インタビュー

Royz

Royz

個性豊かな4曲が収録された12thシングル『ANTITHESIS』をリリースし、全国ツアーを展開するRoyz。彼らの最新作の魅力に迫る!

2度目となる47都道府県ONEMAN TOUR「S.I.V.A」に続き、7周年記念ライブ、「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」への出演、アジアツアー「V Rock Night~B.P.R音楽祭Vol.03~」の実施と、2016年も精力的に駆け抜けるRoyz。そんな彼らがニューシングル『ANTITHESIS』をリリースした。力強さの滲むタイトル曲「ANTITHESIS」を筆頭に、それぞれの世界観が見事に描き出された楽曲が顔を揃える実に濃密な作品に仕上がっている。このシングルを掲げ、全国ツアー「HELLO,ANTITHESIS」をスタートさせた彼らに、作品の魅力をたっぷり聞かせてもらった。

◆みんなステージの上でしっかり戦う姿勢だったことがすごく嬉しい(昴)

――Vif初登場ということで、まずは隣の方の紹介をお願いします。

昴:ドラムの智也君はバンドのリーダーで、一言で言うといいやつです。バンドの中和剤というか、他の三人の間を取り持ってくれる人ですね。智也のファンもいい子が多いんですよ。こっちまで元気になるような、ひまわりみたいな子が多くて。智也は太陽ですね。おじさん太陽(笑)。

智也:ギターの杙凪は謎に包まれた人です。メンバーにはわかる部分もあるんですけど、お客さんからしたら、すごく謎に包まれているんじゃないかな。あまり自分の感情をストレートに出さないタイプで、「俺、頑張ってるぜ」オーラを出さずに頑張っている人です。

――カッコいいですね。

杙凪:一番カッコいいです(微笑)。でもゲーマーで、ずっと携帯アプリをやっています。最近熱いのは「サマナーズウォー」ですね。ぜひ公式生放送に呼んでいただきたいです(笑)! ということで、ベースの公大を紹介しますね。彼は最年長で、智也を太陽で表すなら公大は湿気です。

全員:湿気(笑)!

杙凪:でも湿気が欠かせない生き物もいるじゃないですか。普通の人には感じられない魅力があるというか…ちょっと変な人です(笑)。

公大:ヴォーカルの昴は、歌って歌詞も書いて、最近はダイエットを頑張っています。そしてイケメンです。でも言われ過ぎたせいか、メンバーからイケメンと言われても流すようになってきたので、そこが嫌です(笑)。みんなを引っ張って行ってくれて、安心して付いて行ける、ドラえもんみたいな人です。

――愛されキャラですね。さて、Royzは相変わらず多忙を極めていますが、最近では香港、台湾、上海、韓国を周るアジアツアー「V Rock Night~B.P.R音楽祭Vol.03~」を行いました。

昴:今回は移動が大変でした。上海から韓国への移動が3時間も遅れて、次の日もライブなのに着いたのが夜の10時だったんです。

公大:やっぱり海外は色々と大変ですね。ちなみに僕は帰国後に病院に行って、この1ヵ月に海外に行ったか聞かれたので全部書いたんです。そうしたら「君は何の仕事をしているの?」って(笑)。

――(笑)。Royzは何度もアジアでライブをやっているので、海外には慣れている印象があります。

昴:渡航や向こうで過ごすことには慣れましたね。でも、最近はお客さんもRoyzに慣れ始めている気がして、それがすごく嫌だったんです。最初は向こうにしかない新鮮さがすごく良かったんですよ。言葉もわからない中で曲が響いていることがすごく嬉しかったし感動したんです。でも、最近少し慣れた感じがしていたので、今回はそこを一回飛び越えるために、日本と同じようにライブをやりました。今までは上海や中国本土は歌モノが好きとか、韓国はリズム系が好きとか、そういうことを気にしながらセットリストを組んでいたんですけど、今回は向こうの子にも日本と同じRoyzを見せたいと思って。でも、ちゃんと盛り上がったので良かったです。

杙凪:僕は昔は海外に行くとコンビニでの買い物も大変だったのに、今は小銭まで使って普通に買い物できちゃうし、コンビニの場所も大体把握してきました。あと、僕は自宅が大好きなので環境が変わるとソワソワしちゃいます(笑)。

公大:見渡してもテレビをつけても日本語がないしね。

智也:アジアはやっぱり色々と勝手が違うので苦労もありましたけど、この経験を次に活かせるな、というアジアツアーでした。あと、事務所のドラマーチームの仲がすごく良いので、集まる機会が多くて楽しかったです。機材を分担して持っていったり、セッティングを全員でバーッとやったりして。

――このアジアツアーで、今回のシングル『ANTITHESIS』の曲もお披露目されたんですよね。

公大:全曲やりまくりました! c/w曲は海外で先に披露したんです。

――日本よりも先に海外で初お披露目だったんですか。

昴:他のバンドもこのパターンでやったらいいのにと思うんです。日本のお客さんは何となく曲のことをわかってくれているけど、海外の何もわからない人たちが捉える新曲って色々ヒントになると思うし。

――なるほど。それにしても今回のツアーは大盛り上がりだったようですね。

昴:超盛り上がりました。向こうの人には日本人とは違う情熱があるんですよ。お客さんの数も日本より少ないのに、それを感じさせない熱量があって。あと、今回意外だったのは、事務所のみんながちゃんとライブをしていたことなんです。みんなステージの上でしっかり戦う姿勢だったことがすごく嬉しくて。今回は今までにはないバチバチ感があって、1日1日がすごく濃かったです。

――そんな3バンドでの「繚乱レゾナンス」も好評だったそうですね。

昴:この曲は僕が歌詞を書いたんですけど、みんな全然覚えてくれないんですよ! 頭から最後まで歌えるのは僕しかいないんです! 公演数を重ねる度に、ちょっとずつ覚えてきてくれてはいるんですけどね…。

◆本当に手こずったけど、良い曲になった(智也)

――そんなアジアツアーを経て、12枚目のシングルがリリースとなりましたが、一体いつ録ったんですか? 発表がリリースの3ヵ月前の8月だったので、もう曲ができているのかと驚いたのですが。

昴:実は曲を作ったのはそこからなんですよ(笑)。曲もMVも全部、ツアー(47都道府県ONEMAN TOUR「S.I.V.A」)の間にやったんです。

公大:発表の時点では、「c/w、何入れる? 曲ないけど」という状態で(笑)。

智也:まだ形すら存在してなかったからね(笑)。

――曲が出揃ったのはいつ頃だったんですか?

公大:「メイズギア」を出したのが、最初のドラムレコーディングの二日前でした。

――なかなか恐いスケジュールですね。表題曲を決めたきっかけは何だったんですか。

昴:今回、杙凪と公大の二人にデモを出してほしかったんです。ツアー中に最初に公大がデモを持ってきたんですけど、杙凪から「なかなか形にできない」と言われて。それはもったいないなと思ったので、部屋に行って色々希望を伝えて。それを朝方までやっていたよね。

杙凪:差し入れのポテチを買ってきてくれました(笑)。

昴:僕は曲を作れないから応援するしかないと思って。そうやって出てきた公大の曲と杙凪の曲を聴いたら、どちらにも良さがあったんですよ。その両方の良いところを合わせてできたのが表題曲です。

杙凪:イントロとBメロが僕で、サビとAメロが公大、みたいな合わせ方ですね。

公大:合作は2012年の「INNOCENCE」以来かな。

――今回、こういう歌詞を書こうと思ったのはなぜだったんですか?

昴:歌詞を書くとき、まず曲を聴いて、そこから滲み出てくる曲の色からイメージが広がっていくことが多いんです。今回はサビから力強さを感じたので、力強い歌にしたいと思っていました。いつもツアー中に感じたことや、いつか使いたいと思ったワードをメモ帳に書き溜めておくんですけど、この詞を書くときにそれを改めて見たり、自分のブログを見返したりして、「このときにこんなに大事なことを思っていたんだ」と振り返りながら歌詞を書きました。意外とブログに大事なワードを入れていたりするんですよね。

――最近の昴さんのブログに「いろんな意味で死ねねー 生きまくらないと」という言葉がありましたが、何となくこの歌詞にリンクしますね。

昴:その言葉は、僕が「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」に出て思ったことですね。3万人以上のお客さんの前に立たせてもらって、大先輩たちが作ってきたものはすごいと改めて思ったんです。Royzも今のヴィジュアルシーンで表立って走っている人たちだと思ってもらえたから呼んでもらえたんですよね。すごく光栄に思ったし、そんな自分たちが沈むわけにはいかないなと。それに、先輩たちの作ってきてくれたものを中途半端にやりたくない、だから改めてちゃんとやろうと思ったんです。

――では、今回の4曲についてじっくりお聞きしようと思います。

01.ANTITHESIS(作詞:昴/作曲:杙凪・公大)

智也:今回、僕は最初の日に3曲録る!と意気込んでいたんです。そうしたら、この曲のサビのフレーズがややこしくて全然綺麗に収まらなくて…。そこで6時間ぐらい使ってしまいました(笑)。今回、杙凪がよく打ち込んでいる、裏打ちで左手と右足がバラバラに動いているようなフレーズだったんですけど、今までは「これ無理だから変えていい?」と逃げていたんです。でも、そろそろやってやろうと思って挑戦した結果6時間かかったと(笑)。過去最長レベルですね。本当に手こずりましたけど、良い曲になって良かったです。

――杙凪さんの曲はリズムが難しいんでしょうか。

智也:杙凪はドラムも好きなので、デモの段階でバッチバチに決め込んで来るんです。そこに僕の感情をちょっとだけ足す感じです。何しろ僕よりも先にドラムのいいソフトを買ったくらいですからね。

杙凪:ドラムは楽しいです(笑)。ギターに関してはこの曲はわかりやすいですね。スッと耳に入ってくると思います。昔は変にこだわって、やたら細かいフレーズを多用したりしていたんですけど、違うなと思って。イントロで一番目立っているのはギターなんですけど、1~2回聴いたら自然に口ずさめるようなフレーズを意識しました。

公大:僕は、この曲のレコーディングはいつも通りでした。

――公大さんは、ベースはあえて目立たせない主義なんでしょうか。

公大:僕はベースで目立つのは、あまり好きじゃないんです。ベースソロも全然好きじゃないし。なので、普通に動くところは動いて、支えるところは支えるというスタンダードなベースを弾きました。

昴:ヴォーカルは全体的にキーが高かったです。Royzらしいキーではあるんですけどね。最後のサビが一番高いんですけど、ここは頑張ってファルセットを使わずに歌っているんです。Royzと言えば高いキーで綺麗なファルセットに行くというイメージだったと思うんですけど、ある時期から表の声で力強く出せるようになって。その力強さがバンドの味になったので、ここでそれを出してやろうと思ったんです。そこまであえて裏声で逃げっぽくやっていたところを、最後で力強くするのがすごく好きです。でも、本当に高いからライブではまだまだなんですよね。ツアーまでに仕上げたいです。あと、男の子がこの曲をカラオケで歌うときは頑張ってほしい(笑)。

公大:ホストの人にも歌ってほしいな。

昴:そうだね。

◆曲を作るときの考え方が変わった。単に自分の世界観を出すだけではダメだなと(杙凪)

02.開眼(作詞:昴/作曲:杙凪)

智也:この曲は、ユニゾンがすごく多いんです。僕は結構好きなんですけど、1番と2番でユニゾンの仕方が違うので練習しまくりました。この曲はギターのチューニングをすごく落としているので、それに合わせるためにスネアのチューニングをものすごく落としたんです。最初はレコーディングエンジニアさんと相談しながらちょっとずつ落としていたんですけど、一気に落としてみたら意外と良かったのでこれでいこうと。

――この曲は、X JAPAN好きの杙凪さん作曲なだけあって、途中で「ROSE OF PAIN」にも使われているバッハの「フーガ ト短調 BWV 578」が入っていますね。

杙凪:これは入れるしかないなと(笑)。この曲は、今までのRoyzにないドロップチューニングや、現代の子たちが好きそうな音楽をあえてやって、そこにそれを批判するような歌詞を当ててもらったらカッコいいなと思って。曲調的にもすごく自分の好きなジャンルではあるので、それをあえてRoyzでやったら面白いなと。

――ヘヴィですがとてもキャッチーです。

杙凪:そうですね。曲を作るときの考え方が変わったんだと思います。単に自分の世界観を出すだけではダメだなと。どうしても伝えたいことを入れつつ、曲に興味を持ってもらえて、覚えやすいということに重点を置くようになりました。

公大:僕はユニゾンが好きじゃない…というか、むしろものすごく苦手なんです。デモを聴くときに、ユニゾンが何カ所出てくるか意識しちゃうくらい(笑)。あと、この曲は一番低い弦しか使っていないので、ずっとヘヴィで辛かったです(笑)。

――5弦の最も低い弦だけというのはなかなか…(笑)。

昴:僕も個人的にはこういう曲は好きなんですけど、今のシーンの流行りで、みんなすぐにチューニングを下げるじゃないですか。だからRoyzはそれをあえて避けてきたんです。聴こえはすごく良くなるけど、できることはまだ他にもあるんじゃないかと思って。今回あえてやってみたんですけど、この曲を聴くと、すごくテンションが上がるんですよね。歌詞も上手くはまったし、これからキラーチューンになってほしいと思う曲です。

――ヘヴィなのにアガる曲というのは珍しいですね。

昴:そうなんですよね。Royzは夜空を見上げて寒いところで缶コーヒーを飲みながら聴きたいような、泣きたいときに聴く曲が多いんです。この曲は仕事で「くそ! またあいつに会うのか!」という時に聴いてください(笑)。あとこの曲はタイトルを漢字二文字にしたいなと思っていたんです。杙凪に意見を聞いたら、その案も漢字二文字で、しかも濁点入りで(笑)。他にも漢字のタイトルにしたい曲はあったんですけど、あえて目立たせるためにこの曲だけを漢字にしました。パッと見て「『開眼』って何!?」と思うように。

03.メイズギア(作詞:昴/作曲:公大)

――レコーディングギリギリにあがってきた曲ですね。

智也:この曲は聴いた瞬間に今までにない感じだなと思いました。「Prominence」(2011年リリース)の進化形っぽいなと。そして、この曲のレコーディングは、サビ以外はいつも通り今までの僕で録ったんです。気持ち的にという意味で。でも、サビはいつものガツガツいく感じが合わなくて。そこで、以前僕が通っていたドラムの「村石道場」の村石雅行先生を降臨させようと思ったんです。

昴:いいね!

智也:あの先生だったら、ここはメロディを歌うようなドラムを叩くだろうと思ったので、そこを意識しました。先生に生霊を飛ばしてもらった感じかな(笑)。

公大:この曲もベースはシンプルです。自分の作った曲なんですけど、ギターのフレーズ頼りのところがあったので杙凪にお任せして。

杙凪:とりあえずデモで弾いてくれたデータをもらってLRをちゃんと聴いてみたんです。でも、単品で聴くと「何じゃこれは!?」ってなるんですよ(笑)。その中で、ここはこう表現したいんだろうな、というところを清書しつつ、自分が絶対にこうしたほうがいいなという部分を足していきました。レコーディングはイントロが大変でしたね。ベースと片方のギターはユニゾンをやっているんですけど、それだけでは面白くないと思って。でもバンドサウンド以外の同期に頼り過ぎるというのも違う気がしたので、表現したいフレーズと、そのユニゾンしているものを合体させているんです。そうすると手がすごい動きになっちゃって…(笑)。

――これはライブが楽しみですね。

杙凪:きっとミスります(笑)。あとは雰囲気をもっともっと出したかったのでテンションの音を、セブンス、ナインスをぶつけました。

――この曲はサビの歌メロがとても綺麗ですね。

昴:そうですね。でも、この曲はあえて変な歌い方で歌っているんです。僕は声フェチなので、人の音源を聴くと大体どの位置に舌があって、どれぐらい口を開けて、喉を開けているかがわかるんです。鼻にかけた感じとか、どんな体勢で歌っているかも大体見えてくるんですよ。僕からすると、サビはその中での下手な歌い方なんです。でもこの寂しさのニュアンスとか、この中で〈何を掴むだろう〉というニュアンスは綺麗に歌っているだけでは出ないので、あえて昔の自分の歌い方にしたんです。昔は口先だけで歌っているような、消えそうなか細い感じで歌っていたので、そのニュアンスを出したいなと思って。

智也:確かにサビだけ急に昔だよね。

昴:智也の話ではないですけど、昔の自分を降臨させました(笑)。

――今回いろいろ降臨していますね(笑)。この曲には、「ANTITHESIS」の歌詞にも登場する〈手〉というワードが出てきますが、そこは意図的にリンクさせたんでしょうか。

昴:今回僕が書いた歌詞は、全部「ANTITHESIS」から派生しているんです。今までは曲ごとにバラバラのテーマで書くこともあったんですけど、今回は一つの大きな「ANTITHESIS」というテーマがあった上で書いたので軸は全部同じです。

◆自分が憧れていたバンドさんと同じステージにいて、全員が少年に戻った感じ(公大)

04.Honey Trap(作詞・作曲:公大)

――この曲は微妙な女心を見事に描写していますね。

公大:そうですね。でも「Honey Trap」と言っているくせに、始めのほうでこの女の人は結構本気で恋しちゃっているんですよね。…女の人は恐いです(笑)。

――ちなみに四人の中でHoney Trapに引っ掛かりそうなのは誰ですか?

杙凪・公大・智也:…(無言で昴を指さす)

昴:いや、騙されないですよ! もう大人だし!

公大:本当に女子は恐いよね(笑)。

――この曲のレコーディングで怖い目には遭いませんでしたか?

智也:僕は今まで三連符系をあまりやってこなかったんです。自分はシャッフルが得意だと思っていたんですけど、この曲は全然決まらなくて。自分のレベルアップに繋がったなと思います。

杙凪:この曲はそこまで苦労はしませんでした。逆に変な小細工を仕掛けたら曲の良さを殺すと思ったのでデモを軸にしたんです。ただ、自分で曲を作っているときは複雑なコードが出てきても自分で理解して組み立てるんですけど、ベースのMIDIを見ると、まずスケールから外れているんですよ(笑)。一応ギターは和音楽器なので、「これはどのコードを当てたらいいんだ?」と。

公大:外れているね、この曲は。

杙凪:そこを上手いこと、一番求めているであろう響きを探しました。

公大:大丈夫。不協和音好きだから(笑)。

杙凪:大丈夫。サイドギターは不協和音になっていないから(笑)。

公大:ちなみに僕はデモのときはベースを弾かずに打ち込むんですけど、イエーイと調子に乗っていたら、弾けなくて大変でした。

――イエーイ感が感じられるイントロのベースがとても耳に残ります。

公大:ありがとうございます。何とか頑張りました!

昴:僕は最近こういう曲がすごく好きなんです。この曲に関してはライブも見えていたし、歌詞も上手いこと曲にはまっているし。

――昴さんがこういう曲を歌うと、すごくエモいですよね。

智也:俺、最初の〈さぁ〉の部分を聴いて「おおっ!」ってなったもん。

昴:この曲を録るときは、レコーディングブースの電気を暗くして、腰も気持ちくねらせるぐらいのニュアンスで歌いました。こういう曲は女の子が好きなんじゃないかな。

公大:俺は、この曲の人気が出なかったらショックだ。

昴:ショックって(笑)。ちょっと落ち込む程度なの(笑)?

――個性派揃いの4曲を掲げてのツアー「HELLO,ANTITHESIS」も始まりましたね。大阪公演ではライブ300回記念を迎えるということで。

昴:その日はクリスマスイブでアコースティックをやるので楽しみなんです。アコースティックってバンドの真価が問われるじゃないですか。

智也:ごまかしが利かないもんね。

昴:そう。今の自分たちならちゃんとアコースティックができると思うし、こういうバンドだからこそ逆に映えるものだと思うし。頑張ります。

――さらに来年2月14日には赤坂BLITZで「昴生誕祭~スバフェス2017 ~神の仰せのままに~」もあります。

昴:これはしっかりやりますよ。普通に考えたら、自分の誕生日に先輩バンドや後輩バンドを集めたイベントをやるってヤバいですよね(笑)。オーガナイザーなので自分で全部連絡したりして大変ですけど、この日は僕の叶えたいことをやれたらいいなと思っています。

――では、ライブも楽しみにしつつ、最後にメッセージをいただきたいのですが…

公大:じゃあ、最近あった嬉しかったことを話そう! 僕は「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」に出られたことですね。自分が憧れていたバンドさんと同じステージにいて、全員が少年に戻った感じで、すごく嬉しかったです。

昴:僕は来年姉が結婚するんですけど、結婚式で歌ってほしいと頼まれたんです。最初は断ろうと思ったんですけど、断ると絶対に後悔するなと思ったので引き受けました。一生に一度であろうことで、自分に声を掛けてもらったのがすごく嬉しかったですね。

――何を歌うんですか?

昴:旦那さんと一緒にRoyzのライブに来たときに、二人とも「ACROSS WORLD」が気に入ってくれて、歌ってほしいと言われました。あとは結婚式でよくやるような曲です。プレッシャーはあるんですけど、これをしっかりやれたら自分にもバンドにも良い方向に動くと思ったので頑張ってきます。

杙凪:僕はこれから嬉しくなることとして、部屋の模様替えをしようと思っているんです。今、寝室と作業スペースが一つの部屋なんですけど、どうにか隔離する方法をやっと見付けたので、頑張ります。もう頭の中では完成しているので絶対にできるはず!

智也:俺は最近ロードバイクを自分でメンテナンスしていて、すごく軽くなってスピードが出るようになったのが嬉しいです。あと、ふかふかのシーツを買いました! これでもう冬は恐くないというぐらい、すごく暖かくて幸せだぞ、ということで締めさせていただきます(笑)。

(文・後藤るつ子)

ARTIST PROFILE

Royz

<プロフィール>

昴(Vo)、杙凪(G)、公大(B)、智也(Dr)からなるロックバンド。2009年9月より活動を開始し、2010年1月にライブ会場限定シングル『星に願いを』を発表。2014年6月の赤坂BLITZ公演をもってオリジナルメンバーの和稀(G)が脱退したが、7月からアジア公演を含むツアーを敢行。2015年5月シングル『THE BEGINNING』をリリースし、初の47都道府県 ONEMAN TOUR「The 47th Beginners」を開催。2016年4月に2度目の47都道府県 ONEMAN TOUR「S.I.V.A」を実施。11月19日からRoyz WINTER ONEMAN TOUR「HELLO,ANTITHESIS」をスタートさせ、ツアーファイナルを2017年1月7日にZepp DiverCityで行うことが決定している。

■オフィシャルサイト
http://royz-web.net/

【リリース情報】

ANTITHESIS
2016年11月16日発売
(B.P.RECORDS)

デも/demo
Atype【初回限定盤】
(CD+DVD)
BPRVD-225
¥1,800+税
amazon.co.jpで買う
デも/demo
Btype【初回限定盤】
(CD+DVD)
BPRVD-226
¥1,800+税
amazon.co.jpで買う
デも/demo
Ctype【通常盤】
(CD)
BPRVD-227
¥1,500+税
amazon.co.jpで買う
デも/demo
Dtype【通常盤】
(CD)
BPRVD-228
¥1,500+税
amazon.co.jpで買う

【収録曲】

■Atype【初回限定盤】
[CD]
01.ANTITHESIS
02.開眼

[DVD]
「ANTITHESIS」PV・メイキング

[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ

■Btype【初回限定盤】
[CD]
01.ANTITHESIS
02.開眼

[DVD]
「ANTITHESIS」マルチアングルPV

[封入]全タイプ購入特典応募券「B」

■Ctype【通常盤】
[CD]
01.ANTITHESIS
02.開眼
03.メイズギア
04.ANTITHESIS(inst)
05.開眼(inst)
06.メイズギア(inst)

[封入]全タイプ購入特典応募券「C」

■Dtype【通常盤】
01.ANTITHESIS
02.開眼
03.Honey Trap
04.ANTITHESIS(inst)
05.開眼(inst)
06.Honey Trap(inst)

[封入]全タイプ購入特典応募券「D」

★全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全8種)
★全タイプ購入応募特典:応募者全員に「HELLO,ANTITHESIS」ツアーパンフレットプレゼント!

【ライブ情報】

●Royz WINTER ONEMAN TOUR「HELLO,ANTITHESIS」
11月19日(土)神奈川・F.A.D YOKOHAMA
11月20日(日)千葉・柏PALOOZA
11月23日(祝・水)東京・新宿BLAZE
11月25日(金)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
11月26日(土)群馬・高崎Club FLEEZ
11月29日(火)福島・郡山CLUB#9
12月02日(金)北海道・函館 CLUB Cocoa
12月4日(日)北海道・札幌KRAPS HALL
12月7日(水)新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE
12月11日(日)宮城・Sendai CLUB JUNK BOX
12月14日(水)静岡・浜松窓枠
12月18日(日)福岡・DRUM Be-1
12月20日(火)香川・高松DIME
12月22日(木)広島・SECOND CRUTCH
12月24日(土)大阪・umeda AKASO~ONEMAN LIVE300回記念~
12月26日(月)愛知・名古屋E.L.L.

~TOUR FINAL~
2017年1月7日(土)東京・Zepp DiverCity

●昴生誕祭~スバフェス2017 ~神の仰せのままに~
2017年2月14日(火)東京・赤坂BLITZ