株式会社パルコは渋谷クラブクアトロの開店35周年を記念して、アニバーサリー企画『SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. 「NEW VIEW」』を2023年6月12日(月)より開催する。11月下旬に掛け、出演アーティスト総勢50組・計30公演を超えるオリジナルライブ企画を実施するとともに、新しいライブハウス像を目指したSDG’s企画も展開していく。
▼MESSAGE
1988年6月28日にオープンした渋谷クラブクアトロは今年で35年。
これまで多くのアーティスト、オーディエンス、関係者のみなさまにより、さまざまな音楽と出会える幸せなとき紡ぎ奏でていただきました。こころより感謝いたします。
35年を経て、これまで誰もが目にしたことのないまったく新しい世界が見えています。
個性あふれるひとたち、多様化する社会、変貌してゆく自然環境。
一つひとつに目を向けると、聞こえてくるあたらしいオト、触れたくなるあたらしいカタチが迫ってくるのです。
音楽文化の歴史が幾層にも積み重なった広大な大地に立ちながら、いまわけもなくそれらすべてを抱きしめたくなります。
2023年、もうわたしたちは一歩踏み出しています。
ナビのモニターは真っ白な原野。戻ることなくそこにあたらしい道を。
音楽を愛してやまない人たちとともに、多様なる価値観を認め合い創造しながら未来へ。
渋谷クラブクアトロは、ここからまた進化し始めます。
オープン当初からクアトロに出演し続け現在も一線で活躍するアーティストから、Z世代から支持を集めるニューカマー、注目の来日アーティストまで、クアトロの「これまで」と「これから」を意識してアーティストを集積。
※下記は現在決定のラインナップ。今後も新規決定次第随時告知。
【SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. 「NEW VIEW」公演企画LINEUP】
6月12日(月)“QUATTRO MIRAGE” 清春× 大森靖子
6月20日(火)ORANGE RANGE GUEST:神はサイコロを振らない
6月24日(土)吾妻光良&The Swinging Boppers ゲスト:バンバンバザール
6月25日(日)ピーズ
6月30日(金)ペトロールズ×離婚伝説
7月1日(土)THE SKA FLAMES ×WACK WACK RHYTHM BAND DJ: 山名昇/ 森雅樹(EGO-WRAPPIN’)
7月2日(日)特撮× 挫・人間
7月3日(月)DYGL ゲスト:後日発表
7月6日(木)Helsinki Lambda Club × NO BUSES
7月7日(金)ニガミ17才
7月9日(日)eastern youth × tricot
7月11日(火)androp × Omoinotake
7月13日(木)–EXTRA SHOW-「MO’SOME TONEBENDER × Helsinki Lambda Club」※梅田クアトロ公演
7月18日(水)–EXTRA SHOW-「MO’SOME TONEBENDER × w.o.d.」※名古屋クアトロ公演
7月19日(水)ストレイテナー× 夜の本気ダンス
7月21日(金)MO’SOME TONEBENDER
7月22日(土)おとぎ話× 帝国喫茶
8月2日(水)東京スカパラダイスオーケストラ× Kroi
8月4日(金)TAIKING(Suchmos) × Lucky Kilimanjaro
8月8日(火)~9日(水)“ヒカシュー結成45周年記念ライブ~ヒカシューの凸凹ヒストリー全方位LOVE日和~“
「ヒカシュー/日比野克彦によるスペシャルインスタレーション」
・8日(共演)ヒカシュー1978(巻上公一・三田超人・井上誠・山下康・戸辺哲)/戸川純/高木完
・9日(共演)纐纈雅代/大友良英/マリアンヌ東雲/高木完/立花ハジメ
8月17日(木)“カクバリズムの夏祭り” スカート/ Homecomings / Ålborg
8月18日(金)サニーデイ・サービス× GRAPEVINE
8月27日(日)柴田聡子[BAND SET] × 家主
8月28日(月)“SPEAKEASY BAND”古市コータロー(G./Vo.) / ウエノコウジ(B.) /松本素生(G./Vo.) / 古市健太(Dr.)GUEST: 増子直純(怒髪天) / 百々和宏(MO’SOME TONEBENDER)
9月6日(水)Amyl and the Sniffers
9月19日(火)ARCH ECHO with Special Guest: Jack & Owane
and more…
【「渋谷クラブクアトロ」について】
パルコが直営するライブハウス「クラブクアトロ」の1号店として1988年6月28日、渋谷・宇田川町にオープン。その後、クラブクアトロは、1989年に名古屋、1991年に大阪・心斎橋(2012年に梅田に移転)、2001年に広島にオープンし、東名阪広・4大都市でチェーン・オペレーションを展開するライブハウスとなる。当初よりジャンルや国内外を問わず、先鋭的で良質なアーティストのライブをお届けし続け、特に新人アーティストの登竜門として日本の音楽シーンに無くてはならない存在となっている。
【SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. 「NEW VIEW」SDG’s企画】
コロナ禍によりライブハウス業界は「人を集められない」「声を出せない」「アーティストとコミュニケーションが取れない」等、甚大なダメージを被りました。現在、徐々にコロナ前の状態を取り戻しつつありますが、今後“ポストコロナ”の社会においてライブハウスに求められるミッションも、従前通りではないと認識しています。今回35周年を契機に、クラブクアトロでは人々が安心して楽しめるサステナブルなライブハウスの在り方を目指して、ささやかではありますが下記のような取組みを実践してまいります。
●「QUATTRO TINY MARKET」
-クアトロ出演アーティストの私物を販売するMINIフリーマーケット-
クアトロ4Fロビーに「フリマスタンド」を設置し、その日の出演アーティストの私物をリサイクル。
レコード、本、アクセサリー …etc.
アーティストのクリエイティブの源泉になった(?)一品に出会えるかも。
※ご賛同いただいた公演のみ実施。
●リユースカップの導入
-使い捨てのプラカップを止めてリユースカップに-
多くのライブハウスではバーカウンターでのドリンク提供の際に大量の使い捨てプラカップを使用しています。今回、クアトロではリユースカップを導入することによりプラゴミの排出削減を目指します。
●エコ素材グッズの製作~販売
35周年を記念してオリジナルTシャツを製作~販売
その際に、環境負荷の少ない有機農法で栽培したオーガニックコットン素材を使用します。
●チケットのデジタル化促進
-デジタルチケットの積極活用によりペーパーレス化を推進-
デジタルチケット限定の先行販売実施。NFTチケット(TicketMe)の試験導入。
TicketMe(チケミー)について
ブロックチェーン技術を用いたNFT関連サービスを通じ、コミュニティの創生、維持、運営、財やサービスの利用権の流動性の向上をサポートするスタートアップ。「世の中の隠れた価値を見つけ出し、あるべき場所にあるべき価値を届ける」ことをミッションに、業界を問わずリアル×ブロックチェーン技術にフォーカスしたサービスを提供する。