2025年に30周年を迎えるSOPHIAとSIAM SHADEメンバーの計9人が「SIAM SOPHIA」として、2025年2月9日に一夜限りのスペシャルライブ「1995 SIAM SOPHIA-G」を開催する。これを記念して2024年12月4日20時よりニコニコ生放送で「30th Anniversary “SIAM SOPHIA”全員集合スペシャル 」を配信した。
「SIAM SOPHIA」9名が揃うことは、今回が初めてとのこと。番組の前には、写真撮影とメンバーによる即興ロゴ制作が行われた。SOPHIAがSIAM SHADE4人のメンバーを温かく迎えるシーンからスタート。熱い抱擁や握手を交わしながら、「同窓会じゃん!」とお互いに声を掛け合う。笑顔あふれる和やかな空気のまま、9人集合の写真撮影へ。「ヴィジュアル系、カッコつけてください!」とSOPHIAの松岡充(Vo)が声をかけ、一気にクールな雰囲気に。
続いては、メンバーによる「SIAM SOPHIA」即興ロゴ制作へ。「今からみんなでロゴを書きます」と松岡が音頭を取り、自ら “SIAM”と筆を走らせる。眺めているメンバーたちからは「もっと声出して書いた方がいいんじゃない?」「スペル違う」など冗談を交えたにぎやかなコメントが。“SOPHIA”は「間違えたらシャレにならない」と、SIAM SHADEのNATCHIN(B)が担当。その後、メンバー全員がそれぞれ個性あふれる装飾を施していく。完成したロゴは何らかの形でお披露目される予定だ。
20時からは、いよいよ「30th Anniversary “SIAM SOPHIA” 全員集合スペシャル」がスタート。結成当時の話から活動休止と復活、そしてスペシャルライブへの思いまで、さまざまなトークが飛び出す放送となった。
放送開始前から、コメント欄では「待ってたよー!!」「楽しみ過ぎてヤバい」「ドキドキ」など放送を待ち侘びている多くのファンの姿が。メンバー全員のタイトルコールで番組が始まると、拍手の絵文字や「おおおおお」「わー!!」など歓喜のコメントが飛び交った。最初の自己紹介タイムでは「SOPHIAのチャンス大城です。心臓が右に付いています!」とコメントする松岡を皮切りに、「SOPHIAのチャンスジルです」(豊田和貴)、「SOPHIAのチャンス都です」(都啓一)など、開始早々にボケる出演者たち。また松岡や栄喜らは、長年ニコ生で自身の番組を持っているものの、一緒に放送するのは今回が初の機会だ。
スタジオに飾られた先ほど作成したロゴについての話では、「松ちゃんがSIAMってでかく書きすぎたんだよね」(栄喜)、「そう、だからSOPHIAが細くなった(笑)敬意の表れじゃないですか。でも綺麗に収まってますよね」(松岡)、「結果オーライじゃない?」(NATCHIN)など、早速仲の良さが伺えるシーンも。
ここで、視聴者から募集していた「SIAM SOPHIA メンバーにきいてみたいこと」に回答する時間が。「2組のライブに初めて行くのですが、どんな準備をしておいたら良いですか?」という質問に、「会場でひまわりだよな」(栄喜)、「そうだよ、ひまわり買わないと」(淳士)と、SOPHIAのライブで毎度販売されているひまわりの造花についてSIAM SHADEの二人がコメント。すると、「それ言ってくれるんや、俺らが言うべきことやけど(笑)」と嬉しそうな様子の松岡。視聴者からは「詳しーい」「必須アイテム」「ひまわりすぐ売り切れちゃう」などのコメントが届いた。
続いて、「30年の積もる話」をテーマに、2組のこれまでの歴史や今回のスペシャルライブについてのトークを展開。「互いに30周年を祝い合いたい、そして互いのファンに対して感謝を伝える場になれば」という思いで、ユニット結成を考えたという松岡。栄喜をはじめ、SIAM SHADEのメンバーとは最近全く会っておらず連絡先も分からないため、松岡は栄喜のXにDMを送り、3日後に返信が返ってきたそう。すると栄喜は「僕、X自体はほとんどやってないんですよ。だから3日で気付いたのって奇跡なんですよ。年に10回見るか見ないかぐらいの人がたまたまパッと見たら『松ちゃんからメッセージ来てる!』と思って」と、奇跡的なタイミングで松岡からの連絡に気が付いたというエピソードも。
また、今回のユニット結成に関して松岡から熱い電話がかかってきたことや、それを機にこれまで使っていた敬語を辞めたという裏話もNATCHINから飛び出した。栄喜は「SIAM SHADEは解散しているので何かきっかけがないと集まりづらかった。30周年で何かやりたいけど、ちょっと今回は無理かなと思っていた時に松ちゃんが話を振ってくれたので…お世話になります!」と改まって松岡へコメント。このエピソードを受けコメント欄では、「松岡さんありがとう!!」「充くん…素敵」「お世話になりますっ!」など、ファンからも松岡への感謝の言葉が流れた。
その後、グループ間の交流をテーマにした話では過去、黒柳能生が栄喜の家の猫を引き取ったことがあるというエピソードが。その黒柳が引き取ったという猫について「あの子はね、俺にすごい懐いてた。その子だけは選ばないで!その子だけは選ばないで!って思っていた」と栄喜。続けて「放送上は猫って言ってますけど猫じゃないですからね? 頭の中で変換してください」と、松岡が冗談めかしてコメントすると、「やめて(笑)ちゃんとした猫だから(笑)」とすかさずツッコむ栄喜。スタジオから大きな笑いが起きたほか、「おもしろすぎるんですけど」「隠語?w」「wwwwwwww」など視聴者も出演者のやり取りを楽しんでいるようだった。
過去に遡り、互いのデビュー当時の印象をテーマにしたトークでは、「初めてSIAM SHADEに会った際、みんな揃いの黒のセットアップ着て、栄喜は『そんな鳥いる?』と思うほどの羽根が付いた格好をしてて、めっちゃかっこよかった。やっぱり東京者はすげえなと思ってた」と松岡。しかし、そのセットアップは実はライブハウスの近所にあるサウナの服で、そこに羽を付けていたという裏話も。一方、SOPHIAに対して「いつも良いなと思っていた」(栄喜)、「常に先をいってるというか雑誌のページ数も多いし」(NATCHIN)、「デビュー一緒なんですけど、SOPHIAは表紙、僕らはモノクロでこれぐらいでしたから(ジェスチャーを付けながら)」(栄喜)など、今だからこそ知れる話も明らかになった。
終盤では、「1995 SIAM SOPHIA-G」でのケータリング候補や互いのバンドの好きな歌などの話が盛り上がる。その中で「SIAM SOPHIA」のファンの呼び名を考えるシーンも。SOPHIAはファンのことを「SOPHIAns」、SIAM SHADEは「お前ら」と呼んでいることから、「おめえあんず」「シャフィアンズ」などいくつかの候補が上がり、赤松芳朋が転げ落ちるほどにヒートアップ。最終的には両方のファン名を呼ぶという話でまとまった。視聴者からは「それで良いと思う!」「両方了解です」「楽しみ!」などのコメントが届いた。
「ライブにはどんな持ち物が必要でしょうか?」という質問をきっかけに、松岡がSIAM SHADEのメンバー4人へひまわりの造花をプレゼント。SOPHIAファンにはおなじみのアイテムを手に、「みんなでやろうよ」と掲げる栄喜。「ペンライトはOKですか?」とのコメントには、あこがれていたけれど実現する機会がなかったと悲しく返し、笑いを誘う。ひまわりを持つメンバーたちの姿には「似合う!」とのコメントも。
プレミアム会員限定パートでは、「プレミアム会員の方だったら、多目に見てくれるかな」と松岡が言うように、本編で「それはやめておこう!」と止めたエピソードや、黒柳の“初告白”、栄喜の声の話など…ここだけのアフタートークが盛り上がった。「お互いのバンドのここがうらやましいと思うところは?」「自分たちが作った当時の曲を聴いて、どんなことを感じますか?」など視聴者からの質問に答える中、「バンド・個人含めた未来予想図」については松岡が赤松にキラーパスを送るなど、本編に続き笑いあふれるトークが展開された。
番組終了後は「最高によかったです、定期的にやってほしい」「とても良かった」「もっと聞きたかったー!」「絶対に大阪行きたい!!」など多くの視聴者からあたたかい感想が届き、2月のスペシャルライブへのモチベーションが高まる放送となったようだ。
スペシャルライブ「1995 SIAM SOPHIA-G」は、2025年2月9日、大阪城ホールにて開催する。12月4日から12月15日23:59まで、チケットのオフィシャル先行予約(抽選)を受付中。
【番組情報】
●30th Anniversary “SIAM SOPHIA” 全員集合スペシャル
2024年12月4日(水)20時00分〜21時10分
タイムシフト期間:2024年12月11日(水)23時59分まで
出演者:SOPHIA、栄喜(SIAM SHADE)、KAZUMA(SIAM SHADE)、NATCHIN(SIAM SHADE)、淳士(SIAM SHADE)、駒井千佳子