YOSHIKIが手掛ける仏ファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」が、2024年秋冬「ミラノ・ファッションウィーク」の公式カレンダーに、重要なファッションブランドの一つとして、Camera Nazionale Della Moda Italiana(イタリアファッション評議会)により選出され、現地時間7日に会見にて発表された。

「ミラノ・ファッションウィーク」は、「パリ・ファッションウィーク」と並んで“世界4大コレクション”と呼ばれるファッションショー。グッチ、ドルチェ&ガッバーナ、プラダ、ボッテガ・ヴェネタなどの世界的なラグジュアリーブランドが新作を発表する大規模なショーで、特にレディースファッションに大きな影響を与えるとされている。

ショーは現地時間2月20日午後8時30分に開催。「MAISON YOSHIKI PARIS」はファッションウィークの中でも特に注目されるオープニングを飾る。会場は、これまでにハイブランドがショーを行い、ミラノで最もアイコニックな会場として知られているBOCCONI。YOSHIKIのファッション、デザイン、ライフスタイルのビジョンと、グラマラス且つジェンダーレスなデザインを融合させ、30以上のルックでデビュー予定。

またYOSHIKIは、「MAISON YOSHIKI PARIS」のデベロップメント・ディレクターに、ベテランのプレスオフィサーであり、長年の友人であるKuki de Salvertesを任命。彼は、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ラフ・シモンズ、イリス ヴァン ヘルぺン、ジェレミー・スコットなど、著名なデザイナーを数多く発掘している。

▼YOSHIKIコメント

MAISON YOSHIKI PARISは、女性的でありながらもジェンダーレスで、そして僕が常に大切にしているエッジの効いた要素を加えた、華やかなコレクションになると思います。

そして素材はすべて、イタリア産またはフランス産の天然素材で、環境に配慮したものが使われています。

さらに「MAISON YOSHIKI PARIS」は、ファッションラインに加え、フランスのクリスタルメーカーであるバカラとコラボレーションし、ラグジュアリーなグラスウェアコレクションも発表予定。YOSHIKIは、2021年にバカラのアルクール・グラス180周年を記念したデザイナーの一人に抜擢され、オリジナルデザインのグラスを制作。その作品は、2021年秋のパリ・ファッションウィークで公開された。その際にバカラから突出した才能が認められたことから、今回のコラボレーションが実現することとなった。

呉服屋の長男として生まれたYOSHIKIは、2009年に伝統と革新を融合させたファッションブランド「YOSHIKIMONO」を日本で創設。2015年以来、YOSHIKIは東京ファッションウィークのヘッドライナーを複数回務めた。さらに「YOSHIKIMONO」は世界的なファッションデザイナーであるアレキサンダー・マックイーン、イヴ・サンローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、ジョン・ガリアーノなどの作品と共に、ロンドンの名門ヴィクトリア&アルバート博物館やパリのケ・ブランリ美術館の展示作品として選出され世界的な評価を獲得している。

YOSHIKIは、昨年クラシカルワールドツアーで、英ロイヤルアルバートホール、米ドルビーシアター、米カーネギーホールという歴史的3会場を日本人として初制覇するなど、音楽家としてのキャリアに加え、米ハリウッドで映画監督デビューを飾り、そしてTCLチャイニーズ・シアターで日本人初の手形・足形を刻む快挙を成し遂げた。さらにファッションの分野においても注目を集めており、2017年には日本人男性として初めてVOGUE JAPANの表紙を飾っている。


MAISON YOSHIKI PARIS オフィシャルサイト
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