MAN WITH A MISSION

MAN WITH A MISSION

初の日本武道館公演を控えたMAN WITH A MISSIONが放つニューシングル『Emotions』! オオカミ達による楽曲制作の裏側に迫る!

昨年リリースされた全作品がオリコンランキングTOP10入りを果たし、デビューからわずか2年、今年5月6日に初の日本武道館公演が決定! そんな爆走を続けるオオカミ達が放つ2ndシングル『Emotions』は、壮大でドラマティックなロックナンバー、楽しむがままにかっこいい要素を詰め込んだというぶっ飛びチューン、情緒溢れる美しいバラードと、様々な表情を見せてくれる。
一体どれだけの顔を持つのか、ますます彼らに対する興味が増幅する今作について、ジャンケン・ジョニー(Gt,Vo,Raps)に話を聞いた。

――昨年は、シングル『distance』(4月)がオリコン週間シングルランキング6位、アルバム『MASH UP THE WORLD』(7月)が週間アルバムランキング4位、映像作品集『狼大全集①』(10月)が、週間DVDランキング音楽部門1位(総合2位)、11月の全国ツアー(12箇所、約13,000人動員)も即完ということで。すごい勢いですが、この現状をどのように感じていますか?

Jean-Ken Johnny(以下ジャンケン):恐縮デゴザイマス! モチロン喜ンデハイタンデスガ、ツアーヤ制作ガ重ナッテイル中、ソウイウ嬉シイニュースガドンドン舞イ降リテキマシタノデ、アマリ実感トイウモノガナクテ。デスガ、同時ニライブデハ、ヨリ大キナ会場デ皆サンニ集マッテイタダイテ、ジワジワ噛ミ締メナガラ現状ニ至ッテオリマス。非常ニ有リ難イ限リデス。アリガトウゴザイマス!

――バンド内の空気はいかがですか?

ジャンケン:ソレハ誰カ天狗ニナッテイナイカトイウ事デスカ(笑)? 勿論オオカミ達ミンナ喜ンデハイマスガ、チャント地ニ足着イテイマス。ソウイウニュースガ舞イ込ンデクル度ニ打チ上ゲハヤッテマスケドモ(笑)。タダ、ソウイウ有リ難イ反応トイウモノヲシッカリト受ケ止メテ、自分タチノ仕事ヲヤッテイキタイナト思イマス。

――ツイッターを見ているとものすごくお忙しそうですね。

ジャンケン:全然問題ナイデスヨ! 今現在、旅行ニ行ッテル奴ラモイマスシ(笑)。オオカミ達モ休ミハトラセテイタダイテオリマス。

◆影ノ部分カラ目ヲ背ケテ歩イテイルウチハ一生光ハ見エナイ

――今作『Emotions』ですが、まずはタイトル曲のスペクタクル映画のような冒頭に意表をつかれました。

ジャンケン:オーイエス!

――この構想はどの段階で生まれたものなのでしょうか?

ジャンケン:楽曲ノ最初ノイメージハ、ベースノカミカゼ・ボーイガ考案シタモノナンデスケドモ、作品トシテ、ヨリ鮮明ナドラマティックナ部分ヲ織リ込ミタイトイウモノガ、本当ニ一番最初ノ段階カラアッタヨウデ。イエス。

――歌詞には記載がない部分、冒頭にメッセージが入っていますよね。

ジャンケン:ドウイッタ内容ノ歌ナノカトイウノヲ英語デ喋ッテイルンデスケドモ、アエテソレヲ歌詞ニ載セテイナイト言イマスカ。アクマデ感ジ取ッテイタダキタイノハ、壮大ナ作品ノドラマティックナ部分デアリマシテ。コノ部分ノ内容ヲ気ニサレル方モイラッシャルト思イマスガ、同ジ言葉デハナイデスケドモ実際ニ言イタイ事ハ本編ノ歌詞ニ全テ入ッテオリマス。ハイ。

――この楽曲は歌いだし3秒でハマるかっこよさですね。

ジャンケン:オーアリガトウゴザイマス。

――歌いだしのコーラスは最大何声重ねられているんですか?

ジャンケン:コレハデスネ、ダイブ重ネテオリマスヨ。メロディデ言ウト3ツカ4ツナンデスケド、実際ニ重ネテイル本数トイウノハ、モウ数エルノヲ諦メルクライ重ネテオリマス(笑)。イエス。

――ストリングスがこれだけ入っているのもMWAMでは珍しいですよね。

ジャンケン:イエスイエス。前作ノフルアルバムデハ何曲カストリングスガ入ッテイルモノハアリマスケドモ、ココマデダイレクトニフューチャーサレテイルノハ無イカト思イマス。

――そこもやはりドラマティックにしたいという思いから?

ジャンケン:ソウデスネ。ソレモ最初ノ構想ニアッタトコロデ、ヨリ明確ニナッテイルドラマティックナ部分ガ見エルト良イナト。我々ストリングスヲ入レルトイウノハ元々好キデ結構ヤッテイルンデスケドモ、ヨリダイレクトニ鮮明ニ、目ニ見エル形デ耳ニモ聴コエテクルヨウニシマシタ。

――その他にサウンド面でこだわった部分はどの辺りでしょうか?

ジャンケン:一番前作ト違ウノハ、エンジニアサン、ギターテックヤベーステックノ方々ノチームヲ新シク迎エ入レタトイウノガアリマシテ。前ハ、アンプダケデナク、PC上ノギターノ音色ヲ作リ込ンダモノヲアテガッタリシテイタンデスケドモ、今回ハヨリ生ッポイ、力強イサウンドヲ試シテミタイナト思イマシタ。ドチラモ良イ点悪イ点トイウノハアルト思イマス。
デジタルサウンドニ寄セルノデアレバ、PC上ノ作リ込ンダ音色ガ合ウコトモアリマスケドモ、今作ニ関シテハ、モットパワフルナ、モット生ッポイ音ヲ入レ込ミタイトイウ事デ。特ニギタートベースノ音ガ変ワッテルンジャナイカナト思イマス。

――なるほど。ところで、曲出しの段階では、ジャンケンさんやカミカゼさんはどの程度作り込んでくるんですか?

ジャンケン:本当ニ最初ノ段階ハ、私ノ場合、大マカナコード進行トメロディ、リズムパターンクライノモノデ。ソレヲ何人カデプロツールストカヲ使ッテ全体像ガワカルクライノスケッチニスル、トイウクライノモノデス。最終的ニ出来上ガッタモノハ最初トハ雲泥ノ差ノモノデスネ。

――「Emotions」(カミカゼ・ボーイ作曲)の場合はいかがでしたか?

ジャンケン:コード進行トメロディハ決マッテオリマシテ、大体ノスケッチガアリマシタガ、最終的ニハマルデ違ウモノニナリマシタネ(笑)。特ニアノオオカミハアッチ行ッタリコッチ行ッタリスルノデ、非常ニ紆余曲折シナガラ作ッタ楽曲デアリマス。

――作詞者がカミカゼさんとジャンケンさんの連名ですよね。過去にもこのスタイルはありますが、どのような制作方法なんでしょうか?

ジャンケン:カミカゼガ作曲シテイルモノハ、歌詞ノイメージヲ彼ガ私ニ伝エマシテ、英語ハ私ノ方ガ得意ナノデ、例エバ韻ヲ踏マセタイノカ等、ナルベク彼ノイメージニ近イ言葉ヤ響キヲ重要視シナガラ詞ヲアテガッテイクトイウ作業デス。

――本当に共同作業なんですね。この歌詞の世界観は、今のMWAM内の共通の意思の表れでしょうか?

ジャンケン:私モカミカゼカライメージヲ伝エラレテ書イテイル側ナノデ、ソノ真意ヲハッキリ伝エラレテイルカワカラナイデスケドモ。元々オオカミ達ノ中ニアルヒトツノテーマトシテ、『生キテイク上デ物事トイウノハ良イコトバカリデハナイ。光アルモノヲ目指セバ同時ニ影トイウモノガ当然デキルモノ。タダソノ影ノ部分カラ目ヲ背ケテ歩イテイルウチハ一生光ハ見エナイ』ト5匹トモ思ッテイルンデスネ。ソコカラ目ヲ背ケズニ、希望ナノカ未来ナノカワカリマセンケドモ、先ノモノニ向カッテ踏ミシメテ歩イテイクトイウ事デスカネ。抽象的ナ言葉シカ選ベナカッタンデスケドモ、ソウイッタメッセージハ(MWAMの)ドノ楽曲ニモアルト思イマス。

――MVも曲の世界観にリンクした映画のようなドラマティックな仕上がりですね。

ジャンケン:イエスイエス。

――撮影で印象に残っていることはありますか?

ジャンケン:日本人ト外国人ノ間ニ生マレタ子トイウノハ、本当ニ美少年ダナトイウ事デスネ。

――(笑)。MVに出てくる男の子ですね。

ジャンケン:ハイ、アノ少年デスネ。モノスゴイ綺麗ナ男ノ子ダナト思イマシタ。アト、少年ガ帰ッタ後モ夜中ノ2時クライマデ撮影シテイタンデスケド、山奥ノ森ノ中ダッタノデ、ペットボトルガ凍ルクライ寒カッタデス。

――真冬に森で(笑)。

ジャンケン:ハイ。ナカナカブッ飛ンダロケ地ヲ選ブナト思イマシタ(笑)。