ライブレポート

2010.12.25

ナイトメア@幕張メッセ

NIGHTMARE 10th ANNIVERSARY SPECIAL ACT FINAL Historical~The highest NIGHTMARE~in Makuhari Messe

 

 

 バンド結成10周年という大きな節目の年を締めくくる今ツアー。彼らが全力で挑んできた全国21箇所に渡るツアーのファイナルは、初の幕張メッセ、しかもオールスタンディング!
広い会場内には五つのブロック、その間を縫うように花道が配され、普段はホールでのライヴが多いナイトメアだけに、ここで彼らがどんなライヴを展開するのか、会場を埋め尽くすオーディエンスは高まる期待と共に開演を待ち構えていた。

 

午後5時。SEが鳴り響き、ステージ前を覆うスクリーンに次々とメンバーの写真が映し出されると、満場の客席から大きなメンバーコールが湧き上がった。
会場のボルテージが最高潮になった瞬間、響き渡る「ジャイアニズム天」。直後、各ブロック前方にファンが押し寄せ、まるでライヴハウスのような興奮と熱気が辺りを包み込む。

 

今ツアーならではの「蛹」~「Varuna」に酔いしれ、続く「HATE」「MASQUERADE」「the LAST SHOW」で会場内は狂乱の渦に! いつも以上にオーディエンスが自由にそして心からライヴを楽しむ姿に、花道を闊歩するメンバーも満足げな笑みを向ける。

 

もちろん“動”だけが彼らの魅力ではない。「アルミナ」「Mind Ocean~喪失は雪と共に~」「Lost in Blue」…イントロが奏でられると、会場はいとも滑らかに“静”の世界へと染め上げられた。そして再び鮮やかに表情を変え、激しい“動”へと移り変わっていく。静と動、二つの表情を巧みに交錯させながら展開する彼らのライヴに、いつも容易く目を奪われてしまうのだ。

 

新旧の名曲をずらりと取り揃えた本編全23曲が終わり、メンバーがステージから見えなくなった途端、叫ばれるアンコール。
登場したYOMIが一人ずつメンバーを呼び込むと、咲人は「やりたいことがある!」と宣言しモンスターハンターの「上手に焼けました!」を会場にいる全員でコール! また、いつも以上に寡黙ではあったものの、この日のために髪をばっさりと切ったRUKAの姿が印象的だった。
そんな穏やかな空気の中、柩が口にした「すげーありがとう」。この言葉にこの日の彼らの気持ちが詰め込まれていたように思う。

 

「わすれな草」でしっとりと幕を開けたアンコール。しかし、その後はライヴの定番「バックストリートチルドレン」「惰性ブギ―」「極東乱心天国」「自傷(少年テロリスト)「~the FOOL」と一切手を緩めない攻めの連続で怒涛のアンコールを終えた。

 

鳴りやまないアンコールに応え、再びステージに現れた彼らが聴かせてくれたのは、「Star[K]night」。
金色のテープが降り注ぐ中で奏でられた普遍的名曲と、響き渡るオーディエンスの合唱、そしてその声に常よりも長い時間耳を傾けるメンバーの表情…この日の光景は、10年という長きに渡るバンド活動の中でも特筆すべきものだったに違いない。

 

だが、彼らの10周年という年は終着点ではなく、次なる年への通過地点に過ぎない。次なる飛躍を確信させる力がこの日のステージには詰まっていた。

 

◆SET LIST◆

01.ジャイアニズム天
02.東京傷年
03.蛹
04.Varuna
05.dogma
06.D線上のトラジェディ
07.Believe
08.HATE
09.MASQUERADE
10.the LAST SHOW
11.アルミナ
12.Mind Ocean~喪失は雪と共に~
13.Lost in Blue
14.茜
15.Яaven Loud Speeeker
16.DIRTY
17.Cynical Re:acter
18.livEVIL
19.the WORLD
20.レゾンデートル
21.Can you do it?
22.a:FANTASIA
23.時分ノ花

 

ENCOREⅠ
EN1.わすれな草
EN2.バックストリートチルドレン
EN3.惰性ブギ―
EN4.極東乱心天国
EN5.自傷(少年テロリスト)
EN6.the FOOL

ENCOREⅡ
EN7.Star[K]night

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