特集-Special Feature-

GACKT

ジャンルを超え邁進し続けるGACKTの次なる作品はバーチャルヴォーカルのカヴァー。かつてない作品に見る、新たなる世界を堪能!

その美しい歌声で世界を魅了してきたGACKT。飽くなき探究心で、音楽はもちろん、まるで限界など知らないかのようにあまりに多彩な活動で世間に衝撃を与え続ける彼が39枚目となるシングルで披露したのは、自らの声を模したバーチャルヴォーカルソフト「がくっぽいど」で作られた楽曲のカヴァー! ヴァーチャル×リアル、そのかつてない挑戦が生み出す無限の可能性。繊細な和の音色と共に扉を開けた、新たなるGACKTの世界を語ってもらいました。

――39枚目のシングルは「Episode.0」はバーチャルの楽曲を生身のアーティストがカヴァーするというかつてない作品ですが、バーチャルヴォーカルをカヴァーした感触は「予想通り」「予想以上」「予想外」、言葉にするならどれでしょう?

GACKT:予想は裏切る、期待には応える。
これが、僕の生き方。仕上げはもちろん、みんなの予想を遙かに超える出来にした。でも、みんなの期待には確実に応えていると思う。

――今作ならではの制作上の面白さ、苦労はありましたか?

GACKT:ただ、オリジナルを越える物を作るのではなく、みんなが予想できなかった物を作り、原作者が本当にやりたかったことはこういう事だったんじゃないかってことを、現実に形にしたらこうなったって物にしたかった。実際、レコーディングは感情をよりまっすぐに出せるように意識はしたし、仕上がりもかなりエモーショナルな感じになったよ。

――2曲それぞれの第一印象は?

◆Episode.0:
GACKT:曲としてのクオリティーが元々高かったし、アレンジをしたイメージは無限に広がっていた。
だから、必ず良い作品になると信じていたよ。

◆Paranoid Doll:
GACKT:これは、ボーカロイド特有の作品で、人が歌うことを考えていればこんなメロディーラインや譜割りにはならなかったと思うが、それがまた、この作品の独自性を際立たせる結果になったと思う。

――膨大な応募楽曲の中からこの2曲に決定するまで悩みましたか?

GACKT:もちろん、他にも候補はたくさんあったけど、この2曲は他の作品よりも随分レベルが高かったって事もあって、決まったのは早かったよ。

――2曲とも“和”を感じさせる楽曲ですが、今回は“和”に重きを置いて楽曲を選びましたか?それとも選んだ2曲が偶然、和のテイストだったのでしょうか?

GACKT:それは本当に偶然だね。
実際、アレンジ後の「Episode.0」は和テイストは少し無くなった印象だけれど、随分良い感じになったよ。

――2曲それぞれ、最も気に入っているフレーズとその理由を教えてください。

◆Episode.0:
GACKT:「歌声で人を救えるような存在になりたいと思うんだ・・・。」
本当に心からそう思ってるよ。

◆Paranoid Doll:
GACKT:「手渡される禁断の赤い実」
この感覚は昔から持っているよ。

――今回の音源はご自身にとってどんな位置づけですか?

GACKT:ボーカリストとは、常に人の夢であるべきだと思う。この曲は他人の曲でも、GACKTが歌えばこうなるって事をみんなに届けることの出来た作品じゃないかな・・・。プロとしてプライドを持って、命を懸けてやってきた漢の歌に酔ってくれ。

――楽曲にはGACKTさん流のアレンジが加えられていますが、アレンジする上で心がけたことを教えてください。

GACKT:疾走感を付けなければいけないとは思っていたけれど、原作者の想いを壊したくはなかった。
そこには気をつけたかな・・・。

――通常版のジャケットを飾った今回のご自身の衣装やヘアメイクのこだわりのポイントは?

GACKT:2.5次元という言葉の証明にこだわっているからね。その言葉を大切にいるよ。

――音楽以外の分野でも活躍しているGACKTさんにとって、「音楽」とはどんな位置づけですか?音楽だからこそ表現したいこと、できることを教えてください。

GACKT:音楽は人に何かの思い出や忘れていた物を呼び戻すことのできる、パンドラの箱を開ける鍵かな。時には優しく、時には厳しく。
僕はこんな音楽をずっと続けていきたい。

――GACKTさんの次なる野望は?

GACKT:野望をバラしてしまったら、面白くないだろ?
これから、具現化していくから楽しみにしててくれ。

(文・後藤るつ子)

GACKT

<プロフィール>

バンドMALICE MIZERのボーカルとして活動後、1999年にソロプロジェクトをスタート。これまでシングル38枚、アルバム12枚をリリースし、全曲オリコンTOP10入りを果たす。その類いまれなる音楽センスで、日本をはじめ世界各国にも熱狂的なファンを持ち、昨年ソロデビュー10周年を迎え、4週連続シングルリリースや、約3年ぶりとなる過去最大規模の全国60カ所、ホール・アリーナツアー「GACKT VISUALIVE TOUR 2009 REQUIEM ET REMINISCENCER~鎮魂と再生~」で延べ21万人を動員。音楽活動の他にも、映画、ドラマ、舞台、声優などでも幅広く活躍している。

■オフィシャルサイト
http://gackt.com/


【CDデータ】
Episode.0初回限定版
初回生産限定盤
【CD+DVD】
¥1,890
Episode.0通常版
通常盤
【CD】
¥1,260

『Episode.0』
2011.07.13発売
(HPQ)
ニコニコ動画内で募集したバーチャルボーカリスト「がくっぽいど」で制作した楽曲を本人がVoを入れてリリースするという前代未聞のニューシングル!

【収録予定曲】
<CD>
01. Episode.0
02. Paranoid Doll
03.Episode.0(instrumental)
04. Paranoid Doll(instrumental)

<DVD・特典>
Episode.0(Music Video Clip)