハイパーポケットのノビ太さんと「ヴィジュアル系のこれから」について語り合っておりました。

樽美酒:手当り次第に女性を抱いていました。

――鬼龍院さん以外の3人の作る曲も聴いてみたいのですが、今後3人が制作に携わることを期待してもいいですか?

鬼龍院:残念です…。

喜矢武:もちろんありますよ! ただ老後にとっときます(^○^)

歌広場:分かって聞いてるでしょ☆〜(ゝ。∂)<いじわるー!

樽美酒:オファーを待っています。

――では、今年は休む間なく走り続けてきたゴールデンボンバーですが、2011年を一言でいうと?

鬼龍院:グモッ!

喜矢武:AKB48!

歌広場:続けてきて良かったな、って思います。応援して下さったみんな、本当にありがとう。

樽美酒:もっこり!

――今年もあと1ヶ月ですが、大晦日までにしておきたいことは?

鬼龍院:大便。

喜矢武:子作り?

歌広場:ViViDのko-kiくんと真面目に語り合ってみたいです。

樽美酒:投球フォームの改善。

――フォームの改善、1ヶ月で出来ますか(笑)!? では最後に、Vifユーザーの皆さんにニューシングル『酔わせてモヒート』のPRをお願いします。

鬼龍院:僕もミカン好きなんです!

喜矢武:曲より何より避妊が大事( ´ ▽ ` )ノ

歌広場:ご迷惑をお掛けしないように気を付けます。本当にごめんなさい。

樽美酒:彼女が欲しいです。

(文・竹村千代子)


ゴールデンボンバー

<プロフィール>

鬼龍院翔 (Vo-karu) 喜矢武豊 (Gita-) 歌広場淳 (Be-su) 樽美酒研二 (Doramu)からなる4人組のビジュアル系エアーバンド。ビジュアル系を揶揄した世界観や、繊細な男子の心を的確に表現した楽曲が話題となり、シングル「女々しくて」がYouTubeやニコニコ動画で爆発的ヒットを巻き起こした。来春には、1月4日にバンド初のオリジナルフルアルバム「ゴールデン・アルバム」発売、さらに日本武道館2daysと大阪城ホールの公演が決定している。

■オフィシャルサイト
http://goldenbomber.jp/

http://sound.jp/g_b/

【リリース情報】


初回限定盤A
[CD+DVD]
 
EAZZ-0080
¥1,500(tax in)

初回限定盤B
[CD+DVD]
 
EAZZ-0081
¥1,500(tax in)

通常盤
[CD+CDextra]
EAZZ-0082
¥1,000(tax in)

『酔わせてモヒート』
(発売元:Zany Zap)
2011年11月23日発売
インディーズながら楽曲を次々とチャートインさせる前代未聞のエアーバンドが放つニューシングル。片思い中の男子なら誰もが「あるある」と頷いてしまう場面満載の歌詞が、スピード感のある曲調によってさらに際立っている表題曲は必聴。

【収録曲】
【初回限定盤A】
(CD)
1.酔わせてモヒート
2.いいひと
3.さよなら冬美

(DVD)
1.いいひとPV
2.いいひとPV making
3.やればできる子ツアー動画オフショット映像
4.ライブ映像 LIVE@Zepp Tokyo 2011.10.8 vol.1[Sick Lady たぶん…/元カレ殺ス/酔わせてモヒート]

【初回限定盤B】
(CD)
1.酔わせてモヒート
2.いいひと
3.さよなら冬美

(DVD)
1.さよなら冬美PV
2.さよなら冬美PV making
3.CDジャケット撮影 オフショット映像
4.ライブ映像 LIVE@Zepp Tokyo 2011.10.8 vol.2[もうバンドマンに恋なんてしない(キリリン&豊バージョン)/幸せな歌/今夜も眠れない(病的な意味で)]

【通常盤】
(CD)
1.酔わせてモヒート
2.いいひと
3.さよなら冬美
4.酔わせてモヒート(カラオケバージョン)
5.いいひと(カラオケバージョン)
6.さよなら冬美(カラオケバージョン)

(CDextra)
1.酔わせてモヒートPV
2.酔わせてモヒートPV making映像
3.ライブ映像 LIVE@Zepp Tokyo 2011.10.8 vol.3[いいひと]