3月1日にBRAHMANの新曲「天馬空を行く」(読み:てんばくうをゆく)のデジタル配信がスタートした。それに伴い、ミュージックビデオのショートバージョンとジャケット写真も公開されている。
結成20周年イヤーを迎えた昨年、BRAHMANはこれまでになく精力的に活動した。他のバンドがなかなか訪れないような全国のライブハウスを回るツアー「hands and feet」、盟友たちと共に各地の大バコで熱演を繰り広げたツアー「尽未来際 ~畏友~」、そして、幕張メッセにて2日間に亘って開催された巨大イベント「尽未来際 ~尽未来祭~」など、様々な形でステージに立った。ライブだけではない、前述のイベントと同タイトルの2枚組ベスト盤「尽未来際」をリリースし、これまで誰も踏み込むことのなかったBRAHMANの内側に迫った映画『ブラフマン』も公開。それに伴い、ヴォーカルTOSHI-LOWをはじめ、4人は様々なメディアで自分たちのこれまでを誠実に語った。時には、ファン一人ひとりの言葉にじっと耳を傾けて話をする機会も設けられた。BRAHMANを表現する時、“孤高の存在”という言葉がよく使われるが、昨年の活動はステージとフロアの距離が、物理的だけでなく心理的にも近づいた印象があった。
これらの活動を通じて、各メンバーの心に新たな思いが去来したのかどうかは分からない。しかし、彼らが「尽未来際」前までと同じ様なバンドに戻ることは考えづらかった。振り返ってみると、英語での表現にこだわっていた歌詞が日本語へと変化を遂げたアルバム『超克』(13年リリース)はシーンに驚きを与え、昨年リリースしたシングル『其限』ではさらに平易な言葉で自らの思いをストレートに届けた。あれは21年目のBRAHMANを予告する楽曲だったのかもしれない。
新曲「天馬空を行く」は、従来の彼ららしさと新たな可能性を同時に感じさせる楽曲に仕上がった。抑え気味に展開する冒頭から一変、サビでは一気にテンションを高めた激しいサウンドと共に、一聴してすぐに口ずさめるほど耳に残る旋律が耳に飛び込んでくる。これが実に印象的だ。誤解を恐れずに言うと、ポップですらあるのだ。曲だけではない。ボロボロになりながらもただひたすらに前を見つめる歌詞も素晴らしい。〈生き抜くための叫びを/死に抜くための叫びを/笑い飛ばせよ 我が身を〉という一節はたまらなくグッとくる。
さあ、この曲をもってBRAHMANの活動は新たな章へと突入していく。3月23日はライブBlu-ray/DVD『尽未来際』をリリース。そして、同日にはベスト盤『尽未来際』のハイレゾ音源配信と新曲「天馬空を行く」のミュージックビデオ配信も決定している。
【BRAHMAN「天馬空を行く」MVショートver.】
【デジタル配信情報】
BRHMAN『天馬空を行く』
2016年3月1日(火)デジタルリリース
iTunes:http://apple.co/1UmtIvW
レコチョク:http://recochoku.jp/song/S1002939702/
【リリース情報】
LIVE Blu-ray/DVD『尽未来際』
2016年3月23日(水)発売
「天馬空を行く」MV & Band Score(Blu-rayのみ)収録
Blu-ray
DVD
BRAHMAN オフィシャルサイト http://www.brahman-tc.com/
BRAHMAN 20th特設サイト http://brahman20th.com/
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