ライブレポート

2014.12.12

シアターブルック@恵比寿LIQUIDROOM

「WE AS ONE」

 

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2014年12月12日、久々にシアターブルックが恵比寿リキッドルームに戻ってきた。かつて様々な名演を繰り広げてきた「ホームグラウンド」とも言えるこの会場で、「WE AS ONE」と題されたワンマンライブを行った。また、この日は様々なゲスト(田中和将(GRAPEVINE)、Salyu、タブゾンビ&元晴(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、DJ吉沢dynamite.jp)を迎え、2部構成で行われるスペシャルライブでもあった。

 

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この日のライブも、佐藤タイジがオーガナイザーを務める「中津川 THE SOLAR BUDOKAN」と同じく、100%太陽光発電によって楽器電源は賄われていた。会場外にずらりと並べられた蓄電用のパネルの前で思わず記念写真を撮影するオーディエンスも数多く見られた事は興味深い事実であった。このように音楽を通じて、新しいエネルギーについて、オーディエンスに何かを考えさせることも、佐藤タイジのライフワークと言えることであろう。

 

開演時間を5分ほど過ぎたころ、Candle JUNEによってレイアウトされたキャンドルの幻想的な炎に導かれるようにメンバーが登場、大きな歓声の上がる中、彼らの代表曲「ありったけの愛」をいきなり叩きつけ、フロアの温度を一気に頂点まで持っていく。

 

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第一部はゲストが次々と登場。スパンコールのドレスを身をまとい、煌びやかなライティングと共にBlondieの大ヒットナンバー「Heart of Glass」を熱唱したSalyu、Neil Youngの「Hey Hey, My My」では佐藤タイジとのツインリード田中和将(GRAPEVINE)、Otis Reddingの「Hard To Hanlde」をダンサンブルに聞かせたタブゾンビ&元晴(SOIL&”PIMP”SESSIONS)が次々と登場。そしてかつてシアターブルックのメンバーでもあり、現在も深い交流のあるDJ吉沢dynamite.jpをフィーチャーした、シアターブルックの大名曲「Typhoon Shelter」が披露され、年末スペシャルに相応しい豪華な場面が数多く繰り広げられた第一部は終了した。

 

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そして第二部では日本屈指の演奏力を誇るシアターブルックの演奏が大爆発。「捨てちまえ」では中條卓と沼澤尚の鉄壁のリズム隊がスピード感あふれるビートを弾き出しオーディエンスを激しく揺らし、そこに絡みつくようなエマーソン北村のオルガンプレイには大きな歓声も湧き上がった。

 

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第二部でもゲストミュージシャンは大活躍。DJ吉沢dynamite.jpの激しいDJプレイがバンドに大きな化学反応を与えた「悲しみは河の中に」や、そしてタブゾンビ&元晴のホーンセクションがバンドの演奏をさらに激しいものにと変化させた「One Fine Morning」でのグル―ヴィな演奏に、オーディエンスの熱気は高まるばかりであった。そして本編ラスト、「まばたき」のエンディングでは佐藤タイジの超テクニカルなギターソロも炸裂し、オーディエンスの大歓声と共に彼らはステージを降りた。

 

アンコールでは、この日出演したすべてのミュージシャンが登場。昨今のシアターブルックを代表する1曲である「もう一度世界を変えるのさ」を共に熱演。「THE SOLAR BUDOKAN」シリーズを経て、さらに大きく成長したシアターブルックを見せつけ、この日の幕は閉じた。

 

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(写真・岡村直昭、平野大輔)