インタビュー

S!N

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超異例の人気を誇る謎多きロックシンガー、S!NがVif初登場!
メジャーデビューシングル『Salvation』の全貌に迫る!

2014年9月の完全自主制作盤発売以降、全国各地でライブを実施。プロフィール非公開ながらも、口コミやインターネット上でその存在が話題となり、Twitterでは12万人以上のフォロワーを獲得。さらに2016年4~6月に開催した香港・上海を含む全15公演のS!N LIVE TOUR 2016「信仰心」はソールドアウト。そんな異例の人気を誇るS!N(シン)が、2016年6月29日、ユニバーサルミュージックの新レーベルUNIVERSAL-Wから、シングル『Salvation』で待望のメジャーデビューを果たす。Vif初登場となる謎多きロックシンガーS!Nに、自身のこと、そしてメジャーデビュー作品について話を聞いた。

◆気付けばどっぷりと音楽の道にハマってしまった

――口コミで人気が広がり、Twitterでは12万人以上、WEIBOでは14,000人以上(6月15日現在)のフォロワーがいますが、ここまでの広がりを見せた一番の要員は、ご自身では何だと思いますか?

S!N:Twitter上での下ネタや歯に衣着せない発言をするS!Nと、ライブステージ上でパフォーマンスをするS!Nのギャップで、気に掛けてくれる方が増えていったのではないかなと思います。

――これまで顔写真も出していなかったわけですが、メジャーデビュー発表にあたりヴィジュアルを解禁してみて、周囲の反応はいかがですか?

S!N:「格好良い」とか「思ったより格好良くない」とか、やはり顔に対しての反応が多いのかなと考えていたのですが、「S!Nって実在してたんだ…」みたいな反応が少なからずあって、インターネットを媒体にしていたからこその反応だなと楽しんでいます。夢を壊した結果になっていないといいんですけどね。

――メジャーデビュー発表のツイートが9,800RT超え、15,000お気に入り超え(6月15日現在)という、とてつもない数字になっていますが、この数字は想定内or想定外どちらでしょうか?

S!N:僕に限らずネットシーンの文化的に、メジャーデビューのお知らせはたくさんの方にリツイートしていただける流れがあるので、どちらかと言えば想定内です。とは言え、それは後になった今だから言えることで、発表当時はどれくらい反応をもらえるかめちゃくちゃ緊張していました(笑)。RTやお気に入りは指先一つでできて、しかも無料なので、これからもたくさんの人にお知らせの拡散をお手伝いいただきたいですね。

――そうですね! ところで、最初に音楽を始めたきっかけを教えてください。

S!N:音楽やってる人って格好良い! 特にヴォーカルは目立つ! そんな漠然とした理由だったと思います。特にこれといったエピソードがあるわけでもなく、自然と少しずつ、そして気付けばどっぷりと音楽の道にハマってしまったように思います。

◆S!Nという存在で少しでも救われた気持ちになってもらえたら

――ずばり、メジャーデビューシングル『Salvation』の1枚の作品としてのテーマを教えてください。

S!N:「信じる者は救われる」という言葉がありますが、その信じる対象にS!Nがなれれば良いなという思いを込めました。仕事や学校、対人関係とか、辛いことや悲しいこと、不安を抱えている人って少なくないから。そんな時にS!Nという存在で少しでも救われた気持ちになってもらえたら嬉しいなと、そんなテーマに沿った1枚です。

――TSUGEさん(※「Salvation」サウンドプロデュース&作曲、「Mes」作曲)と制作を行ってみていかがでしたか? 新たな発見等あれば、具体的に教えてください。

S!N:作家さん本人がレコーディングの場に立ち会ってくださるという環境は今までにない経験でした。「今のテイクも良いけどこういうニュアンスを試してみて」と、都度ディレクションしていただきながら、自分一人では思いつかなかったニュアンスに挑戦したりもできたのかなと。楽曲に関しても「もっとこうしたい」ということを伝えると、“こうしたい”の予想を超えて音を作り替えてきてくださったりして、とても楽しかったです。

――ラウドロック的なバンドサウンドがベースとなっている今作では、様々なS!Nさんの美声を堪能できますが、ヴォーカルレコーディングで特にこだわった部分を3曲それぞれ教えてください。

S!N:「Salvation」「Mes」に関しては、自分の出したいニュアンスを出しつつ、さらに英語の発音を注意しなくてはいけないので、両軸で納得するテイクが録れるまで、何度も歌いました。“救い”のテーマに沿うよう悲壮感や必死感を意識した部分があります。「曖昧な美談」に関しては、自分の作詞作曲ということもあり、特に何も考えずに自由に歌って、いつも通りのS!Nらしさが出たかなという気持ちです。

――「曖昧な美談」はS!Nさん作詞作曲ですが、普段作曲する際は、テーマを決めてから臨むorやりたいものを作る、どちらでしょうか?

S!N:普段はやりたいものを作ることが多いです。いつも“Tomoare”というギタリストと制作を進めるのですが、曲の雰囲気だけ最初に決めて、歌詞やメロディは完成したオケにインスピレーションをもらいながら作っています。

――「曖昧な美談」に関してはいかがでしたか?

S!N:“salvation”という大きなテーマがあったので、そこに沿うように作詞をしました。曲についても、「Salvation」「MES」の2曲とは異なりつつも離れすぎない曲調になるように2人で意識したので、いつもとは違う進め方をしたことになりますね。やりたいようにやる方が、やはりやりやすいです(笑)。

――なるほど(笑)。「Salvation」「Mes」は英詞、「曖昧な美談」は日本語詞になった経緯を教えてください。

S!N:英詞に関しては、メジャーシーンに出るのであれば海の向こう側にも行ってみたいという考えがあって。英語に挑戦することで自分の立てる場所を広げたいし、今回のツアーでは香港と上海に行ったんですが、もっと色んなところに行きたいですね。でも英詞という理由で聴くのを躊躇う人もいると思うので、日本語詞の曲も入れようと。英語に挑戦している僕と、今まで通り自分の言葉で歌っている僕と、その両面を楽しんでもらえたらと思います。

――歌詞を書く際に気を付けていること、こだわっていることはありますか? 今回の作詞はスムーズでしたか?

S!N:聴いた瞬間に意味がわかる歌もあると思いますが、僕はわかりにくい書き方をするのが好きなんです。歌詞を一見しても意味が掴めなくて、自分なりに「こういう意味なのかな」と少し時間をかけて考えてもらえるのが嬉しくて。でもそんな作詞をしていると、僕自身でもスラスラと言葉は出てこないので、全然スムーズには作れないですよ(笑)。

――(笑)。ちなみに、「曖昧な美談」の歌詞に〈理由もなく不安抱いて夜が来るたび思考の旅へ〉とありますが、S!Nさんもこのような時期はあったのでしょうか?

S!N:理由もなく不安を抱いた記憶はそんなにないですが、やらなければならない仕事を納期ギリギリまで先延ばししている夜には、思考放棄して睡眠の旅に出ていることが多いです。

◆ライブを重ねるたびにドMになっている気が

――初めてのMV撮影で印象に残っていることを教えてください。

S!N:監督のみならず照明さんやスタイリストさんメイクさん、それぞれにアシスタントさんなど、一つのMVを撮るのにこんなにもたくさんの人が関わっているのかというのが印象に残っています。撮影中は特に歌唱シーンがライブと違い眼前にお客さんがいるわけではないので、テンションをコントロールするのがとてもやり難さを感じました。

――4月から行われたS!N LIVE TOUR 2016 「信仰心」では上海、香港公演も含まれていましたが、その土地でライブを行った経緯を教えてください。

S!N:昨年の8月に上海でライブに出演させていただいた時の縁で上海、香港を加えました。経緯としては「今の僕ではできるかどうかわからないけど、いずれやってみたい…考えるのが面倒くさい、やろう!」みたいな流れだったように記憶しています(笑)。結果としてやってよかったと思っていますし、またやりたいとも思っています。

――すごい行動力ですね。今回のツアー全体の感想としては、いかがでしたか?

S!N:毎週末のようにライブができることって本当に幸せだなと思いました。どこに行っても、ドレスコードの黒に身を包んだ集団が汗だくで楽しそうに暴れてくれている光景を見られることってすごいことだなと。4月30日~5月8日の期間は1週間で7公演あるというツアー内で1番ハードなスケジュールだったんですが、きつかったというより楽しかったという記憶しかないですね。ライブを重ねるたびにドMになっている気がします。

――これからのS!Nさんがどうなっていくのか楽しみです(笑)。今後チャレンジしてみたいことはありますか?

S!N:歌うことに限らず色々なことに興味があるので、何にでもチャレンジしてみたいとは思っているんですが、言ってしまうと「Vifさんのインタビューの時には既に仕込んでいたな」と言われてしまうかもしれないので、ここでは秘密にさせてください(笑)。でも、スカイダイビングにチャレンジしてみたいです。死にそうです。

――チャレンジした暁には、ぜひご一報ください(笑)。では最後に、Vifをご覧のみなさんにメッセージをお願いします。

S!N:初めまして、S!Nといいます。この初めましてが最初で最後にならないように、今後もみなさんの視界に入っていけるようがんばります。よろしくお願いします。(※超高速で反復横飛びをしながら)

(文・金多賀歩美)

ARTIST PROFILE

S!N

<プロフィール>

2014年9月、完全自主制作盤を制作・発売以降、全国各地でライブを実施。これまでプロフィール非公開ながらも、口コミやインターネット上でその存在が話題となり、Twitterでは12万人以上、WEIBOでは14,000人以上のフォロワーを獲得。さらに2016年4~6月に開催した香港・上海を含む全15公演のS!N LIVE TOUR 2016「信仰心」はソールドアウト。そんな異例の人気を誇っていた中、2016年6月29日、ユニバーサルミュージックの新レーベルUNIVERSAL-Wから、シングル『Salvation』で待望のメジャーデビューを果たす。

■オフィシャルサイト
http://sin-official.net/

【CDデータ】

Salvation
2016年6月29日(水)発売
(UNIVERSAL-W)

Salvation
[初回限定盤A]
CD+DVD
UICZ-9063
¥1,700(税込)
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Salvation
[初回限定盤B]
CD+MAKING BOOK
UICZ-9064
¥1,700(税込)
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Salvation
[通常盤]
CD
UICZ-5070
¥1,080(税込)
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

【初回限定盤A】
[CD]
01. Salvation
02. Mes
03. 曖昧な美談
+上記Instrumental
[DVD]
Salvation (Music Video)

【初回限定盤B】
[CD]
01. Salvation
02. Mes
03. 曖昧な美談
+上記Instrumental
[MAKING BOOK]
全28Pブックレット+スリーブケース付

【通常盤】
[CD]
01. Salvation
02. Mes
03. 曖昧な美談