2026.02.11
AKi@SUPERNOVA KAWASAKI
AKi BIRTHDAY REQUEST LIVE 2026「10th Anniversary Celebration」

AKiが2月11日(水・祝)神奈川・SUPERNOVA KAWASAKIにて、2月3日に迎えた自身の誕生日と、ソロ10周年を記念したリクエストライブ「AKi BIRTHDAY REQUEST LIVE 2026「10th Anniversary Celebration」」を開催した。

ライブとしては昨年の大晦日、地元・厚木で行われた「AKi LIVE 2025 New Year’s Eve Special」以来、今年初となったAKiのワンマン。この日はファンへの日頃の感謝を伝えるべく、チケット購入者が事前に投票したリクエスト曲からセットリストを決めるという、嬉しい試みも実施。会場を埋める観客の期待が高まる中、スペシャルな夜が幕を開けた。

AKi

客電が落ち、SEと歓声に迎えられたAKi(Vo&B)が高く両手を上げて登場。ステージ上でスタンバイするこの日のバンドメンバーは、たっぱ(G)、YOUSAY(G)、志雄(Dr)と、AKiと共に10年の歴史を作ってきた3人。志雄のカウントで始まったOPナンバーは、重低音を響かせるAKiのベースを軸とする、どっしりとしたサウンドで魅了した「Life is…」。1stアルバム『ARISE』収録、後半のMCで「ソロを始める時、たっぱと一緒に一番最初に作った曲」と明かされたこの曲。AKiの生命力に満ちたヴォーカルが力強く響く。

「今日は10周年、お前らと俺らの真剣勝負。始めようか!?」と始まった「Idiots」と続いてフロアの熱気を上げると、「めちゃくちゃ熱いです、川崎ありがとう!」と笑顔を見せたAKi。MCでは「気づけば、ソロ10年経ってました。みんなの応援してくれる気持ちがブレなかったから、今日を迎えられてると思います。ありがとう」と感謝を伝えると、ファン投票で決めたセットリストに触れて、「みなさんのせい、いやおかげでリハがとっても大変でした。だけど、いままで無かったくらい斬新な感じになってます」と期待を煽る。

たっぱ

攻撃的なロックサウンドで沸かせた「Fahrenheit」、ダンサブルな曲調でフロアを踊らせた「Missing」。そして、男の色気をたっぷり醸し出す「共犯」と多角的な魅力が見える曲が続くと、「作り上げてきた感じするね、俺たちとみんなで」としみじみ語ったAKi。「ただ、リクエストについてひとつ言うと、バランス考えようか? 重いよ、こっからの時間。愛が重い!」と笑うと、「Day 1」「Wait for You」「LOOP」とバラード曲が続き、切なくエモーショナルな歌声で観客の心を震わせる。さらに感情的なベースプレイで心に迫った「Sadness」、〈底なしの愛〉を届けた「ジウ」と続いて、ヘヴィな愛をファンに届ける。

「いつから応援してくれてるとか、そんなの関係なく。ここにいてくれてる人、全てに贈ります。みんな、愛してるよ!」と真っ直ぐな言葉で愛を告げて始まった「tonight.」では、感情をたっぷり乗せた胸に迫る歌と演奏で、ファンへの10年分の愛と想いを届けたAKi。演奏後は、「『tonight.』は最初のO-EASTでライブをやった時、最後に演ったんだけど。『みんなと一緒にいたら何でも乗り越えられる気がするな』と、新しい旅に出る不安が決意に変わった感情を思い出しました」と、この曲の想い出をしみじみ語った。

YOUSAY

続いて、「そういえば、45歳になりました」と誕生日に触れたAKiが、「みなさんの推しはまだイケイケです。変わらない愛とピースを掲げて行きましょう!」と決意表明して、ライブは終盤戦へ。「Sing it Loud」で再びフロアの熱を上げると、AKiの咆哮で始まるラウドでヘヴィな「pulse」でぶっ掻き回す。さらに「やれんのか?まだまだやれんのか、お前ら!?」と煽り始まった「Silly」でクライマックスを生むと、本編ラストはインスト曲「Swag」。AKiが渾身のソロプレイで魅了すると、志雄のパワフルなドラムとたっぱ&YOUSAYのギターアンサンブルで観客を圧倒して、10年かけて鍛え上げた凄みを見せつけたAKiバンド。それに応える観客も最高潮の盛り上がりを見せ、本編を終えた。

志雄

アンコールでは、AKiが一人でステージに登場。「こういうのもアリだなって、僕の引き出しが増えました」とリクエストライブの感想を語ると、「この熱を5月から始まるシドのツアーにぶつけたいし、いろんなものを持ち帰れると思います」と話し、「シドのツアーもぜひ見て欲しい」とシドへの期待を煽ったAKi。続いて、志雄をステージに呼び込むと、ベースとドラムの2人編成で「Fx$k the WORLD!」を披露。激しくテクニカルにグルーヴィーにと、様々なアプローチを詰め込んだインスト曲は貴重かつ、見応え抜群。

続いて、たっぱとYOUSAYをステージに呼び込むと、2人がサプライズで用意されたバースデーケーキを持って登場。会場中の「HAPPY BIRTHDAY」の大合唱に照れくさそうな表情を浮かべたAKiはロウソクの火を吹き消し、ケーキをつまみ食い。和やかな雰囲気でメンバーと共にAKiバンドの歴史を振り返ったMCから、しっとりと届けた「泡沫」、爽やかな演奏がピースフルな空気を生んだ「Path of Light」を披露した。

AKi

レア曲満載だったリクエスト曲のランキングについて話したMCでは、同一4位が「ジウ」、「Sadness」、3位が「Swag」、2位が「pulse」だったことを発表。「1位は後で演るので」と話すと、「この曲も『頑張る気持ちを推してくれる曲になった』と言ってもらえて嬉しかったし、僕もとっても気に入ってる曲です」と「My love」で前向きなメッセージを届け、アンコールラストは、リクエストランキング1位の楽曲「Skyfall」。

演奏前、「この曲が1位だと聴いて、「あぁ、10年間の自分の思いが伝えてられたんだな」と……」と話しながら感極まり、声を詰まらせながら自身の想いを語ったAKi。〈鼓動、震わせた音 君に届いたかな〉と歌詞を変えて丁寧に歌を届けると、その問いかけに応えるように観客が歌声を合わせる。息の合ったバンドアンサンブルも、会場中の大合唱も実に美しく、その光景は10年のAKiのソロ活動の意味や意義をしっかり表していた。

演奏後、温かい拍手と歓声に包まれながら「最高楽しかった、ありがとう! 心から愛してます」と告げ、名残惜しそうにステージを去ったAKi。アンコール後はVIPの観客に向けたダブルアンコールとして、メンバーと共に再びステージに登場し、「The Inside War」「STORY」を披露。最後まで愛に溢れたスペシャルな夜をAKiと共過ごし、帰路につく観客の満足そうな笑顔が、この日のワンマンの充実ぶりを語っていた。

◆セットリスト◆
01. Life is…
02. Idiots
03. Fahrenheit
04. Missing
05. 共犯
06. Day 1
07. Wait for You
08. LOOP
09. Sadness
10. ジウ
11. tonight.
12. Sing it Loud
13. pulse
14. Silly
15. Swag

En
01. Fx$k the WORLD!
02. 泡沫
03. Path of Light
04. My Love
05. Skyfall

(文・フジジュン/写真・hy)


【リリース情報】
●New Album『Vermillion』
発売中

[CD]DCCA-154 ¥2,970(税込)
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[配信]

AKi オフィシャルサイト
シド オフィシャルサイト