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関西地区最大の「ヴィジュアル系フェスティバル」として、2006年秋より服部緑地野外音楽堂を舞台にスタートした「Bands Shock REVOLUTION ~びじゅある祭~」。過去にも同フェスティバルには、ゴールデンボンバー、La’cryma Christi、Mix Speaker’s,Inc.、杉本善徳、DuelJewel、MERRY、HERO、Crack6(PENICILLIN千聖ソロプロジェクト)など錚々たる面々が登場。他にも、TRANSTIC NERVE、Phantasmagoria、ヴィドール、しゃるろっと等、その時代のヴィジュアルシーンを彩ってきたバンドたちが数多く登場してきた。今のヴィジュアル界を先頭に立って牽引しているバンドも、成長著しい時期からこのイベントへ登場。大きな躍進を描くチャンスの舞台に変えてきた。

 

同イベントも、今年で10回目を数える。年々規模も大きくなれば。今や、同シーンの”今と未来”の同行を予見していくうえで、このイベントに出演する(特に若手)バンドは注目しておくべきと、多くの人たちが全国各地から足を運ぶ巨大なV系フェスティバルへと発展。その内容に相応しく、”10th anniversary”を掲げた今年は、10月4日(日)に大阪は舞洲スポーツアイランド・太陽の広場特設ステージで開催することが決定した。

 

先に第1弾、第2弾と出演バンドの告知が成されたが、今回の第3弾を通し、出演全バンドが発表になった。今回登場するのは、R指定、アルルカン、vistlip、仮面女子、己龍、ギルド、コドモドラゴン、DaizyStripper、DIAURA、DOG inTheパラレルワールドオーケストラ、BugLug、HERO、FEST VAINQUEUR、MEJIBRAY、Royzという、今のV系シーンの中核を成す面々。さらに、ゲストでNIGHTMAREが。OAとしてLOG-ログの出演もアナウンスされた。

 

このメンツを例えるなら、ゲストのNIGHTMAREを表紙にした、ヴィジュアル系雑誌の増刷間違いなしの特大号を彩る人たち。今の、そしてこれからのヴィジュアルシーンの中核となるバンドばかりが登場する。まさに、「このフェスティバルを見れば、今のヴィジュアルシーンの動きが1日でわかる」メンツ。むしろ,この面々を見ずに、今のヴィジュアル系を語るなかれ…。

 

チケットは、7月5日(日)より12日(日)まで、オフィシャルサイトで先行予約をスタート。一般チケットの発売は8月8日(土)だが、先行販売でだいぶチケットが捌かれそうだけに、急いでチケットを手にすることをお勧めしたい。

 

(文・長澤智典)

 

オフィシャルサイト http://vmatsuri.banz.jp/