12月22日(現地時間)、ニューヨーク・ブルックリンのBarclays Centerで開催されたJonas Brothersのデビュー20周年記念・全米ツアーのファイナル公演に、YOSHIKI がスペシャルゲストとしてサプライズ出演した。

▼YOSHIKI Official X

グラミー賞ノミネート歴を持ち、Billboard 200で1位を獲得した米国を代表するポップ・ロックバンド Jonas Brothersからのオファーを受け、YOSHIKIは日本での多忙なスケジュールを調整し急遽ニューヨークへ。しかし天候の影響で到着が大幅に遅れ、ステージ入りは出演のわずか10分前。コンサートは既に開始しており、リハーサルなしの“ぶっつけ本番”という前代未聞の状況で、Jonas Brothersを代表するバラード「Fly With Me」にピアノで参加した。

ステージに姿を現した瞬間、会場を埋め尽くした約18,000人の観客から割れんばかりの歓声が沸き起こった。この夜は JoJo、Norah Jones、Sombreらも登場する豪華な一夜となり、YOSHIKIの登場はそのクライマックスを飾った。

▼YOSHIKI コメント

「Jonas Brothers とのこの瞬間は、まさに純粋な魔法でした。音楽に国境はないということを、改めて強く実感しました。世界エンターテインメントの中心であるニューヨークで、素晴らしいアーティストたちと共にステージに立てたことは大きな光栄であり、アメリカ、そして世界中のファンとの絆をさらに深めていきたいという想いを、強く掻き立ててくれました。一度もリハーサルなしなのに、自分のことを信じてくれて本番に臨んでくれたメンバーに心から感謝します」

YOSHIKIはこれまでもMadison Square Gardenのソールドアウト、Carnegie Hallでのクラシック公演の成功など、ニューヨークで確固たる地位を築いてきた。Queen、KISS、will.i.am、St. Vincent、The Chainsmokersなど世界的アーティストとのコラボレーション実績も豊富だ。2025年にはTime誌「世界で最も影響力のある100人」に選出され、米音楽メディアConsequenceからは「日本史上最も影響力のあるミュージシャン/作曲家の一人」と称されている。

今回のニューヨーク渡航直前まで、日本では記者会見、テレビ収録、レコーディングに加え、全日本フィギュアスケート選手権で自身の楽曲「Miracle」を使用した島田麻央選手の応援と、まさに息つく暇もないスケジュール。そうした中で実現した今回のステージは、文字通り「Miracle」と呼ぶにふさわしい一夜となった。


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