“ヴィジュアル系の原点回帰”を掲げるMIZTAVLAが示す、ヴィジュアルの未来とは…? 謎のティザーサイトを経て、6月6日PM6:66より始動が告知されたMIZTAVLA。彼らがついに1stミニアルバム『アドラメレク』のリリース情報と試聴動画を公開した。
コンセプトとして掲げる“ヴィジュアル系の原点回帰”はどのように楽曲に反映されているのか? その答えがそこに明示されている。
本作は彼らの初めてのリリースとなる。0th Singleとして無料配布、無料ダウンロードが行われた前作『Dear:From…』では、まさに王道とも言えるサウンドを披露した彼らが次に提示するもの。それはヴィジュアル系というジャンルが誇る音楽性としての幅広さではないだろうか。
本作には見事に色の違う作品が連なっているが、そこにはしっかりと通ったブレることのない芯を感じることができる。
激しく荒々しいバンドサウンドの「絶望宣言」(M2)では心の内を吐露し自暴自棄に叫び散らし、「Psycho Creature」(M3)では超攻撃的かつダンサブルなサウンドの上で狂気が踊り狂う。そして空気は一変し、夜蝶舞うラウンジを想起させるJAZZYなサウンドの「黒と赤」(M4)が愛憎劇を描き、更に本作を締めくくるように「喪失の雨」(M5)にて悲哀と愁傷のバラードを奏でる。
まさに、“ヴィジュアル系”というあらゆる音楽性を飲み込んだジャンルを集約した作品と言えるのではないだろうか。
狂気や悲哀を描き出すことに特化した“ヴィジュアル系”という音楽を、決して懐古主義的にではなく、温故知新とも言える現代のサウンドで表現した本作では、まさに“ヴィジュアル系の原点回帰”を掲げる彼らが示す未来が描かれている。
物語を包むように紙ジャケットで仕上げられた装丁からも、一つの作品として仕上げたいという彼らの想いが伺える。試聴動画では全ての曲を垣間見ることができ、更にインストアイベントやストア特典の概要も公開されているのでこちらも是非チェックしていただきたい。
9月3日の始動単独公演を控えた彼らが放つ、珠玉の1stミニアルバム『アドラメレク』、あらゆる時代の“ヴィジュアル系”を愛する全ての者に手にしていただきたい一枚である。
【MIZTAVLA 1st Mini Album『アドラメレク』全曲試聴】
【リリース情報】
New Mini Album『アドラメレク』
2016年8月31日(水)発売
MIZT-001 ¥2,100(tax in)※500枚限定
[収録曲]
01.「Untitled」
02. 絶望宣言
03. Psycho Creature
04. 黒と赤
05. 喪失の雨
【ライブ情報】
●単独公演
9月3日(土)池袋EDGE 始動単独公演 「カゲロウ」
●ライブイベント
9月26日(月)池袋EDGE
10月2日(日)高田馬場AREA
10月4日(火)池袋EDGE
10月13日(木)4MAN LIVE 高田馬場club PHASE
10月18日(火)高田馬場AREA
10月27日(火)渋谷REX
11月13日(日)高田馬場AREA
【インストアイベント情報】
9月4日(日)ライカエジソン東京店
9月4日(日)ブランドエックス
9月19日(月)高田馬場 ZEAL LINK
9月19日(月)自主盤倶楽部
9月26日(月)little HEARTS.新宿店
MIZTAVLA オフィシャルサイト http://miztavla.jp
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