ヤマハ株式会社は、弦楽器の新製品として、『SLB300』を2020年1月24日(金)に発売する。

ヤマハ株式会社が開発した「サイレントベース」は、2000年の発売以来、演奏性、可搬性やステージでの使い勝手の良さが評価され、ハイエンドアマチュア、プロの演奏者のステージ演奏、レコーディングなどに幅広く使用されている。

このたび発売する『SLB300』は、世界のトップジャズプレーヤーからの意見や要求を随所に反映し、楽器としての響きと演奏性を磨き上げ、ライブステージに最適な機能、演奏感を追求し開発されたハイエンドモデル。ジャズクラブでドラム、ピアノ、管楽器などの生音と合わせたり、PAを通して演奏したり、自宅でのレコーディングを含めた音楽制作で使うなど、様々な場面でこの新世代サイレントベースがベーシストの活躍を強力にサポートする。


【概要】
ヤマハ サイレントベース/SLB300
2020年1月24日(金)発売
¥341,000

<主な特長>
1.アコースティックベースに限りなく近づいた音質・演奏感
ボディの共鳴をリアルタイムで再現するSRT(Studio Response Technology)パワードシステムを搭載し、アコースティック楽器と錯覚するような高品質なサウンドを実現しました。胴体を持たない楽器では拾えない低音部の共鳴音をしっかりと捉え、高品位なマイクでスタジオ録音したかのような音を奏でることができます。

2.理想の演奏を叶える3つのマイクタイプと音質コントロール
ボティの共鳴音をシミュレートした3つのマイクタイプ「Rich(リッチ)」「Simple(シンプル)」「Warm(ウォーム)」を切り替えたり、バス、トレブルのEQ、ピックアップからの直接の信号とシミュレートしたマイク信号のミックス量を調整したりすることで、曲のジャンルや楽器の編成に合わせたお好みの音を生み出すことができます。

3.アコースティックベースと同じ感覚で演奏できる外観構造
コンパクトでシンプルな外観ながらも、アコースティックベースと同じ位置に配置した駒、指板、ネックなどのパーツや、その形状をかたどったフレーム、楽器が回転しない重心設定により、アコースティックベースと同じ感覚で演奏することができます。ネック背面は手に馴染むオイルフィニッシュを施しました。弦は通常のコントラバス弦を使用するため、お好みの弦に交換できます。またボディとフレームにはアンティーク風の木目塗装を施し、木が持つ1つ1つ異なる個性が楽器の個性を際立たせます。

4.サイレントベースならではの機能性
ボディに木材を使用しながらも本体の重さは約7.2kgで、付属のケースに収納すると容積比はアコースティックベースの4分の1ほどになり、ライブハウスやスタジオへも手軽に持ち運ぶことができます。また楽器の特性に最適なピックアップシステム・プリアンプを搭載しているため、面倒な調整が不要で色々な機材に接続可能です。高温多湿な場所や屋外でも安心して演奏できる仕様となっております。

製品仕様の詳細は、製品サイトをご参照ください。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/strings/silent_series/slb300_series/slb300/

ヤマハ オフィシャルサイト
https://jp.yamaha.com/