ライブレポート

2010.12.23
LUNA SEA@東京ドーム
20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon-

 

 

“REBOOT”(再起動)を宣言したLUNA SEAの東京ドームの初日公演。伝説のバンドが復活する瞬間を目に焼き付けようと、5万人ものSLAVEが聖地へ集結した。

 

日食のダイアモンドリングがステージに映し出され、メンバーのシルエットが浮かび上がると、客席からは待ってましたと言わんばかりに地鳴りのような歓声が。それに応えるかのように15年前の初の東京ドーム公演の時と同じ「LOVELESS」でステージは開幕。絶叫にも似た歓声が鳴り響く中、「PRECIOUS」で畳みかけ、あっという間に会場をLUNA SEA色に染めていく。まるで15年前にタイムスリップしたようだ。

 

RYUICHIは「この会場に集まったすべてのSLAVEたちに、1曲1曲を通してワールドツアーで起こった出来事を伝えたいと思います」と前を見据えて語ると、「G.」「SLAVE」と激しいナンバーを披露、長い空白の期間を埋めるかのように濃密なステージを展開していった。

 

「10年間本当にあっという間で、ちょっと長くオフを楽しんでいたような感じでした。そしてこの期間、たくさんの新たな仲間が増えたことを心から嬉しく思います。それは、俺らがすごいんじゃなくて、みんながLUNA SEAを信じてくれていたから…。本当にありがとう」と観客との絆を噛み締めるRYUICHI。10年を経て、双方の絆は変わらないどころかより強固になっているのでないかと胸を熱くさせられる。

 

バラードやリズム隊のソロを経て、いよいよステージは後半戦へ。5人は花道を通り抜け、よりファンに近いアリーナ中央のステージまで移動。RYUICHIは「みんなのど真ん中に来たよ。心を込めて歌います」と観客1人1人に伝わるように語りかけ、アコースティックギターが印象的なバラード「BREATHE」を丁寧に歌い上げた。

 

終盤になると、ここからが本番と言わんばかりに「STORM」「TONIGHT」「ROSIER」と新旧の歴代ヒットナンバーで攻め上げ、会場の一体感をぐっと強くしていく。久しぶりのライヴにも関わらず一瞬で作ることができた5人+5万人の一体感。LUNA SEA、そしてSLAVEは不滅だということを再認識させられた。

 

本編終了後は、観客全員で「きよしこの夜」の合唱。サプライズプレゼントに導かれて登場したRYUICHIは、「俺たちは5人でグルーヴしてるけど、みんなは5万人でグルーヴしてるんだね」と客席に向かってほほえみ、「待っててくれてありがとう。1曲1曲に心を込めて歌いたいと思います」という感謝の言葉とともに、「I for You」を歌い上げた。

 

ダブルアンコールに応えまたもや登場した彼らが「WISH」を熱演すると、やはり会場全員で大合唱し大盛り上がり。1つになったあとは、10分にも及ぶ壮大なナンバー「FOREVER&EVER」を観客1人1人に届けるかのように歌い上げ、3時間にも及ぶライヴは幕を閉じた。

 

この日が新しい伝説への第1歩。RYUICHIはこれからのことを「まだどうなってしまうかわからない」と語っていたが、歴史を塗り替える伝説が起こることは間違いなさそうだ。

 

【SET LIST】
1.LOVELESS
2.PRECIOUS…
3.G.
4.SLAVE
5.TRUE BLUE
6.Sweetest Coma Again
7.LUV U
8.gravity
9.UNTIL THE DAY I DIE
10.VIRGIN MARY
11.Dr Solo & Bass Solo
12.Be Awake
13.BREATHE
14.STORM
15.DESIRE
16.TIME IS DEAD
17.ROSIER
18.TONIGHT

 

EN-1
19.I for You
20.Days of Repetition
21.Dejavu

 

EN-2
22.IN MY DREAM(WITH SHIVER)
23.WISH
24.FOREVER AND EVER

 

(文:竹村ちよこ)