ロッテCMで話題！　ガムを噛んでいる噂のバンドThinking Dogs、デビュー記念ライブ開催！

6月28日（日）、噂の新人バンドThinking Dogsがデビュー記念ライブをラゾーナ川崎にて開催した。

Thinking Dogsは、デビュー前からシングル収録曲がドラマ、CMのタイアップとして起用されるなど、話題を呼んでいる新進気鋭のロックバンド。この日は謎多き彼らの姿を一目見ようと多くのファンが集結した。

ライブ前には、この日完成したばかりという「あと100マイル」のミュージックビデオが初公開となる。このMVの監督をつとめたのは、なんと、写真家・映画監督として大活躍中の蜷川実花だ。このビッグサプライズに会場からはどよめきが起こる。

その後ステージに勢いよく飛び出したメンバーは、その「あと100マイル」を力強く演奏。夏を感じさせる爽やかなロックチューンに、集まったファンは体を揺らした。続いて、デビュー曲「世界は終わらない」のイントロが始まると、会場のテンションも最高潮に。曲に合わせてバンドメンバーと観客がジャンプし、共に盛り上がった。

ヴォーカルTSUBASAは「改めましてThinking Dogsです！　今日はよろしくお願いします！」とMCで挨拶。デビューシングルに収録されている「悲しみ以上」を演奏した後、最後は「あと100マイル」をもう一度披露し、大盛況のうちにライブは終了した。

イベントを終えたメンバーは「たくさんの人が集まってくれて嬉しい。天候も不安だったけれど悪くならずによかった。これからもっと成長し、アリーナ、ドームクラスのアーティストになりたい」と今後の展望をのぞかせた。

現在Thinking DogsはYouTube上にThinking DogsチャンネルというWebドキュメンタリーを公開中。現在#2まで公開されているエピソードを見ることで、少しずつThinking Dogsの謎が解明されていく仕組みになっているので要チェックだ。また、メンバーが出演するロッテのCMも、新シリーズが続々公開となる予定なのでこちらも楽しみにしてほしいところだ。

未だ謎多きThinking Dogsだが、今後さらに驚きの真実が明かされるかもしれないだけあって、この夏一番、目の離せないバンドになりそうだ。

◆セットリスト◆

1.あと100マイル

2.世界は終わらない

3.悲しみ以上

4.あと100マイル

【Thinking Dogs（シンキングドッグス）プロフィール】

TSUBASA（Vo）、わちゅ〜（B）、Jun（G）、大輝（Dr）の4人からなるロックバンド。前身のバンドで2014年夏に行われた野外ロックフェスティバル「イナズマロックフェス 2014」連動型のオーディション「イナズマゲート 2014」に出場し、そのライブパフォーマンスが評価されて準グランプリを獲得。“伝説のプロデューサー”サイモン利根川に見いだされメンバーチェンジを経て改名。TBS系ドラマ「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」の主題歌「世界は終わらない」、指原莉乃（HKT48）がコーラス参加したロッテCMソング「あと100マイル」などを収録したデビューシングルを2015年6月にリリース。

【サイモン利根川プロフィール】

1980年代、イーストエンドの小さなアパートの一室で始めたファッションブランド「グリーンガム」が大ヒット。1990年代、カムデンタウンのライブハウスの仲間と作ったレコード会社「キシリトール」からデビューした何組ものアーティストが音楽チャート誌を席巻、主要な音楽賞を総ナメにする。2000年代、アメリカに映像制作会社「Fit’s」を作り、数々のヒット映画、ヒットドラマを手掛ける。出演者がほぼ全編、ガムを噛みながら歌い踊る実験的ミュージカル「ACUO」が興行的に大成功を収めたのは記憶に新しい。ここ数年はアジアに目を向け、日本でも空前のブームとなった「鼻歌」は、彼が仕掛けたと言われている。

「あと100マイル」ミュージックビデオ