第一撃! 4バンド ヴォーカリスト対談その1

攻撃ハ最大ノ防御ナリ。インタビュー

第一撃

『攻撃ハ最大ノ防御ナリ。』出演4バンドのヴォーカリスト対談が実現。景夕(Kra)、シン(ViViD)、レン(レイヴ)、レイ(the LOTUS)が登場!

イベント『攻撃ハ最大ノ防御ナリ。』への期待が高まる中、イベントに先駆け、4人の対談が実現した。これまでのPS COMPANY のイベントを盛り上げてきた景夕(Kra)とシン(ViViD)、そして今回からこのイベントの歴史に名を刻むレン(レイヴ)とレイ(the LOTUS)。先輩と後輩それぞれの視点から見たイベント、お互いの音楽、そして“ヴォーカリスト”について、赤裸々発言満載の先輩後輩対談を2度に渡ってお届けする。

◆PS COMPANYイベント今昔

――PS COMPANYはこれまでにもイベントを行っています。Kraは2005年の「Peace & Smile Carnival tour 2005~皆そろって笑顔でファッキュー。」、ViViDは2011年6月の「TRIBAL ARIVALL 2011」から出演していますが、PS COMPANY で行われるイベントの魅力を教えてください。

景夕:魅力…

レイ・レン:知りたいです!

景夕:えー、俺も知りたいよ(笑)。

シン:入り乱れる感じですよね。

景夕:そうだね。同じ事務所に所属しているバンド同士でも、普段なかなか会わないし、同じイベントに出ることもなかなかないんです。そんなバンドが全員集まって、一緒に何かやろうというところから始まるんです。俺の場合は、過去に雅-miyavi-君と二人で司会をしつつ、お互いの曲をやったりしました。やり手側も新鮮な感覚が味わえるイベントですね。

――その様子はDVDにも収められましたね。

景夕:変な格好ばっかりしてるんですけどね(笑)。

シン:俺は「TRIBAL ARIVALL TOUR 2011」と「キラキラ☆サマー☆タイフーン Tour 2011」、渋谷公会堂をジャックした「Peace & Smile Carnival 2011 SHIBUYA 7DAYS」に出させていただいたんですが、どれもあったかいんだからぁ。


全員:(笑)

――シンさんからそんな言葉が出てくるとは意外です(笑)。

シン:そうですか? 俺、誤解されやすいみたいで、あんまり話しかけてもらえないし、自分自身も人見知りしちゃうんですけど、こういうイベントがあると、いろんな人とすごく打ち解けやすいんです。

景夕:前に、イベントの時に話しかけてくれたよね。最初、シンはあんまり話さない子だと思ってたし、俺もしゃべらないタイプだから、こちらから話しかけて話題が続かなかったらどうしようと思ってたんです。そうしたら話しかけてきてくれたんですけど、その内容が「MCってどうやるんすか?」だったっていう。

シン:懐かしい(笑)! 俺の永遠のテーマですね。

レイ:その問いに景夕さんは何て答えたんですか?

景夕:覚えてない…。多分あやふやな答えだったと思うんですよ。「んー、人それぞれだからねぇ」とか。自分から話しかけられない分、話しかけてくれたのが嬉しくて、ちょっと舞い上がってたんでしょうね。

――あったかいイベントだということが伝わりました。レイヴとthe LOTUSは今回初参加ですが、過去のイベントの印象は?

レイ:俺が印象に残っているのは、「Peace & Smile Carnival 2011 SHIBUYA 7DAYS」です。同じ事務所のバンドさんが一つのイベントをする、それぞれのバンドの良さを出しつつ一緒にやっている感じにすごく感動しました。なかなかこれだけ大掛かりなイベントはありませんし。

レン:俺はDVDでチェックしました。実は、10周年の日本武道館のDVDを観たのがちょうど自分がバンドを始めようという時だったんです。発売当日に、V系好きの友達に観せてもらったのが記憶に残っていますね。そして、そこに自分が出られるというのは本当にありがたい話です。あの時、こうなることがわかっていたら友達に言ってますね。「俺、出るっちゃーん」って。

景夕:あ、方言! いいなー。

◆先輩と後輩

――過去に客席やDVDで観た先輩たちと共演するというのは感慨深そうですね。

シン:俺、先輩っていうポジションに未だ慣れないんですよね…。今まで後輩がいなくて、「後輩を連れて飯食いに行く!」ということもなかったですし。一人の時間が好きだし。

景夕:何となくわかる(笑)。俺も後輩ができた時、どう接していいかわからなかったからね。飲みとか飯に連れて行ったら何かしゃべらなきゃだよな、でもその後輩がどういう立場なのかわからないから、どうアドバイスしていいかもわからないし。そうなると「…誘われたら行こうかな」ってなるよね。

シン:でも、後輩から先輩は、なかなか誘いづらいと思うんですが…(笑)。

景夕:そうか(笑)。でもね、最近わかったんだけど、真面目な話をしないで、バカな話をすればいいんだよね。最近それがわかってきて、ダウトの玲夏(B)とか、SCREWの和己(G)と飲みに行ってる。あとNAOKI先輩とか…

全員:…(含笑)。


レイ:ここでみんなが笑うところがステキですね(笑)。

シン:確かに(笑)。それにしてもそのメンツ、結構飲みますよね。

景夕:うん。でも、そうなると先輩後輩が関係なくなるでしょ。俺、先輩!先輩!ってやられるのが嫌なんだよね。玲夏とか和己は、飲むとタメ口になってくるから、それがちょうどいい。変に気を使われるよりそういう方が好きだな。

レイ:後輩としても先輩方と何を話していいか実際わからないんですけど、何かが話せればそれだけで満足なんですよね。

景夕:そうそう、何でもいいんだよ。一致するところがあったら、次までに俺がそこを勉強してくるからさ。でも、前は「わからないからいいや」って思っていたんだけど、最近はせっかくこれだけ後輩も増えてきたし、シンの時みたいに、話しかけてもらったのにこっちがその先に話題を振れなかったらもったいないって思うようになりましたね。

――景夕さんと仲良くなる秘訣が少し明かされました。ではシンさんは?

シン:俺、後輩とどう接していいかわからないんです。共通の趣味があればいいのかな。

レイ:そんなに深く考えなくてもいいと思うんですが…。

景夕:シンは考えちゃうんだよね。

シン:うーん、例えば一緒にジムに行くとか、バスケをするとか、あと最近英語を勉強しているので、勉強している同士だと「今から英語で話そう!」ってなったりできるかも。そもそもヴォーカリスト同士って、あんまり絡まないんですよね。例えばギタリストなら機材の話ができるけど、歌い方なんて人それぞれだし、むしろ言われるとムカつくし!

景夕:そうそう。お前の感覚わかんねーから!ってなる。体が楽器だし、マイクも人によって声が通る通らないの差があるしね。ヴォーカリスト同士は共通の話題がある、もしくは相手のことをとてもよく知っている、という場合以外はなかなか「集まろうぜ!」とはなりづらいね。

◆ヴォーカル裏話

――俗にいう「ギター会」、「ベース会」のようなものはないんでしょうか。

レイ:そういった意味で作りにくいし、「ヴォーカル会」ってものがそもそもないんじゃないんですか?

景夕:でも俺、最近ヴォーカル会に行ってるんですよ。

シン:え!? あるんですか?

景夕:BULL ZEICHEN 88の栄二郎さんが年に2~3回やっているイベントで、そこに俺も入れてもらってるんだよね。集まる人のジャンルはバラバラ。で、本当におバカな話しかしてない。でもすっごく面白いし、いろんなジャンルで友達も増えたよ。そいつらが「Kraってバンドなんですけど、対バンさせてやってください」って紹介してくれたりして。みんなで頑張っていこうぜ!というイベントだね。

レイ:でもそのイベント、あくまで景夕さんは開かないんですね?

景夕:だって俺、統率力ないもん…(笑)。

――いやいや(笑)。では、シンさんが主催してみてはいかがですか?


シン:絶対無理ですって! しかも俺、酒飲めないんで。

景夕:シンは飲めないんだよね。俺はライブが近いと飲まないようにしてる。

レン:俺もライブ近くは飲まないようにしました。

シン:俺も無理やり飲めばみんなと打ち解けられるのかなと思って頑張った時期があったんですけど、もうやめました。

景夕:まぁ、自分が飲まなくても、酔っぱらってる人に適当に話を合わせておけば、向こうが後々の印象として「あいつ楽しかったなー」って思ってもらえるからね。

レン:なるほど、「良いやつだよなー」って思ってもらえたらいいですもんね(笑)。

――この4人で飲んだらどんな感じになるんでしょうね。

シン:多分、1時間くらいで終わりじゃないですか?

――短い!

景夕:多分ちょっとずつ飲みながらゆっくりお酒が進んでいくな、くらいの感じですよ。

レイ:景夕さんは飲むんですか?

景夕:結構飲む。でも普段酔わないのに、たまにものすごく酔って、何をしたか覚えてないことがあるんだよね。その次の日、何も悪いことをしていないのにすごく罪悪感を感じるの。何であんなに飲んじゃったんだろうとか、記憶がないところで何もしてないよねって。だから最近は抑えながら飲んでる。

シン:俺は本当にちょっとで酔いますね。

レン:俺ガッツリ飲みます。九州出身なんで。この前も九州の先輩と飲みに行っていて、気づいたら昼1時でした。


景夕:えっ、その位まで飲まないと飲み足りないの?

レン:1回、朝9時に店を出たんです。そうしたら先輩が「まだ行けるな」って。

景夕:あーなるほど、バカなんだ(笑)。

レイ:(笑)。朝9時って4次会とかですよね。

――シンさんにはさっぱりわからない話ですよね。

シン:でも俺も昔、頑張っていた時期があったんですよ。昼1時はさすがにないけど、朝5時とか。でも朝焼けに照らされて、ボロッとしている自分が嫌でやめました。

――それにしても、ヴォーカリストが4人で話して、こんなに色んな意見が出てくるとは…。

シン:マイワールドを持った人が多いですからね。

レイ:聴きたい人より、話したい人が多い気がしますし。

景夕:指図されるのが嫌いだし(笑)。

シン:そうそう。プライドもめっちゃ高いですしね(笑)。

 

先輩後輩対談、続編は近日公開! お楽しみに!

(文・後藤るつ子)

Kra

<プロフィール>

2001年9月結成。景夕(Vo)、タイゾ(G)、結良(B)、靖乃(Dr)による4人からなるロックバンド。「Märchen ROCK(メルヘンロック)」を根底のコンセプトとしながらも、生み出す楽曲は非常に幅広く、多様な楽曲による緩急を付けたステージパフォーマンスに定評がある。14周年目を迎える今年9月11日(金)渋谷公会堂にて、Kra 14th anniversary LIVE【届け 届け 君の所へ・・・】を行うことが決定している。


【リリース情報】

YZPS-8003
¥6,500+税
片面2層
約140分収録


『Joker of Despair from『zero』 @2013.12.24なかのZERO大ホール』
2014年4月23日(水)発売
(Peace&Smile music)


【リリース情報】

初回限定盤
【CD+DVD】
YZPS-10009
¥3,000+税

通常盤
【CD】
YZPS-10010
¥2,600+税


『サタヒナト』
2014年4月23日(水)発売
(Peace&Smile music)

ViViD

<プロフィール>

2009年3月結成。シン(Vo)、RENO(G)、RYOGA(G)、イヴ(B)、Ko-ki(Dr)の5人からなるロックバンド。Melodix Mixture Rockをコンセプトに、ラップやハードな曲調でミクスチャー要素も融合させたサウンドが特徴。2011年1月シングル『「夢」~ムゲンノカナタ~』でメジャーデビュー。驚異的なライブ動員増加を記録し、海外でも人気を博す。2015年4月29日(水)のパシフィコ横浜 国立大ホールでの公演をもち、活動を終了する。


【リリース情報】

初回生産限定盤A
【2CD+DVD】
ESCL-4375~7
¥5,000+税

初回生産限定盤B
【2CD】
ESCL-4378~9
¥3,700+税

スペシャルボーナストラック盤
【CD】
ESCL-4380
¥3,000+税


『ViViD THE BEST』
2015年2月25日(水)発売
(ERJ)

レイヴ

<プロフィール>

2012年8月18日、福岡県で結成。 メンバーは、レン(Vo)、nisa(G)、みくる(G)、悠(B)、凪(Dr)の5人組。2012年12月24日にミニアルバム『フラチズム』をリリースし、2013年は全国ツアーも行うなど、精力的に活動を展開する。2015年3月25日にはニューミニアルバム『ヨクバリーゼ』のリリースが決定している。


【リリース情報】

初回限定盤
【CD+DVD】
PSIS-30039
¥3,000+税

通常盤
【CD】
PSIS-50038
¥2,700+税


『ヨクバリーゼ』
2015年3月25日(水)発売
(PS COMPANY/IndiePSC.)

the LOTUS

<プロフィール>

2014年、Ryuto(G)を中心に、レイ(Vo)、Rian(G)、翼(B)、伊織(Dr)の5人により結成。“高貴な世界観”を貫き通す王道ヴィジュアル系ロックの頂点を目指し、2014年6月よりライブ活動開始。2015年4月からPS COMPANY所属後初となる、「Providenceの目」をテーマにした3部作ミニアルバムの3か月連続リリースが決定している。


【リリース情報】

初回限定盤
【CD+DVD】
PSIS-10021
¥2,500+税

通常盤
【CD】
PSIS-10022
¥2,148+税


『Providence of BIONIC』
2015年4月8日(水)発売
(nouveau parfum)