名古屋系という言葉が広く知られ始めた90年代後半のヴィジュアル系の中でも、一つ抜きん出た存在であった名古屋のカリスマPhobiaが、名古屋クワトロで解散ライブが行われた5月1日に過去の音源をサブスク解禁する。
ヴィジュアル系の伝統的な面を持ちながらも、独特の歌詞や世界観を持つ音楽性とh.NAOTOの衣装提供を受けるなどヴィジュアル面でも流行を取り入れた独創性溢れるバンドは、一気に全国区での活躍を見せる事となった。
今回のリリースでは当時の楽曲を楽しんでいただき、これをきっかけに2020年再結成後の音源や、Phobiaの先にあるKISUIのソロワークにも触れていただきたい。


(文・maki(Miracia))