BORN解散後、ソロ活動をスタートさせたKが、初のドキュメントDVD『Film in Rebirth』を12月23日(祝・金)高田馬場AREAワンマン公演にて会場限定でリリースすることを発表した。
このDVD『Film in Rebirth』はK自身が編集制作プロデュースを手掛けており、そこにはソロ始動となった8月19日の新宿ReNYでの初のワンマンライブ「Rebirth of the Kingdom」のライブ映像、リハーサル風景、1stシングル「Rebirth」の制作模様、さらには未公開のプライベートシーンなどなど、レアな映像満載の約60分に渡るドキュメント作品になっている。
この作品についてKは、「ReNYのライブ映像とKというアーティスト像に加えて、新曲の欠片も入る盛りだくさんな作品にしたいと思って作り始めました。ファンだったら今何がほしいかを考えた結果、こういう作品にしようと思ったんです」と聞かせてくれた。
作品にはソロ活動をスタートさせてから現在までを切り取った数多くの場面と共に、彼の今の思いを語ったインタビューも収録されている。「普段目にする文章になったインタビューの言葉と、映像では伝わり方が違うと思うから」というKの言葉どおり、映像を通じて語られるその思いは見る者に、より強く真っ直ぐ届くに違いない。インタビューの一部は公開されたティザー映像にも収められているので、ぜひチェックしていただきたい。
K 会場限定DVD『Film in Rebirth』ティザー映像
これまでソロ活動始動発表時や各ライブのティザー映像を作ってきたKだが、ドキュメンタリー映像を手掛けるのはこれが初めて。そんな彼にこの作品へのこだわりと、見どころを教えてもらった。
「今までの映像作品ももちろん妥協なんてしていないんですけど、この作品は自分が少しでも変えたいと思った部分を1秒単位で追及しているんです。今、一つの作品に対してすごく時間がかけられてワガママが言える環境になっているんですよ。いろんな意味で俺の深い部分が詰め込まれているので楽しみにしていてほしいです。そして今回、色々な映像が入っているんですけど、そのほとんどがレアなシーンだと思います」
彼の魅力が存分に詰め込まれた真摯でハートフルな今回の作品は、これまで彼を見続けてきたファンにも、彼の音楽にこれから触れる人にも楽しめること請け合いだ。
「一人の人間を作品でここまで深く掘り下げるのは、ソロだからこそできることかもしれないです。これからも、ソロだからこそできることをやっていきたいと思っています。ただ、今の俺がいるのはやっぱりBORNがいたからなんですよね。俺のアーティスト像のほとんどがBORNのギタリストだと思うし、意識していないけど、出てくる曲や体に残っているセンスや欠片はBORNから来ているものだと思う。それを踏まえてのこれからのKが入っている作品です」
“Kからのクリスマスプレゼント”であるこの作品は、BORNの解散、ソロ活動のスタート、ワンマンライブ…と、目まぐるしい1年を送ったKが2016年最後にリリースする作品でもある。
「今年は、これまでの比にならないくらい色々なことがあった激動の1年でした。その最後に出す作品です。これを見て今の俺の音楽やライブに対する姿勢を納得してもらえたらと思います」
今年5月に伝説となったBORN、その夢の続きを歩き始めたKの今を集約したこの作品を通じて、より深く新たな一面に触れていただきたい。
【ライブ情報】
PS COMPANY PRESENTS K ONEMAN LIVE『-RIOT TO DREAM-』
12月23日(金・祝) 高田馬場AREA
Open:17:30 / Start:18:00
Member:
Vo.&Gt.:K
Gt.:Cazqui(NOCTURNAL BLOODLUST)
Gt.:叶真(ex. D.I.D)
Ba.:NAOKI
Dr.:satoshi(ex. DIV)
前売:¥4,000 / 当日:¥4,500(税込・Drink代別)